ブラッシングが育毛に効果的?身近な櫛(くし)で薄毛予防!
くしにより頭皮を刺激することで血行促進作用などが期待でき、髪の毛に付着している汚れを落とせることから、育毛に効果的といわれています。
本記事では、くしを活用したブラッシングで育毛が効果的な理由とその注意点について解説しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
ブラッシングが育毛対策になる理由について解説!
くしを活用することで育毛に効果的とされていますが、その理由にはいくつかのポイントが存在します。
それでは、詳しくみていきましょう。
髪の毛の汚れを落とす
くしで毎日ブラッシングをすると、くしに髪の毛や白っぽい汚れが付着しますが、それは頭皮や髪の毛についている皮脂や整髪料などのスタイリング剤などが原因。
他にも頭皮には埃などの汚れが付着しやすい部分のため、日々の生活のなかで汚れが蓄積されます。
また頭皮から発生した皮脂も、髪の毛を汚す原因の1つ。髪の毛や頭皮が汚れていると、育毛に悪影響が出ることもあるため注意しなければなりません。
つまり、髪の毛を常に清潔に保つことが育毛対策になるということ。
髪の毛や頭皮を清潔にする方法の1つに洗髪が挙げられますが、1日のなかで何度も洗髪することは育毛に悪影響を及ぼす危険性が伴います。
過度の洗髪は頭皮環境を悪化させる要因となるため、洗髪は1日に1回までに留めておきましょう。
しかし、髪の毛や頭皮に汚れがついた状態は放置し過ぎることで育毛を阻害するため注意が必要。
ブラッシングした後に、くしに髪の毛や白っぽい汚れが付着しているということは、それらが髪の毛から取り除かれたということです。
くしでのブラッシングを1日のなかで複数回しても、過度に洗髪した場合のような育毛への悪影響はありません。
頭皮の血行促進
くしでブラッシングすることで頭皮に刺激を与え、頭皮下の血行が促進します。
頭皮の血行がよいとハリ・コシが強い髪の毛が生えやすくなりますが、その理由は、髪の毛の成長に必要な栄養が血液で運ばれるため。
血流促進の作用により、髪の毛をつくる毛母細胞にまでしっかりと栄養が届きます。
つまり、発毛力や育毛力の向上が期待できるということ。また、頭皮が血行がよい状態が続くとヘアサイクルが乱れにくくなります。
髪の毛の潤いを保護
頭皮では乾燥を防ぐために皮脂を分泌しており、これが育毛に効果的とされています。
通常、頭皮から分泌された皮脂は髪の毛の根元のみ付着していますが、くしでブラッシングすると皮脂が毛先まで移動するため髪全体が皮脂によって潤います。
潤いのない髪の毛は、切れ毛や枝毛になりやすいため注意しましょう。
くしで髪の毛をブラッシングするときの注意点は?育毛対策の観点で解説!
育毛効果が得られるくしでのブラッシングですが、育毛対策にあたり取り扱い方法として注意しなければならないポイントがあります。
それでは、詳しくみていきましょう。
くしは定期的に洗浄する
ブラッシングでくしについた髪の毛や汚れをそのままにして、再度ブラッシングすることを繰り返すと、古い汚れが髪の毛に付着してしまうため衛生上よくありません。
ブラッシングの度に洗浄することをおすすめしますが、少なくとも定期的に洗浄するようにしましょう。
放置するほど、くしについた汚れを取り除くことが難しくなります。なるべく短い間隔で洗浄することをおすすめします。
ちなみに木製のくしの場合、静電気が起きにくいため、付着した汚れを落としやすいです。
さらにブラッシングの際に髪の毛が絡みづらく滑りがよいため、髪の毛へのダメージをあまり与えずにブラッシングすることが可能。育毛にも効果的です。
頭皮にかゆみや発赤がみられる場合は使用しない
頭皮にかゆみや発赤がみられる場合は、繊細かつ慎重に対応することが重要です。
その理由は、かゆみや発赤を悪化させてしまう危険性が伴うため。また、そのような症状を放置していてもよくありまえせん。
結果として、頭皮環境の悪化を招き、薄毛や抜け毛に繋がる頭皮トラブルが発生し、育毛にも悪影響を及ぼすため注意が必要。
くしでのブラッシングを中止しても治らないようなら、医療機関で適切な治療を受けましょう。
ブラッシングのやりすぎに注意する
洗髪とは異なり、1日に何回しても育毛に悪影響が出にくいブラッシングですが、過度にやりすぎてしまうと頭皮を傷つけ育毛を阻害してしまうことがあります。
頭皮が傷つくと、薄毛や抜け毛に繋がるリスクが伴うため、適度にブラッシングすることを心掛けましょう。
また、やりすぎることで髪のツヤを作るキューティクルが刺激で破壊され剥がれ落ちることもあり、髪の毛から潤いが失われることもあるため注意が必要です。
さいごに|くしで手軽に育毛対策ができる!
今回は、くしを活用したブラッシングで育毛対策できる理由とその注意点について解説してきました。
くしは、常に清潔な状態を保ち、頭皮にかゆみや発赤がある場合は使用を避けてください。また、やりすぎることで髪の毛が痛むことがあるため注意が必要です。
ライフスタイルのなかで自然な形で育毛対策へと繋がりやすいため、正しい方法でくしを取り扱うことを心掛けましょう。