過剰なダイエットは薄毛になる?育毛に良いダイエットを紹介
ダイエットによって体を引き締めることができても、薄毛になっては意味がありません。
そもそもダイエットをしたら、必ずしも薄毛になるということではありませんが、やり方を間違えると危険です。
本記事では、薄毛になる可能性のあるダイエット方法や育毛につながるダイエット方法などについて解説しています。
体型も気になるけど、頭部も気になるという方は、ぜひ最後までご覧ください。
過激なダイエットで薄毛になる?
薄毛を加速する可能性があるのは「短期間で急激に体重を落とす」「食べない」等の過激なダイエットです。
どこまでが過激になるかは人によって異なりますが、ダイエット中に下記のような状態に陥ると危険なため注意が必要です。
- 筋肉量が減っていく
- 思考能力が落ちていく
- 肌がパサパサしてくる
- 喉が乾く
- イライラする
- 生理がこない
そのまま続けていると、薄毛になる可能性が高く健康に悪影響が出るケースもあるため、すぐにダイエット方法を変えましょう。
過剰なダイエットが薄毛に与える影響を3つのポイントで解説!
過激なダイエットは、なぜ薄毛を加速させてしまうのでしょうか。
その理由は、下記の3つが影響を受けるためです。
- ホルモンバランス
- ストレス
- ヘアサイクル
それでは、詳しくみていきましょう。
ホルモンバランス
過激なダイエットを続けていると、さまざまなホルモンの分泌に異常が出てきます。
ホルモンのなかには、分泌量が少ない場合に発毛力に影響が出るものがある一方で、分泌量が多くなると抜け毛の原因となってしまうものもあります。
例えば、エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンは、分泌量が減ると髪が伸びにくくなるだけでなく髪の寿命が短くなるため注意が必要。寿命がきた毛髪は、抜け落ちてしまいます。
また、女性ホルモンの分泌に異常が起きて、分泌量が減ることで男性ホルモンの割合が増えます。
ジヒドロテストステロン(DHT)が増えすぎると、発毛力を低下させ、薄毛が加速するといわれています。
ストレス
ダイエットが過激だと、体だけでなく精神的にも大きなストレスを与えます。
さまざまなことに対して我慢することがストレスの大きな原因ですが、実はそれだけではありません。
過激なダイエットを続けていると、体が長期の栄養不足状態に陥ります。
そうなれば、脳への栄養が不足し集中力が低下したり精神的に不安定になったりして、それがストレスの原因となります。
そしてストレスが溜まった状態が続けばホルモンバランスが乱れ、前述したように、ホルモン分泌に悪影響を及ぼし薄毛に陥りやすくなります。
また、ストレスを受けると自律神経が乱れて、血管が収縮。血流が減少するため、頭皮までの血行が悪くなり、髪の毛の成長・維持に必要となる栄養が運ばれにくくなってしまいます。
ヘアサイクル
ヘアサイクルが乱れることも、薄毛が加速する理由の1つ。そもそもヘアサイクルとは、髪の毛が生え替わってから抜け落ちるまでの周期のことです。
「成長期」「退行期」「休止期」の3段階があります。
本来、成長期の期間が長く、成長期が終われば毛髪は抜け落ちます。
ヘアサイクルが乱れるとその成長期の期間が短くなり、髪の生えていない休止期が長くなってしまうため、薄毛に陥ってしまいます。
育毛に良いダイエット方法を紹介!
正しい方法でダイエットを行うことが、結果的に薄毛によい影響を与えます。
ビタミンやタンパク質、ミネラルといった栄養をしっかり摂取して適度な有酸素運動(METsが4~5程度の運動)のダイエットがおすすめです。
体内に摂り込んだ栄養、そして適度な運動による血流・新陳代謝の向上で発毛力が上がります。
短期的にダイエットを行うのではなく、時間をかけてゆっくり行うことが重要。そうすることで、薄毛を防止でき、ストレスの回避に繋がるでしょう。
ダイエットを楽しむことができれば、ストレスを感じません。
自分が楽しく行えるダイエット方法をみつけて、ぜひ薄毛対策に取り組んでください。
さいごに|過激なダイエットは薄毛になりやすいため注意しよう!
薄毛を加速する間違ったダイエット方法とは、過激なダイエットのこと。できるだけはやく結果を出したいと思う方もいることでしょう。
しかし、過激なダイエットを行うと薄毛を引き起こすだけでなく、健康を害する危険性が伴います。
体が引き締まってきたけど、抜け毛が多くなった気がするという方は、ダイエット方法を見直しましょう。