抗酸化作用で薄毛予防!育毛の鍵は酸化ストレスを無くす事!
抗酸化作用のあるビタミンCを多く含んだ食材を食べることで、育毛効果が期待できるといわれています。
もともとビタミンCには、抗酸化作用や免疫力を高める効果などが期待できますが、そのなかの抗酸化作用によって育毛促進への影響がみられます。
本記事では、抗酸化作用の特徴や育毛との関係性などについて解説しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
抗酸化作用とは?
抗酸化作用とは、その名のとおり「酸化に抗う」作用のこと。
酸素は、呼吸やエネルギーをつくるために必要ですが、体内に摂り入れられた酸素は体を酸化させます。
しかし、酸素そのものではなく、それは酸素の一部が変化した活性酸素が原因。
活性酸素は、普通の酸素に比べて細胞を酸化させる力が強いため、下記の生活環境によって多くの細胞が酸化しやすくなってしまいます。
- ストレス
- 喫煙
- 暴飲暴食
- 食品添加物
- 紫外線
- 激しい運動
- 排気ガス
この活性酸素による酸化に抗い、発生量が増えないようにする働きが抗酸化作用ですが、そんな抗酸化作用を持っているのはビタミンCだけではありません。
他にも、「βカロテン」「ビタミンE」「亜鉛」などの成分も、同様の作用がみられます。
髪の毛と抗酸化作用の関係性は?
活性酸素で細胞が酸化することで起きる症状の1つに、老化が挙げられます。
細胞が老化すると、テロメアの分裂する力が低くなったり分裂しにくくなったりします。
そのため、育毛機能が低下し、下記のような症状に陥りやすくなるため注意しなければなりません。
●髪の毛が細くなる
●髪の毛が抜けやすくなる
●発毛しなくなる
加齢による老化は、基本的に防ぐことはできませんが参加しなければ老化を遅らせる事は可能です。
抗酸化作用を高めて効率よく薄毛対策する方法を解説!
抗酸化作用を高めることが、なぜ髪の毛によいのか理解できたことでしょう。
ここでは、抗酸化作用を効率よく高めることができる方法を紹介します。
体内には、もともと抗酸化作用が備わっています。
しかし、20代をピークに低下するため、何かしらの方法で高める必要があります。
食事
前述したように、下記の栄養素には、抗酸化作用がみられます。
- ビタミンC
- βカロテン
- ビタミンE
- 亜鉛
- 銅
- セレン
- マンガン
そのため、これらの栄養素を多く含んだ食材を食事で摂取することで、体内の抗酸化作用を高めることができます。
おすすめの食材を下表にまとめました。
ビタミンC | じゃがいも、いちご、レモン、キウイフルーツ |
βカロテン | にんじん、トマト、ほうれん草 |
ビタミンE | 種実類、アボガド、かぼちゃ |
亜鉛 | 牡蠣、牛肉、豚肉、うなぎ |
銅 | 干しエビ、ココア、レバー、種実類 |
セレン(セレニウム) | 大豆、玉ねぎ、魚介類 |
マンガン | しょうが、海藻、未精製の穀物、豆類 |
生活習慣の改善
ストレスのある生活や暴飲暴食は、活性酸素の発生量を増やします。
規則正しい生活に見直すことで、増殖を防止し、育毛対策が可能。
下記を気を付けて活性酸素の発生量が増えないようにすることも重要です。
◇お酒はほどほどにする
◇紫外線対策をする
◇禁煙する
◇添加物の多い食事は控える
◇睡眠不足にならないようにする
上記の生活習慣を見直しましょう。
適度な運動
激しい運動も、活性酸素の発生量を増やします。
理由としては、激しい運動によって呼吸量が増えるためです。
安静時の1回の呼吸でも、取り込んだ酸素のうちの約2〜3%が活性酸素に変換されています。
激しい運動をすると、安静時よりも呼吸回数がはるかに増え、取り込まれる酸素量が多くなります。
さらに、運動によって体温が上がったことで、活性酸素への変換率も上昇。
一方で、長い時間適度な運動していると、抗酸化作用が高まります。
おすすめは「育毛に効果的な有酸素運動はどれ?4~5程度の運動強度(METs)がおすすめ!」よりご確認ください。。
基本的には息切れしない程度のペースで、約20分以上運動することを心掛けましょう。
さいごに|抗酸化作用を高めて育毛しよう!
抗酸化作用を高めると、育毛によい効果がみられます。
抗酸化作用を高めるだけではなく、そもそも活性酸素の発生量が増えないようにすれば、より得られる効果が高まります。
ぜひ、本記事を参考にして抗酸化作用を高め、育毛対策を実践してください。