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スカルプコラム

育毛効果がある機能性ペプチドとは?機能性ペプチドをつかった毛髪再生医療について

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育毛効果がある機能性ペプチドとは?機能性ペプチドをつかった毛髪再生医療について

「育毛効果がある機能性ペプチドって何?」

「機能性ペプチドはミノキシジルと同じ効果が期待できる?」

 

育毛効果がある機能性ペプチドをご存じでしょうか。

 

今まで育毛剤で有名なミノキシジルは、発毛効果が認められた医薬品として、発売してから20年間、毛髪用剤市場のトップブランドとして位置づけられてきました。

 

そのミノキシジルと同じ効果が期待できる機能性ペプチドとよばれる物質が2021年に発表されました。

 

この記事ではそんな機能性ペプチドの概要や効果、ミノキシジルとの違いをまとめています。

 

 

機能性ペプチドとは?

 

 

 

機能性ペプチドは2021年2月に研究が発表!

2021年2月26日、株式会社アジュバンコスメジャパンと国立研究開発法人理化学研究所生命機能科学研究センター 器官誘導研究チームの共同研究チームにより、機能性ペプチドによる毛髪成長促進効果が発表されました。

 

男性型脱毛症(AGA)ならびに女性の脱毛症にも効く新たな成分を持つ治療薬が世界中で望まれていた中、すでに化粧品として利用されている機能性ペプチドを毛髪用剤とする研究がすすめられました。

 

その結果、機能性ペプチドにはミノキシジルと同等に毛髪を成長させることがわかったのです。

 

以下に株式会社アジュバンコスメジャパンの見解をご紹介します。

 

今回、共同研究チームは新たな育毛成分の発見を目指し、成分の探索を行いました。

その結果、化粧品成分として用いられる特定の機能性ペプチド(アミノ酸が重合したもの、以下「機能性ペプチドA」という。)がミノキシジルと同等に毛髪を成長させることを発見すると共に、この機能性ペプチドAが、毛髪の成長を制御する毛乳頭細胞における育毛に関連する生理活性物質の遺伝子の発現を誘導することを明らかにしました。

本研究成果は、機能性ペプチドAが育毛効果を有することから皮膚科学の研究に貢献すると共に、この機能性ペプチドAを育毛のための機能特化成分として応用することにより、これまでにない育毛製品やスカルプケア製品、化粧品などへの応用が期待されます。

アジュバンコスメジャパンでは、この度の研究成果を活かし、人々の健康長寿やヘルスケア製品への応用を進めていきます。

引用:機能性ペプチドによる毛髪成長促進効果を発見|株式会社アジュバンコスメジャパン

 

ミノキシジルとの比較した試験を次項よりご紹介します。

 

 

 

ミノキシジルと効果を比較!機能性ペプチドの臨床試験とは

機能性ペプチドに毛髪成長促進効果があると認められたのは、以下に示す臨床試験の結果からです。

 

機能性ペプチドやミノキシジルを含む51種類の素材を対象に、毛幹伸長速度と最大毛幹長を測定しました。

 

※毛幹伸長速度:塗布前と有効成分の塗布後で、毛球から髪の毛がどれぐらい伸びたかを示します。

 

※最大毛幹長:塗布前と有効成分の塗布後で、伸長が止まるまで頭皮からどれだけ髪の毛が伸びたかを示します。

 

その結果、機能性ペプチドとミノキシジルには、毛幹伸長速度と毛幹長の有意な上昇が認められました。

 

 

 

ミノキシジル

  塗布前(毛周期1回目) 塗布1回目(毛周期2回目) 塗布2回目(毛周期3回目)
毛幹伸長速度 0.38㎜/日 0.48㎜/日 0.53㎜/日
最大毛幹長 4.4㎜ 5.1㎜ 5.3㎜

 

 

機能性ペプチド

  塗布前(毛周期1回目) 塗布1回目(毛周期2回目) 塗布2回目(毛周期3回目)
毛幹伸長速度 0.36㎜/日 0.45㎜/日 0.45㎜/日
最大毛幹長 4.4㎜ 5.2㎜ 5.1㎜

 

参照:機能性ペプチドによる毛髪成長促進効果を発見|株式会社アジュバンコスメジャパン

 

この結果から、機能性ペプチドにはミノキシジルと同等の毛幹伸長速度、最大毛幹長を示しました。

 

 

 

機能性ペプチドに毛髪成長促進効果があった理由

ではなぜ、この機能性ぺプチドに毛髪成長促進効果があったのでしょうか。

 

株式会社アジュバンコスメジャパンと理化学研究所の共同研究チームは、機能性ペプチドの育毛効果の作用機序を明らかにするために、髪の毛の成長因子である「VEGF」と「FGF-7」の発現量を比較しました。

 

  働き 役割
VFGF 毛包周囲の毛細血管の増殖や新生を促進する働きを持つ成長因子 毛細血管を強く太くすることで
育毛を促進する
FGF-7 毛母細胞の増殖・分裂を促進する働きを持つ成長因子 毛母細胞を促進させることで
育毛を促進する

 

ミノキシジルや機能性ペプチドをヒト由来毛乳頭細胞に添加し、遺伝子解析を行うことで、「VEGF」と「FGF-7」の発現量の変化をみました。

 

その結果、機能性ペプチドはミノキシジルと同等の濃度依存性が認められたのです。

 

最近の報告では、VEGFが成長期毛包を増加させることや、FGF-7が休止期毛包を減少させることが報告されています。

 

この研究結果では、機能性ペプチドはVEGFもFGF-7 のどちらの成長因子も発言量を増加させることが明らかになりました

 

そのため機能性ペプチドは、今後の毛髪研究に貢献できると期待されているのです。

 

 

機能性ペプチドを使った毛髪再生医療とは?

 

前項でご紹介した機能ペプチドが臨床の場で応用され、機能性ぺプチドを使った毛髪再生医療が話題となっています。

 

毛髪再生医療とはどのようなものなのでしょうか。

 

ここでは毛髪再生医療の概要や実際の効果についてご紹介します。

 

 

 

毛髪再生医療とは?

再生医療という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

 

毛髪再生医療とは、毛髪を再生させるために機能性ペプチドを頭皮に注入する方法です。

 

毛髪再生医療はクリニックによって呼び方が異なり、毛髪再生ペプチド療法や幹細胞ペプチド再生治療、ヘアフィーラーと表記するクリニックもあります。

 

どちらも同じ方法ですが、使う薬剤がクリニックによって変わるため、配合される機能ペプチドの種類や数が異なる場合があるようです。

 

これらはすでにヨーロッパ、アメリカをはじめ、世界各国ですでに30年以上前から実践されている治療法なのです。

 

毛髪再生医療では、毛包に障害がなければ80%~90%もの高い効果があると言われています。

 

主な効果は以下の通りです。

 

  • AGAの進行を抑制
  • 頭皮の血行改善
  • 毛包・毛乳頭の死滅を抑制
  • 毛包・毛乳頭の再生と新生
  • 髪の主成分であるケラチンの増殖

 

男性だけでなく、女性でも男性と同等の効果が期待できます。

 

 

 

毛髪再生医療の手順とは

では毛髪再生医療はどのように機能性ペプチドを使用するのでしょうか。

 

毛髪再生医療の治療例を以下に3つあげ、具体的にご紹介します。

 

 

 

みこ皮膚科クリニック

治療手順 頭皮へ直に注入
治療に使う機能ペプチド 安全性の高い7種のハイブリットペプチド
料金 1回55,000円
治療時間 10分~20分
通院回数 1クール (2週間~4週間おきに4回)
発毛効果 最短8週間で実感
痛み チクッとした痛みがある
おすすめの人 ・男性、安全性の高い7種のハイブリットペプチド女性の脱毛症の方
・全体的に毛髪が少なくボリュームダウンが気になる方
・毛髪移植後の定着と発毛促進をしたい方

 

参照:みこ皮膚科クリニック

 

クリニックによっては、以下のように機能ペプチドを注入ではなく頭皮へ塗るまたはスプレーを噴射する治療も可能です。

 

 

 

ミチワクリニック

治療手順 頭皮へ塗るまたはスプレーを噴射する
治療に使う機能ペプチド 6種類の発毛因子と発毛に必要な自然成長ホルモン、サイトカイン、ビタミン、ミネラルなど
料金

1カ月26万円

(ペプチド抽出液10本&ペプチドスプレー3本のセット)

治療期間 2~6カ月

 

参照:ミチワクリニック

 

 

 

医療法人慈豊会大島整形外科クリニック

治療手順

1.頭皮に麻酔を処置

2.頭皮のマッサージ

3.抜け毛・うす毛の気になる部分にヘアフィラー(機能性ペプチド)を注入

※ハイジェッタという自動注入器を用い正確に注入量を設定して薬剤を注入します。

※極細の注入針の34ゲージニードルを使用し、1~2cm間隔で注入します。

治療に使う機能ペプチド 安全性の高い7種のハイブリットペプチド
料金

1回 66,000円

4回 264,000円

通院回数 2週間に1回、 計4回
効果判定

4回の施術終了時に経過を観察し治療効果の判定をします。

必要であれば、症状に応じてさらに2~4回継続します。

おすすめの人

・男性型脱毛症

・非瘢痕性脱毛症

・円形脱毛症

・びまん性脱毛症

・毛管の異常

・感染性疾患

・栄養不足

・心身系障害による脱毛症

 

参照:医療法人慈豊会大島整形外科クリニック

 

 

機能性ペプチドはヘアサイクルの乱れを改善できる?

 

毛髪再生医療は、薄毛の人だけでなく、すでに剥げてしまった方にもおすすめできます!

 

その理由は、毛髪再生医療には薄毛・禿の状態から再び毛髪を作りだせるからです。

 

毛髪再生医療に使われる機能性ペプチドにはヘアサイクルの乱れを直す働きがあります。

 

ここでは機能性ペプチドが持つヘアサイクルの乱れを直すメカニズムについてご紹介します。

 

 

 

ヘアサイクルの乱れとは?

薄毛や抜け毛、白髪の原因の多くがヘアサイクルの乱れです。

 

髪の毛は定期的に生え変わることで、新しい髪の毛がどんどん生えてくるのです。

 

正常なヘアサイクルとは以下の通りです。

 

  期間 毛髪の割合 働き
成長期 男性で3~5年女性で4~6年 80%~90% 毛髪の細胞分裂を活発に行う
退行期 2~3週間 1%程度 細胞分裂が穏やかになり成長が止まる
休止期 3ヶ月~4ヶ月 10%程度

・毛髪の成長が完全に止まる

・新しい髪の毛が生えてくることによって古い髪の毛が押し上げられ自然脱毛を起こす

 

このようにヘアサイクルは成長期・退行期・休止期の3つの時期に合われ、それぞれ髪の毛の状態が異なります。

 

ヘアサイクルが乱れると、男性では本来3~5年ある成長期が短くなってしまい、髪の毛が健やかに育つ前に抜けてしまうため、細くて短い抜け毛が増えてしまうのです。

 

このヘアサイクルの乱れを正常に戻すためには、最低3ヶ月以上必要です。

 

そのため新しい髪の毛が生えるまでに、遅くても3ヶ月以上かかります。

 

 

 

ヘアサイクルにはWntタンパク質が関与

このヘアサイクルにはWntと呼ばれるシグナル伝達タンパク質が関与しており、ヘアサイクルの流れや仕組みをコントロールする役割を担っています。

 

具体的なWntの役割は以下の通りです。

 

  • 毛包細胞を刺激して毛髪を作り出す命令を送る。
  • βカテニン(β-CAT)を分解させない指令を出す。※βカテニンがあると毛包や毛髪を作れる

 

このWntシグナル伝達経路を活性化させると、萎縮してしまいヘアサイクルが乱れてしまった毛包を回復させ、機能回復を促すことで毛髪を再生させることが可能です。

 

機能性ペプチドは、このWntタンパク質と同じような働きができ、Wntシグナルを活性化させることができます。

 

機能性ペプチドは、Wntシグナル伝達経路を通じて、Wntタンパク質と同様にβカテニンを誘導し、分解を抑制します。

 

その結果、毛包・毛乳頭の形成を促進することができ、ヘアサイクルの乱れを改善できるのです。

 

 

 

毛髪再生医療を行う時の注意点

機能性ペプチドを使った毛髪再生医療を行う時は以下に注意しましょう。

 

  • 施術する日は頭皮を清潔にしてからクリニックに行く
  • 妊婦、授乳婦、未成年、重度の糖尿病の方へのヘアフィラーの治療は禁忌
  • 施術後すぐにパーマやカラーリングをしない

 

 

 

施術する日は頭皮を清潔にしてからクリニックに行く

施術する日はできればお風呂に入って汚れを落としてからクリニックに行きましょう。

 

その理由は髪の毛や毛穴に汚れがついていると薬剤が入りにくくなるためです。

 

 

 

妊婦、授乳婦、未成年、重度の糖尿病の方へのヘアフィラーの治療は禁忌

毛髪再生医療の中でも、ヘアフィーラーは妊婦、授乳婦、未成年、重度の糖尿病がある場合、使用できないためご注意ください。

 

授乳婦の方の中には、産後の抜け毛でお悩みの方もおおいのではないでしょうか。

 

一部クリニックでは産後の抜け毛に悩む女性にヘアフィーラーを宣伝しているクリニックもありました。

 

 

 

施術後すぐにパーマやカラーリングをしない

毛髪再生医療の施術後、すぐにパーマやカラーリングをしてはいけません。

 

クリニックによって判断が異なりますが、7日~10日は空けましょう。

 

 

自宅でも手軽にできる機能性ペプチドが配合されたペロバームとは

 

最後に機能性ペプチドが配合されたペロバームについて以下の内容をご紹介します。

 

  • ペロバームとは
  • ペロバームは国際特許を取得したハイブリッドペプチドを使用
  • ペロバームの商品ラインナップは5種類

 

 

 

ペロバームとは?

ペロバームとは、美容医療に関わる医療機器や化粧品を扱うクレシオ株式会社が販売する商品です。

 

医療機関で購入できるところもありますが、インターネットなどでも販売されています。

 

機能性ペプチドは医療機関で毛髪再生医療として施術される治療方法として有名ですが、ぺパロームには機能性ペプチドが配合されており、自宅でも手軽に機能性ペプチドの効果を試せます。

 

 

 

ペロバームは国際特許を取得したハイブリッドペプチドを使用

ペロバームは機能性ペプチドの中でも、より薬剤の浸透性を高めたハイブリッドペプチドを使用しています。

 

ハイブリットペプチドとは国際特許を取得しており、既存の合成物とペプチドを接合する事により新たな機能性を有するペプチドです。

 

ハイブリットペプチドがもたらす作用は以下の通りです。

 

  • AGA治療薬であるフィナステリドよりも強力に5α還元酵素を阻害
  • βカテニンを活性化し、強い毛包と毛幹を誘発する新しい有毛細胞の増殖を促進
  • 骨形成タンパク質(BMP)を阻止することで髪の成長を促進し、頭皮の血行を促進させる
  • 毛包キラーとしてよく知られているDKK-1の遺伝子発現を制御し、ヘアサイクルの休止期から成長期への移行をスムーズにし発毛を促す

 

このようにハイブリットペプチドは多面的に育毛効果が期待できます。

 

ペロバームはこれらの作用によって、有効成分を頭皮に十分に浸透させることで毛母細胞を活性化し、髪を健康に保ちます。

 

 

 

ペロバームの商品ラインナップは5種類

ぺロバームには商品ラインナップが広く、5種類の商品が販売されています。

 

ペロバームシャンプー150ml

髪を長く、太く、健康な髪の成長を促進する為に必要な成分を配合

頭皮環境を整える

ペロバームコンディショナー150ml つやのある健康的な髪にする成分を配合
ペロバームローション60ml 頭皮と毛包の健康を維持するために、有毛細胞を刺激
ペロバームブローブロー10ml 特殊ペプチド成分により、自然でボリューム感のある美しい眉毛を育毛
ペロバームラッシュラッシュ5ml 特殊ペプチド成分により、太さ、長さ、濃さとも自然でボリューム感のある美しいまつ毛を育毛

 

ペロバームは男女ともに使用することができ、髪を生えやすい環境を整え、強くて抜けにくい髪の毛にしてくれます。

 

 

まとめ

 

この記事では、育毛効果があると言われる機能性ペプチドについてご紹介しました。

 

機能性ペプチドによる毛髪成長促進効果は2021年2月26日に発表され、現在では機能性ペプチドを使った毛髪再生医療を行うクリニックが増えつつあります。

 

ぜひご興味ある方は、機能性ペプチドを使った毛髪再生医療やペロバームをご検討ください。

 

 

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