育毛剤やAGA治療薬で胸が大きくなるって本当!?要注意の副作用と対策まとめ!
強いコンプレックスを感じるほどに抜け毛や薄毛が進行すると、育毛剤やAGA治療薬の服用を考えることがあるでしょう。
ですがこれらの薄毛対策についてリサーチをしている時、「胸が大きくなる」というウワサ・副作用をチラホラと見聞きし、ホントにそうなってしまうのかと不安を抱いていませんか?
今回のコラムでは、育毛剤の使用やAGA治療薬の服用で女性のように胸が大きくなってしまうのか、要注意の副作用について詳しく解説!
さらに薄毛対策にある副作用を抑える・対処するためのコツも合わせて参考にしてくださいね。
育毛剤やAGA治療薬で胸が大きくなるって本当!?
育毛剤やAGA専門の治療内服薬を飲むのは、今気にしている薄毛や抜け毛の進行をブロックし、頭皮環境と髪のコンディションを整える目的が第一ですよね。
それなのに育毛剤の使用、AGA治療薬の内服でまるで女性のようにリアルに胸が大きくなると、余計な悩みやコンプレックスを抱いてしまうのではないかと不安になるもの。
では本当に育毛剤やAGA治療の内服薬で胸が大きくなってしまうのか、副作用のウワサや真相に迫ってみたいと思います!
【結論】育毛剤を使って胸が大きくなる副作用はない!
抜け毛の進行や薄毛対策、頭皮環境の乱れに利用する人が男女問わず増えている育毛剤。
育毛剤の塗布で胸が大きくなるとのウワサはチラホラと見聞きしますが、この副作用は完全なウワサで根拠も何もないデマと言えます。
育毛剤で胸が大きくなるという副作用の心配がないのは、
- 胸を大きくする=大胸筋や乳腺に刺激や栄養を与える必要がある
- 育毛剤の使用は頭皮の角質層のみに栄養が浸透される
- 育毛剤によくある副作用は塗布部分の赤み、かゆみ、発疹などアレルギー反応によるもの
という育毛剤ならではの仕組みがあるため。
胸が大きくなるのはバストまわりを構成する乳腺・大胸筋への刺激や栄養供給が必要不可欠ですが、育毛剤を使っても栄養が浸透するのは頭皮の角質層、髪の表面・内部のみなので、胸には作用しない分大きくなるといった副作用も発現しないのです。
さらに育毛剤に使われているさまざまな有効成分は、あくまで髪や頭皮環境のケアに有効・合わない場合の副作用が出る性質があり、胸の大きさに対する作用は副作用は一切ないこともわかっているんですよ。
AGA治療薬で胸が大きくなる副作用が出るケースも
育毛剤を使っただけで胸が大きくなるという副作用は一切なく、心配する必要がないものの、AGA治療薬の服用では胸が大きくなる副作用が出るケースがあります。
実際にAGA専用の内服薬を飲んで胸が大きくなった、女性化したという口コミが少なくはなく、
- 日本皮膚科学会によってAGA治療の有効性が認められた「プロペシア」
- AGAの要因、ジヒドロテストステロンの生成をブロックし薄毛を改善予防する「ザガーロ」
という代表的なAGA治療の服用薬にこの副作用が見られることがあると言われています。
プロペシア・ザガーロで胸が大きくなる原因
プロペシア・ザガーロの服用でまるで女性のように胸がふくらみ、大きくなってしまうのは、ホルモンバランスのゆらぎが原因と言われています。
そもそもプロペシア・ザガーロは、薄毛や著しい抜け毛の原因となる男性ホルモンの過剰な働きを抑える作用があります。
男性のホルモンバランスは、男性ホルモン・女性ホルモンの両方から成り立っていますが、これらの作用や分泌バランスが崩れると、
男性ホルモンの過度な作用、分泌 | 男性的なたくましい肉体育成をサポートしつつも薄毛や抜け毛の原因になる |
女性ホルモンの過度な作用、分泌 | 髪質は密度が深く、コシやつややかさが活きるものの胸を含めたボディラインは丸みを帯びた女性らしいラインに変わってしまう |
というそれぞれに髪と頭皮環境、ボディラインに著しい変化が見られるようになります。
プロペシア・ザガーロといったAGA治療薬は、髪と頭皮環境に関してはプラスの働きをするものの、ホルモンバランスに作用して女性ホルモンの作用・分泌を優位に立たせてしまうことから胸のふくらみやハリ、サイズアップするなどの副作用が出やすくなるのです。
AGA服用薬で胸が大きくなる確率はどのくらい?
プロペシアやザガーロは、薄毛治療の代表的な服用薬で、クリニックで処方を受けられることはもちろんインターネットの医薬品専門通販サイトでも購入が可能になっています。
そのため服用を考えていても、胸が大きくなる副作用が出るのはどれくらいなのか早めに知っておきたい点ではないでしょうか?
プロペシア・ザガーロで胸が大きくなる副作用は、
- 発現する人、発現しない人の個人差がある
- 他の副作用(性欲減退、めまい、頭痛)などに比べると1%未満
- プロペシアのパッケージには「頻度不明」としつつも乳房肥大の副作用が記載されている
となり、一般的に発現しやすい副作用に比べるとリスクは低いことが明らかになっています。
そしてプロペシア・ザガーロの服用で万が一胸が大きくなったとしても、女性のようにブラジャーなどのインナーが必要になるといった副作用、リスクは現在までに報告されていません。
AGA治療薬服用で胸が大きくなったら?安心の対処法を解説!
バストラインのサイズアップ、乳房のハリに直接的に作用するホルモンバランスは、男性ホルモンよりも女性ホルモンが活性化することで大胸筋・乳腺に刺激が伝わり、胸のハリやふくらみにつながってしまいます。
ザガーロやプロペシアといった有効性が認められているAGA治療薬を服用後、1%未満のリスクではあるもののそれの当てはまり胸が大きくなってしまった…。
ここではそんなトラブルが出た際の、安心の解決策を詳しくご紹介します。
服用量について相談してみる
AGA治療薬の服用で有効性が実感できたのに逆に胸が大きくなる副作用が出てしまったら、服用量についてクリニックやドクターに相談してみるようにしましょう。
薄毛や抜け毛の改善・予防効果がある程度見られてから服用する量を少なくしても、またすぐに薄毛や抜け毛のある状態に戻る心配はないと言われています。
内服薬の量を減らしたら髪と頭皮が栄養不足にならないよう、
- 育毛剤やサプリメント、食事の栄養バランスを整えた育毛対策をして様子を見てみる
- 頭皮の角質層、髪のみに外側から作用する発毛剤、育毛治療を受ける
という対策をとってみることも胸が大きくなる不安な副作用の予防、解消に役立ちます。
ホルモンバランスを整えるコツを知っておく
AGA治療薬の服用は他のどんな育毛メソッドよりも有効性・実感力が高いので、一気にやめて薄毛に戻るのが不安だと感じることもあるでしょう。
プロペシアやザガーロの服用で乱れたホルモンバランスを整えていくために、
睡眠サイクルを整える | 質の良い眠りはホルモンバランスをコントロールする自律神経を整える |
運動を習慣にする | たくましく男らしい体付きと太く丈夫な毛髪を育てるテストステロンの分泌が活性する |
植物性タンパク質を補う | 動物性(肉、魚、卵など)よりも植物性(大豆製品、ナッツ、根菜)タンパク質の方がホルモンバランスのコントロールに役立つ |
という3つのポイントを心がけた生活習慣を継続していくようにしましょう。
おわりに
AGA治療薬はカラダの内側から薄毛や抜け毛の悩みにアプローチし、ホルモンへの作用も強いため、まれではあるものの胸が大きくなる副作用が出るリスクがあります。
ただ服用後に胸が大きくなったように感じても、服用量の調整や他の育毛・発毛メソッドに変えるなどの対策はたくさん存在しています。
自分に無理なく続けやすい育毛メソッドを見つけて継続していくために、AGA治療薬を服用する以外の方法にも注目してみてくださいね。