ヘナで髪の毛は増える?ヘナカラーの育毛発毛効果を解説
ヘナの葉は、乾燥させて粉にして草木染めなどにも使用されるほか、人体にも使用できる染料や切り傷・潰瘍・炎症を緩和する薬草として古くから使われてきました。
また、花は香水の原料として使われているとのこと。そして、ヘナには育毛によい効果があるとの噂があります。
本記事では、ヘナの育毛発毛効果について解説しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
ヘナとは?育毛に役立つ成分について解説!
ここでは、ヘナとは何か?またどのような場面で使用されているのかについて解説するとともに、本当に育毛効果があるのかについても解説しています。
それでは、詳しくみていきましょう。
ヘナとは?どのような場面で使用されているの?
古来よりヘナは薬草・ハーブとして用いられているほか、色素がタンパク質と絡みつく習性があることから、「髪」「眉」「爪」「肌」を染める染料として用いられています。
現在も、天然素材の成分として毛染めの液剤やマニュキアに使われており、トリートメントの原料としても使われています。
特に髪の毛のカラーリングとして髪の毛に良い「ヘナカラー」という言葉も存在しています。
ヘナ100%だとオレンジ色しか出ませんが、インディゴを配合する事により、黒やブラウンといったカラーも再現が出来ます。
また、色素がずっと定着するわけではなくタンパク質と絡みついた色素は約1週間で自然に落ちるため、気軽にできるおしゃれタトゥーの色素としても使われているとのこと。
そんなヘナには、育毛効果があるという噂があります。
次で、詳しく考察していきます。
ヘナに育毛効果はある!
発毛効果があるという噂がありますが、実は、ヘナには発毛効果はありません。
結論をいえば、ヘナは発毛ではなく、育毛に作用します。
「発毛」とは、一般的には薄毛状態や脱毛状態から再び髪の毛が再び生えてくることを指します。
それに対して、「育毛」は抜け毛を防ぎ、発毛した髪が健康に育つように頭皮環境を整えることです。
また、医学的に証明はされていませんが、ヘナには下記のような育毛効果が期待できるようです。
- 頭皮の健康に保つ
- 髪にツヤを出す
- 頭皮のような皮膚の薄い繊細な場所を保護する
- フケや頭皮のかゆみの予防
- 紫外線の予防
ヘナがトリートメントの原料として使われている理由は、上記のような頭皮・髪によい効果が期待できるため。これらの効果は、薄毛対策に繋がります。
そのため、まったく髪のない状態で使っても発毛は期待できませんが、抜け毛予防や生えてきた髪を健康的な髪にすることでの育毛対策は可能な成分といえます。
ヘナが間接的に作用する育毛効果とは?
発毛ではなく育毛への効果が期待できるヘナ。実は、下記の嬉しい効果も期待できます。
それぞれについて、詳しく解説していきます。
女性ホルモンの安定
女性ホルモン分泌の仕組みは繊細のため、不規則な生活や睡眠時間、ダイエット、ストレスなどによってバランスが崩れることもあります。
そして、バランスが崩れたことで起きるのが身体の不調。ヘナには、この崩れたバランスを正常な状態に戻すだけでなく、崩れるのを予防する働きがあるといわれています。
脱毛はホルモンバランスの崩れによって起きることもあるため、ヘナでホルモンバランスの崩れによる脱毛も防ぐことができ、髪の毛のハリコシが出るといわれています。
薄毛予防
フケや頭皮のかゆみの予防だけでなく、切り傷・潰瘍・炎症を緩和する薬草として用いられていた理由は、ヘナに炎症抑制効果があるためです。
頭皮は、紫外線などによる刺激や合わないシャンプーの使用、生活習慣の問題や体質の問題などさまざまなことが原因で炎症が起きることがあります。
そして、その頭皮の炎症を放置していた場合、高い確率で起きるのが脱毛。
炎症抑制効果に加え、皮膚の薄い繊細な場所を保護する効果や紫外線の予防効果があるため、脱毛の原因となる頭皮トラブルを防ぎ発毛も期待できます。
頭皮を保護しながらのヘアカラー
白髪を隠すだけでなく、染めることよって薄毛を隠すこともできるでしょう。
しかし、頻発にカラーリングしていると、髪の毛がパサパサになる、髪が細くなる、抜け毛になるという様な悪影響を及ぼす危険性があります。
ヘナは天然成分の染料で、刺激もなく髪にツヤを出す効果もあるため、上記のような悪影響を及ぼす心配はありません。
さいごに|ヘナで育毛出来る!
今回は、ヘナの育毛効果について解説してきました。
さらに、白髪や薄毛を隠すために染めたい場合、髪や頭皮への悪影響が気になる方の悩みも解決してくれます。
ヘア配合のトリートメントでも薄毛対策ができるため、自分にあった商品を使って育毛しましょう。