グルテンフリーは抜け毛や薄毛予防になる?育毛対策として有効か?
「グルテンフリー」という言葉を聞いたことはありますか?
グルテンフリーとは、グルテンを摂取しないという意味です。グルテンフリーは健康によいと言われており、グルテンフリーの食事を行う人も少なくありません。
そんなグルテンフリーですが、実は薄毛予防にも効果があるといわれています。
本記事では、グルテンフリーと髪の毛との関係について解説します。
ぜひ、参考にしてください。
薄毛予防にグルテンフリーを活用しよう!その理由を解説!
グルテンと薄毛との関係性にピンときませんよね。ここでは、グルテンとは何か?また、グルテンフリーの髪の毛への影響について解説します。
グルテンとは?
グルテンとは、麦類に多く含まれるたんぱく質から生成される物質。
麦類には、「グルテニン」「グリアジン」と呼ばれるたんぱく質が含まれています。
グルテン (gluten) あるいは麩質(ふしつ)は、小麦、ライ麦などの穀物の胚乳から生成されるタンパク質の一種であるグルテニンとグリアジンが水を吸収して網目状につながったもの[1]。料理では小麦粉に水を加えてこねる事でこれら2つのタンパク質が絡めあわされてグルテンが作られる
引用:Wikipedia
グルテンの特徴は、柔軟性や弾力性です。
うどんなどの生地を、めん棒で伸ばすところを見たことがある人も多いでしょう。
柔軟性があるので伸びますが、弾力性もあるので伸びきらずに戻ろうとする力も加わります。
グルテンフリーが髪の毛に良い理由とは?
グルテンフリーが、髪の毛によい理由は、グルテンが身体に及ぼす影響と関係があります。
実は、グルテンはアレルギーを発症する恐れがある食材。グルテンでは主に、以下のようなアレルギー症状が確認されています。
- 便秘や下痢
- 免疫機能の低下
- 肌の乾燥や湿疹
- 血糖値や血中脂質の上昇
- 疲れが抜けにくくなる
特に髪の毛に影響が出る症状は、「免疫機能の低下」「肌の乾燥や湿疹」「血糖値や血中脂質の上昇」です。
免疫機能の低下は、新陳代謝を遅らせて、髪の毛に必要なたんぱく質の生成に影響。また、肌の乾燥や湿疹は、頭皮の環境を悪化させ薄毛になる恐れがあります。
血糖値や血中脂質が上昇すると、悪玉コレステロールが増加して血液がドロドロになります。そうなると血行が悪くなり、髪の毛まで栄養が行き渡らず育毛しません。
グルテンフリーを食生活に取り入れることで、このような症状を抑えて抜け毛予防ができます。
グルテンフリーの育毛対策では小麦が天敵!
育毛を促すには、グルテンを摂取しないようにすることが大切です。
ここでは、グルテンが含まれている食材、そしてグルテンフリーの食材について解説します。
身体に悪影響を与えて薄毛にさせてしまうグルテンですが、みなさんが普段から何気なく食べているパンなどに多く含まれています。
パンの主成分といえば、「小麦」ですよね。
小麦にはグルテンのもとになる「グルテニン」と「グリアジン」が、多く含まれています。
その他にも、日常生活で多く口にするパスタやうどん、ラーメンなどに含まれています。
また、普段の料理でも小麦粉はよく使います。そんな人は育毛を意識して、小麦粉の代用として以下のような食材を使ってみてください。
それぞれ、どんなときに代用されるかみてみましょう。
代用品①|片栗粉
片栗粉とは、ジャガイモのでんぷんの粉。実は、小麦粉の代用としても使用することができます。
例えば、肉や魚を焼いたり揚げたりするときに、小麦粉の代わりにまぶすとカリッとした食感に仕上がります。
代用品②|米粉
小麦粉は、クッキーやパンケーキなどのお菓子作りでも欠かせません。そんなときに代用できるのが、米粉です。
米粉を代用したお菓子のレシピがたくさんあるので、ぜひ試してください。
それでも小麦が食べたい!グルテンフリーの商品を紹介!
どうしても、パンやパスタなどを食べたいときもありますよね。そんなときでも、髪の毛への影響を気にせず食べられるグルテンフリーの食材を紹介します。
それでは、詳しくみていきましょう。
米粉パン
米粉パンとは、米粉で作られたパンです。
小麦粉を使用していないので、グルテンを気にせずパンを食べることが可能。また、お家でパンを作る人用にパン用の米粉も売られています。
グルテンフリーのパスタ
グルテンフリーのパスタとは、その名のとおり、小麦粉以外で作られたパスタのこと。主に、米粉で作られています。
米粉以外にもさまざまな種類があるので、好みのパスタを探してみてはいかがでしょうか。
さいごに|育毛したいならグルテンフリー!体内から対策しよう!
今回は、グルテンフリーが髪の毛に与える影響について解説してきました。
前述したように、グルテンは身近な存在です。
初めから、完全にグルテンフリーの食生活をすることは困難。まずは、「パンを食べない」「麺類を食べない」など、自分にできることから始めましょう。