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ピディオキシジル(ミノキシジル誘導体)の育毛効果とは?ミノキシジルと違いは?

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ピディオキシジル(ミノキシジル誘導体)の育毛効果とは?ミノキシジルと違いは?

ピディオキシジルは、高い育毛効果を持つことで知られているミノキシジルとよく似た分子構造をしていることから、同等の効果が期待できるといわれています。

 

本記事では、ピディオキシジルをテーマに解説しています。

 

育毛効果やピディオキシジルがミノキシジル誘導体ともいわれている理由についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

 

 

ピディオキシジルの育毛効果とは?髪が生えるメカニズムも解説!

 

まずは、ピディオキシジルとは何なのか、詳しくみていきましょう。

 

 

 

ピディオキシジルとは?

ピディオキシジルは、ピロリジニルジアミノピリミジンオキシドとも呼ばれており、ミノキシジルと非常に似た分子構造を持っていることから、ミノキシジル誘導体とも呼ばれることがあります

 

ピディオキシジルの成分はミノキシジルと同じように血管を拡張する働きがあります。 血管が広がることで血流がよくなり、毛髪の育ちやすい健康な頭皮に改善されていきます。
引用:ピディオキシジル(ミノキシジル誘導体)について

 

 

 

誘導体とは?

誘導体とは有機化学の用語で、有機化合物による官能基の導入や酸化、還元、原子の置き換えなどによって、母体の構造や性質を変えずに改変した化合物のこと

 

例えば、酢酸エチル、アセトアミド、塩化アセチル、無水酢酸などは酢酸の誘導体(酢酸誘導体)です。

 

また、クロロベンゼンはベンゼンのクロロ誘導体、チオフェノールはフェノールのチオ誘導体です。

 

概要を下表にまとめます。

 

酢酸誘導体 酢酸エチル、アセトアミド、塩化アセチル、無水酢酸
クロロ誘導体 クロロベンゼン
チオ誘導体 チオフェノール

 

つまり、ピディオキシジルがミノキシジルと非常に似た分子構造から、同様の効果がある理由は、ピディオキシジルがミノキシジルを母体にした誘導体だからです。

 

 

 

ピディオキシジルが育毛発毛に効くメカニズムは?

ピディオキシジルはミノキシジルを母体にした誘導体のため、育毛を促すメカニズムはミノキシジルと同様です。

 

ミノキシジルが育毛を促すメカニズムには、以下の2つがあります。

 

  • 血行促進による育毛効果
  • 毛母細胞の活発化による育毛効果

 

発毛を促すメカニズムの1つが、血管拡張による発毛促進効果。

 

血管が拡張すると髪の毛が生える理由は、血管が広がることで血流がよくなり、毛根に届く育毛に必要な栄養の量が増加するためです。

 

また、血流がよいと、毛髪の土台である頭皮環境もよくなるため抜け毛予防にも繋がるでしょう。

 

そして、もう1つの発毛を促すメカニズムが、毛母細胞の活発化。毛母細胞とは毛乳頭の周りに存在する毛髪を作り出している細胞のことです。

 

毛髪は毛乳頭細胞から栄養補給を受けた毛母細胞が細胞分裂を繰り返し、新しい細胞によって押し上げられることで成長します。

 

ピディオキシジルには、直接毛母細胞に作用して、毛母細胞の細胞分裂を活発にする効果があります。毛母細胞の細胞分裂が活発になれば、新しい毛髪が作られていくでしょう。

 

また、正常に働いている毛母細胞だけでなく、休止状態に陥っている毛母細胞にも作用し、再び活動させてくれます。

 

そのため、新しい髪をつくりにくい状態になっていても発毛を促してくれます。

 

 

ピディオキシジルとミノキシジル誘導体の違いは?

 

高い発毛効果があるミノキシジルは、さまざまな発毛剤や育毛剤に使用されている成分です。

 

そんなミノキシジルから、なぜ誘導体であるピディオキシジルが作られたのでしょうか。

 

ここでは両者の違いについて解説します。

 

 

 

分類

ミノキシジルは医薬品分類で医者から処方 もしくは 海外の個人輸入でないと手に入りません。

 

しかし、ピディオキシジルは化粧品成分であるため、どろでも手に入れる事が出来ます。

 

 

 

役割

ミノキシジルは本来、米国で降圧薬として開発された成分で、育毛効果は降圧薬の副作用でした。

 

その副作用が注目され、育毛成分として使用されているのです。

 

つまり、ミノキシジルの育毛効果(性質)をあまり変えずに(副作用を軽減するよう)改変したのがピディオキシジル

 

しかし、実際はピディオキシジルの臨床データはありませんので、化粧品成分とされている事から血管拡張までは効果がなく、血行促進にとどまっています。

 

 

 

効果

エビデンスとしてミノキシジルが効果があるというのは間違いないですが、ピディオキシジルも負けてはおりません。

 

分子構造を変えずに作られたので、効果はミノキシジルと近いものがあります。

 

しかし、化粧品成分とされている事から全くの同等効果とは言えません。

 

 

 

副作用

優れた効果が期待できるミノキシジルですが、そんなに良い成分であるなら一択のはずですが、そういう事には未だになっていません。

 

理由としては副作用が懸念されているからです。

 

もともと、ミノキシジルには、下記のような副作用があります。

 

  • 頭痛
  • めまい
  • 動悸
  • むくみ
  • 心肥大
  • 血圧低下

 

私は実際にミノキシジルタブレットを2年服用していましたが、そこから肝臓がおかしくなり、尿酸値を下げる薬を一生飲まないといけない体になりました。

 

また、外用役で使用した場合は、炎症やかゆみ、かぶれといった副作用も報告されています。

 

副作用が発生する理由は、もともと育毛成分として開発された成分ではないためです。

 

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さいごに|ピディオキシジルで育毛効果を促進させよう!

 

ピディオキシジルは、ミノキシジルの副作用を軽減させた、育毛を目的に作られた成分です。

 

まだ、知名度の高い成分ではありませんが、今後発毛剤や育毛剤に使用されることも増えていくことでしょう。

 

最後に、本記事の内容をまとめます。

 

  • ピディオキシジルはミノキシジル誘導体とも呼ばれる
  • ピディオキシジルはミノキシジルを母体にした誘導体
  • 休止状態に陥っている毛母細胞にも作用し、再び活動させてくれる
  • ピディオキシジルとミノキシジルの違いは副作用の発生頻度

 

本記事が、ピディオキシジルの効果を知りたい方の参考になれば幸いです。

 

 

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