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スカルプコラム

AGAは遺伝する?体質遺伝と環境遺伝は50%ずつ受け継ぐ!

  • AGA
AGAは遺伝する?体質遺伝と環境遺伝を理解すれば発症確率を減らせる!

発毛対策について日々調査しているなかで、薄毛は遺伝するという噂を聞いたことがある方もいることでしょう。

 

実はその噂、本当だということはご存知でしたか?

 

遺伝のなかでも、特に気をつけたいのは「隔世遺伝」です。

 

本記事では、下記の内容について詳しく解説します。

 

●隔世遺伝とは何か
薄毛との関係
効果的な発毛対策

 

隔世遺伝とはなにかを知って正しいAGA対策を行うためにも、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

AGAと遺伝の関係を解説!

 

薄毛の原因のなかには遺伝も含まれます。

 

特に隔世遺伝は、薄毛と深く関わっており発毛するには知っておく必要があるでしょう。

 

ここでは、隔世遺伝とは何なのか?また、薄毛との関係について詳しく解説します。

 

 

隔世遺伝がAGAに関係する理由とは?

隔世遺伝とは、親からではなく祖父母など、親より前の世代から遺伝すること

 

遺伝子は「DNA」によって形作られ、複数の遺伝子やDNAが集まることで「染色体」を形成します。

 

細胞核には遺伝子を含んだ染色体という物質が入っています。ヒトの場合、染色体は1つの細胞に46本あり、そのうち44本は常染色体、残りの2本は男女の性別を決定づける性染色体です。
引用:男女の差を形づくる染色体

 

染色体には、「常染色体」と「性染色体」の2つの染色体が存在し、常染色体は父方と母方それぞれから半分ずつ受け継ぎます。

 

常染色体には「優勢遺伝」と「劣勢遺伝」があり、優勢遺伝と劣勢遺伝の組み合わせの場合は優勢遺伝が発言する確率が高くなます。

 

また、性染色体には「X」と「Y」2つの染色体が存在します。

 

染色体の組み合わせによって性別が決まり、男性が「XY」、女性が「XX」です。

 

また、性染色体に含まれる遺伝子はXとYによって異なり、必ずしもその遺伝子が男女ともに発現するとは限りません。

 

そのため、染色体の組み合わせによって、親世代では発現していなかった遺伝子が、子世代で発現するという現象が起こります

 

 

【結論】AGAは隔世遺伝します!

母方の家系から薄毛が遺伝することで、発毛を抑制する作用が働く可能性があります。

 

そして、発毛に影響を及ぼす遺伝子は、下記の2つです。

 

■5αリダクターゼ活性
アンドロゲンレセプターの感受性

 

5αリダクターゼも強く遺伝しますが、それよりも隔世遺伝に関係しているのは、アンドロゲンレセプターです。

 

これには、性染色体が深く関わっています。

 

そもそもアンドロゲンレセプター感受性とは、AGAの原因である「DHT(ジヒドロテストステロン)」との結びつき強さを表すもの。感受性が高いほど、DHTの影響で発毛が阻害されます。

 

この感受性は性染色体のX染色体によって決まっており、母親からはX染色体を受け継ぎます。

 

なので、AGAになるかどうかは母親からの遺伝が強いという事になります。

 

そもそも、女性はAGAが発症しにくい体質です。そのため、感受性が高い遺伝子を持っていても気づけないことが多いでしょう。

 

そのため、母親が薄毛でなくともその子どもが薄毛になる可能性があります。

 

ちなみに、自分に薄毛の遺伝子があるかどうか知りたい方は、母方の家系を調べることで予測できます。

 

 

遺伝には「体質遺伝」と「環境遺伝」がある

 

今までのところで遺伝だったら薄毛になる運命を受け入れるしかないのか。。と落胆している方もいるかもしれませんが、それだけで将来薄毛が確定する訳ではありません。

 

そもそも遺伝には「体質遺伝」と「環境遺伝」があります。

 

 

体質遺伝

体質遺伝とは、これまで書いてきた様な必然的に親から受け継がれてしまうものです。

 

薄毛の場合、体質遺伝は50%関係していると考えられています。

 

 

環境遺伝

環境遺伝とは、親と同じ環境下で育つと知らず知らずのうちに、親と同じような行動になってしまうというものです。

 

薄毛の場合、環境遺伝は50%関係していると考えられています。

 

つまり、体質遺伝で強くAGAになる遺伝子を受け継いだとしても、対策をしっかりとしれていれば薄毛になるリスクを50%も減らせるという意味になります。

 

特に、AGA(男性型脱毛症)脂漏性脱毛症等は環境遺伝の影響も強いので、発毛サロンであればほぼ改善が可能です。

 

 

隔世遺伝によるAGAに効果的な対策2つを紹介!

 

ここでは、隔世遺伝による薄毛の発毛対策を紹介します。

 

それぞれの発毛対策について、詳しく解説します。

 

 

発毛対策①|生活習慣の見直し

隔世遺伝によって受け継いだ遺伝子を変えることはできませんが、生活習慣を見直すことで薄毛の進行を抑えることができます。

 

特に注目すべき生活習慣は、注目すべき生活習慣は、睡眠や食事、ストレス、運動などです

 

発毛するには、成長ホルモンが欠かせません。成長ホルモンは睡眠時間に分泌されるため、早寝早起きなどを心がけて十分な睡眠を取りましょう。

 

また、発毛にはたんぱく質ミネラルなど、さまざまな栄養素が必要です。バランスのよい食事を意識することで、発毛に必要なこれらの栄養素を効率よく摂取できるでしょう。

 

ストレスや運動不足も、血行を悪くして薄毛を悪化させる原因です。血行をよくして発毛するために、自分なりのストレス発散方法や運動方法を考えて実践しましょう。

 

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発毛対策②|AGA治療を取り入れる

発毛サロンやクリニックで行うAGA治療は、発毛対策においてもっとも効果的。隔世遺伝による薄毛は、治療を行わなければ徐々に進行していきます。

 

しかし、生活習慣の見直しによる発毛対策ではAGAの進行を抑えることはできても、1度進んだ薄毛を改善することは難しいでしょう。

 

そのため、AGAの進行を抑えるだけでなく改善するためには、治療を行うことが大切。とはいえ、1度進行してしまった薄毛を改善するためには、長期間の治療が必要です。

 

隔世遺伝による薄毛は、早いうちに治療を行うことでより効果的に発毛に繋げることが可能。

 

隔世遺伝の疑いがある方は、できるだけ早く専門の医療機関でAGA治療を行うことをおすすめします。

 

 

さいごに|隔世遺伝によるAGAは正しい発毛対策で予防可能!

 

今回は、隔世遺伝の薄毛との関係性とその発毛対策について解説してきました。

 

隔世遺伝によって、親に薄毛の傾向がない場合でも遺伝している場合があります。

 

薄毛の対策は、生活習慣の改善やAGA治療が効果的。隔世遺伝の疑いがある場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。