バイキャピルとは?育毛効果や副作用を文献から考察!
海外で注目されている育毛成分があります。
バイキャピルと呼ばれる日本国内では馴染みのない言葉ですが、薄毛に効果的と評判が上がっています。
本記事では、2020年に日本上陸を果たし、育毛成分として注目されているバイキャピルについて解説しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
2020年に日本上陸!バイキャピルとは?
バイキャピル(Baicapil)とは、スペインのProvital Group社が開発した成分です。
日本に上陸してから数年経過していますが、日本ではまだまだ知名度はありません。
しかし海外では、育毛成分としての知名度はあり、バイキャピルが配合されたヘアケア商品が登場しています。
バイキャピルは、ミノキジルのような単独の成分ではなく、下記の成分を配合して開発された成分です。
- グリシンマックス
- オウゴンバイカレンシス
- トリティカムヴァルガレ
グリシンマックス(Glycine max)は、大豆を意味していることから、イソフラボンによる育毛効果が期待できます。
具体的な育毛効果については、下記のとおりです。
- 5aリダクターゼを抑制する
- 皮脂の分泌を抑える
- 髪の毛を太くする
大豆には体内で生成できず、食品から摂取しなければならない必須アミノ酸が豊富に含まれています。
そもそもアミノ酸は、タンパク質を体内で構成するために必要です。
また、バイキャピルは、オウゴンバイカレンシス(黄金花)から生成。ロシアやモンゴル、中国、朝鮮半島原産のシソ科タツナミソウ属の多年草で「抗アレルギー作用」「抗炎症」「保湿」の作用を持ちます。
つまり、バイキャピルは、配合されている天然由来の育毛成分によって頭皮環境を良好に保つことができるということです。
バイキャピルの育毛効果と副作用について解説!
頭皮環境によい影響を与えるいわれている天然由来の成分で生成されたバイキャピル。
そんなバイキャピルは、本当に育毛効果がみられるのでしょうか。
バイキャピルの効果を証明した文献の存在が明らかとなっていますが、詳細については後述します。
また、育毛効果の高い成分のなかには、使用時に副作用があるものも少なくありません。
ここでは、文献から考察したバイキャピルの効果や副作用についての調査結果を紹介しています。
バイキャピルの育毛効果を文献から考察!
日本では、まだバイキャピルの臨床試験は実施されていないとのこと。また、病院やクリニックでの使用事例も存在しません。
しかし、海外では認知度はあり、バイキャピルに関連する文献がいくつか存在することも事実。下記の内容が、バイキャピルに関連する文献の一部です。
「International Journal of Clinical & Experimental Dermatolog」
「baicapil Stimulates hair growth and prevents hair loss」
これらの文献によると、バイキャピルには、「線維芽細胞の活性化作用」「老化遅延作用」の効果が確認できたとのことです。
線維芽細胞は、結合組織を構成する代表的な細胞の1つ。
さらに、頭皮の血管を作るのを助ける働きや抜け毛を抑制する働きが期待できます。
老化すれば、髪を作る毛母細胞などが衰えて髪の毛が生えなくなったり毛髪が細くなったりしてしまいます。
そのため、老化を遅延することで抜け毛の増加を防ぐことができるでしょう。
バイキャピルの副作用は?
バイキャピルに関連する文献によると、使用時の副作用のリスクはみられないとのこと。
そもそも、日本での使用事例が存在しないため、日本人への検証が困難なことについてはご留意ください。
バイキャピルは天然由来の成分のみで生成されていることから、ミノキシジルやフィナステリドといった成分のような副作用が出る可能性は低いといえます。
しかし、大豆や小麦にアレルギーがある方にはおすすめしません。
さいごに|バイキャピルで育毛対策しよう!
海外文献などの結果、バイキャピルは信頼してもよい育毛成分が含まれておらず、特に副作用もみられないことが分かりました。
日本では知名度がまだまだ低いですが、バイキャピルが配合された育毛剤が日本国内でも登場しています。
薄毛や抜け毛に悩んでいるという方は、ぜひバイキャピルをお試しください。