朝食は育毛にとって重要!体内時計のリズムは朝食から始まる!
いきなりですが、皆さんは毎日朝ごはんを食べていますか??この記事をご覧になっている方の中には「朝は食べない派」の方も居るかもしれません。
「朝ごはん食べるより寝ていたい」「朝ご飯を食べると調子が悪くなる」「忙しくて食べていられない」なんて方も居るかもしれません。
本記事では前半に『朝食の大切さ』、後半に『朝食と育毛の関わり』を書いております。
「育毛しているけど効果が出ない…」、「最近抜け毛、薄毛が気になる…」とお悩みの方の手助けになれれば嬉しいです。是非参考にして下さい!!
朝食は育毛に重要!体内時計は朝食から始まる
私たちの体には『体内時計』というものが備わっています。この体内時計は1日周期でリズムを刻んでおり、体内の時間軸を調整しています。
光と密接な関係があり「太陽が昇り明るいうちは活動しなさい。」「太陽が沈んだら体を休めなさい。」と体内時計が切り替わります。
1日の生活のリズムが刻めるのはこの体内時計のおかげなのです。もう一つこの体内時計に重要な役割を果たしているのが食事です。
近年の研究で脳ではなく臓器などの体内時計は光に関係なく朝食によって動き出すことがわかってきました。
つまり一日の始まりに体内時計をリセットさせる為には光と朝食が必要なのです。
朝食を抜いたり起床時間の遅れが原因で体内時計が狂うと“体内の時差ボケ”のような症状が起きます。
倦怠感や睡眠障害、うつ症状といった体と心に不調を及ぼします。
朝はなるべく同じ時間に起床し、朝食を食べる癖をつけて常に体内時計を合わせておくように心がけましょう。
朝食が体に与えるメリット
- 体内時計をリセット出来る
- ストレスを溜めにくくなる
- 体温が上がり、活動効率アップ
- 胃や腸を刺激し便秘解消
- 血糖値が安定しダイエット効果
- 睡眠の質が上がる
朝食を摂取するだけでこんなに体にいい事が出来ます。
1日のパフォーマンスを上げる為にも朝食は欠かせないのです。
朝食と育毛の関係性は?
育毛に朝食って関係あるの??皆さん疑問に思っているはずです。ここからはそもそも育毛とは?そして朝食で育毛出来るのか??について書いていきます。
育毛とは
育毛とは読んで字のごとく髪を育てる事を意味します。
今現在生えている毛に対して成長を助け、太く抜けにくい髪の毛にする為にケアをする事を指します。
ここだけ読むと店舗で売られている育毛剤の事を想像する方が多いと思いますが、スキンケアと同じで外からのケアだけではなく内側からの栄養摂取のWケアで育毛効果はより高まります。
朝ごはんで育毛できるの??
結論から言うと出来ます。
朝食を摂らなかったり、ダイエットでの食事制限も髪には毒。当たり前の話ですが、体同様髪も食べ物から作られます。
その栄養が不足すれば、薄毛になるのは当然です。しかも栄養は、生命活動に直接影響しない髪や爪は後回しとなります。
停止すれば即死となる心臓や脳にまずは栄養が行き渡り、髪や爪は最後のほうに栄養が届きます。
ですので、ダイエットでの食事制限や朝食を摂らない不規則な生活の影響を真っ先に受けるのは実は髪の毛なのです。
しかし、今まで朝食を摂っていなかったり意識していなかったのに急に「栄養バランスの良い規則正しい食事を・・・」なんて言われても難しいですよね?
初めのうちはヨーグルトやゼリー・野菜ジュースなど少量でも構いません。とにかく朝何かを口にする事から始めてみましょう。
そうすると段々と胃腸も慣れてきて生活リズムと体内リズムが合ってきます。
育毛効果絶大!朝ごはん
徐々に体が朝食を毎日摂る習慣に慣れてきたら、“摂取する栄養”について意識してみましょう。
〇ビタミン類・・・果物、野菜ジュース
ビタミンには毛髪環境を整える効果があります。
色んな食材にビタミン類は含まれている為あまりビタミン不足と感じる事は少ないと思いますが、育毛を意識するのであればビタミンC・ビタミンBを積極的に摂りましょう。
手軽にとれる為おすすめなのは野菜ジュースです。一度に沢山の野菜、果物の栄養がとれる為朝にぴったりです。
◯亜鉛・・・魚介類、大豆、穀類
亜鉛にはAGA(男性型脱毛症)発症の原因の一つ「5αリダクターゼ」を抑制する働きがあることがわかっています。
亜鉛を摂取すれば薄毛・抜け毛.白髪の予防になります。また亜鉛にはケラチンを生み出す力を助ける効果があり、髪の毛の生まれ変わるサイクルを正常に保つ効果があります。
しかし、亜鉛は体内では作られないミネラルなので積極的に食べ物で摂取しましょう。
朝食であれば納豆や白米にもに亜鉛が、豊富に含まれている為、納豆かけご飯は育毛メニューにぴったりです。また亜鉛を摂取する際に注意していただきたいのはコーヒーを一緒に飲む事です。
コーヒーに含まれるタンニンは亜鉛の吸収を妨げる作用があるので育毛をしていて亜鉛を積極的に摂っている方はコーヒーを飲む時間をずらすなど工夫が必要です。
〇タンパク質・・・卵(ゆで卵・目玉焼き)牛乳、大豆食品、肉、魚
髪の毛の主成分であるケラチンの元となる栄養素はタンパク質です。
前述したように髪の栄養は後回しになってしまう為タンパク質はしっかり朝から補給して髪に栄養を届けましょう
《 卵 》
髪が作られるために必要な栄養素がたくさん含まれています。中でも前述のとおり髪の材料となるタンパク質が豊富です。
また、卵黄には「ビオチン(ビタミンHとも言われる)」も多く含まれています。
「ビオチン」とは、髪の毛をつくるアミノ酸の代謝を促す働きがあり、育毛効果が高い成分と言われています。
したがって卵は、発毛・育毛効果がある食べ物と言えます。ですが、食べ方によってその効果も異なります。
例えば「卵かけご飯」は、生の状態で白身と黄身をしっかり混ぜて食べると、育毛効果は下がってしまいます。
その原因は白身にあります。白身には、「アビシン」というタンパク質が含まれており、これが黄身の中にあるビオチンと結合することで、ビオチンが体内に吸収されにくくなります。
つまり、卵をかき混ぜれば混ぜるほど、育毛効果への期待は下がってしまうということなのです。
出来るだけ黄身と白身を分けて摂取できるような、ゆで卵や目玉焼きで摂取する事をおすすめします。
《 大豆食品》
大豆に含まれる大豆イソフラボンには「5αリダクターゼ(脱毛症に関連する酵素の一種)」の働きを抑制するため、とくにAGAによる薄毛予防の効果が期待できると言われています。
5αリダクターゼが活発化すると薄毛ホルモンと呼ばれる「DHT(ジヒドロテストステロン)」が発生し、ヘアサイクルを乱してしまいます。
具体的には「ジヒドロテストステロン」が脱毛信号を発信し、毛の成長を妨げるのです。成長期が短くなると十分に育っていない髪が増えて、薄毛へと繋がってしまう可能性があります。
大豆イソフラボンを摂取することで、5αリダクターゼの活発化を抑制し、毛髪トラブルを未然に防ぐ事につながります。
《 肉・魚 》
朝からステーキが食べれる!!なんて胃腸を持っている方は良いですが、朝はなるべく消化吸収の良い魚を摂取しましょう。
特に鮭がおすすめ。鮭はタンパク質の他にもビタミンDを多く含み、健康な髪づくりに役立ちます。
また、オメガ3脂肪酸を多く含み抗酸化作用にも期待できます。鮭だけでなく、イワシやサバ、ニシンやマスなどでも同じ効果が発揮されます。
まとめ
ここまでお読み頂きありがとうございます。
この記事を読んで朝食の重要性が伝わればいいなと思います。
そして薄毛や抜け毛に悩んでいる方がまずは手軽に始められる育毛ケアの一つとして朝食を見直し少しでも体の自分の変化に気づければ嬉しく思います。