「おでこが広い」の基準は何センチ?指4本が入ると薄毛になるという噂を検証

一般的に、おでことは、髪と顔部分との境目のこと。
もし、これまでよりもおでこの範囲が広くなっていたと感じたら、生え際が後退しているかもしれません。
どれぐらい広いかを禿げや薄毛の進行を判断する1つの基準にしている方はいるでしょう。
また、その判断基準であるおでこが子供のころから広いと、将来的に薄毛になるのではと心配していませんか?
本記事では、子供時代からおでこが広いと本当に薄毛になるのか?というテーマで解説しています。
広いおでこで、自分自身や子供の将来が心配という方は、ぜひご覧ください。
おでこが広くても薄毛にならない!
最初に断言しますが、昔から広いおでこでも薄毛になるわけではありません。
ここでは、おでこの広さが薄毛の要因と誤解されている理由について解説しています。
それでは、詳しくみていきましょう。
「おでこ禿げ」の定義はある?
何cmぐらい広いとおでこ禿げと呼ばれるかという定義はありません。
また、医学的にも、何cm以上広かったらとか髪の生えている範囲が何cm以下だったらという定義もありません。
しかし、約7cm程度(指4本が入るぐらい)広いと客観的に「おでこ禿げ」と定義されることが多いようです。
それぐらい広いと、生え際からあごの先までの顔部分が頭部全体の1/3以上になってしまうことが理由です。
そのため、下記の方たちのように髪が薄くないのに広いことで禿げだと言われていたり、思われていしまう方も少なくありません。
髪部分が占める割合が少なく見えてしまうというだけなので、髪が薄いかは化学的な関係はありません。
ただ、Twitterの後者の方の様に、子供の頃からデコが広くても薄毛になる方もいます。
おでこが広くて薄毛になってしまう要因は?
まず、おでこが薄毛の要因になることはありません。
しかし、おでこではなく、境目である生え際付近は洗髪時に洗い残していることが多い部分でもあります。
そのため、皮脂や汚れ、整髪料の洗い残しが要因となってしまっていることも多いのです。
また、下記の薄毛は生え際から進行していくため、要因は別のことなのにおでこが要因となっていると勘違いされることも少なくありません。
- 牽引性脱毛症
- M字型脱毛症
牽引性脱毛症は、強い力で髪を引っ張っていたことで、生え際部分が血行不良を起こすことが本当の要因。
一方、M字型脱毛症は、上記で紹介したような間違った洗髪が要因となっていることもあります。
しかし、ほかに男性ホルモン過剰分泌、遺伝、ストレス、生活習慣の乱れが要因となっていることもあります。
広いおでこを薄毛から守る対策法6選
おでこが広いからといって、必ず髪が薄くなるわけではありません。
なぜなら、薄毛は頭皮環境や男性ホルモン過剰分泌、遺伝、ストレス、生活習慣の乱れなどの要因で決まるため。
子供の将来が心配なら、兆候が現れてからではなく、その前から要因に対して対策を行っておくことが大切です。
薄毛対策①|生活習慣の見直し
生活習慣の乱れは高血圧、動脈硬化、糖尿病、脳卒中、心筋梗塞などの生活習慣病を引き起こすだけでなく、薄毛の要因でもあります。
下記のような生活を長期で続けていると、生え際の髪が薄くなり、おでこの範囲が広がる可能性があります。
- 睡眠不足
- 暴飲暴食
- 早食い
- 遅い時間の飲食
- 運動不足
- 喫煙
- 飲酒
- 過剰なダイエット
- 栄養の偏った食事
また、生活習慣の見直しを行うことで、ストレスが溜まるのを防げたり発散できたりします。
さらに、生活習慣の見直しが、過剰に男性ホルモンの分泌を抑えることに繋がることも少なくありません。
薄毛対策②|頭皮環境の改善
頭皮環境が荒れ、おでこが広くなる原因として、「洗い残し」「洗い過ぎ」「合わないシャンプーや整髪料を使っている」が考えられます。
将来のことが心配なら、上記のことに気を付けて、常に頭皮環境が整っている状態を保ちましょう。
また、髪をセットする際に、強い力で髪を引っ張った状態が長時間続かないようにすることも大切です。
薄毛対策③|AGA治療を受ける
AGA(男性型脱毛症)とは、進行性の男性型の脱毛症のこと。
生え際か頭頂部のつむじ周辺から進行していくのが特徴なので、AGAを発症すると徐々におでこが広くなっていく可能性があります。
また、発症の要因は、DHT(ジヒドロテストステロン)による影響です。
生活習慣の見直しで対策できることもありますが、遺伝の場合は医学的治療でなければ対策できません。
薄毛対策④|薄毛対策に効果的な栄養成分・食べ物を摂ること
おでこが広く、そのまま薄毛になってしまうのではないかと不安に感じたら、カラダの内側から頭皮環境を健やかに整える、栄養成分や食べ物に注目し、食生活を整えていきましょう。
身近な食べ物の中には、おでこの薄毛進行をブロック・改善する栄養が豊富な種類がいくつもあります。
今日からのおでこの薄毛対策に積極的に摂りたい、栄養成分と含有の多い食べ物をさっそくまとめてみました。
髪・頭皮を構成する「タンパク質」
おでこが広く薄毛になってしまうのではないかと不安に感じたら、
- 肉類
- 魚、魚介類
- 大豆製品
- 卵
に多く含まれる、「タンパク質」を積極的に補いましょう。
タンパク質は髪・頭皮を構成する土台の栄養成分で、不足・減少すると頭皮の乾燥や育毛効果の減弱につながるおそれがあります。
おでこが広くなって薄毛につながる頭皮環境のダメージを、修復・再生する「成長ホルモン」の原料ともなり、体重1㎏あたり1gの摂取が目安として推奨されていますよ。
タンパク質の働きを助ける「亜鉛」
おでこが広く、薄毛に見えると不安になってしまったら、前項でご紹介した髪と頭皮の構成成分「亜鉛」を積極的に補いましょう。
- 魚介類
- ナッツ類
- 肉類
- 大豆製品
- 乳製品
に豊富に含まれる亜鉛は、タンパク質の合成を助け、分解を防ぐ重要な栄養成分です。
タンパク質は十分な量を摂っていても、ハードな活動やストレス、アルコールや喫煙などの影響を受けて体内から減少・不足する傾向にあります。
その影響を亜鉛はサポートしたり、髪を作り成長させる毛母細胞の活性化にも一役買う、重要な栄養成分となっていますよ。
頭皮の血行を促す「ビタミンE」
おでこの薄毛が目立つようになった、進行が不安で早い段階で予防しておきたいと感じたら、以下のような食べ物に含有が多い、「ビタミンE」を補うことがポイントです。
- ナッツ類
- アボカド
- カボチャ
- オリーブオイル、ひまわり油などの植物オイル
ビタミンEがおでこの薄毛対策・予防に役立つ理由は、頭皮の血行を促すため。
そもそもおでこが広くなって薄毛が進行してしまうのは、頭皮の血行不良が起こり酸素・栄養が髪に行き届かず抜け毛が増えることが大きな原因。
ご紹介したような食べ物に含まれるビタミンEは、血管を広げて血流を良くし、頭皮と髪に栄養・酸素が行き届きやすい状態に整えます。
頭皮は脳疲労やストレス、スマホやパソコンの長時間使用、運動不足などささいなきっかけで過緊張を起こし、血行不良になりやすい部位と言えます。
ですが食べ物からのビタミンEの摂取でめぐりを整え、髪・頭皮への栄養・酸素供給を助けながらおでこの薄毛対策にアプローチできるのです。
おでこの薄毛の原因・老化進行を食い止める「抗酸化作用成分」
おでこが広く薄毛になるのではないかと不安に感じたら、
- トマトの「リコピン」
- ナッツ、植物性オイルの「ビタミンE」
- ニンジン、カボチャの「βカロテン」
- ダークチョコレート、ベリー類、赤ワインの「ポリフェノール」
といった「抗酸化作用成分」を意識的に補うようにしましょう。
おでこが広いことが薄毛につながる明確な根拠はないものの、バランスが悪いことで薄毛になるリスクが高まってしまいます。
そしてこの影響は、ストレスや紫外線ダメージ、大気汚染などほんのささいなきっかけで大量発生する「活性酸素」が、頭皮の血流を悪くしたり細胞を攻撃して薄毛のリスクを高めてしまいます。
ご紹介した4つの食べ物には、活性酸素の影響から髪や頭皮を守る、抗酸化作用成分が豊富なため、日々の食事に意識的に取り入れるようにしましょう。
アンチエイジングにも役立つ栄養成分となっているため、年齢を重ねたことによるおでこの広さ・目立つ薄毛対策にもおすすめですよ。
頭皮の新陳代謝を助ける「ビタミンB群」
おでこが広いことで薄毛が目立つとコンプレックスを感じてしまった場合は、頭皮の新陳代謝を助ける「ビタミンB群」の摂取を心がけてみましょう。
- きのこ類全般
- 肉類
- 魚類、魚介類
- 卵
- 大豆製品
- 乳製品
などなど、たくさんの身近な食べ物に含まれているビタミンB群は、毛母細胞の活性化や新陳代謝を促す役割があります。
毛母細胞は髪を作り育毛していく重要な組織で、ビタミンB群の摂取により機能の活性が期待できます。
そして新陳代謝は、薄毛の原因となるダメージを受けた頭皮を修復・再生する、ターンオーバーを助ける作用があります。
ビタミンB群は代謝ビタミンとも呼ばれるほど、組織の修復・再生を担っているため、日々の食事で不足しないよう、意識的に補うようにしましょう。
薄毛対策⑤|おでこの薄毛をカバーするヘアスタイルの工夫
おでこの薄毛が気になり、このままハゲてしまうのではないかと不安になったら、ここまでにご紹介した対策に合わせ、時短でのカバーができる「ヘアスタイルの工夫」にアプローチしてみましょう。
ここではおでこの薄毛を目立たなくし、若々しく魅力的な印象に見えるヘアスタイルをまとめてみましたので、今日からのヘアアレンジにぜひ役立ててくださいね。
厚めバングス(前髪)
おでこの広さが気になり、はげてはいないものの薄毛に見えてしまうと悩んだ際は、前髪を厚めに作った厚めバングスにアレンジしてみましょう。
前髪を厚めに作りおでこを覆うように下ろすことでおでこの広さが目立たなくなり、小顔効果も期待できます。
前髪がないヘアスタイルよりも、厚めバングスは若々しい印象に見えるメリットもあり、夏のイメチェンにもぴったりですよ。
サイドバングス
おでこの広さで薄毛が目立つと気になった場合は、「サイドバングス」の髪型に挑戦してみてはいかがでしょうか?
韓国女性の間でブーム・トレンドになっているサイドバングスは、サイドの前髪を厚め・長めに下ろすことで頭頂部のM字はげの部分をカモフラージュでき、トレンドを意識した雰囲気に仕上がります。
前髪を厚め・長めに横に作り、後ろ側の髪とつながるようにバランスの整った髪型のため、おでこの広さはもちろん小顔や新鮮味を感じられるヘアスタイルと言えるでしょう。
斜めバングス
おでこの広さをカバーしつつ、外見的な魅力アップにも効果的な髪型が、「斜めバングス」です。
おでこに沿うように、右または左に前髪をやや厚め・長めに流すヘアスタイルで、きっちりタイトなスタイリングに小顔、知的な印象を与えることができます。
斜めバングス年代や輪郭を問わずに誰にでも似合うアレンジのため、万人受けするヘアスタイルが理想の方にもおすすめですよ。
おでこの広さが気になる時にNGなヘアスタイル
おでこの広さが気になる時に、避けた方がいいヘアスタイルは、
- オールバック
- ポニーテール
- センターパート分けの前髪
の3つ。
オールバックは前髪を後ろ側に流し、おでこをまるごと出したヘアスタイルでもあるため、おでこの広さや薄毛が目立ちやすくなります。
ポニーテールも同様で、さらには髪を引っ張る牽引のダメージが頭皮・毛根に負担をかけて抜け毛・薄毛の原因になるため避けるよう注意しましょう。
センターパート分けの前髪は、おでこをさらしつつ、前髪を頭にフィットさせるようなヘアスタイルのため、おでこの広さはもちろん頭や顔が大きく見えるデメリットがあり、避けた方がベストと言えます。
薄毛対策⑥|ドライヘッドスパ専門店に定期的に通うこと
おでこが広いだけでは直接的に薄毛・抜け毛にはつながらないものの、薄毛や抜け毛はストレスや栄養バランス、ホルモンバランスの乱れなどほんのささいなきっかけで生じるため、早めの予防に越したことはないと言えます。
そこでおすすめなのが、「ドライヘッドスパ専門店に定期的に通うこと」という対策。
おでこの広さが薄毛につながってしまうと心配な方に向けて、ドライヘッドスパ専門店に通うメリットやおすすめのサロン情報をまとめてみました。
頭皮のケアにドライヘッドスパがおすすめの理由
おでこが広いことで薄毛になるのではと悩んでしまった際h、頭皮のケアにドライヘッドスパがおすすめの理由は、
- 血行を促して頭皮、髪に栄養や酸素を送り届ける
- おでこの広さをカバーする、小顔効果
- 炭酸やデンキバリブラシ、カッサ、アロマなどの悩みに応じたオプションが豊富
- 薄毛、抜け毛の原因となる睡眠不調やストレスをケアする
というたくさんの理由があります。
そもそもおでこが広いことで薄毛につながるのはないものの、血行が悪ければ抜け毛・薄毛に進行し、余計におでこの広さが目立ってしまいます。
ドライヘッドスパは頭部全体をくまなく揉みほぐしてめぐりを整え、酸素や栄養の行き届きやすいコンディションに整えながら、抜け毛や薄毛予防にアプローチします。
頭部を引き上げ、持ち上げる施術を繰り返すことで、ひとつながりになっているフェイスラインも持ち上がり、小顔になっておでこの広さが目立たなくなるという嬉しい美顔効果も!
さらにドライヘッドスパは、血行や小顔、美肌と悩みに応じて選べるオプションメニューが豊富、抜け毛や薄毛の悩み以外にもアプローチして魅力アップ、コンプレックス解消に働きかけてくれます。
睡眠不調はダイレクトに頭皮環境を乱してしまいますが、ドライヘッドスパは良眠に深いかかわりのある幸せホルモンの生成、自律神経のバランスを整えることから、おでこの広さによる薄毛対策に内側からアプローチできるでしょう。
ドライヘッドスパ専門店なら「ヘッドミント」がおすすめ
おでこの広さが気になり、このまな剥げてしまうのでないかと心配になったら、「ドライヘッドスパ専門店 ヘッドミント」の利用をぜひご検討ください。
その理由は、きめ細やかなサポートと実績・スキル豊富な施術で頭皮環境はもちろん、血行やめぐり、自律神経、睡眠バランスを整えるため。
月間500人がリピートするほど人気のドライヘッドスパ専門店でもあり、育毛や健康効果を実感している方が多数となっています。
さいごに|おでこが広い方でも薄毛になるとは限らない!
子供のおでこが広いからといって、将来必ず薄毛になるとは限りません。
原因としては、ホルモンの分泌異常や遺伝などが挙げられますが、現代医学で改善が可能です。
ストレスや生活習慣によっては、要因となる危険性は誰でもあるので、将来が心配ならできるだけ早い時期から対策することをおすすめします。