購入された商品の送料は全商品無料です。

スカルプコラム

薄毛の原因「ゴースト血管」とは?育毛には頭皮の毛細血管が重要

  • 薄毛
毛細血管が消える?薄毛の原因「ゴースト血管」とは?

体の成長にエネルギーが必要なのと同じように、髪の成長である育毛にもエネルギーが必要。

 

口から接種したエネルギーは体中の隅々まで運んでくれますが、そのエネルギーを全身の隅々まで送り届けてくれるのが血液で、そんな血液によるエネルギーの運搬を支える器官といえば血管です。

 

人体のエネルギーデリバリーシステムを支えている血管に異変が起こると髪の毛に影響が出るということはご存じでしょうか。

 

血管の異常を防ぎ、血液の流れをよくすることが育毛にはとても重要といえます。

 

そんな毛細血管ですが、ある原因により先端が消失してしまうことがあり、そのような血管のことを「ゴースト血管」と呼びます。

 

実は、このゴースト血管が頭皮で発症することにより、育毛が阻害されると考えられているのです。では、ゴースト血管になってしまう原因とはいったい何なのでしょうか。

 

本記事では、髪の毛に影響が出る可能性のある毛細血管のゴースト化についてと、そのゴースト化を防いで血液の流れを正常に保つやり方を紹介しています。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

 

ゴースト血管とは?育毛を阻害する理由を解説!

 

育毛発毛を機能を司る場所といえば、頭皮にある毛包内の毛母細胞です。

 

毛包には動脈や静脈といった太い血管は繋がっておらず、エネルギーは毛細血管という直径8~40μm(マイクロメートル)という極細の血管で運ばれています。

 

私たちの体のなかには、酸素や栄養を素早く運ぶ太い血管と、それらをさらに体中に送り届ける毛細血管が張り巡らされています。

 

この毛細血管には細かい穴が開いており、その穴から栄養などを染み出させて皮膚など末端の細胞まで届けることが可能。

 

人体には、この毛細血管がまるでネットワークのように張り巡らされており、そのすべてを繋げるとおよそ10万㎞(約地球2周半の長さ)にもなります。

 

そして、頭皮にある毛包も、そんな体の先端の一部。つまり育毛において毛細血管に異常が起きると、人体のエネルギーデリバリーシステムに不調が起き、髪の成長に著しく悪影響を及ぼしてしまいます。

 

毛細血管は健康的な状態だと、ヘアピンのような形でいくつも林立している一方、不健康な毛細血管は、ねじれていたり消えかかったりしているような状態になっています。

 

ここでは、

  • 毛細血管のゴースト化とは何なのか?
  • どうして起きてしまうのか?
  • 育毛にどんな影響がでるのか?

について詳しく解説していくので、ぜひご覧ください。

 

 

 

ゴースト血管とは?

ゴースト血管は、もともと多くの毛細血管が巡っていたにもかかわらず、その数を減らしていき栄養がいきわたらなくなる様を、ゴーストタウンになぞらえて名付けられました

 

大阪大学微生物病研究所の高倉伸幸教授が血液の流が途絶えた毛細血管のことを「ゴースト血管」と表現して注意を喚起したことで、「ゴースト血管」や「血管のゴースト化」という表現が広く使われるようになりました。

 

ゴースト血管は、レントゲンなどで人体の内部を撮影した場合に、本来見えるはずの毛細血管の姿が見えなくなっています。

 

ゴースト血管化の主な原因は加齢。40代頃から老化により毛細血管の働きが弱くなります。

 

しかし、20~30代の血管でも同様の症状がみられるケースがあるのです。

 

 

 

ゴースト血管が及ぼす髪の毛への悪影響

ゴースト化によって起きる症状のなかに「抜け毛」があります。

 

ゴースト化した毛細血管には血液がほとんど流れていませんから、当然、本来は血液によって運搬されるはずのエネルギーが届きません。

 

そのため、エネルギー不足の植物が枯れるのと同じく、髪の毛も抜け落ちます

 

土壌にエネルギーが足りないと新たな植物が生えて成長しないのと同じく、エネルギー不足の毛包からは新たな髪が生えにくく、生えたとしても、きちんと伸びないうちに抜けてしまうのです。

 

つまりゴースト化した状態を放置しておくと、成長した髪が減っていき、薄毛も進行してしまいます。

 

 

 

ゴースト血管化する原因

なぜゴースト血管が育毛を阻害するといわれるようになったのでしょうか。

 

その原因は、先ほど紹介した加齢をはじめ、運動不足・睡眠不足・糖質過多などの生活習慣の乱れ等で血流阻害される事が原因です。

 

 

 

運動不足

運動は血流のポンプ機能を高めてくれるお手軽な血管拡張方法です。 

体を温める事は、頭皮の血行も良くしてくれます。

逆に運動不足は血液のポンプの力が衰えていき、毛細血管まで血液を巡らせることができなくなってしまいます

 

関連記事

 

 

 

睡眠不足

人間は寝ている間に毛細血管の修復を行いますが、睡眠不足が重なると修復ができずゴースト血管化。

先ほどの運動もそうですが、スレトスも血管を収縮させてしまいますが、睡眠や運動をする事によりストレスの緩和がされ、ゴースト血管化を防ぎます。

 

関連記事

 

 

 

糖質の過剰摂取

糖質・脂質過多が血管にダメージを与えるということが研究でわかっており、ごはんやパン、麺類などを食べ過ぎるとゴースト血管化が加速してしまうのです。

糖質を取り過ぎると「糖化」という現状を起こし、毛細血管を急激に老化させます。

特に近年では、生活習慣病として糖尿病等が増えており炭水化物を取り過ぎてしまう傾向にあります。

 

関連記事

 

 

 

その他の原因

そして、血流阻害が起きてしまう理由には、下記の内容が挙げられます。

 

  • 動脈硬化
  • 血管の圧迫
  • 脱水
  • 冷え
  • 自律神経の乱れ
  • 低血圧
  • 血液の成分が薄い
  • コラーゲン不足

 

さらに、毛細血管がゴースト化していると育毛阻害以外にも、下記のような症状が出る可能性があるといわれています。

 

  • 倦怠感
  • 冷え
  • シミやしわの増加
  • 目の異常
  • 育毛の低下
  • 抜け毛
  • 胃痛
  • 耳鳴り

 

また、脳に繋がる毛細血管がゴースト化した場合には、認知症の1つであるアルツハイマー病の発症・進行の確率が高くなるため注意が必要です。

  

 

ゴースト血管を防ぐ方法は?効果的な対策2選!

 

せっかく対策をしても、どんどん毛根が細くなってしまうゴースト血管。しかし、このゴースト血管は日々の取り組みで予防することができるのです。

     

    それでは、詳しくみていきましょう。

     

     

     

    食事内容に気をつける

    前述しましたが、脂質・糖質の多い食事ばかりをとっていると血液がドロドロになり血流が悪くなります。

     

    ドロドロになり流れが滞った血液によって血管にダメージが蓄積し、そのダメージが原因でゴースト血管になってしまい、育毛を阻害してしまう可能性が高いため避けなくてはいけません。

     

    そして、食事はバランスが重要。野菜やキノコ、ナッツ類などを毎日摂取するようにして、ポテトチップスや揚げ物など、酸化した油はできる限り避けるようにしましょう。

     

    さらに、シナモンルイボスティーには血流促進効果があります。

     

    毎日の休憩時間に取り入れてみてはいかがでしょうか。

     

     

     

    体をほぐす(肩こり・首こりを解消)

    実は、頭頂部付近の頭皮にはほとんど筋肉がありません。

     

    血流は心臓のポンプだけでなく、周囲の筋肉によるポンプ機能も借りながら全身を巡っています。

     

    つまり、筋肉が少ない頭皮は、血流が悪くなった際にゴースト血管になる可能性が高い部位なのです。

     

    これを予防し、育毛に効果的なのがマッサージやストレッチ。肩や首のこりは頭部の血流を悪くする大きな原因のひとつです。

     

    効果的な肩周り・首周りのほぐし方法をいくつかご紹介します。

      

     

    ツボ押し

    体に数多くあるツボのなかには、血行を促進する効果のある場所も複数存在します。

     

    そして、それらのツボを押すことで血行を促進させることが可能。血行促進効果が得られるツボを、下表にまとめました。

     

    気海(きかい) へそから約4cm下
    築賓(ちくひん) 足の内側のくるぶしから約7cm上で約2cm外側
    八風(はっぷう) 足の指の付け根の指と指の間
    太衝(たいしょう) 足の甲の親指と人差し指の骨のぶつかる位置の凹み部分
    気端(きたん) 足の5本指それぞれの先端
    陽池(ようち) 手の甲側の手首の横シワのある中央
    魚際(ぎょさい) 手の平側の親指の付け根の下
    小府(しょうふ) 手を広げて小指の1番下の付け根から少し下
    労宮(ろうきゅう) 指を曲げた状態で人差し指と中指の間

     

    発特におすすめ場所が、頭にある百会(ひゃくえ)というツボ。百会は左右の耳の上端を結んだ線と、顔の正中線を結んだ線が交わる頭頂部の少しくぼんだ部分にあります。

     

    どのツボも、強くグリグリ押すのではなく、指の腹でゆっく押しましょう。

     

     

     

    ストレッチ

    筋肉が硬く・こわばった状態は血の流れも悪い状態。そのため、体の筋肉を引っ張って伸ばすストレッチを行い、筋肉の緊張をほぐして柔らかくしてあげると、体全体の血流が促進します。

     

    また、ストレッチをしている最中に、筋肉内では一時的な虚血が起こります。

     

    その虚血が起きた状態でもとの状態に戻ると、一時期流れが阻害されたことでリバウンド現象が発生し、もとよりも流れが加速します

     

    ストレッチも、毛細血管のゴースト化防止に効果的で、髪の毛にもよい影響を与えることからおすすめです。

     

     

     

    マッサージ

    マッサージとは、 皮膚に求心的に施術することで血液循環の改善やリンパ循環を改善させる手技療法のこと。

     

    そのため、マッサージをすることでもゴースト化の予防・改善ができます。

     

    育毛を目的とした場合、頭皮マッサージが有効ですが、肩や肩甲骨あたりも一緒にマッサージすれば、より頭皮に繋がる毛細血管への血液の流れがよくなるでしょう。

     

    マッサージによる血行促進効果は長期間持続しませんが、長期間繰り返し行うことで持続的な血行促進効果も期待できます。

     

     

     

    手順①|耳を両手で左右に引っ張りながら、前後に5回ずつ回す

    ちょっとした時間で簡単にできるマッサージです。耳の上あたりから血行がよくなります。

     

     

     

    手順②|両手の指先で鎖骨をおさえて、肩を中心に内巻き・外巻きにグルグル回す

    こちらも比較的取り入れやすいストレッチ方法。肩甲骨や首のこりをほぐすことができます。

     

     

     

    手順③|ぎゅっと肩をすくめて5秒間静止、肩を落とし脱力して背筋を伸ばす

    肩のこりをほぐすストレッチ方法。脱力したときに血液が流れるのを感じられるはずです。

    肩・首周りのマッサージであればどんなものでも大丈夫。血行をよくしてゴースト血管を予防し、育毛の手助けをしましょう。

     

     

    さいごに|ゴースト血管は育毛に悪影響!日頃から対策しよう!

     

    今回は、ゴースト血管が育毛に与える影響について解説してきました。

     

    ゴースト血管は育毛を阻害するだけでなく、体中あらゆる病気を悪化させる可能性のある恐ろしい症状。

     

    ついつい乱れてしまう生活習慣が原因になることもあり、誰にでも陥る可能性があるという特徴もあります。

     

    しかし、その予防方法も日常で簡単に取り入れられるものばかりです。

     

    毎日の意識を少しづつ変えて、健康的な毛細血管で育毛を促進しましょう。

     

     

    Lixのインスタグラム