頭皮の「コリ」に要注意!原因や対処を押さえて脳疲労や抜け毛・薄毛を解消しよう

頭皮が引きつるような違和感がある、頭に触るとひびくようにズキズキ、ズ―ンとした重さや痛みがある…。
そんな頭皮トラブルはもしかすると、「頭皮のコリ」が生じているサインかもしれません。
普段はそこまで強く意識しない頭皮ですが、コリが強く出ていると頭全体が重かったり頭痛が続いたりとさまざまな不調につながることが…。
そして頭皮のコリは健康上の問題ばかりではなく薄毛や抜け毛の原因になることも注意しておきたいポイント。
今回は頭皮のコリが生じるのはどうしてなのか、よくある原因や対処法をわかりやすく解説しますので、コリによる不調に悩む方はぜひ参考にしてくださいね。
頭皮のコリってどんな感じ?セルフチェックで判断してみよう!

ひとことに頭皮のコリと言っても、いったいどこがどうなった状態がコリなのか、判断が難しいですよね。
頭皮がこっているのか、それともしなやかで柔軟性があるのかを知っておくと、自分自身の頭皮環境と向き合いながら最適な対処や原因のイメージにつながるはず。
ここでは頭皮のコリをカンタンにチェックできる方法をいくつかまとめてみましたので、それぞれのコリとの関係性を合わせて参考にしてくださいね。
頭頂部をつまんでチェック
親指と人差し指を使って、頭頂部の皮膚をつまんでみましょう。
この時、それなりに弾力を感じてつまむことができた場合はコリの心配がないと判断できます。
逆に、まったく頭皮が動かない感覚・つまむことが難しい場合は頭皮が凝ってガチガチになっているサイン。
頭頂部は他の部位に比べて皮膚がピンと張り、弾力のある部分ですが、少しでもつまめない場合は頭皮のコリが生じているサインと言えます。
頭皮を動かしてチェック
頭皮のこりをカンタンに確かめる方法は、頭皮を動かしてみることがポイント。
5本の指の腹を頭頂部に当てて、頭皮をつまむように動かしてみましょう。
この時、指の動きと一緒に頭皮も動く場合はコリの心配がないサイン。
逆に、頭皮が引っ張られるような感覚、痛み、引きつったような違和感を感じた場合は、頭皮が柔軟性を失い硬くなっているサインと言えるでしょう。
5つのチェックリストで判断
頭皮のコリが出ているサインには、前項でお伝えした頭皮に直接触る以外にも、以下のような方法で判断できます。
- 目の痛み、眼精疲労がある
- 眠っても疲れが取れない
- 頭がボーッとする
- 頭皮を押しても弾力を感じられない
- 首肩コリがツラい
目の痛み、眼精疲労、頭のぼんやり感、首肩コリのツラさは血流が悪くなって頭部の筋肉に栄養・酸素が行き届かず、老廃物が溜まってガチガチの状態。
眠っても疲れが取れないのは、頭のコリが慢性化して緩和されるまでにまだまだ時間がかかるサインと言えるかもしれません。
健康でしなやか、柔軟性のある頭皮は、指の腹で頭皮を押した時に圧を跳ね返すようにもとに戻るため、これがない場合は頭皮がガチガチに固まっている状態と言えるでしょう。
頭皮にコリが生じるメカニズムについて
頭皮にコリが生じてしまうのは、「血行不良」が大きく関係しています。
具体的には、
- 運動不足や長時間のスマホ、姿勢の乱れで血行が悪くなる
- 頭皮がガチガチに固まってしまう
- 硬くなった頭皮の筋肉が血管を圧迫する
- 血流が悪くなり疲労やコリの物質が蓄積する
- 頭痛、首肩コリ、目の痛み、引きつりなどの不調につながる
という流れで頭皮のコリが生じてしまいます。
1の血行が悪くなり頭皮が硬くなるのは、日常生活を過ごす上で誰にでも起こりやすいため、頭皮のコリは決して楽観視してはいけないトラブルと言えます。
頭皮が凝るとどうなる?主な悪影響について
頭皮にコリがあると、以下のように数えきれないほどの悪影響が出やすくなります。
- 頭痛
- 白髪
- 薄毛、抜け毛
- 脳疲労
- 首肩コリ
- 眼精疲労
- 睡眠不調
頭皮のコリは血行不良になっていることとイコールのため、疲労や痛みの誘発物質が神経を攻撃に、頭痛や眼精疲労、首肩コリの原因になってしまいます。
また頭が引きつるような違和感で睡眠の質が低下するリスクも。
そして頭皮や髪に栄養・酸素が行き届きにくくなることで抜け毛や薄毛の原因になることが否定できません。
実際の年齢よりも老けた印象に見られる白髪は、もともと白い色の髪を黒くするメラニン色素の工場・メラノサイトの機能低下が原因。
頭皮が凝っていると血行が悪くなることでメラノサイトの働きも不安定になり、白髪が増える原因になりやすいと言えるのです。
頭皮のコリの原因は何?

頭皮が引っ張られるような違和感、引きつりやズ―ンとした重さを感じてコリに気付いても、そもそも何が原因なのかすぐにはイメージしづらいですよね。
頭皮のコリは、日常生活を過ごす上でほんのささいなことが原因となり生じると考えられています。
ここでは自分なりの対処をイメージすることにもつながる、頭皮のコリの原因を詳しく見ていきましょう。
姿勢の乱れや長時間のデスクワーク
頭皮のコリが起こってしまうのは、「姿勢の乱れ」や「長時間のデスクワーク」が大きく関係しています。
まず姿勢が乱れていると、頭に上半身の負荷・重力がダイレクトにかかることで頭皮がその重さに耐えきれず、血流が悪くなって過緊張につながります。
代わって長時間のデスクワークでは、パソコンやスマホ、タブレットから発せられるブルーライトが、筋肉を緊張させてしまう自律神経・交感神経を優位に立たせてしまいます。
またデスクワークは長時間同じ体勢でいることで筋肉がこわばりやすくなり、頭の側頭筋や眼のまわりの眼輪筋を疲弊させ、頭皮全体のコリを誘発させてしまうのです。
ストレスや脳疲労によるもの
忙しい毎日を過ごしていると、「ストレス」を感じたり常に脳を使って何かを考えていることで「脳も疲弊」してしまいます。
脳の疲弊は血流が悪くなって疲労やコリの原因物質がどんどん蓄積し、頭皮のコリやズ―ンとした重い頭痛につながってしまいます。
ストレスや脳疲労はさらに、強まるほどに頭皮の過緊張を起こす自律神経・交感神経を優位に立たせてしまうため、興奮や覚醒により睡眠の質も悪くなる、さまざまな影響が出やすくなります。
頭皮の乾燥によるもの
頭皮にコリを感じてしまうのは、「頭皮の乾燥」も関係しています。
頭皮のうるおい不足というと抜け毛や薄毛、頭皮環境の悪化という髪に対するトラブルといったイメージがありますが、実は頭皮の硬さやコリにもダイレクトに関係しています。
その理由は、頭皮が乾燥していると頭皮に必要な栄養が不足・減少していることから皮膚がガチガチに固まり、引きつるような痛みや違和感を抱いてしまうのです。
睡眠の質、時間に問題がある
寝つきの悪さや熟睡を感じない、十分な睡眠時間を確保できていないといった眠りに関するトラブルも、ダイレクトに頭皮のコリにつながってしまいます。
その理由は、睡眠不足は頭皮のしなやかさや弾力、血流をサポートする自律神経・ホルモンバランスを乱してしまうため。
自律神経と頭皮の関係性 | 副交感神経が頭皮の血行を促しコリを改善・予防する |
ホルモンバランス(女性ホルモン)と頭皮の関係性 | エストロゲンが頭皮の弾力、うるおい、しなやかさをキープ |
睡眠は上記のようなバランスを整えて、頭皮をはじめ心身の健康にアプローチする働きがあることから、十分な時間と質の良い眠りを得ていないと本来の作用が生きず頭皮のコリにつながってしまうのです。
運動不足によるもの
頭皮がガチガチに固まった状態のコリは、「日頃の運動不足」が大きく関係しています。
運動はそもそも、
- 血行を良くして頭皮の乾燥、筋肉の過緊張を防ぐ
- 頭皮の柔軟性、しなやかさをサポートする
- 酸素や血液、栄養供給を助ける筋肉を育てる
- 頭皮ダメージの修復・再生に働きかける成長ホルモンの分泌を促す
- 頭皮のコリの原因、ストレスを解消する
といったいくつもの役割があり、健康的な頭皮環境に恩恵を与えます。
そのため日頃の運動不足が積み重なると、上記のような運動による頭皮への恩恵が生きなくなってしまい、血行不良や疲労物質の蓄積、筋肉の過緊張で頭皮のコリにつながってしまうのです。
頭皮への紫外線ダメージによるもの
頭皮のコリは、日頃の紫外線ダメージが深くかかわっています。
そもそも頭皮は、顔やボディに比べるとダイレクトに紫外線ダメージを受けやすいパーツ。
ですが実際に頭皮の紫外線対策がおろそかになっていたり、そもそも何からすべきなのかわからないといった影響を受けやすい傾向にあります。
頭皮が紫外線ダメージを受けると、うるおいや柔軟性、しなやかさのもととなるコラーゲンが変性してしまうことで乾燥につながります。
お伝えしたように頭皮の乾燥は、うるおいや栄養不足になっていることから筋肉や組織に栄養・酸素が行き届かず、コリや過緊張につながってしまうのです。
頭皮のコリに気付いたら…早めにすべき対策をご紹介!

慢性化しやすい頭皮のコリは、抜け毛や薄毛、白髪、首肩コリや眼精疲労の悪化と美容・健康の面でいくつもの悪影響を及ぼしてしまいます。
頭皮のコリが原因の不調が一気に出てしまわない内に、ここではすべき対策とそれぞれの効果をまとめてご紹介します。
正しい姿勢を心がける
セルフチェックなどで頭皮のコリに気付いた場合は、すぐに姿勢の乱れを正すよう心がけましょう。
猫背の傾き具合が深いほどに、頭部にかかる上半身の負荷が大きくなり、頭はその重力に耐え切れずに血行不良からのコリにつながってしまいます。
頭部に負担をかけず、全身の重力を分散させてバランスを整えるためには、
- 骨盤を立てる
- 目線をまっすぐ前に固定する
- アゴを軽く引く
- 腹筋を意識してお腹を引っ込める
- 胸を張り、肩甲骨を寄せる
- 頭のてっぺんから1本の糸でつられているイメージを持つ
という6つのポイントを押さえた正しい姿勢が重要。
姿勢の乱れは頭皮のコリはもちろん、見た目年齢や印象を老けさせてしまうマイナス点があるため、頭皮の健康と若々しい印象を維持するためにも、正しい姿勢を心がけるようにしましょう。
積極的に運動する
筋トレ、有酸素運動、ストレッチなどカラダを動かすことは頭部をはじめ全身の血行を良くし、頭皮のコリを和らげます。
また定期的な運動は、頭皮のコリによって蓄積したダメージの修復・改善に働きかける、成長ホルモンの分泌活性にもつながるため、日常に運動を取り入れるルーティンを目指すようにしましょう。
ドライヘッドスパ専門店に定期的に通う
頭皮にコリがある場合は、「定期的にドライヘッドスパ専門店に通う」ことが絶対的におすすめです。
ドライヘッドスパ専門店に通うと、頭部全体に圧をかけたり揉みほぐしたりしながら筋肉の柔軟性を高め、脳疲労・過緊張による頭痛の軽減・予防に一役買ってくれます。
ドライヘッドスパ専門店で特におすすめ、本コラム運営元の「ヘッドミント」では、炭酸やコルギなどを組み合わせたコースが話題で、頭皮のコリはもちろん美顔や美肌、小顔とマルチなアプローチができます。
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スマホ、パソコン、テレビの長時間使用を避ける
スマホやパソコン、テレビなど長時間の使用は、頭皮の筋肉を緊張させたり、血行を悪くする自律神経・交感神経を優位に立たせるブルーライトの影響が強く出てしまいます。
ブルーライトは頭皮のコリ、頭痛の原因となる眼精疲労にもつながるため、頭皮のコリが特に気になる際は長時間の使用を避けるようにしましょう。
仕事柄スマホやパソコンを使う頻度が多い方の場合は、こまめに休息をとってストレッチをしたり、頭皮をほぐす専用アイテムなどを活用して頭皮が硬くならないよう気を配ることがポイントです。
睡眠時間、質に気を配ること
頭皮のコリに気付いた場合は、できるだけ早めに睡眠時間や質に気を配るようにしましょう。
質の良い睡眠を心がけ、時間をしっかりと確保できるようになると、以下のホルモンバランスが整い頭皮はもちろん心身の健康にもアプローチできます。
セロトニン | 頭皮のコリの原因となるストレスを和らげる、睡眠の質を高めるメラトニンへスムーズに移行する |
エストロゲン | 頭皮にうるおいを与え柔軟性をキープする |
成長ホルモン | 頭皮のコリによるダメージを修復・改善する |
セルフマッサージ、ストレッチを習慣にする
頭皮のコリは、日常的にセルフマッサージやストレッチを習慣にしてみることがおすすめです。
セルフマッサージやストレッチ、手軽に活用できる頭皮マッサージグッズの種類とそれぞれのおすすめポイントをまとめてみましたので、頭皮をやわらかくする準備を始めていきましょう。
セルフマッサージ |
頭皮を指全体でつかみ、指の腹を使って「痛気持ちいい」圧で揉みほぐし、流していく |
ストレッチ |
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頭皮のマッサージグッズ |
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頭皮を保湿すること
頭皮のコリは、頭皮がうるおいを失い乾燥していることも大きな原因。
頭皮にたっぷりのうるおいを与えて血行を促し、乾燥を防ぐために、エッセンスや育毛剤などで丁寧な保湿を習慣にしましょう。
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頭皮の紫外線対策を心がける
ダイレクトに紫外線ダメージを受けやすい頭皮、帽子や日傘などコリが気になる際は特に、紫外線から頭部を守るケアを心がけましょう。
またボディや顔に使える、「スプレータイプ」の日焼け止めは頭皮・髪にも一緒に使える商品が多いため、ブランドや使用感、コスパなどをチェックして頭皮の紫外線対策を早めに習慣づけておきましょう。
おわりに

性別や年代問わず、頭皮のコリは忙しい現代人に特に出やすい不調と言えます。
頭皮のコリのセルフチェックをして原因を見極め、ドライヘッドスパ専門店でのケアも取り入れながら、すっきりと軽いコンディションを取り戻していきましょう。