ヘアカラーは薄毛になる?髪の毛を傷めずに染める方法3選!

「髪を染めると薄毛になる」という噂を聞いたことがある方もいることでしょう。
確かに、髪を染めることで薄毛なる可能性はあります。
本記事では、下記の内容について詳しく解説します。
- 髪を染めることによる髪の毛への影響
- 薄毛ならずに髪を染める方法
薄毛で悩んでいるけど髪を染めたいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。
髪を染めると薄毛になると言われる理由
髪を染める行為は、発毛に影響を及ぼし薄毛を進行させてしまう恐れがあります。
理由は、主に下記の2つです。
②髪を染める薬剤が頭皮に悪影響
髪を染める行為が髪の毛にどのような影響を及ぼすのでしょうか、それぞれの観点から詳しく見ていきましょう。
理由①|髪そのものにダメージを与える
髪を染めることによって、髪そのものがダメージを受ける可能性があります。
みなさんは、ヘアカラーがどのような方法で髪を染めているか、ご存知ですか?
ヘアカラーの主な役割は「メラニン色素」と呼ばれる髪に含まれる色素を抜くこと。
髪が持つ黒色のもととなるメラニン色素を抜くことで髪を染めてます。
髪は、外側から「キューティクル」、「コルテックス」、「メデュラ」という3つの層で形成されています。
出典:髪の毛のコルテックス
そして、メラニン色素が存在しているのは、2層目のコルテックス。
そのため、ヘアカラーは、1層目のキューティクルを無理やり開いてメラニン色素を抜き、新しい色を入れています。
髪を守っているキューティクルが開くことで、髪そのものがダメージを受けてしまいます。
そもそも、髪にダメージを受けることが、直接脱毛に関わるわけではありません。
とはいえ、これによって髪にコシがなくなり、細毛・切れ毛が増えるといった症状がでる可能性があります。
髪全体のボリュームが減少してしまい、薄毛に見えてしまうでしょう。
理由②|髪を染める薬剤が頭皮に悪影響
髪を染めるためには、まずメラニン色素を抜く工程が必要。
その際「酸化染毛剤」などの薬剤を使用します。
酸化染毛剤とは永久染毛剤の分類のひとつで、一般にヘアカラーと呼ばれています。 通常は2剤式で1剤中に酸化染料、2剤中に酸化剤を含んでいます。 1剤と2剤を混ぜると酸化染料と酸化剤が反応して発色し、髪を染めることができるようになります。
引用:ヘアカラー用語集|さ行 - ホーユー
頭皮にこの薬剤が付着してしまうと、薄毛を進行させてしまう恐れがあるのです。
使用する薬剤は、種類によって刺激が強いものもあるため、頭皮にダメージを与えてしまうかもしれません。
また、刺激が強くない薬剤でもアレルギーを引き起こす可能性があります。
それによりかゆみや痛み、発疹などの症状がでてしまうことで、頭皮環境が悪化します。かゆみなどの症状が出ない場合でも、薬剤が頭皮の毛穴に詰まってしまうことで頭皮環境を悪化させてしまうでしょう。
頭皮環境が悪化すると、抜け毛が増えることで薄毛に繋がります。
髪を痛めずに染めるには?効果的な方法3選!
ここでは薄毛にならないように髪を染める方法について、3つの対策をご紹介します。
それぞれの対策について、詳しく見ていきましょう。
髪の毛を傷めない方法①|必ずプロに染めてもらう
みなさんは、どのようにして髪を染めようとお考えですか?
市販のヘアカラー剤はドラッグストアなどで簡単に手に入れることができるため、自分で染めようと考えている方もいるでしょう。
しかし、自分で髪を染めることはおすすめしません。
髪を染める場合、プロに任せることがもっとも効果的。ヘアカラー剤を選ぶ際、自分の髪質などに合わせたものを選ばないと、髪や頭皮へのダメージが大きくなってしまいます。
髪を染める際に酸化染毛剤などの薬剤が頭皮に付着することで、薄毛になる恐れがあるでしょう。
美容師や理容師などのプロに髪を染めてもらうことで、自分の髪質などにあった薬剤選びや、頭皮に薬剤が付着しないよう施術してもらうことができます。
髪を染める際は、プロの手に任せましょう。
髪の毛を傷めない方法②|ヘアマニキュアで髪を染める
髪の毛に影響が少ない薬剤で、髪を染めることも対策の1つです。
そこでおすすめしたい薬剤が「ヘアマニキュア」。通常のヘアカラーは、メラニン色素を抜いて髪を染めるために、刺激が強い薬剤を使用します。
しかし、ヘアマニキュアは、髪の表面にカラーリングを行うため、メラニン色素を抜きません。
そのため、髪へのダメージを、最小限に抑えることができます。
髪の毛を傷めない方法③|ヘナで髪を染める
ヘナは薬草・ハーブとして用いられているほか、色素がタンパク質と絡みつく習性があることから、「髪」「眉」「爪」「肌」を染める染料として用いられています。
ヘアカラーだけでなく、タトゥーとしても用いられるヘナは、天然素材という事もあり、薄毛になるのではなく逆に頭皮と髪の毛を守ってくれる性質があります。
ただし、暖色系の色が中心となる為、補色の青色系のカラーは出来ないの要注意!
さいごに|髪を傷めずに染める方法はある!
今回は、髪の染め方とその影響について解説してきました。
髪を染める薬剤によって髪や頭皮がダメージを受け、髪の毛に影響を及ぼす恐れがあります。
しかし、プロの手で髪を染めてもらう、髪へのダメージが少ないヘアマニキュアなどの薬剤を使用するなどの対策を行い髪を染めることで、薄毛・発毛への影響を最小限に抑えることができます。
薄毛に悩んでいるがどうしても髪を染めたいという方は、ぜひこれらの対策を参考にしてみてください。