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スカルプコラム

頭皮にかさぶたができる原因、影響とは?正しい対策を知って健やかな頭皮に!

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頭皮にかさぶたができる原因、影響とは?正しい対策を知って健やかな頭皮に!

毎日のヘアスタイリングやヘアケア時に頭を何気なく触った際、かさかさとしたかさぶたができているのに気付き、痛みとかゆみで強いストレスや違和感を抱いていませんか?

 

頭皮にかさぶたができると、カラダにできるのとは違い手が届きにくかったり鏡での確認が難しいこともあって、どんな対処をするのが良いのか難しく感じてしまうものですよね。

 

頭部のこのトラブルは、気づいた時点で早めのケアや対処が遅れてしまうと頭皮環境の悪化によって髪が生えにくくなり薄毛の原因になる悪影響も…!

 

ここでは頭皮にできてしまったかさぶたの原因や、

 

  • かさぶたができやすい頭皮トラブルと症状
  • 頭皮かさぶたができた際の悪影響
  • 日常生活でできるセルフケア
  • クリニックで受けられる治療内容

 

などの役立つ情報をわかりやすくお伝えしていきたいと思います。

 

 

頭皮にかさぶたができた…!その原因は何?

 

頭皮に一度でもかさぶたができ、その範囲が小さかったとしても、髪の毛でおおわれていることでケアが難しく痛みや違和感の長期化につながる心配が…。

 

頭皮にかさぶたができてしまう、考えられる原因と理由を詳しく見ていきましょう。

 

 

 

頭皮のうるおいが不足しているから

頭皮には、

 

  • コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といったうるおいのもととなる成分を作り出す線維芽細胞
  • うるおいの層、油分の層がミルクレープのように重なり合ったラメラ構造

 

という組織が存在していますが、これらは空気の乾燥、頭皮のお手入れ不足、加齢によって働きが弱くなると言われています。

 

上記のような頭皮に存在する組織は、外的な刺激やダメージから皮膚を守る作用があるため、乾燥するとちょっとの刺激でも傷がつき、かさぶたに変わってしまいます。

 

そして頭にできた傷は髪の毛におおわれてすぐには見つけることができないため、どうしても対処が遅れかさぶたが治りにくくなるともあるのです。

 

 

 

脂漏性皮膚炎によるもの

脂漏性皮膚炎は、頭皮のお手入れ不足、ストレス、生活習慣の乱れなどで頭皮の皮脂分泌が活発になり、増えた皮脂をエサにするマラセチア菌が炎症を起こしてしまう皮膚疾患のことを言います。

 

脂漏性皮膚炎になると頭皮の皮膚がダメージを受けて炎症状態になり痛みやかゆみ、ぱっと見でもわかる頭皮の赤みが目立ってしまうことも。

 

脂漏性皮膚炎は長期的にクリニックで治療、診察を受ける必要があり、皮脂分泌による毛穴詰まりから髪の成長が妨げられるトラブルにもなるでしょう。

 

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湿疹、かぶれ、アトピーによるもの

頭皮環境が著しく敏感だと、頭皮環境のバリア機能の低下から湿疹やかぶれ、アトピーができやすくなります。

 

それぞれの症状とかさぶたとの関係性、原因を詳しくまとめてみました。

 

湿疹とかさぶたの関係性 湿疹に強いかゆみが生じて掻くクセが治らず、かさぶたにつながる
かぶれ 合わないシャンプー、髪染め、パーマ液などで頭皮が荒れて皮膚が薄くなり、炎症からかさぶたにつながる
アトピー フケやかゆみが併発することで掻きむしってしまい傷からのかさぶたができやすくなる

 

 

頭皮にかさぶたができるとどうなる?心配な悪影響とは?

 

子どもの頃のケガで誰にでもできてしまうかさぶたは、痛くて痒く、ヒリヒリとした刺激も感じることがあるので、頭皮にも同じような異状が出るのではないかと不安に感じますよね。

 

そしてかさぶたは足や腕にできるものと同じで頭皮にできてしまったかさぶたも気持ち的な負担や髪と頭皮状態の健康の支障になるリスクがあるんです。

 

ここでは詳しく、頭皮にかさぶたができた際の心配な悪影響を見ていきましょう。

 

 

 

育毛が阻害されてしまう

頭皮のケガやアトピー、湿疹、その他いろいろな疾患が起こり頭皮に傷がつき、かさぶたに変わってしまうと、その部分だけ頭皮が炎症、血行不良となった状態。

 

髪が生え、成長するにはそもそも、うるおいや栄養が満ち、安定した血行状態が維持されていることが必須の条件。

 

そのため頭皮にこのトラブルができてしまうと頭皮環境の悪化で栄養やうるおいが不足し、髪が生える・伸びるといったサイクルが不安定になってしまいます。

 

そして頭皮のかさぶたはその部分にだけ育毛の阻害が著しくなるため、見方によってははげているように見える心配もあるのです。

 

 

 

頭皮に色ムラが出てしまう

いろいろな原因でできた頭皮のかさぶたは、赤黒かったり青紫色っぽい、さらには不自然な黄みがかったいろに変色し、頭皮に色素沈着のように残ることがあります。

 

健康的な頭皮の色味はほんのりとピンクがかった血色感のある見た目と言われているため、かさぶたができ跡が残るとその部分だけ不自然な色ムラに変わるリスクも否定できません。

 

このトラブルによる頭皮の色味のムラは、髪の毛で隠れる部位であればそこまでストレス・不安には感じないものの、サイドや頭頂部、前髪のあたりにできた場合はとても目立ち、まわりに気付かれてしまう心配も…!

 

そしてかさぶたができてしまう場所によってそれぞれ、傷を治すセルフケアの手間と目立たなくするための髪型の工夫と両方が必要になるため、見た目への悪影響も否定できないのです。

 

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日常生活への支障が出てしまう

たかがかさぶたといってもされどかさぶたで、頭部にこのトラブルができてしまうと、日常生活の支障につながるリスクも否定できません。

 

かさぶたはそもそも、皮膚の新陳代謝やターンオーバーのサイクルで少しずつかさぶたが剥がれ、新しい皮膚が生成されて修復されるようになります。

 

ですが頭皮環境がもともと悪かったり、髪の毛が密集していることでムレや湿気のこもりが頭部内に生じると、かさぶたはいつまでも化膿状態、じゅくじゅくした状態になるため新陳代謝やターンオーバーが乱れ治るまでに時間がかかることもあります。

 

すると痛みや不快感、かゆみが長く続くことで、

 

  • つい頭に繰り返し触れてしまう
  • かさぶたを避けてのヘアケア、髪型のスタイリングに手間暇がかかる
  • かゆみや痛み、ヒリヒリ感で仕事や趣味、家事に集中できない

 

といった日常生活の上での悪影響が出やすくなってしまうのです。

 

 

頭皮のかさぶたに気付いたら…?対処法としてはいけないこと!

 

健康的な頭皮はしっとりしていてとてもなめらかな見た目、触感なので、カサカサ・ざらざら・ごわごわとしたかさぶたは強いストレスに感じてしまうものですよね。

 

頭皮のかさぶたに気付いた際の、対象法としてはいけないことを一緒に見ていきましょう。

 

このポイントを押さえることで頭の皮膚の新陳代謝・ターンオーバーが安定し、かさぶたによる傷ついた組織の修復・再生が促されるようになりますよ。

 

 

 

絶対に掻かない!剥がさない!

かさぶたが頭にできているとわかると、痛みやかゆみでイライラ・ムカムカし、掻いたりめりめりと剥がしてしまおうと自棄になった経験はありませんか?

 

頭皮のかさぶたを掻く、剥がすことは、以下のようにそれぞれに心配な悪影響が出やすくなってしまいます。

 

頭皮のかさぶたを掻く悪影響 掻くことでかゆみを誘発する物質が大量に発生し、頭皮に新しい傷がついて他の場所にもかさぶたができる
頭皮のかさぶたを剥がす悪影響 治りかけている皮膚の組織が晒されることで痛みや膿分泌の増加につながり改善までに長い時間がかかる

 

頭皮のかさぶたは乾燥状態にあると強いかゆみが出やすくなるため、

 

  • 頭皮のかさぶた専用の保湿液でうるおいを与えて保湿する
  • 冷たいタオルでかゆみの出ている部分を5分程度冷やす

 

といった対処を取ってみましょう。

 

頭皮のかさぶたの我慢できないようなかゆみは、血管が過度に拡がって血液循環が活性化していることで生じるため、一時的に冷やすことで炎症を抑え、かゆみの鎮静化にアプローチできますよ。

 

 

 

市販薬を正しく使うこと

頭皮にかさぶたができてしまっても、すぐにはクリニックに出向けない・様子を見ようとすることがほとんどではないでしょうか?

 

頭皮のかさぶたには専用の市販薬が数多くのメーカーからリリースされ、1,000円前後で手軽に購入できるタイプも展開されています。

 

市販薬を使う時に抑えておきたい、正しい使い方と選び方のポイントを以下にまとめてみました。

 

頭皮のかさぶたに市販薬を使う時のポイント
  • かさぶた部分にそっと塗布し、決してこすらずにやさしく塗り込む
  • 手肌からの雑菌うつりを防ぐため、コットンや綿棒などで塗布する
頭皮のかさぶたの市販薬選びのポイント
  • みずみずしい質感のジェル、フィット力のあるクリームと好みの使用感で選ぶ
  • 抗菌、殺菌、抗炎症、鎮静成分などかゆみや痛みのケアに役立つタイプを選ぶ

 

 

 

ヘアカラーやパーマの頻度を見直す

ヘアカラーやパーマは髪のキューティクルを開いて刺激のある染料を入れ込み、頭皮にも染み込んでしまうため、傷からのかさぶたにつながることが少なからずあります。

 

頭皮にかさぶたができている時はいつも以上に頭皮が敏感に、刺激やダメージに弱い状態となっているためヘアカラーやパーマの頻度を見直したり、お休みをして頭皮を休ませるよう心がけてみましょう。

 

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ストレスと睡眠の質に気を配る

ストレスが溜まっているのにそのままにしていたり、睡眠の質が悪いとかさぶたの治りが遅くなると言えます。

 

その理由は、ストレスは頭皮の血行を悪くすることで痛みやかゆみ、不快感のもととなる原因物質が溜まって押し出されなくなるため。

 

そして良質な睡眠は頭皮のかさぶたを修復・再生する成長ホルモンの分泌が活性化します。

 

ぐっすりと眠れていないと睡眠時に成長ホルモンの恩恵を受けられないことでかさぶたが治りにくくなるため、

 

ストレスへの対処法 忙しくし過ぎず、適度に休憩を取ってリラックスする。趣味や運動を楽しんでストレスをすぐにリセットしておく
睡眠の質を高める方法 眠る前のスマホ、飲酒で脳を刺激しない。入浴でカラダを温めたり肌さわりの良い寝具を常備しておく

 

などなど、ストレスを溜めず睡眠の質をより深くできる工夫・アイディアをいくつも持っておくようにしましょう。

 

ストレスと睡眠のケアが整うと、頭皮が強化されてかさぶたの未然予防にもアプローチできますよ。

 

 

 

やさしさ第一の頭皮ケア、ヘアケアを心がける

頭皮のかさぶたは水分によってじゅくじゅくした状態に変わり、赤みや痛みが誘発されてしまうこともあるため、摩擦や刺激を与えない、やさしさ第一の頭皮ケア、ヘアケアを心がけましょう。

 

  • 低刺激のシャンプーを使う
  • 予洗い、すすぎをしっかりと行って頭皮環境を清潔に
  • かさぶたのある部分を洗ったらしっかりと拭き取る

 

というポイントを押さえておくことも、患部への刺激や摩擦を防ぎ汚れのみを洗い流して健やかな頭皮環境を取り戻すコツになります。

 

 

頭皮かさぶたを内側から修復!積極的に摂りたい栄養、食べ物は?

 

食べるもの、摂取する栄養で頭皮状態が構成されていると言っても過言ではありません。

 

頭皮のやっかいなかさぶたを内側から修復していくために、摂りたい栄養成分や食べ物とそれぞれがおすすめの理由を解説していきたいと思います。

 

 

 

組織の修復に役立つビタミンB群

ビタミンB群は肌荒れやかさぶた専用の治療薬にも配合されることが多い栄養成分で、肉類や海苔、ナッツ類全般に多く含まれています。

 

頭皮にかさぶたができている時は頭皮環境のゆらぎから皮脂の分泌も過剰になり、かさかさとべたつきの両方に不快さを抱くことがあるもの。

 

ビタミンB群は、かさぶたによってダメージを受けた頭皮の組織を修復し、荒れた状態を改善する作用があるため、積極的な摂取で早期の改善が期待できるでしょう。

 

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頭皮を健康をキープするビタミンA

魚類、ニンジン、カボチャなどの根菜類に多く含まれているビタミンAは、頭皮の健康を守りダメージに負けない肌質に強化していく働きがあります。

 

ビタミンAはさらに、かさぶたができて弱ってしまった頭皮細胞の再生、活性化に働きかけるため、細胞間からのかさぶたケアに良い恩恵をもたらしてくれるでしょう。

 

またかさぶたによって分泌が増えてしまう頭皮の皮脂も、ビタミンAを摂取することで皮脂分泌のコントロール機能が働き、べたつかずサラサラの質感に整っていくでしょう。

 

 

 

新しい頭皮をつくる原料となるタンパク質

タマゴや大豆製品、肉類、魚類と身近な食べ物に多く含有されているタンパク質は、かさぶたのある頭皮を新しい皮膚に変える材料となる栄養成分です。

 

タンパク質は1日50~60g程度の摂取が推奨されていますが、栄養バランスの乱れで現代人は不足・減少傾向にあることがわかっています。

 

タンパク質の不足、減少は頭皮を構成する栄養が足りない状態でかさぶたが治るまでに時間がかかってしまうため、50~60gを目安に毎日毎食補うよう心がけましょう。

 

 

 

痛みやかゆみの原因物質を流すビタミンE

頭皮にかさぶたができると、痛みやかゆみ、ヒリヒリとした刺激、ざらざらごわごわとした違和感を感じやすくなってしまいます。

 

ナッツ類や緑茶、カボチャなどの根菜類に多く含まれているビタミンEは、血流を促すことで痛みやかゆみ、違和感のもととなる原因物質を押し出す働きがあります。

 

また細胞の老化、酸化を食い止める抗酸化力に優れているため、ビタミンEを積極的に補うことで頭皮環境の若々しさを維持でき、ダメージが出にくい丈夫さを育むことができるでしょう

 

 

頭皮のかさぶたをクリニックでケア!主な治療内容は?

 

頭皮のかさぶたが繰り返しでき、

 

  • 赤みが出ている
  • 痛くて痒く、日常生活にも支障が出ている
  • かさぶたのセルフケアでは対処しきれない
  • ジンジン、じくじくと脈打つような痛みが出ている

 

などの深刻な症状が出ている場合は、早期に皮膚科やクリニックなどを受診して治療を受ける必要があると言えます。

 

ただ、クリニックでの治療は専門的・本格的なだけあってどんな治療内容になるのか、流れや費用も気になるところではないでしょうか?

 

ここではクリニックで頭皮のかさぶたをケアする際の、一般的な治療内容を詳しくお伝えしてみたいと思います。

 

①カウンセリング、診察 頭皮かさぶたができたタイミングのヒアリング、症状のカウンセリングを行い、症状に合わせた治療法を相談、決定する
②治療 膿や汁が出ている、赤みや炎症、痛みやかゆみがひどい際は消毒と治療薬の塗布
③塗り薬の処方 頭皮かさぶた専用の抗菌、抗炎症、組織修復に働きかける治療薬(塗り薬が一般的)の処方を受ける

 

頭皮のかさぶたの状態によっては定期的な治療が必要だったり、傷ついた組織を修復するための漢方薬、ビタミン剤、サプリメントなどの処方を受けるケースがあります。

 

また頭皮のかさぶたの原因が間違ったシャンプー、必要以上に頭皮に触って刺激を与えているなどが見られた場合は、正しいヘアケアや注意点の説明、アドバイスも受けられるでしょう。

 

クリニックでの頭皮のかさぶた治療は、自己判断による間違ったセルフケアをなくし、正しく効果的な内容になっているため、早期の改善・予防が期待できると言えますよ。

 

 

おわりに

 

頭皮にかさぶたができるのは、さまざまな原因が重なって頭皮が弱くなったサインとも考えられます。

 

かさぶたができた時は頭皮にやさしさ第一のケアと対処を心がけて、本来の健康的なコンディションを取り戻してくださいね。

 

 

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