こめかみに生える白髪の原因は何?効果的な白髪対策もご紹介!
こめかみは頭や顔の左右正面にあり、この位置に白髪が生えると自分でもまわりから見ても目に付きやすいパーツなので、原因や対処法がわからず悩んでしまうことがあるのではないでしょうか?
こめかみに生える白髪は血行不良によるメラノサイトの機能低下が考えられる原因。
そして血液循環のめぐりの悪さは、日常生活を過ごす上でほんのささいな習慣やクセ、きっかけでも起こり得るため、白髪=老化・加齢という原因だけではないと言えます。
今回は性別や年代にかかわらずに決して油断できないこめかみの白髪の根本的な原因について、血行不良やメラノサイト低下との関係性と効果的な白髪対策のコツを詳しくご紹介します。
こめかみの白髪に気付いた際に、原因と効果的な対処法をセットで押さえて豊かで美しい黒髪を取り戻していきましょう。
こめかみに白髪が生える原因は?メラノサイトとの関係性や悪影響も解説
こめかみは顔・頭の左右の正面に位置しているため、この部分にざっくりと白髪が生えると実際の年齢よりも老けて見え、さらには白髪をカバーするヘアスタイリングにも時間がかかってしまうものですよね。
年代や性別にかかわらず誰にでも生えるこめかみの白髪ですが、いったいどんな原因がこのトラブルにつながっているのでしょうか?
こめかみの白髪の根本的な原因、血液循環の悪さやメラノサイトとの関係性、悪影響を詳しく解説してみたいと思います。
メンタル不調がメラノサイトの機能を弱くする
忙しい毎日を過ごしていると、イライラ・モヤモヤ・ウツウツといったメンタル面の不調が出やすくなりますが、内面の不調でメラノサイトが攻撃されるとこめかみの白髪につながることがわかっています。
ストレスを感じると、血管を収縮させて頭皮の血流を悪くしたり、頭皮や頭の筋肉を緊張させる交感神経が過度に働いてしまいます。
そして黒髪を作り育てていくメラノサイトは、頭皮の安定した血液循環によってたっぷりの栄養や酸素を摂り込み、白い髪に黒い色を付ける働きを活性化しています。
メラノサイトと頭皮の血流のこのような関係性は、イライラやうつうつ、もやもやといったメンタル不調で悪影響を受け双方にダメージが加わることで黒髪よりも白髪が生えやすくなるのです。
またメンタルの不調は頭皮や髪の老化を促す大量の活性酸素を誘発してしまいます。
白髪は細胞の老化現象とも言われているため、老化を促す活性酸素が増えると一気にこめかみに白髪が増えて若々しい見た目・印象を失ってしまうのです。
コリ・眼精疲労・頭痛によるもの
こまかみのあたりにざっくりと生える白髪は、現代人に多い首や肩のコリ、眼精疲労、頭痛なども関係しているんです。
現代人特有の不調がこめかみの白髪につながるのは、首や肩、目のまわり、頭部とすべてのパーツが頭皮とひとつながりになりこれらのコリや痛み、疲れが頭部への血液循環を妨げてしまうため。
首や肩、目のまわり、頭痛が起こっている状態は、それらに位置する筋肉・神経がこわばって血管を押しつぶした状態。
圧迫された血管は血流が悪くなることで頭部にも悪影響をもたらし、黒髪を育てるメラノサイトまで栄養や酸素が行き届かずにこめかみの白髪が増え常態化してしまうのです。
運動不足が当たり前になっている
仕事もデスクワーク、休日はカラダを動かすよりも寝だめしたりダラダラして過ごすことが多い…。
そんな慢性的な運動不足も、こめかみの白髪増加の原因と言えます。
適度にカラダを動かすことは、頭部をはじめとする全身の血液循環を活性化してメラノサイトの機能に刺激を与えることにもつながります。
運動不足の状態は頭皮の冷え、頭部の筋肉のこわばりや硬さ、血管内に老廃物や毒素が溜まり排出されないなど血流に関して良いことがひとつもなくなってしまいます。
白い髪に黒い色を付けて黒髪を生やし育てていくメラノサイトは、活性した血流によって機能を高めるため、慢性的な運動不足もこめかみの大量の白髪につながりやすくなるのです。
こめかみの白髪はこうして改善予防!ヘアケアのポイント
自分でも気づきやすくまわりから見ても気づかれてしまいやすいこまかみの白髪。
ここではこめかみの白髪を改善予防して黒髪を取り戻す、ヘアケアにおけるおすすめポイントをご紹介します。
こめかみの白髪は抜かない!カットして対処
目立つこめかみの白髪が気になると気持ちも焦り一気に抜いてしまう人もめずらしくはないよう。
白髪を抜くと抜く際のダメージが頭皮の毛穴にダイレクトにかかり、炎症や育毛の阻害となることがあるため抜かずにカットして対処するようにしましょう。
白髪をカットし黒髪でこめかみ部分を覆うことですぐに白髪を目立たなくさせることができ、顔まわりの印象も明るく若々しく見えますよ。
白髪染めマスカラやパウダーで対処
こめかみの白髪は全体的な白髪に比べて一部分のため、白髪染めマスカラやパウダーを使うと時短にカバーできます。
白髪染めマスカラやパウダーは、白髪をカバーしながら太くつややかな黒髪が生えているように補正できるところもおすすめのポイント。
さらに頭皮や髪を保湿し、ダメージから守るエモリエント成分なども配合されているため、こめかみの白髪の時短カバーに常備しておくと安心・便利ですよ。
ドライヘッドスパを定期的に受ける
頭皮の血行不良によるメラノサイトへの悪影響は、ほんのささいなきっかけでも起こり得るため、プロの手でしっかりと血流UPにアプローチできるドライヘッドスパを定期的に受けましょう。
ドライヘッドスパは自身ではケアが難しい頭部の筋肉、リンパ経路やツボをくまなく刺激して頭皮全体の血流を促すため黒髪のもととなるメラノサイトへも刺激が伝わり、機能活性化にアプローチできるでしょう。
おすすめは全国展開しているドライヘッドスパ専門店ヘッドミントです。
こめかみの白髪をリセット!日常生活でできる対処法
見た目の印象をガラリと変えてしまうこめかみの白髪をリセットすべく、ここでは日常生活を過ごす上で手軽にできる白髪対策をまとめてみました。
バランスの良い食生活!チロシン、銅は特に補うこと
食べ物・摂取する栄養は髪や頭皮のコンディションを左右するため、
- 主食(ごはん、パン、麺類など)
- 主菜(肉、魚、卵、大豆製品などおかずになるもの)
- 副菜(野菜、フルーツ、根菜、海藻、キノコ類など)
- 一汁(スープ、お味噌汁など)
のバランスを整えながら、チロシンと銅を積極的に補いましょう。
チロシン | メラニン色素を生成する栄養成分でチーズ、大豆製品、バナナなどに含有が多い |
銅 | 肉、魚、魚介類の全般に多くメラニン色素を作るチロシナーゼの働きを助ける |
血流UPに良い習慣を持つ
メラノサイトは安定した血流で機能を活性化するため、日常でできる以下のような血行促進に良い習慣をいくつも持つようにしましょう。
運動 | 血液循環を促す心臓やふくらはぎを強化し、頭部の血行促進につながる |
熟睡できる睡眠 | ストレス耐性をつけたり、血管拡張の副交感神経の働きを優位にする |
バスタブに浸かる入浴 | 湯船に浸かる入浴で効率的に血流がアップできメラノサイト活性につながる |
おわりに
こめかみの白髪は、ストレスやコリ、疲労などに気を配り心身のコンディションを整えることで原因となる血流やメラノサイト機能低下を予防できます。
こめかみの白髪に気付いたら心身ともにメンテナンスが必要なサインだと受け止めて、お伝えした対処法で黒髪&若々しい見た目を取り戻していきましょうね!