顔のそばかすの消し方は?そばかすができる原因や対処法を詳しく解説!

顔に細かなシミ・そばかすが広がり、メイクや美白ケアに時間がかかると悩んでいませんか?
ヨーロッパやアメリカの海外女性に多いそばかすですが、顔全体にシミが広がった状態でもあるため、コンプレックスに感じたり肌色のどんより感・くすみが気になることがあるでしょう。
完全にそばかすを消して透明感のある肌を目指すのはハードルが高いイメージがありますが、実はスキンケアやメイク、美容医療と幅広い対処法があるんです。
ここではそばかすができてしまうそもそもの原因、スキンケアやメイク、美容医療まで幅広い対処法をわかりやすくご紹介します。
そばかすの目立たない透明美肌を目指すべく、原因や対処のポイントをぜひ参考にしてくださいね。
そばかすができる原因とは?

気付くと肌にそばかすがあり、広範囲に広がっている…。
そんな悩みは、意外に気づけていなかった日常的な要因がそばかすにつながっているのかもしれません。
そばかすができ、増えてしまう原因を知ると自分なりにでも対処方法や注意点がイメージしやすくなるはず。
ここでは美容家や皮膚科医も注意喚起している、そばかすができる原因を具体的に見ていきましょう。
紫外線や肌への摩擦によるもの
そばかすの大きな原因は、紫外線や肌への摩擦が関係しています。
肌が紫外線を浴びると、肌色のくすみやシミ、そばかすの原因となるメラニン色素を作り出す、チロシナーゼ酵素の働きが活発になります。
すると肌を黒く見せてしまうシミやそばかすができて顔の広範囲に広がり、色ムラやくすみ、どんより感が目立つ肌状態に変わってしまうのです。
また、摩擦のかかるようなメイクやスキンケア、顔にむやみに触れるクセがある場合も、メラニン色素が大量に作られて広範囲のそばかすができることがあります。
遺伝や肌色の関係性
生まれつきそばかすがあり、大人になってもその肌状態に変化が見られない場合は、遺伝やもともとの肌色が関係しているのかもしれません。
両親や近親類者にそばかすが多い人がいる場合は、DNAや肌質を受け継ぐ子にもそばかすができやすい傾向にあります。
また色白肌で色素が薄い肌質の場合も、紫外線や摩擦を受けると一気にメラニン色素が作られてしまうことから、そばかすができやすい・増えやすい傾向にあります。
ターンオーバーの乱れによるもの
肌のターンオーバーは、およそ28日ほどでダメージのある古い角質が健康的な肌に生まれ変わるサイクルのことを言います。
ターンオーバーが整っていると、上記の肌の生まれ変わりのサイクルによって、そばかすの原因となるメラニン色素が垢となって流れていきます。
ただ肌のターンオーバーは、
- 角質層にたっぷりのうるおいが満ちていること
- 血行、代謝が良い状態
- ターンオーバーを助ける睡眠の質、ホルモンバランスが安定していること
が必要不可欠な条件。
年齢を重ねたりホルモンバランスが乱れると、肌の水分量や代謝、血行が低下し肌の水分が失われやすくなります。
そのような原因でターンオーバーが乱れると、そばかすの原因となるメラニン色素が肌内部に残ってしまい、広範囲のそばかすや色が濃くなるなどのトラブルにつながってしまうのです。
ストレスによるもの
強いストレスや不安、緊張を感じていると肌色がどす黒く見えてしまうように感じたことがありませんか?
これは決してイメージではなく、ストレスや不安、緊張によって活性酸素が大量に発生するためです。
活性酸素は、そばかすの元凶となるメラニン色素の働きを活発にしたり、血管にダメージを与えて血行を悪くし、老廃物を溜め込む性質があります。
そのためストレスや不安、緊張が多いほど活性酸素の影響を受けてそばかすが濃くなったり増えてしまうことがあるのです。
そばかすの消し方や対処法
スキンケアでできるそばかすの消し方や対処法
肌の色ムラが目立ち、時に皮膚の凹凸にも見えてしまうそばかす。
ここでは日々のスキンケアでできるそばかすの対処法をまとめてみましたので、新しくコスメを新調する際の参考に役立ててくださいね。
美白、ターンオーバーに特化したコスメを使う
そばかすが濃くなったり広がったりするのはメラニン色素の影響を大きく受けているため、この影響をなくす美白やターンオーバーに特化したコスメを使うことが効果的です。
そばかすのケアに役立つ美白効果やターンオーバーの活性を促す美容成分をまとめてみましたので、そばかすのコスメ選びに役立ててくださいね。
そばかすケアに役立つ代表的な美白成分 |
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そばかすケアに役立つ代表的なターンオーバー促進成分 |
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紫外線や摩擦、刺激に気を配る
そばかすの根本的な原因はメラニン色素で、紫外線ダメージを受けたり皮膚への摩擦・刺激によって生成が活発になります。
紫外線は気候やシーズンにかかわらずに日没まで降り注ぐ性質があるため、屋外はもちろん室内でも紫外線対策に気を配るようにしましょう。
皮膚への摩擦や刺激を与えるようなメイク、スキンケアはメラニン色素が作られそばかすはもちろん色素沈着の原因になることが。
メイク・スキンケアはソフトなタッチでごしごしと擦らず、プレスのみを心がけてみましょう。
メイクアップでできるそばかすの消し方や対処法
今すぐにカバーしたいそばかすがある場合は、時短で対処できるメイクのテクニックを知っておくことが便利。
そばかすを目立たなくしつつ、シワやたるみ、くすみもまるごとカバーできる、メイクテクニックを以下にまとめてみました。
準備するコスメ |
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そばかすをカバーするメイクの流れ |
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ご紹介した化粧下地の色は、そばかすを目立たなくしつつ肌色を均等に見せる効果が。
ツヤ系のルースまたはプレストパウダーは、肌に輝きを与えることで光を反射し、そばかすを目立たなくする万能なメリットがあります。
そばかすは本人が気にしていたとしても、まわりから見ると外国人女性のようなキュートな印象を抱かれることがたくさんあると言えます。
ここ数年ではそばかすをあえて隠さずに見せたり、そばかすを書き足して若々しく年齢を感じさせないように見せるメイクもトレンドになっているため、ウィークポイントをプラスに変えるメイク、見せ方なども研究してみると良いでしょう。
美容医療でできるそばかすの消し方や対処法
美容医療によるそばかすの対処は、スキンケアやメイクとは違った原因に応じた根本的な治療となるため、できるだけ完全な状態を求めている方におすすめの方法です。
そして美容医療は、事前にそばかすの状態を診察してもらいながら肌質にも合った治療法をアドバイス、カウンセリングしてもらえる安心感が。
美容医療は種類が豊富なので、ベストな方法を相談できるところも安心です。
ここでは実際にそばかすの治療に受ける方が多い、おすすめの美容医療とそばかすをカバーする効果の仕組みをご紹介します。
レーザー治療
そばかすに効果的な数ある美容医療の中でも、効果が高くメジャーな「レーザー治療」。
そばかすの原因となるメラニン色素にのみ反応し、分解・消失させながらムラのない透明美肌を目指すことができます。
肌質やそばかすの範囲、濃さによって個人差があるものの、レーザー治療はわずか1回で済むことが少なくはなく、以下のような肌質・状態に合わせて選択できる、種類も豊富に展開されています。
IPLレーザー | ターンオーバーを促しそばかすの目立つ肌を修復する |
レーザートーニング | 濃く広範囲のそばかすでも5~10回程度の施術でカバーできる |
Qスイッチヤグレーザー | 肌質、そばかすの状態にかかわらず1回の施術で完了する |
フォトトリートメント | そばかすの原因、メラニン色素を浮き上がらせて除去する |
ケミカルピーリング | 特殊な薬剤を肌に塗り、角質を剥がすことでそばかすをカバーする |
イオン導入 | ビタミンCを微弱電流にて分子化し、皮膚の深部まで行きわたらせて透明感のある肌に導く |
内服・外用薬
皮膚科や美容医療で受けられるそばかすの治療は、肌の内側からアプローチする内服薬や、そばかすに直接的に塗布して症状を改善・予防する外用薬があります。
そばかすの治療に用いられる内服薬には、
トラネキサム酸 | そばかすの原因となるメラニン色素の発生を抑える |
ユベラ | 皮膚の代謝を促進することでそばかすを薄く目立たなくする |
シナール | メラニン色素の形成を抑制、隠れメラニンを消失させる |
といった種類があり、診察やカウンセリングなどで1~3つの内服薬処方を受けることができます。
美容内服薬はそばかすの内側からの治療はもちろん、シワやシミ、たるみ、くすみ、肌荒れといった悩みにも対応しているため、そばかす以外にも気になる悩みがある方におすすめです。
おわりに

肌に濃く広がるそばかすでも、スキンケアやメイク、美容医療と幅広い対処法があり、少しは安心できたのではないでしょうか?
日々そばかすカバーに効果的な対処法をコツコツ積み重ねていくと、肌の透明感に気付けて気持ち的にもラクになれるはず。
お伝えした対処法をさっそく参考に、くすみや色ムラ、そばかすの目立たない均一美肌を目指していきましょう。