動物は薄毛にならない?人間だけ頭部がハゲる理由を解説!
地球には数多くの動物が存在しており、それらは体毛が生えているものが大半。そうした体毛が生えている動物は、抜け毛や禿げることはあるのでしょうか?
本記事では、そんな動物の薄毛に関する素朴な疑問について解説しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
人間だけがハゲるわけではない!動物に薄毛が発生する理由とは?
薄毛とは、体毛が抜け落ちて本数そのものが減った状態、あるいは本数は変わらないのに髪の毛が細くなった状態のこと。一方禿げは、頭部の体毛、つまり髪の毛が完全に抜け落ちた状態です。
体毛が抜け落ちること自体は異常なことではなく、ヘアサイクルによるものなので、人間だけでなくほかの動物でも抜け毛は起きます。
特に換毛期のある動物は、換毛期になると古い毛が大量に抜け落ちますが、それは頭部だけ起きるわけではないため禿げた状態とはいえません。
また、ハゲタカのように頭に体毛がない動物もいますが、こちらも生まれつきで途中で禿げたわけでありません。
人間とともに生活する動物(ペット)は、ストレスによって体毛の一部が薄くなったり完全に抜け落ちたりすることがありますが、これは円形脱毛症によるものです。
そして、脱毛は、病気・搔きむしり・怪我によってなる場合もあります。
禿げは人間だけに限りませんが、人間以外の動物は生まれつきか一時的であり、ヘアサイクルに異常が出たことでなるのは人間だけということです。
薄毛は動物にも起こる!人間だけ頭部が禿げる理由は?
禿げは動物にも起きますが、サイクルに異常が出たことでなるのは人間のみ。そもそも、頭部が禿げるのも人間のみです。
ここでは、人間だけ禿げる理由について、詳しく解説しています。
■体調の悪化
■遺伝子
それでは、詳しくみていきましょう。
人間の頭部が禿げる理由①|毛が必要なくなったから
人間は体毛がある生物ですが、それは体の一部にしか生えていません。
そもそも、体毛がなぜ生えるかというと、下記の役割を担うためです。
●体温管理をしている
●外界の刺激からの防御
●感覚器官
衣服を着るようになったことで、その役割が最小限となったため、人間は体毛が生える場所が徐々に少なくなってきたといわれています、
人間はほかの動物とは異なり、頭にしか多くの体毛(髪の毛)がないため「頭部が禿げる」という状態が起きるのです。
人間の頭部が禿げる理由②|体調が悪くなっている
体調や頭皮環境、腸内環境は薄毛や禿げに影響します。
頭には体毛が残っていますが、そのほかの場所は体毛で守られていません。
衣服では完全に守り切れないため、体毛がない人間の体は動物よりも外界からの刺激を受けやすく、その受けた刺激が発毛に影響を与えることも少なくありません。
また、紫外線や肌に合わないシャンプーなどの外的要因による乾燥や炎症によって、頭皮環境が悪化することもあります。
つまり、腸内環境が発毛に影響を与える理由は、腸内環境が悪いと栄養の吸収率が落ちるため。腸内環境は、食べ過ぎや不規則な食生活
で悪化します。
また、体調が悪い場合も栄養の吸収率が落ちますし、成長に必要な栄養を運ぶ血液の循環も悪くなります。
体調も、食べ過ぎや不規則な食生活のほかに、「睡眠不足」「飲酒」「喫煙」「ストレス」で悪くなる可能性があるため注意しましょう。
人間の頭部が禿げる理由③|遺伝子によるもの
AGA(男性型脱毛症)は、遺伝子が原因で発生する抜け毛だといわれています。
また、加齢などの原因でエストロゲンの分泌量が減ったことでもAGAは起きます。
ちなみに、FAGAは、このエストロゲンの分泌量減が主な原因。また、エストロゲンの分泌量の低下は、不規則な生活やストレスによめ自律神経の乱れによっても起こることがあります。
自分だけの対策では改善が難しく、対策が遅れると進行していくため、医師に相談して早期対策することをおすすめします。
さいごに|頭部の薄毛に悩むのは人間だけ!動物も禿げる!
動物でも薄毛や脱毛が起こることはありますが、ヘアサイクルの異常によって頭部だけ禿げるのは人間のみ。そして、頭部が薄くなっていくことに悩むのも人間だけです。
人間以外の動物は、それが一時的なことであっても悩むことはありません。
しかし、悩む方が多いからこそ、さまざまな対策が考え出されています。
現代ではさまざまな薄毛対策も存在し、今なお薄毛改善の研究が進められているため、自分の症状にあった改善法を選んで改善しましょう。