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髪の毛は1日何本生える?秋の季節は抜け毛に要注意!

  • 髪の毛の基礎知識
髪の毛は1日何本生える?秋の季節は抜け毛に要注意!

洗髪中やヘアセットのとき、抜け毛が多いとドキッとする方も多いのではないでしょうか。

 

抜け毛は薄毛の原因ですが、わたしたちの身体は髪の毛が抜けても、1日何本もの髪の毛が新たに生え変わるのです。

 

この記事では髪の毛が1日生える本数から、髪の毛が生え変わるメカニズム、気を付けるべき抜け毛まで徹底解説します。

 

抜け毛が気になる方は、ぜひご参考ください。

 

 

髪の毛は1日50本から100本生え変わる!

 

わたしたちの髪の毛は、1日50本から100本程生え変わると言われます。

 

多いときには200本程、髪の毛が抜けることも少なくありません。

 

数だけ見ると、抜け毛が多いように感じるのかもしれませんが、わたしたちの髪の毛は全体で10万本程あります。

 

そのうち抜け毛の量は、髪の毛全体に対しわずか0.1%程です。

 

抜け毛は自然な現象であり、子供でも大人でも誰しも年齢にかかわらず髪の毛が生え変わります。

 

その理由はわたしたちの髪の毛には寿命があるからです。髪の毛の寿命は3~6年であり、寿命が経つと自然に抜け落ち、抜けた毛根から新たな髪の毛が生えます。

 

ただしAGA(男性型脱毛症)や加齢などで薄毛が進行すると、髪の毛が生え変わる量よりも抜け毛の量が増えるため、注意が必要です。

 

1日100本以上抜け毛がある場合、いつもより抜け毛が多いと感じた場合、次項で紹介する毛髪サイクルが乱れていないかチェックしてみましょう。

 

 

髪の毛が生えるメカニズムとは?

 

わたしたちの髪の毛は成長期、退行期、休止期として毛髪サイクルがあり、毛髪サイクルが繰り返されることで、新たな髪の毛に生え変わります。

 

薄毛や抜け毛の原因のひとつは毛髪サイクルの乱れです。

 

ここでは毛髪サイクルのメカニズムや毛髪サイクルの乱れる原因について紹介します。

 

 

期間

働き

毛髪の割合

成長期

男性で3~5年、女性で4~6年

毛髪の細胞分裂を活発に行う

80%~90%

退行期

2~3週間

細胞分裂が穏やかになり成長が止まる

1%程度

休止期

3ヶ月~4ヶ月

・毛髪の成長が完全に止まる

・新しい髪の毛が生えてくることによって古い髪の毛が押し上げられ自然脱毛を起こす

10%程度

 

 

 

成長期

毛髪サイクルの成長期は、男性で3~5年、女性で4~6年です。

 

成長期の間、髪の毛は細胞分裂を活発におこない、髪の毛に必要な栄養や酸素を取り込み、太くてコシのある髪の毛を育てます。

 

成長期は毛髪サイクルのなかで最も期間が長いため、成長期の毛髪が占める割合が多く、約80%~90%です。

 

さらに早期成長期、中期成長期、後期成長期とわかれ、髪の毛を育てる順序が決められています。

 

  • 早期成長期:毛穴の奥にある毛母細胞の細胞分裂により髪の毛が伸び始める
  • 中期成長期:毛球が大きくなり髪の毛が生え始める
  • 後期成長期:髪の毛を太くてコシのある状態にする

 

成長期が長ければ長いほど、髪の毛を丈夫に長く育てられます。

 

 

 

退行期

成長期の次に来る退行期には、細胞分裂が穏やかになり、髪の毛の成長が止まるでしょう。

 

退行期の期間は短く、わずか2~3週間程です。

 

そのため退行期が占める毛髪の割合も少なく、1%未満です。

 

退行期には髪の毛の成長が止まり衰えるため、ブラッシングや洗髪の際に、退行期の髪の毛が自然と抜け落ちます。

 

成長期に大きくなった毛球も収縮し、髪の毛のコシやしなやかさも失われます。

 

 

 

休止期

休止期には髪の毛の成長が完全に停止し、毛乳頭の活動が休止します。

 

休止期は3~4カ月程続き、新しい髪の毛が生えてくることで古い髪の毛が押し上げられ、自然脱毛が起こるでしょう。

 

このように退行期~休止期にかけて、髪の毛は成長が止まり、毛球の収縮など抜けやすい状態となるため抜け毛が起こります。

 

そのため育毛には成長期が非常に重要です。

 

 

 

抜け毛が増えると毛髪サイクルが乱れる

抜け毛や薄毛の原因には毛髪サイクルの乱れがあります。

 

毛髪サイクルが乱れると、成長期が短くなり、髪の毛が十分に育つ前に退行期に移ってしまいます。

 

そのため短くて細い抜け毛が増え、休止期が長くなり、次に生える髪の毛が育ちにくくなるでしょう。

 

毛髪サイクルが乱れる原因は次のとおりです。

 

  • AGA
  • 加齢
  • 栄養不足
  • 生活習慣の乱れ
  • ストレス

 

ただし毛髪サイクルの乱れは直せます。

 

毛髪サイクルを正常に戻すためには、個人差はありますが、6ヶ月以上必要です。

 

まずは過度なダイエットやぬ不足など、毛髪サイクルが乱れる原因を自身で突き止めましょう。

 

すぐに良くはならないため、継続することが大切です。

 

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抜け毛はとくに秋が注意!

 

秋は抜け毛が増える季節と言われており、抜け毛が気になる方は要注意です。

 

秋に抜け毛が多くなる理由は次のとおりです。

 

  • 夏に浴びた紫外線のダメージが蓄積
  • エアコンなどによる頭皮の乾燥
  • 体質的に抜けがちになる

 

 

 

夏に浴びた紫外線のダメージが蓄積

夏に紫外線をあびると、頭皮や髪の毛にダメージを与え、繰り返すうちにダメージが蓄積されます。

 

紫外線は髪の毛を日焼けさせ、ダメージを受けた髪の毛はキューティクルがはがれ、乾燥してパサパサの状態になるでしょう。

 

さらにキューティクルがはがれると、髪の毛に必要な栄養や酸素も流れ出てしまうため、抜け毛や枝毛の原因となります。

 

そのため髪の毛や頭皮も肌と同様に、日焼け止めでケアするなど紫外線対策が必要です。

 

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エアコンなどによる頭皮の乾燥

夏場はエアコンを使い続けるため、乾燥に悩む方も少なくありません。

 

同じように頭皮もエアコンによって乾燥し、乾燥による頭皮のかゆみや血行不良などを引き起こし、頭皮環境が悪化するため、抜け毛を引き起こします。

 

エアコンによる乾燥が気になる方は次の対策方法を参考ください。

 

  • エアコンの設定温度を適温にする(夏場は28度)
  • 身体に直接エアコンの風を当てない
  • 加湿機能がついたエアコンを選ぶ

 

 

 

体質的に髪の毛が抜けがちになる

人間にも犬や猫などと同様に、換毛期として毛が抜けたり生えやすい時期があると言われています。

 

ペットを飼われている方には馴染みがあるかもしれませんが、秋になると夏の毛が抜けて冬毛に生え変わります。

 

そのためとくに秋は、体質的にも髪の毛が抜けがちになるでしょう。

 

 

危険な抜け毛の見分け方とは?

 

抜け毛が増えると気になりますが、ここでは危険な抜け毛の見分け方を紹介します。

 

健康な抜け毛と比べ、危険な抜け毛の見分け方は次のとおりです。

 

健康な抜け毛
  • 毛根に半透明の膜が付着
  • 毛根が白い
  • 毛根が楕円型に膨らんでいる
  • 抜け毛の量が1日50本から100本程

危険な抜け毛

  • 抜け毛が細くて短い
  • 毛根が黒い
  • 毛根がべたべたしている
  • 毛根の形が尖っている
  • 抜け毛の量が100本以上

 

危険な抜け毛を見分けるためには抜け毛の状態・抜け毛の量・毛根の状態を把握することが大切です。

 

毛髪サイクルが乱れると成長期が短くなり、髪の毛が十分育つ前に抜けるため、細くて短い抜け毛が増えます。

 

さらに髪の毛の健康を調べるためには、毛根の色や形を確認しましょう。

 

毛根の形が楕円形に膨らんでいたり、毛根の周りに半透明の膜が付着していると、ヘアサイクルで成長しきった後に抜けた健康な抜け毛です。

 

一方、毛根の形が変形し、先が尖っていると円形脱毛症の可能性があります。さらに髪の毛の栄養が不十分になると、黒い毛根の抜け毛が増えます。

 

このように危険な抜け毛を見つけたときは、そのままにしておくと薄毛に繋がるのかもしれません。

 

危険な抜け毛を見逃さず、バランスのよい食事をとったり、頭皮ケアをおこなうなど髪の毛によい生活習慣を取り入れましょう。

 

【髪の毛によい生活習慣例】

  • 入浴後の自然乾燥は避ける
  • 髪の毛にも日焼け止めを塗ったり、日傘をさしたり、紫外線対策を行う
  • バランスのよい食事をとる
  • 睡眠不足を解消する
  • ストレスを発散する
  • 頭皮マッサージをおこなう

 

 

まとめ

 

この記事では髪の毛が1日生える本数から、髪の毛が生え変わるメカニズム、気を付けるべき抜け毛まで徹底解説しました。

 

わたしたちの髪の毛は1日50本から100本、毛髪サイクルにより生え変わり続けます。

 

そのため1日50本から100本の抜け毛は自然な現象です。

 

しかし抜け毛には健康な抜け毛と危険な抜け毛があり、薄毛を予防するためにも危険な抜け毛を放置せずに見極めることが大切です。

 

抜け毛の量が増え、危険な抜け毛を見つけたときは、髪の毛によい生活習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

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