筋トレをすると薄毛になる?育毛に効果的な運動も紹介!

「筋トレは薄毛になる」という話を耳にしたことがある方もいることでしょう。
しかし、その真実が分からないですよね。筋トレは、本当に発毛を阻害するのでしょうか?
本記事では、そんな発毛と筋トレとの関係性をテーマに解説しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
筋トレが薄毛になるって本当?その真実は?
筋トレは発毛に悪い影響を与えるといわれていますが、あながち間違いではありません。
筋トレをすると体内にテストステロンと呼ばれる男性ホルモンが生成されます。
テストステロンは、直接発毛に影響を与える男性ホルモンではありませんが、男性型脱毛症(AGA)に関わる男性ホルモンだといわれています。
また、短時間で激しい筋トレをすることで、体内で活性酸素(細胞を老化させる物質)が生成され、発毛・育毛に悪影響を与えてしまいます。
筋トレすることで体内なテストステロンの量は増えますが、それは一時的な生理現象。
通常は、筋トレ後30分以内に平常値に戻るため、発毛・育毛が大きく影響を受けることはほとんどありません。
そもそも、発毛・育毛に関わる細胞がダメージを受けるほどの活性酸素は、激しい筋トレをずっと続けない限り生成されません。
いきなり結論から申し上げると、筋トレをすると薄毛が進行するという医学的根拠はありません。
むしろ筋トレから得られる発毛へのメリットの方が多くあるのです。
引用:筋トレで薄毛になるという噂。その真相は…?
発毛・育毛に効果的な筋トレ3選!
発毛が筋トレによって受ける悪影響は、気にするほどのことはありませんし、軽めの筋トレや有酸素運動などは、むしろ発毛によい影響を与えてくれます。
まずは、その理由についてみていきましょう。
筋トレが発毛に効果的な理由は?
適度な筋トレが、発毛によい影響を与える理由は下記のとおりです。
◇代謝が活性化するから
◇発汗が促されるから
◇ストレスを発散できるから
適度な筋トレをすると血流が促進します。髪は頭皮にある毛母細胞が細胞分裂して作られて成長しますが、それには血液によって運ばれる栄養が不可欠。
血流が促進されると毛母細胞が受け取る栄養は多くなり、代謝が活性化するため、毛母細胞自体も活性化します。
また、運動をすると汗をかくため、頭皮の毛穴を塞いでいる老廃物やゴミを取り除いて、髪がしっかりと育ちやすい環境に整えてくれます。
さらに、運動による爽快感や達成感によって、自律神経のバランスを整えてくれる効果も期待できるでしょう。
ちなみに、自律神経のバランスが改善されると、発毛や育毛に悪い影響を与えるストレスも改善されます。
厳選!発毛・育毛に効果的な筋トレ3選
次に、発毛・育毛に効果的な筋トレを紹介します。
スロースクワット
スロースクワットは、ゆっくり行うスクワットのこと。
一般的には、スクワットは下半身を鍛える筋トレだと思われていますが、実は下半身以外の筋肉も鍛えることができます。
スロースクワットなら、発毛や育毛に関わる細胞がダメージを受けてしまうほどの活性酸素が生成される心配もないためおすすめです。
ホットヨガ
ホットヨガは、室温約35〜39度・湿度約60%に保たれた室内で、アーサナ(ヨガの座法・体位)を行うエクササイズ。
そもそも、ヨガは激しい運動ではないため、発毛や育毛に関わる細胞がダメージを受けてしまうほどの活性酸素が生成される心配もありません。
自律神経のバランスを改善する効果が期待できる運動といえるでしょう。
ホットヨガは、汗をかきやすく血流促進や代謝効果が高いため、発毛・育毛を促進させたい方はおすすめです。
ストレッチ
ストレッチは、筋肉をしなやかにすることが目的で、一般的には引っ張りながらゆっくりと伸ばします。
運動前に筋肉の柔軟性を高め、関節可動域を広げたり、精神的な緊張を解いたりする効果が得られます。
また、血流改善や神経機能の向上効果もあるため、発毛・育毛におすすめの運動といえるでしょう。
さいごに|筋トレをして発毛効果を実感しよう!
激しい筋トレを毎日長時間しない限り、筋トレが発毛を阻害することはありません。今回、紹介した筋トレを適度に実践すれば、発毛によい影響を与えてくれるでしょう。
最後に、本記事の内容をまとめます。
- 筋トレが発毛に悪影響を及ぼす可能性はある
- 短時間の激しい筋トレによって体内で活性酸素が生成され、発毛・育毛に悪影響を与える
- 軽めの筋トレや有酸素運動は発毛によい影響を与える
- 発毛・育毛に効果的な筋トレは「スロースクワット」「ホットヨガ」「ストレッチ」
- 激しい筋トレを毎日長時間しない限り、筋トレが発毛を阻害することはない
ぜひ、薄毛対策に筋トレを取り入れてみてください。