髪の毛に「良い食べ物」「悪い食べ物」ランキング5選!実体験を元にご紹介!
今回は育毛についての食べ物の紹介記事です。
元薄毛のLix公式オンラインショップの担当である私堀田が実体験を元に効果のあった食べ物と悪化した食べ物を紹介します。
どこでも気軽に手に入る食材なので、実践する価値はあると思います!
育毛関連の情報は嘘やデマが多い!?
育毛に関するコンテンツはインターネット上にたくさんありますが、どの情報が正確でどの情報が嘘や単なるウワサ、デマなのかを見極めるのが難しいと感じることもあるでしょう。
ここでは正確な育毛情報を見極め、正しいヘアケアを習慣づけていくためのポイントや注意点を詳しく解説していきます。
育毛関連情報の現状とは…
私は過去10年間、自身が薄毛体質というのものあり様々な育毛対策をしてきました。
その中で効果があった、なかったというのは自分自身がエビデンスとなってご紹介は出来ますが、世の中育毛についての情報が噓やデマで塗り固められています。
噓やデマでなくても他のブログから表現を変えただけの情報もかなり多いです。
試しに「育毛 良い食べ物」とかで検索してください。
どんな食べ物か?ではなく、似たり寄ったりの良い成分の紹介ページが多いと思います。
実体験が無いのでオンリーワンの情報が書けないのです。
これには理由があり、育毛系のアフィリエイトは報酬が高額な為、アフィリエイターがこぞって参入し、自身の体験に基づいていない薄っぺらい内容しか書けないからなのです。
育毛情報の嘘やデマを見極めるためのポイント
正しい育毛情報を見つけ、嘘やデマを見極めるためには、
- エビデンスが紹介されている情報を選ぶ
- サロン、クリニック、美容室が運営元になっているコンテンツをチェックする
- ドクターや毛髪診断士など、髪の専門家が監修しているコンテンツを選ぶ
- ビフォーアフターなど実体験のあるコンテンツを参考にする
ことがポイントになります。
育毛のエビデンスとはさまざまな研究結果によって導き出された結果を指すため、エビデンスがあるコラムやブログなどは信憑性が高いと判断できるでしょう。
またサロン、クリニック、美容室などが運営母体となっているコンテンツの場合は、髪や頭皮環境に関する知識が豊富なスタッフ・専門家が執筆をしているため、よくある一般的な育毛知識以外にも役立つ情報を見つけることができます。
ドクターや毛髪診断士などの専門家が監修しているコンテンツは、コラムの最終的なチェックをして加筆や校正、正しい情報にブラッシュアップされた内容が掲載されているため、嘘やデマのない正確な育毛情報を知ることができるでしょう。
ビフォーアフターなど実体験をベースにした育毛コンテンツも信憑性が高く、正確な情報と体験による変化でどのような育毛効果が得られるのか。明確なイメージにもつながるでしょう。
髪の毛に良いとされる食べ物や成分の噂
ここでは髪の毛に良いとされる食べ物や成分の噂を、実体験したものを抜粋してご紹介します。
亜鉛
薄毛の人がまず手を付けるのが亜鉛サプリメントだと思います。
僕も亜鉛サプリメントから薄毛改善を試しました。
結果としては全く微動だにせずでした。
飲み続けた期間としては1年半ぐらい飲んでいましたね。
論文上で見た内容だと、マウス実験で人体の許量範囲の数十倍で試したところ生えてきた。
という様な内容であったので、亜鉛が効果覿面!という様な間違った伝えられ方をしてしまったのが今じゃないかと思っております。
ビタミン(キウイ・レモン・オレンジ等)
ビタミンも育毛に良いとされております。
半年ぐらいと期間は短いですがビタミンが豊富な食べ物(キウイ・レモン・オレンジ等)を口から取り入れても効果はありませんでした。
ただ、その後に果物の皮を頭皮に直に塗ると良いという情報があり試した事があります。
育毛にはつながりませんでしたが、頭皮環境が良くなった実感はあります。髪の毛にハリとコシが出来てきましたね。
ただ、この時は半年ぐらいという短い期間 かつ 皮だけじゃなく果肉の方も食べておりましたので、どちらが良かったのかは分かりません。
海藻類(わかめ・もずく)
こちらも薄毛御用達の食べ物として有名です。
海藻類はミネラルを豊富に含んでおりますので、髪の毛に悪いという事はありません。
しかし、生えるという事もありません。
海藻類系はコンスタントに今でも食べていますが、気休めにもならずただの食べ物という認識しかありません。
ナッツ類
こちらも海藻類同様に普段から食べていますが、ナッツ類が影響して生えたという実感はありません。
今コンビニ等でも手軽なおやつとして売られており、私も好きなのでかなりの頻度で食べてますが、意味がないと思っています。
髪の毛に「良い食べ物」ランキング8選
私が実際に試してみて効果のあった食べ物と効果のなかった食べ物をご紹介します。
キムチ納豆
今回3つ書いていますが、ぶっちゃけキムチ納豆さえ週2で食べとけば、育毛対策の食事としては十分です。そのぐらい効果があります。
私は元々脂性の頭皮をしておりました(本当は市販のシャンプーで頭皮を痛めて皮脂が過剰に出てただけ)ので、朝シャンプーをしても夕方にはベタつきがあり、サラサラな髪の毛ではありませんでした。
しかし、キムチ納豆を食べてからは皮脂が出る量が極端に減りました。
キムチ納豆を食べるという習慣をつけてから、下記の様になりました。
1週間後 | 皮脂が減る |
1か月 | 髪の毛が立つ様になる |
3か月後 | ボリュームが実感できる |
キムチのカプサイシンと納豆のイソフラボンで疑似的な「ミノキシジル×フィナステリド」の様な役割があったのではないかと予想しております。
また、私は基本頭皮以外の皮膚も弱く、すぐに痒くなったり傷が出来たりしますが、キムチ納豆を食べたらそれらもなくなりました。
理論的にもキムチ納豆は育毛対策に効果的と言われておりますが、サラッと「効果があるよ~」的な紹介しかされていないです。
私の体感からすれば「かなり効果があるので試してほしい!」という熱意がある程の食べ物です。
焼肉
焼肉も実は育毛食品と言っても過言ではありません。
牛肉・豚肉・鶏肉全般はタンパク質の塊です。
髪の毛も同じくタンパク質で出来ており、必須の栄養素といえます。
タンパク質であれば「プロテイン等でも良いのではないか?」と疑問に思うと思いますが、肉以外でタンパク質を補給してもあまり効果はありませんでした。
冒頭に書きましたが、育毛に良い食べ物の紹介でこの成分が良い!という紹介をするサイトを否定気味にしたのもその為です。
焼肉と書いたのも、週4ぐらいで焼肉屋に通っていたので肉ではなく焼肉が良いと書いております。
私は自身の体で試した結果なので、どういう作用が働いてとかは2の次です。
低糖質麵
これは後で紹介する「育毛に悪い食べ物ランキング」で紹介しようと思っている部分でもありますが、お腹を膨らませようとするとどうしてもご飯や麺を食べてしまいがちですよね。
低糖質麵はそれらにある糖質が少ないので、育毛効果というよりは予防効果として優秀な食べ物です。
給料が良くても散財してしまえば貯金が溜まらないのと同じで、いくら育毛に良い食べ物を摂取したとしても悪い食べ物を食べてしまえばチャラになってしまいます。
様々な低糖質麺が販売されていますが、コシのある低糖質はお腹も膨れるので、コスト面もおすすめです。
辛味成分が含有された食べ物
辛味成分が含有された食べ物は、摂取すると体温が上昇して全身の血液・リンパ液のめぐりを活性化するため、頭皮と髪に栄養が届きやすくなって抜け毛や薄毛の予防・改善にアプローチできます。
辛味成分が含まれている食べ物は、それぞれに髪と頭皮によい効果や仕組みが異なっているため、以下のポイントをチェックしてさまざまな種類をバランスよく補うようにしましょう。
トウガラシ | カプサイシンという辛み成分が抜け毛の改善予防に役立つ成長因子、IGF-1の産生に働きかける |
ショウガ | ショウガオールという成分が胃腸の働きを活性して薄毛予防に必須の栄養の吸収を助ける |
山椒 | 髪と頭皮の新陳代謝を助け丈夫な髪の保持にアプローチする |
大根 | イソチアネートの抗酸化力で髪と頭皮の老化をガードする |
育毛に効果的な辛み成分では、特にトウガラシのカプサイシンによるエビデンスが報告され、他の辛味成分と比べてもビタミンACEが含まれているところも効果が期待できるポイントと言えます。
フコイダンの含有がある食べ物
海藻のネバネバ成分のベースとなるフコイダンも、髪と頭皮のコンディションを整えながら脱毛や薄毛の進行予防に効果が期待できます。
フコイダンは育毛のパッチや育毛剤、ドリンクやサプリメントまで幅広く使用され、
- 育毛の成長因子「FGF-7」の生成に働きかける
- コラーゲンの含有があり髪と頭皮の密度を高める
- 血液の質を良質にし、スムーズな血行を助ける
などの働きがいくつも備わっています。
もずくや昆布、めかぶに含有が多く、これらの食べ物はフコイダン以外にも頭皮と髪の水分バランスを整えるミネラルも一緒に補えるため、乾燥が原因の抜け毛に悩む人に摂りたい種類。
またフコイダンはもずく、昆布、めかぶによって育毛効果が異なり、
もずくのフコイダン | 胃腸を保護し、食べ過ぎの栄養バランスの乱れをケアする |
昆布のフコイダン | 免疫を高めて髪と頭皮の栄養の摂りこみを助ける |
めかぶのフコイダン | 有害物質を分解、排出して質の良い血液を生成する |
という働きがあり、いろいろな種類のフコイダンを補うことも効率的な育毛にアプローチできるでしょう。
野菜、果物全般
野菜や果物全般には、
- 髪と頭皮に必要な栄養を吸収する、腸を整える繊維質が豊富
- 毛母細胞を新陳代謝を助けるビタミンB群が補える
- 抗酸化作用、コラーゲンを作り出すビタミンCが摂れる
といったメリットがあり、一度にいろいろな栄養を補えるところもおすすめのポイントです。
野菜や果物全般には、血管にダメージを与えたり糖化によってコラーゲンを破壊してしまう糖質が含まれていますが、1日100~150gを目安にしたり、運動や活動後の摂取を心がけると急激な血糖値の上昇を防いで髪と頭皮への影響が少なくなると言われています。
肉、魚、魚介類全般
肉や魚、魚介類全般に含まれている育毛に効果的な成分は、タンパク質とビタミンB群です。
まずタンパク質は髪と頭皮の構成栄養となったり、ダメージを受けた髪の修復・再生に働きかける成長ホルモンの材料になります。
さらにタンパク質は、ストレスが原因の脱毛を改善する幸せホルモン、オキシトシンやセロトニンの産生に働きかけ、毎日欠かさずに摂取しておきたい育毛成分となっています。
肉や魚、魚介類全般に含有が多いビタミンB群は、ダメージのある古い髪と頭皮を健やかなコンディションに入れ替えていく、新陳代謝を助ける栄養と言われています。
新陳代謝は年齢を重ねるとともに不安定になり、古い髪と頭皮の細胞ばかりが残って抜け毛や薄毛につながってしまいます。
肉類や魚、魚介類全般に含有のあるビタミンB群は、髪のサイクルを整える役割もあるため、食生活にこまめに摂り入れるようにしましょう。
大豆製品
大豆製品が髪と頭皮の健康に良い理由は、イソフラボンが豊富に含まれているため。
大豆製品のイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きを持つことがわかっています。
女性ホルモンは美髪ホルモンと呼ばれるほど髪と頭皮の健康に深いかかわりがあり、コラーゲンを作り出して髪と頭皮にはり、つやを与える働きがあります。
さらにエストロゲンと同じような作用があるイソフラボンは、抜け毛の原因となる5αりラクターゼの働きを抑制して脱毛を予防することも製薬会社からのエビデンスが報告されていますよ。
髪の毛に「悪い食べ物」ランキング5選
続いて、育毛に「悪い食べ物」を一緒にチェックしてみましょう。
糖質の多いもの全般
甘いものや炭水化物は薄毛を加速させます。
実は糖質を取り過ぎると吸収しきれずに「糖化」という現象が起こり、「AGEs(終末糖化産物)」というタンパク質を発生させてしまいます。
このAGEは細胞を老化させてしまい、毛細血管をボロボロにして「ゴースト血管」という状態にさせてしまいます。
理屈としては理解できると思います。
しかし、日本人は普段から糖質の取り過ぎと言われており、糖尿病や肥満が生活習慣病として言われているぐらい一般的です。
そうなると、あまり実感がわかない方も多いですが、糖質を控えると頭皮の調子が分かりやすく改善していきます。
痒みが軽減し皮脂が少なくなります。
逆に、家系ラーメンやまぜそばを食べた次の日とかは、頭皮のボリュームが減り調子が悪いのがすぐ実感できます。
20代半ば(現在30代半ば)頃に台湾まぜそばにはまり、週4で食べていた時がありました。
その時は、ミノキシジルとフィナステリドを服用していましたが、それでも徐々にの減退は目に見えていましたので、それだけ過剰な糖質摂取は髪の毛にとって毒と言っても過言ではありません。
アルコール類
アルコール類も髪の毛にとって良くありません。
日本酒やワイン等は育毛にとっては良いとされていますが、体感としては全然そんな事ないです。
成分だけで判断している方が多いですが、育毛はそんな簡単な問題じゃありません。
これも私は昔水商売をしていましたので体感していますが、お酒によって良い悪いではなく「酔う」という行為が育毛とってよろしくないと言えます。
水商売も2年ぐらいしかやっておりませんでしたが、周りから薄くなったねと言われる様になりました。
「酒は百薬の長」なんて言われていたりしますが、実は統計の取り方に問題があったと指摘されており、たばこと同じく「百害あって一利なし」です。
純粋に考えて肝臓や腸内フローラを壊す可能性があるものが育毛に良い訳がありません。
塩分の多いしょっぱい味の食べ物
塩分が多いしょっぱい味の食べ物は、血管にダメージを与えて血液の質を悪くさせてしまいます。
頭皮と髪の健康はそもそも、質の良い血液とスムーズな血行で十分な栄養を摂りこめる状態となるため、塩分の多いしょっぱいものを食べていると血液や血行が持つ役割が阻害されて脱毛や薄毛の進行につながることがあるのです。
脂肪分が多い油っこい食べ物
脂肪分が多い油っこい食べ物ばかりを食べていると、脂肪細胞に吸収されて贅肉が増えてしまいます。
贅肉のもととなる中性脂肪は、髪と頭皮の健康に役立つテストステロンというホルモンの分泌を阻害したり、頭皮の皮脂分泌がオーバーになって髪のべたつきやテカリにつながってしまいます。
さらに脂肪分の多い食べ物は頭皮の皮脂分泌が過度になることで毛穴が詰まりやすくなり、丈夫な髪の成長を妨げたり雑菌繁殖によるニオイやかゆみ、炎症などさまざまなトラブルの原因になってしまうのです。
添加物の使用が多いインスタントや加工食品
添加物の使用が多いインスタントや加工食品も、髪と頭皮の健康に良くない種類と言えます。
インスタントや加工食品に、育毛に効果的な肉類や魚、海藻などが使われていたとしても、添加物の使用によって栄養の吸収が妨げられた状態にあるため、食べると添加物ばかりの影響が髪と頭皮に加わってしまいます。
また血液の質を悪く変えてしまうデメリットもあるため、髪と頭皮のトラブルが気になる際はできるだけインスタントや加工食品の摂取を避けるよう気を付けてみましょう。
発毛サロンに来る人の食生活とは?~まとめ~
発毛サロンには色々な理由でご来店される方が多いです。
その中で食生活によって薄毛になった可能性が高い人の共通点としては、糖質を過剰に摂取してアルコールも飲んでいる人です。
その場合は、ぶっちゃけ食生活を変える様に指導するだけで治っていくケースも多いです。
イメージとしてしやすいのが「偏った食事」をすると薄毛になると言われておりますが、ぶっちゃけ偏った食事をしていたとしても「糖質」と「アルコール」さえなければ薄毛にはなりにくいです。
完全に個人的なイメージですが、ずっと焼肉を食べていたら違うものを食べたくなりますので、そういった意味で無理矢理同じものを食べ続けないといけない状況でない限り、偏った食事をし続ける方が難しいと思います。