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バルジ領域とは?育毛発毛の新しい理論とその実践方法

  • 医療
バルジ領域とは?育毛発毛の新しい理論とその実践方法

レーザー脱毛をした経験がある方であれば、バルジ領域という名称を聞いたことがある方もいることでしょう。

 

そんなレーザー脱毛において注目されているバルジ領域ですが、活性化させることで育毛を促すことができることから、頭髪分野でも注目されています。

 

本記事では、そんなバルジ領域をテーマに解説しています。育毛効果や活性化させる秘訣などについても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

 

 

バルジ領域とは?育毛効果と注目される理由について解説!

 

まずは、バルジ領域とは何なのか、詳しくみていきましょう。

 

 

 

バルジ領域とは?

これまで毛髪を作る場所は、毛乳頭毛母細胞であるといわれていました。

 

確かに、毛乳頭や毛母細胞が毛髪の生成に関わっており、毛乳頭や毛母細胞に働きかける成分によって育毛を促すことができることはすでに判明しています。

 

しかし、毛乳頭や毛母細胞以外にも、育毛発毛に重要な細胞を作り出す働きをする領域があることが判明。その場所をバルジ領域と呼びます

 

バルジ領域は、近年の研究によって新しく発見された器官です。 毛を作る毛乳頭に向けて指令を出し、発毛を促す働きを持っています。
引用:大宮マリアクリニック 埼玉の美容皮膚科

 

バルジ領域とは、毛包(毛を包んでいる組織全体のこと)の、毛乳頭や毛母細胞と皮膚表面の中間あたりの真皮にある幹細胞の1種。

 

そもそも、幹細胞は分裂して同じ細胞を作る自己複製能力と、別の種類の細胞に分化する能力を持っているため、際限なく増殖することができます。

 

もちろん、毛髪にも幹細胞が存在し、バルジ領域が発見されるまでは毛母細胞が幹細胞のある場所と考えられていました。

 

しかし、毛髪の幹細胞は、もともとバルジ領域に存在していたことが判明したのです。

 

 

 

バルジ領域の役割とは?

バルジ領域の役割は、毛髪を作る毛乳頭に向けて毛を生やす指令を出し、毛母細胞を分裂させて発毛させることです。

 

もともとレーザー脱毛でバルジ領域が注目されている理由は、バルジ領域を破壊することで発毛の指令が出なくなるため。

 

これまでは、脱毛をするために毛包の深い部分に存在する毛母細胞や毛乳頭を破壊しなければなりませんでした。

 

しかし、比較的浅い位置にあるバルジ領域を破壊すれば、発毛の指令が出なくなり、より安全に脱毛を実現できるようになりました。

 

ちなみに、バルジ領域は毛包の毛乳頭や毛母細胞と皮膚表面の中間辺りに存在すると前述しましたが、正確にいうと中間辺りに存在するのは毛髪の成長期だけです。

 

バルジ領域の位置は毛髪の成長に合わせて、毛根の下部へ移動します。

 

 

 

発毛の仕組みと注目される理由は?

バルジ領域が発見されたことで、発毛はバルジ領域から作り出される発毛因子が毛母細胞を作り出していることが判明。

 

その毛母細胞に、毛乳頭からの栄養が送られることで、毛髪が生成されるというメカニズムです。

 

つまり、バルジ領域を破壊すれば毛髪が生えません。しかし、逆に活性化させれば、毛髪を作る毛乳頭に向けて毛を生やす指令を出すようになるため、発毛が促されるということです。

 

逆に言えば、脱毛もこのバルジ領域を破壊すれば、永久脱毛が可能となります。

 

 

育毛だけではない?バルジ領域を活性化させる秘訣とは?

 

バルジ領域は、表皮に近い位置に存在します。

 

そのため、血管から遠く、何らかの理由で血行が悪くなると栄養が届かなくなるため、働きが鈍くなります。

 

また、表皮に近いため紫外線や乾燥など外的刺激を受けやすく、そのダメージによっても栄養が行き届かなくなることも珍しくありません。

 

働きが鈍くなったバルジ領域を活性化する方法には、次の2つが挙げられます。

 

●ヒト幹細胞治療
●HARG (ハーグ)治療

 

これらによって、毛髪の成長因子を含むタンパク質を直接注入して、バルジ領域を活性化させます。

 

また、立毛筋と密に接している為、運動やヘッドマッサージをして血行をよくすることもバルジ領域の活性化に繋がるでしょう。

 

もともと、バルジ領域の役割は毛母細胞を分裂させて発毛するまでです。

 

そして、毛髪を太く成長させるのは、毛乳頭から毛母細胞に与えられた栄養素によります。

 

そのため、毛乳頭から与えられる栄養素も運動をして血行を良くすることで、より行き届かせることができるでしょう。

 

また、バルジ領域が活性化すると、発毛が促進できるだけでなく、白髪が黒髪になります。

 

その理由は、バルジ領域には、発毛を担う毛包幹細胞と色を与える色素幹細胞の2種類の幹細胞が眠っているため。

 

色素幹細胞は黒髪のもとになる色素細胞を生成するため、バルジ領域を活性化させれば、白髪を減らすことができます。

 

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さいごに|バルジ領域を活性化させて発毛を促進させよう!

 

バルジ領域を活性化する方法として、脂肪幹細胞治療やHARG治療、運動を紹介しましたが、バジル領域にアプローチをする成分が配合された育毛剤や発毛剤もおすすめです。

 

このように、さまざまな方法でバルジ領域を活性化させることができるため、自分に合った方法で活性化させて発毛を促進させましょう。

 

最後に、本記事の内容をまとめます。

 

●バルジ領域は、発毛に重要な細胞を作り出す働きをする
バルジ領域の役割は、毛髪を作る毛乳頭に向けて毛を生やす指令を出し、毛母細胞を分裂させて発毛させること
毛母細胞に毛乳頭からの栄養が送られることで、毛髪が生成されるという発毛メカニズム
バルジ領域を活性化する方法は「脂肪幹細胞治療」「HARG (ハーグ)治療」
運動をして血行をよくすることもバルジ領域の活性化に繋がる

 

本記事が、バルジ領域の発毛効果について知りたい方の参考になれば幸いです。

 

 

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