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スカルプコラム

ミネラル(亜鉛/鉄)は育毛に効果的?おすすめの食べ物3選を紹介!

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ミネラル(亜鉛/鉄)は育毛に効果的?おすすめの食べ物3選を紹介!

昨今、ミネラルウォーターなど、「ミネラル」という言葉をよく耳にしますね。

 

「何となく、身体によさそう」

 

このように、漠然と考えていませんか?

 

実はこのミネラル、人間が育毛するうえで重要な成分です。

 

この記事では、ミネラルとは何か?また、育毛への影響について解説します。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

 

ミネラルとは?育毛に効果的な成分について解説!

 

人間の身体において、ミネラルがどのような働きをしているか気になりませんか?

 

ここでは、育毛に効果的といわれているミネラルについて紹介します。

 

 

 

ミネラルとは?

ミネラルは、人間の身体に必要な栄養素の1つ。「炭水化物」「脂質」「たんぱく質」「ビタミン」とあわせて、5大栄養素と呼ばれています。

 

人間の身体の実に95%以上を「酸素」「炭素」「水素」「窒素」の4つの元素で構成されていることはご存じですか?

 

そして、残りの数%を構成している成分こそが、このミネラルです。

 

育毛だけでなく、身体のさまざまな機能の働きを助けることが、ミネラルの役割です。

 

さらに、ミネラルのなかでも、特に人間の身体に必要だと判明している16種を「必須ミネラル」と呼んでいます。

 

人間はこれらのミネラルを、身体のなかで生成することができません。

 

そのため、食事などで摂取する必要があります。

 

 

 

育毛に特に効果的な成分とは?

必須ミネラル16種のなかで育毛において特に効果的なミネラルは、亜鉛と鉄分です。

 

どちらも有名なミネラルであり、聞いたことがある人は多いでしょう。

 

ここでは、亜鉛と鉄分の効果について解説します。

 

 

 

亜鉛

亜鉛には2つの役割があります。

 

それは、ケラチンの合成と5αリダクターゼの抑制。髪の毛は、ケラチンと呼ばれるたんぱく質で構成されており、ケラチンが生成されることで、髪の毛が出来ます。

 

そして、亜鉛は、このケラチンを作る役割があります。

 

また、AGA(男性型脱毛症)の原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)。このDHTは、5αリダクターゼという酵素と、男性ホルモンの1種である「テストステロン」が結びつくことで生成されます。

 

さらに、亜鉛には、このDHTの発生原因である5αリダクターゼの働きを抑制する効果があります。

 

5αリダクターゼの働きを抑制することで、DHTの生成を防ぎ、AGAの進行を抑えることができるでしょう。

 

 

 

鉄分

鉄分には、血液のなかに存在する「ヘモグロビン」を生成する役割があります。

 

ヘモグロビンの役割は、血液を通して身体中に酸素を届けること。よく、「鉄分が不足すると貧血になる」と言われますよね。

 

貧血は、鉄分がすくないためヘモグロビンが生成されず、酸素の供給が減少したために身体が酸素不足になって起こります。

 

また、人間の細胞が成長するためには、栄養素と酸素が必要。それは、髪の毛を作り出す細胞「毛母細胞」も同じです。

 

鉄分を摂取することで、ヘモグロビンの量を増やして体内の酸素不足を改善することができます。

 

毛母細胞にも酸素が行き渡り、育毛を促すことができるでしょう。

 

育毛のために積極的に補給しておきたい鉄分は、髪と頭皮にアプローチする効果が異なる、ヘム鉄と非ヘム鉄のふたつの種類が展開されています。

 

鉄分のヘム鉄・非ヘム鉄は、

 

ヘム鉄と育毛の関係性
  • 肉類、魚類、魚介類、タマゴなど動物性の食品に多く含まれている
  • 体内への吸収力、保持力に優れているため髪と頭皮に栄養が届きやすい
  • 抜け毛や薄毛予防の根本となる、酸素や栄養を送り届ける働きを持つ
非ヘム鉄と育毛の関係性
  • 大豆製品、葉もの野菜に含有が多い
  • ヘム鉄に比べると体内への吸収力、保持力がゆるやか
  • ビタミンC、タンパク質と一緒に補うことで体内への吸収力、維持力が高まる

 

というそれぞれに育毛との関係性があり、両方をバランスよく補うことで鉄分が持つ酸素や栄養を頭皮・髪に行き届ける働きが活性化するようになります。

 

 

ミネラルが不足するとどうなる…?髪と頭皮への悪影響を解説!

 

亜鉛や鉄、カリウムやカルシウムなどのミネラルが不足すると、髪と頭皮に心配な悪影響が出て薄毛・抜け毛以外のダメージの原因になることがあります。

 

ここではミネラルをしっかり補い健康的な育毛にアプローチするためにも知っておきたい、ミネラル不足による髪と頭皮への悪影響を詳しくお話してみたいと思います。

 

 

 

亜鉛が不足すると…!?髪と頭皮への悪影響

育毛に効果的な代表的ミネラルの亜鉛が不足すると、髪と頭皮に以下のような悪影響が出やすくなります。

 

 

 

毛母細胞、毛根が栄養不足になる

亜鉛は、

 

  • 髪の毛を太くしなやかに成長させる組織の毛母細胞
  • 育毛を促進する因子と呼ばれる、FGF-7を作り出す役割を持つ毛根

 

という組織の働きを活性します。

 

そのため亜鉛のミネラル摂取が不足すると、毛母細胞・毛根ともに栄養不足状態となり、それぞれの組織の働きが弱くなってしまい薄毛や抜け毛、頭皮の炎症などにつながってしまうのです。

 

 

 

タンパク質が合成されにくくなる

亜鉛には髪と頭皮を80%も構成する原料となる、タンパク質の合成を助けて分解を阻止する役割があります。

 

タンパク質は運動や日常生活の活動、睡眠などによって体内からどんどん不足する性質を持ちます。

 

そこに亜鉛も同時に摂取が不足すると、タンパク質を合成し分解を阻止することができなくなるため、髪と頭皮環境が弱くもろくなり、さまざまなダメージが出やすい環境に変わる心配があるのです。

 

 

 

鉄分が不足すると…!?髪と頭皮への悪影響

育毛に欠かせないミネラル成分・鉄分は、不足すると薄毛や抜け毛ばかりではなく髪と頭皮のあらゆるトラブルにつながる心配が…。

 

鉄分不足の髪と頭皮への悪影響をさっそく見ていきましょう。

 

 

 

頭皮の血行不良が起こる

髪と頭皮の健康に欠かせないミネラル・鉄分は、

 

  • 上質な血液を産生する
  • 血行を促して髪と頭皮に酸素や栄養を送り届ける
  • 自律神経などの神経伝達物質の働きをサポートする

 

という働きを持ちます。

 

そのため鉄分が不足してしまうと頭皮と髪に栄養を送り届けるための質の良い血液が産生されなくなり、頭皮の血行も不良になります。

 

頭皮の血行はそもそも、栄養や酸素を送り届けたり、ターンオーバーや新陳代謝を助ける働きがあるため、鉄分不足は頭皮のめぐりを安定・正常化するためにも注意しておきたい悪影響が出てくるのです。

 

 

 

ストレスに弱くなる

不安感やイライラなどのココロの不調は、鉄分不足が原因のひとつと考えられています。

 

ストレスでもっともダイレクトな影響を受けてしまうのが自律神経・ホルモンバランスで、ストレスがあると、

 

  • 頭皮の筋肉を緊張させて血液循環が阻害される
  • 髪を潤すエストロゲン、成長期の髪を保持するプロゲステロンのバランスが崩れ、髪と頭皮のうるおいが不足、抜けやすい髪質に

 

というリスクが著しくなってしまいます。

 

鉄分は自律神経やホルモンバランスなど、神経伝達物質の働きを助けて正常化する働きがあるため、鉄分が不足すると神経伝達物質の働きが弱まり、ストレスを感じやすいデリケートなメンタルに変わるリスクがあります。

 

 

ミネラルを多く含むおすすめの食材を3つ紹介!

 

亜鉛と鉄分、この2つのミネラルを摂取することで、育毛を促すことができます。

 

しかし、亜鉛と鉄分は、不足しがちなミネラルとも言われています。

 

下表は、成人男性の1日の亜鉛と鉄分の摂取量目安です。

 

亜鉛 目安10mg   /  上限40mg
鉄分 目安7.5mg    /  上限50mg

 

そこで、効率的に摂取するために、亜鉛や鉄分を多く含んだ食材を3つ紹介します。

 

なお、本内容は「厚生労働省(日本人の食事摂取基準2020年度版)」を参考にしています。

 

 

 

牡蠣

牡蠣は「海のミルク」と呼ばれるほど、栄養が豊富な食材です。

 

そのため、育毛にも期待できます。

 

そして、1日分の亜鉛を、牡蠣100gで摂取することが可能。下表に、牡蠣100g(5粒程度)に含まれるミネラル含有量をまとめました。

 

 亜鉛 14.5mg
鉄分 1.9mg

 

 

 

ナッツ類

ナッツ類は、おやつ感覚で食べることができるので、おすすめの食材です。

 

また、亜鉛と鉄分の両方をバランスよく摂取することができるため、育毛にも効果的。ナッツ類100gに含まれるミネラル含有量を下表にまとめました。

 

かぼちゃの種 亜鉛:7.7mg / 鉄分:6.5mg
カシューナッツ 亜鉛:5.4mg / 鉄分:4.8mg
アーモンド 亜鉛:4.4mg / 鉄分:4.8mg

 

 

 

レバー

レバーは、育毛に効果的な鉄分が多く踏まれていることで有名な食材。特に豚レバーからは、多くの鉄分を摂取することができますね。

 

レバー100gに含まれるミネラル含有量を下表にまとめました。

 

牛レバー 亜鉛:6.7mg / 鉄分:4.0mg
豚レバー 亜鉛:6.9mg / 鉄分:13.0mg
鶏レバー 亜鉛:3.3mg / 鉄分:9.0mg

 

 

育毛に効果的なミネラルを効率よく補うポイント!

 

魚介類やナッツなど、上記でミネラルを豊富に含む食べ物をご紹介しましたが、毎日食事に摂り入れるのは難しいと感じることもあるのではないでしょうか?

 

ここでは育毛に効果的なミネラルを食べ物やサプリメントで効率よく補うポイントや、ミネラルの吸収を悪くしてしまう要注意の栄養成分について詳しくお伝えしてみたいと思います。

 

 

 

ビタミンCやタンパク質と一緒に補うこと

亜鉛や鉄分をはじめとするミネラルは、ビタミンCやタンパク質と一緒に補うことで体内への吸収や保持力が高まると言われています。

 

管理栄養士も推奨している、ビタミンCやタンパク質とミネラル成分を一緒に補うことは、

 

ビタミンCの育毛アプローチ
  • 紫外線やストレスなどで多量に発生する活性酸素のダメージから髪と頭皮を守る
  • コシやハリ、つややかさの源となるコラーゲンを作って健康的な頭皮と毛髪に働きかける
タンパク質の育毛アプローチ
  • 毛髪、頭皮を構築する成分の80%を占めている
  • 髪と頭皮の成長を促す、さまざまなホルモン分泌活性の材料となる

 

というミネラルとビタミン、タンパク質が持つそれぞれの育毛作用を引き出すことができ、食事の栄養バランスも整って成長しやすい髪を育てて保持するきっかけにもなるでしょう。

 

 

 

ミネラルの吸収を悪くする要注意の成分

亜鉛や鉄分を食べ物やサプリメント、飲み物からしっかりと補っていても、これらの吸収を妨げる食べ物・飲み物に気づけず補給が習慣になっている人も少なくはないよう。

 

亜鉛や鉄分の吸収を妨げてしまう要注意の栄養成分は、

 

カフェイン コーヒーやお茶類全般に含有が多い
タンニン お茶の渋み、苦みのもととなる成分でほぼすべてのお茶に含まれレイル
シュウ酸 ほうれん草や小松菜などの葉もの野菜、さつまいもやタケノコなどの根菜に含有が多い

 

の3つがあります。

 

鉄分や亜鉛、その他の育毛に効果的なミネラルを補う場合は、体内への吸収や保持力を高めるためにも上記3つの栄養成分と並行して摂取しないようにしましょう。

 

お茶やコーヒー、シュウ酸を含む食べ物を摂る場合は、鉄分・亜鉛を含む食べ物と一緒に摂らずに、時間をおいてから補うことがおすすめです。

 

またシュウ酸を含む葉ものの野菜、根菜は、調理の際にしっかりと煮詰める・蒸してアクを出し切ることでシュウ酸が分解され、鉄分や亜鉛などのミネラル成分の吸収に影響がなくなると言われていますよ。

 

 

 

マルチミネラルのサプリメントで効率よく補う

育毛のために積極的に補いたいミネラルは、亜鉛・鉄分であることを繰り返しお伝えしていますが、どんなミネラルの種類にも髪と頭皮の健康に役立つ要素があると言えます。

 

鉄分・亜鉛をはじめ、いろいろなミネラルを補って多方向から育毛にアプローチし、ミネラル成分の相乗効果を期待するためにも、マルチミネラルのサプリメントを積極的に活用しましょう。

 

マルチミネラルのサプリメントは、

 

  1. 亜鉛や鉄分をはじめ、育毛に良いミネラルの必要量をバランスよく補える
  2. 食生活の乱れでミネラル不足が気になる人に手軽で続けやすい
  3. 製品によっては吸収を助けるビタミン群やタンパク質が配合されたタイプがある
  4. 700~1,000円程度と、入手しやすい価格が相場となっている

 

などなど、効率的で続けやすい育毛のインナーケアに役立つメリットがたくさんあるため、ミネラル不足が原因の抜け毛・薄毛に悩む人は活用を検討してみてくださいね。

 

 

さいごに|育毛にミネラルは不可欠!おすすめ食材で上手に摂取!

 

今回は、ミネラルの育毛効果について解説してきました。

 

ミネラルは育毛にとって重要な成分であり、特に亜鉛と鉄分は不可欠な存在。

 

しかし過剰な摂取は、身体に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

また、ミネラルだけで育毛はできません。

 

さらに、さまざまな栄養素とミネラルが結びつくことで、効果を発揮します。

 

バランスの良い食事を心がけ、ミネラルを上手に摂取して育毛を促しましょう。

 

 

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