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スカルプコラム

甘草(カンゾウ)から取れる「グリチルリチン酸」は育毛出来る?医薬品にも使われている成分!

  • 育毛
甘草(カンゾウ)から取れる「グリチルリチン酸」は育毛出来る?医薬品にも使われている成分!

グリチルリチン酸は、スキンケア商品の添加剤としてよく使用される成分。

 

そして、このグリチルリチン酸が使われたスキンケア商品は、敏感肌の方でも使用できるといわれています。

 

グリチルリチン酸がスキンケア商品に使われる理由は肌荒れなどのダメージケアに高い効果が期待できるため。

 

育毛にもよい効果が期待できることから育毛商品にも使用されています。

 

また、育毛するための方法を探しているなかで「グリチロン」という薬を耳にしたことはありませんか?

 

本記事では、なぜ育毛によい効果が期待できるのか?グリチロンとの関係性について解説しています。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

 

甘草(カンゾウ)から取れるグリチルレチン酸とは?

 

強力な抗炎症作用のある成分として、グリチルリチン酸というものがあります。

 

この成分はシャンプーや育毛剤には基本配合されており、痒み等を緩和してくれる作用があります。

 

このグリチルリチン酸は甘草(カンゾウ)という植物から抽出されます。

 

名前の通り、甘い味のする草で甘味料やたばこ等の日常生活でも一般的に使われており、且つ 薬としても使用されおります。

 

近年ではスペイン産の甘草がグリチルリチン酸の配合料が多く、収穫も早いとされています。

 

 

 

グリチルレチン酸の特徴は?

先ほど書いた通り、グリチルレチン酸は、古来より甘草(カンゾウ)という植物を薬草として用いられていた歴史から、抗炎症や抗菌対策として活用されてきました。

 

また、現代では医薬品としても用いられており薬用、そして育毛などでも有効活用されています。

 

グリチルレチン酸が育毛製品の成分として用いられている効果のエビデンスとしては、東京工業大学の研究が発表。

 

頭皮環境の悪化を改善することに応用され、昨今の育毛剤や頭皮用シャンプーでも用いられるようになりました。

 

ちなみに、医薬品として1日の摂取目安は200mg以内とされているため、取り扱いには十分注意しましょう。

 

 

 

グリチルレチン酸の効果

グリチルリチン酸が育毛によい効果をもたらしてくれることは前述しましたが、どんな薄毛でも効果が期待できるということではありません。

 

育毛効果が期待できるケースを、下記にまとめました。

 

  • 頭皮の炎症によるもの
  • 皮脂の過剰分泌によるもの
  • 常在菌に対してのアレルギーによるもの
  • 自己免疫疾患によるもの

 

抗炎症作用や抗アレルギー作用によって、炎症もしくはアレルギー反応を治め育毛力を回復してくれることが、よい効果が期待できる理由です。

 

さらに、炎症やアレルギー反応を抑える効果があるため、育毛商品の場合も敏感肌の方でも使用可能。

 

また、敏感肌の方でも使用できる理由に、セラミドの働きをサポートすることで頭皮のバリア機能を上げてくれる効果があるこということも挙げられます。

 

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育毛にアプローチする仕組みとは?

グリチルレチン酸は、どのようなメカニズムで育毛にアプローチするのでしょうか。

 

結論をいえば、5αリダクターゼの生成を抑制させることで、ヘアサイクルのうち「休止期」への移行を阻害。

 

このような仕組みで髪の細胞が活性化し続ける結果となり、育毛効果が期待できるということです。

 

具体的には、下記のようなメカニズムが働きます。

 

  1. 5αリダクターゼの生成を抑制
  2. ジヒドロテストステロン(DHT)への変性を抑制
  3. ヘアサイクル(毛周期)の成長期間が持続
  4. 育毛が可能

     

    グリチルレチン酸が育毛に効果的な理由としては、このようなメカニズムが考えられていますが、摂取することをおすすめできないケースが存在することも事実。

     

    例えば、妊婦の方はグリチルレチン酸が流産や早産に起因する危険性が伴うため、摂取は控えるようにしましょう

     

     

    「β-グリチルレチン酸」「グリチルレチン酸ジカリウム」「グリチルレチン酸ステアリル」との違いは?

     

    先ほど、シャンプーや育毛剤に含まれる成分の1つと書きましたが、ただのグリチルレチン酸ではなく、下記の様に表記されています。

     

    • β-グリチルレチン酸(加水分解したもの)
    • グリチルリチン酸ジカリウム(水に溶けやすくしたもの)
    • グリチルリチン酸ステアリル(油に溶けやすくしたもの)

     

    β-グリチルレチン酸は医薬部外品成分として育毛剤に配合されており、グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K)は化粧品成分として養毛剤等に配合される場合が多いです。

     

    甘草の根に含まれる代表的な成分としてグリチルリチン酸が知られており、その誘導体であるβ-グリチルレチン酸、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルレチン酸ステアリルは化粧品や医薬部外品で抗炎症・肌荒れ予防の目的で配合されている成分です。

    引用:甘草と歩んで80年! 甘草由来の有効成分「グリチルレチン酸ステアリル」の分子構造に着目した製剤処方と有効性

     

    ただし、効能としてはどちらも甘草由来で違いはありません。

     

     

    グリチルレチン酸を摂取する方法を紹介!

     

    グリチルレチン酸は、甘草(カンゾウ)と呼ばれるマメ科植物から抽出される植物性成分の1つのため、食品として摂取しても特に問題はみられないとされています。

     

    一般的には薬品の苦みを軽減する目的で使用されることがありますが、食品においては甘味料の風味を抑制するために用いられることがあります。

     

    つまり、グリチルレチン酸は経口摂取しても抗炎症作用や育毛などの効果が期待できるということ。

     

    しかし、グリチルレチン酸を食品などを介して経口摂取することに抵抗を感じる方もいることでしょう。

     

    もちろん、育毛剤や頭皮用シャンプーで使用されていることもあります。

     

     

     

    育毛剤を使用する

    Lixスカルプトニック 6,578円
    長春毛精  6,600円
    CA101育毛剤 6,600円
    美柑の雫 5,720円
    ベルタ育毛剤 6,578円
    ミューノアージュ 6,913円
    CHAP UP(チャップアップ) 8,840円
    ポリピュアEX 7,800円

     

    育毛剤では、上記の商品にグリチルリチン酸が配合されています。

     

    メーカーの公式サイトで購入可能です。

     

    グリチルレチン酸が含まれる育毛剤を使用すると、抗炎症作用や細菌発育阻止作用などが期待できます。

     

    頭皮の肌荒れや炎症などを抑制する働きがみられることから、頭皮環境を改善するために用いられるケースもあります。

     

    しかし、基本的には育毛剤は頭皮環境がある程度良好に保たれていることが前提であり、ヘアケアという観点からいえばグリチルレチン酸以外の成分が拒絶反応を引き起こすことも考えられます。

     

    そのため、アレルギー反応を含めグリチルレチン酸を含んだ育毛剤には、その効果の感じ方に個人差があることは念頭に置いておかなければなりません。

     

     

     

    シャンプーを使用する

    Lixスカルプシャンプー 4,378円
    ビオルチアシャンプー  5,300円
    チャップアップシャンプー 5,300円
    爽快柑 3,300円
    ラサーナプレミオールシャンプー 3,905円
    肌ナチュール炭酸ヘッドスパシャンプー  6,556円
    b.estオーガニックスパークリングシャンプー 3,865円
    ANCREVE(アンクレイヴ) 5,800円

     

    育毛に効果的なグリチルリチン酸配合のシャンプーを、上の表にまとめました。

     

    それぞれのメーカーの公式サイトで購入できます。

     

    グリチルレチン酸が含まれたシャンプーは、一般的には頭皮用シャンプーというカテゴリーに属します。

     

    また別名、スカルプシャンプーと呼ぶことがありますが、その特徴としては頭皮ケアに特化しているということが挙げられます。

     

    それでは、グリチルレチン酸を含んだ頭皮用シャンプーは、一般的にどのような方法で活用すればよいのでしょうか。

     

    結論をいえば、あらかじめ約35度のお湯を髪に馴染ませ、泡を包み込むようにマッサージしながら優しく揉み込みます。

     

    商品によって異なりますが、馴染ませる時間の目安は約3分間。ゆっくりと時間をかけ、頭皮にグリチルレチン酸が浸透するイメージで取り扱ってください。

     

    コラム

     

     

    グリチルレチン酸を配合した「グリチロン」とは?

     

    文中にグリチルレチン酸は医薬品にも使われていると書きましたが、その薬がグリチロンです。

     

    主に、下記のような効果があります。

     

    • 免疫調整機能
    • 抗アレルギー作用
    • 抗炎症作用
    • 幹細胞の増殖を促進する作用

     

    このような効果から、主に「肝臓疾患」の特効薬として需要があり、慢性肝炎などに使用することで肝機能異常を改善する効果が確認されています。

     

    また、免疫調整機能や抗炎症作用などの効果により、下記の症状にも適応されます。

     

    • 円形脱毛症
    • 湿疹
    • 皮膚炎
    • 口内炎

       

       

       

      グリチロンを薄毛治療に使うな!育毛効果に期待は禁物!

      頭皮に良い効果が確認されていますが、その効果に対して過度に期待することはできません。

       

      元々、薄毛対策として作られた薬ではないからです。

       

      ただ、円形脱毛症は「自己免疫疾患」や「ストレス」など、原因にはさまざま説がありますが、これらの原因にグリチロンの効果が合致したことで育毛効果が確認されました。

       

      頭皮環境を改善することで育毛につながる可能性があるため、まったく効果がないということはありませんが医薬品は諸刃の剣です。

       

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      グリチロンの副作用は?

      グリチロンのデメリットは、複数の副作用が確認されていること。そして、副作用の観点からいえば、おすすめできないケースもあります。

       

      主な副作用は、下記のとおりです。

       

      • 血清カリウム値の低下
      • 血圧の上昇
      • 腹痛
      • むくみ
      • 尿量の減少
      • 体重増加
      • 脱力感、筋肉痛
      • 四肢痙攣、麻痺

       

      特に利尿剤などを普段服用している場合は、血清カリウム値の低下が現れやすくなるため、薬の飲み合わせには注意しましょう。

       

      また、一部の副作用は「偽アルドステロン症」や「横紋筋融解症」の初期症状である可能性があります。

       

      これらの副作用がでた場合は、すぐに使用を中断して医師に相談しましょう。

       

       

       

      グリチロンを育毛目的で入手する方法は?

      グリチロンの主な使用用途は、肝臓病などによって低下した肝機能の改善です。

       

      また、円形脱毛症以外の薄毛に対して発毛効果は低く、副作用の可能性や飲み合わせの難しさなど、さまざまなデメリットがあります。

       

      そのため、育毛発毛目的では処方してくれる医療機関はありません。

       

      個人輸入で海外からでしたら恐らく可能です。

       

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      さいごに|グリチルリチン酸は育毛に効果的!

       

      今回は、グリチルリチン酸の育毛効果について解説してきました。

       

      薄毛が気になる方は、グリチルリチン酸配合のシャンプー・育毛剤を使用すると高い育毛効果が期待できます。

       

      季節の変わり目になりやすい敏感肌にも使えるのも魅力的。ただし、使用したからといって、すぐに効果が出ません。

       

      また、グリチロンとは何か、その効果についても解説しました。

       

      グリチロンは、一部の脱毛症に効果がある薬として処方されています。

       

      ただし、もともとは肝臓疾患の改善い用いられることから、直接的な効果はなく過度な期待はできません。

       

      また、さまざまな副作用があるため使用する際は注意が必要。医療機関で処方してもらうことができるグリチロンですが、発毛目的では処方してくれる医療機関ありません。

       

       

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