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コラム

薄毛と高血圧の関係は?薄毛治療薬を飲むと育毛が出来る理由

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薄毛と高血圧の関係は?薄毛治療薬を飲むと育毛が出来る理由

高血圧の症状がある人で薄毛の人がいますが、果たして高血圧と薄毛は関係あるのでしょうか。あるとすると、高血圧の人の心配の種が増えることになります。

 

そこで今回は、高血圧と薄毛の関係を深掘りしてみます。合わせて、高血圧と薄毛治療薬の関係も見てみましょう。

 

 

高血圧と薄毛には因果関係はない

 

結論を先に言ってしまうと、高血圧と薄毛には因果関係はありません。高血圧だから、薄毛が進行しやすくなるということはないのです。

 

ただし、高血圧の人は動脈硬化になりやすいです。そのため、血流が滞りやすくなって、髪に必要な栄養が行き渡りにくくなるので、間接的に薄毛に繋がりやすいという面はあります。

 

 

 

高血圧と薄毛の原因が共通する場合はある

高血圧が直接的な引き金になって薄毛になることはありませんが、高血圧の症状を引き起こす原因と薄毛の原因が一致することはあります。

 

例えば、次のような共通する原因が考えられるでしょう。

 

  • 日頃からよく喫煙する
  • お酒が好きである
  • 睡眠が不足しがち
  • 肥満体質である
  • 大きなストレスを抱えやすい
  • 食生活が偏りがち

 

このような原因に思い当たる人は、高血圧にもなりやすいですが、血流が悪くなり、頭皮に十分な影響が届きにくくなります。

 

そのため、髪の成長が阻害されることにもなり、薄毛に繋がりやすいのです。

 

 

薄毛治療薬と高血圧の関係

 

高血圧が薄毛の直接的な原因にならないと聞いて一安心した人もいるでしょうが、薄毛治療薬については高血圧との関係に注意すべきものがあります。

 

確認してみましょう。

 

 

 

ミノキシジルの使用には注意が必要

薄毛治療薬として有名なのがミノキシジルです。しかし、高血圧の人は薄毛治療にミノキシジルを使う際は注意が必要です。

 

ミノキシジルは本来高血圧の治療薬でした。では、なぜ薄毛治療として用いられるようになったのかというと、副作用として多毛症の症状が出る人がいたからです。

 

髪が増える副作用があるのなら、薄毛治療に使ってみようということになりました。この点については問題ないでしょう。

 

問題なのは、高血圧の治療薬であったことです。高血圧の人は医師からすでに降圧剤を処方され、服用していることが多いでしょう。

 

つまり、降圧剤とミノキシジルのW作用により、血圧が下がりすぎてしまうことがあるのです。ミノキシジルには血管拡張作用があります。

 

降圧剤にも同じような作用のものがあり、効果が現れすぎてしまうと、逆効果です。

 

そのため、高血圧の治療で降圧剤を服用している人は、薄毛治療クリニックでその旨を伝えてください。クリニックの医師が適切な対処をしてくれるでしょう。

 

ミノキシジルの降圧作用が特に現れやすいのが内服薬。医師も内服薬の処方をやめる場合があります。

 

外用薬については医師や薬剤師と相談すれば、使用できる場合もあります。

 

 

 

プロペシアはどう?

薄毛治療薬として次に有名なのがプロペシアです。プロペシアの場合、高血圧の人が使用する際に問題はないと言われています。

 

ただ、プロペシアにも血管拡張作用があり、血圧を下げる働きがあるのです。そのため、降圧剤との併用で血圧に影響が出ることも考えられます。

 

薄毛治療クリニックで治療を受ける際は、必ず高血圧の治療を受けていることを医師に伝えてから、プロペシアの処方を受けるようにしましょう。

 

 

 

カルプロニウム塩化物

カルプロニウム塩化物は脱毛症治療薬で、塗布するタイプの外用薬になっています。次のような脱毛症に効果があるとされ、発毛を促進します。

 

  • 円形脱毛症(多発性円形脱毛症を含む)
  • 悪性脱毛症
  • 粃糠性脱毛症
  • 瀰慢性脱毛症、
  • 年性脱毛症
  • 症候性脱毛症など

 

カルプロニウム塩化物の作用機序は、強い血管拡張作用により、頭皮の血流を良くし、毛乳頭に十分な栄養を届け、脱毛を抑制し発毛を促すことです。

 

この点については納得できるでしょう。

 

問題なのは、副交感神経が活性化し、血管が拡張することで、血圧が低下することがあることです。

 

外用薬だから大丈夫だろうと思うかもしれませんが、降圧剤を服用している人はW作用に注意が必要です。

 

 

 

デュタステリド

デュタステリドはAGAの原因物質を抑制する薄毛治療薬です。

 

元来は前立腺肥大症の治療薬でしたが、薄毛に効果があるということで使われるようになりました。

 

デュタステリドは他の薄毛治療薬と違い、血管拡張作用はありません。

 

ただし、デュタステリドには酵素5αリダクターゼを阻害することで男性ホルモンの生成を抑制します。男性ホルモンには血圧の上昇を引き起こす作用があり、抑制されると血圧が下がるかもしれません。

 

つまり、降圧剤との併用で低血圧が進むことがあるので、注意が必要です。

 

 

 

降圧剤と薄毛治療薬を併用するとどうなる?

高血圧と薄毛治療薬の関係を見てみましたが、血圧を下げる作用がある薄毛治療薬と降圧剤を併用すると、血圧が大きく下がってしまう場合があります。

 

そのようなときに起きる主な症状は次のようなものです。

 

  • めまいや立ちくらみ
  • 疲れやすい
  • 食欲不振
  • 朝起きられない
  • 頭痛・頭重
  • 肩こり
  • 動悸
  • 胸痛・胸部圧迫感
  • 悪心
  • ひどい場合は、ショック症状や脳や臓器の機能不全、失神など

 

このような症状が出たら困りますから、高血圧の人で降圧剤を服用している人は、薄毛治療を受けるときに薄毛治療薬との併用にはくれぐれも注意してください。

 

 

高血圧の人が薄毛治療をするポイント

 

高血圧と薄毛には直接的な因果関係はありませんが、実際に薄毛治療を受ける際には押さえておいていただきたいポイントがあるので、解説しましょう。

 

 

 

降圧剤を使っている場合は、医師に必ず伝える

高血圧で降圧剤の処方を受けて服用している場合は、薄毛治療クリニックで必ずその旨を伝えましょう。お薬手帳を示してもいいですね。

 

もしクリニックの医師が患者さんが降圧剤の処方を受けていることを知らないと、ミノキシジルなどの処方をしてしまうことがあります。

 

患者さんがそのままミノキシジルなどを服用すると、低血圧状態が進行することも考えられます。

 

そうなれば、すでに説明したような思わしくない症状が現れることもあるでしょう。

 

そのような事態は避けなければいけませんから、必ずクリニックの医師に高血圧の治療中である、降圧剤を服用していることを前もって伝えておいてください。

 

 

 

生活習慣を見直す

高血圧と薄毛の原因が共通している場合がありますが、その代表的なものが生活習慣の乱れです。

 

つまり、生活習慣を見なすことで、高血圧も薄毛も改善されることがあります。では、どのように生活習慣を見直せばいいのか、ポイントは以下のようになっています。

 

  • 栄養バランスの取れた食事を摂る
  • 睡眠を十分に取る
  • 適度な運動をする
  • お酒とたばこはほどほどに

 

これだけで薄毛が改善するわけではありませんが、防止には役立つ方法ですから、ぜひやってみてください。

 

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高血圧と薄毛の関係に関するよくある質問

 

高血圧と薄毛の関係についていろいろな質問が寄せられているので、回答します。

 

 

 

Q.ミノキシジルと降圧剤は絶対に併用してはいけないのですか?

A.絶対にと言うことはありません。医師と相談の上、量を調節して使用すれば、併用できる場合も多いです。

 

ミノキシジルの外用薬についても、医師と相談のうえ、使用するようにしてください。

 

 

 

Q.血圧が低いですが、ミノキシジルを内服して大丈夫ですか?

A.血圧が低い人はミノキシジルを服用することで、低血圧状態が進んでしまうことがあります。

 

危険性もあるので、使用を控えた方がいいのですが、念のため医師に相談してください。自己判断で安易に使うことは避けましょう。

 

医師の判断によっては、低血圧でもミノキシジルが処方されることもありますが、他の治療薬を使用する場合も多いです。

 

 

 

Q.降圧剤に発毛効果はありますか?

A.降圧剤の中に発毛効果があるものはありません。ミノキシジルは高血圧の治療薬ではありますが、日本ではそのような取り扱いはされていません。

 

つまり、発毛剤として、服用することになります。

 

 

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