シャンプーで髪がきしむの原因は?きしまないおすすめシャンプー4選!
シャンプーをした後に、髪がギシギシきしむことがあります。
どうしてなのだろうかと疑問に思ったことはありませんか。その理由についてこの記事で解説します。
合わせて、髪がきしまないようにする方法。髪がきしまないシャンプーも紹介。髪がきしみやすい人に役立つ情報をお届けしますから、ぜひ参考にしてください。
シャンプー後に髪がきしむ理由は?
なぜシャンプー後に髪がきしむことがあるのか、理由を説明しましょう。
理由を一言でいうと、髪のキューティクルが傷んでしまうからですが、そうなるのには様々な原因があります、次のような原因です。
- 予洗いが正しくできていない
- 洗浄成分が強すぎるシャンプーを使っている
- トリートメントを使わない、または使う量が少ない
- 髪を十分に乾かしていない
- 髪のダメージがすでに進行している
- シャンプーの仕方が間違っている
それぞれの項目について以下で詳しく解説します。
予洗いが正しくできていない
シャンプー前に予洗いが正しくできていないと、シャンプー後に髪がきしむことがあります。
予洗いが不十分だと、シャンプーの原液が直接髪に触れることになり、髪を傷めます。髪に必要な油分や潤いも取ってしまい、きしみやすくなるのです。
予洗いを十分に行うと、シャンプーの泡立ちが良くなります。シャンプーの泡にはクッション材としての役割があり、髪と髪の摩擦をやわらげ、キューティクルを守る働きをします。
そのため、予洗いをしっかりしてからシャンプーをするだけでも、髪のきしみを防ぎやすくなります。予洗いの時間の目安は3分程度
ちょっと長く感じるかもしれませんが、このくらいの間ぬるま湯で優しく予洗いしてください。
洗浄成分が強すぎるシャンプー使っている
洗浄成分が強すぎるシャンプーを使っている場合も、シャンプー後に髪がきしみやすくなります。
シャンプーの主な洗浄成分は界面活性剤といいます。界面活性剤の種類によって、髪に与える影響が変わってくるのです。
洗浄成分が強い界面活性剤の代表は高級アルコール系や石油系。石鹸系。この3つは洗浄力が強くて頭皮や髪がきれいにはなるのですが、必要な油分や潤い成分まで洗い流してしまいます。
その結果、髪がきしむという現象が起こりやすくなります。
ノンシリコンシャンプーの場合、洗浄力についてはいろいろなものがありますが、髪の毛をコーティングするシリコンという成分が入っていません。
そのため、シリコン入りシャンプーからノンシリコンシャンプーに切り替えると、髪がきしむようになったという人が多いです。
トリートメントを使わない、または使う量が少ない
トリートメントを使わない、もしくは使う量が少ないと髪がきしむ原因になります。トリートメントは髪の栄養を補給して、保護する役割があるからです。
面倒だからシャンプーだけで済ます、もったいないからトリートメントを少量しか使わないなどの場合は、髪がきしみやすくなるので、もう少し思い切って使ってみましょう。
髪を十分に乾かしていない
シャンプー後に髪を十分に乾かさないと、きしむ原因になります。
濡れた状態の髪はキューティクルが柔らくなっていて、敏感な状態にあります。そこへ摩擦などが加わると、キューティクルがはがれてしまうことがあるのです。
また、濡れた髪をそのまま自然乾燥しようとすると、髪にとって大事な水分まで一緒に奪われてしまいます。
これらの理由によりシャンプー後濡れたまましっかり乾かさないと、きしみやすくなるのです。
髪のダメージがすでに進行している
シャンプー後に髪がきしむ場合、すでにシャンプー前から髪のダメージが進行しているケースもあります。
髪のダメージのもとになるのは次のようなものです。
- カラー
- パーマ
- 縮毛矯正
- ドライヤー
- アイロン
- コテ
- 紫外線
- 摩擦
これらが原因になってすでに髪がダメージを受けていると、シャンプー後にきしんだような気がします。
これはシャンプーが原因ではないのですが、シャンプーによって自覚症状としてはっきり表れたことによるのでしょう。
髪は一度ダメージを受けると、自己再生力がないので復活しません。
そのため、次に伸びてくる髪を大事にし、ダメージを受けないようなケアをしていく必要があります。
シャンプーの仕方が間違っている
シャンプーの仕方が間違っていても、髪がきしみやすくなります。
次のようなシャンプーの仕方をしていないでしょうか。している場合は、今日からやめて、正しいシャンプー方法に切り替えてください。
- 髪の毛と髪の毛をごしごしこすり合わせている
- 髪を十分に濡らさないままシャンプーをしている
- すすぎが不十分
間違ったシャンプー方法を続けると、髪の大きな負担となります。髪が傷みやすくなって、きしむことにもなりやすいです。
すすぎが不十分でも髪にシャンプーの界面活性剤が残って、髪に悪い影響がります。
シャンプーの選び方と同時に、やり方にも十分気を付けましょう。
髪がきしむとどうなる?
シャンプーなどにより髪がきしむとかなり気になるものですが、実生活にどのような影響があるでしょうか。
次のような影響があるので、しっかりケアしなければいけません。
- 抜け毛が増える
- 髪の艶が出ない
- 扱いにくくなる
それぞれの項目を詳しくチェックしてみましょう。
抜け毛が増える
髪がきしむと、抜け毛が増えやすくなります。
理由ですが、きしんだ髪は櫛の通りが非常に悪くなるからで、その状態で無理に櫛を通そうとすると髪が引っ掛かり抜けてしまいます。
髪のきしみが直接抜け毛につながるわけではありませんが、櫛は毎日使うものなので、自然と髪が抜けやすくなるのです。
髪の艶が出ない
髪がきしんでいると艶が出にくくなります。
髪の艶を左右する要素はキューティクルの状態です。キューティクルが整っていると、光がよく反射するようになり艶が生まれます。
髪がきしんでいる人は、キューティクルが乱れている状態になるので、艶が生じにくくなるのです。
髪の艶が外見に与える影響は大きいです。艶が失われることで老けて見えることがあります。
いつまで若々しくいるために、髪のきしみを防いで艶を維持しなければいけません。
扱いにくくなる
きしんだ髪は扱いにくいです。
櫛が通りにくいだけではなく、シャンプー後の濡れた状態から乾きにくいです。毎日ヘアドライヤーで乾かす際も、余計な時間と手間がかかります。
髪がきしんでいると髪のケアでも苦労します。
髪をきしませないためにできること
シャンプー後に髪がきしむのは避けたいところ。
では、そのためには何をすればいいのかを考えてみましょう。次のような対処法がおすすめです。
- アウトバストリートメントを使用する
- 正しいシャンプー方法で髪を洗う
- 洗髪後すぐに乾かす
- シャンプーを変えてみる
- シャンプーを変えたら、しばらく使い続ける
それぞれの項目の内容をチェックしてみましょう。
アウトバストリートメントを使用する
アウトバストリートメントと聞いても、ご存じでない人もいるでしょうが、洗い流さないトリートメントのことです。
通常のトリートメントも髪のきしみ防止に役立ちますが、アウトバストリートメントはドライヤーの影響から髪を守ってくれます。
使い方は、シャンプー後、ドライヤーをかける前につけます。ミストタイプ・オイルタイプ・ミルクタイプなどの種類があります。
アウトバストリートメントを使うことで、ダメージを受けた髪の補修ができるほか保湿効果もあり。髪のきしみの予防に大いに役立つトリートメントです。
正しいシャンプー方法で髪を洗う
髪のきしみ予防のポイントになるのが、正しいシャンプー方法で洗うことです。そこで、正しいシャンプー方法の手順を解説しましょう。
- シャンプー前にブラッシングをする
- 38℃前後のお湯で予洗い3分
- シャンプーを直接髪につけるのではなく、手のひらで泡立てる
- 頭皮に泡立ったシャンプーをつけ、優しくマッサージするように洗う
- 髪の隅々まできれいに洗う
- すすぎでは洗い残しがないようにする
この順序に従ってシャンプーをしていけば、きしみ予防の第一歩になります。
洗髪後すぐに乾かす
洗髪後はすぐに乾かすようにしましょう。
髪が濡れていると、キューティクルが柔らかくなっていて、摩擦などにより傷つきやすくなります。そのまま放置すれば、きしむ原因にもなります。
そのため、すぐに乾かして、髪の状態を通常のように保つことが大切。髪のきしみを避けるためにもぜひ行ってください。
シャンプーを変えてみる
洗浄力が強いシャンプーを使ってると、髪がきしみやすくなるのですから、シャンプーを変えることは効果的です。
どのようなタイプのシャンプーに変えればいいのか、おすすめシャンプーはどれかといったことは、後程解説します。
シャンプーを変えたら、しばらく使ってみる
髪がきしみにくいシャンプーに変えたら、しばらく使い続けてください。髪がきしみにくいシャンプー使用後、すぐに効果が出るとは限らないからです。
効果がすぐに出ないとやっぱりだめなのかと思い、せっかく新しく購入したものが無駄になったような気がするかもしれませんが、慌ててはいけません。しばらく使い続ければ効果が出ることもあります。
髪がきしみにくいといわれているシャンプーにはそれなりの理由がありますから、効果が実感できるまで待ってみましょう。
ただ、いつまでも効果が出ないようなら、さらに別のシャンプーに変えてもいいですね。
髪がきしまないシャンプーの選び方
髪がきしみやすいシャンプーの代表が高級アルコール系、石油系、石鹸系、ノンシリコンシャンプーでした。
では、髪がきしまないシャンプーはどのようなものでしょうか。ここでは、髪がきしまないシャンプーの選び方のポイントを解説します。
アミノ酸系シャンプーを選んでみる
シャンプーで髪をきしませたくないのなら、アミノ酸系シャンプーを選んでみましょう。アミノ酸系シャンプーは洗浄力がマイルドで、刺激も頭皮への負担も少なくなっています。
そのため、髪が傷みにくくきしみも起こりにくいです。
アミノ酸系シャンプーを選ぶ際には一つ注意点があります。それは、アミノ酸配合シャンプーと間違わないこと。
アミノ酸配合シャンプーにもアミノ酸は配合されていますが、配合量が少なめです。配合はされているものの、実は高級アルコール系シャンプーだったということもあります。
それでは、髪のきしみ予防に十分役立たないこともあるので、成分表を良くチェックしてから購入してください。
保湿成分入りのものを選ぶ
髪がきしむ原因として、カラーやパーマによるダメージ、乾燥などがあります。
このような状態を改善するのにいい方法が、保湿成分が含まれているシャンプーを使うことです。
具体的な保湿成分としては、ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミド、グリセリン、リピジュアなどがあります。
これらの成分が含まれているか、シャンプー購入時に成分表をチェックしてみましょう。購入時にチェックするのが大変なら、各シャンプーを販売しているサイトでも確認できます。
オイル成分が配合されているものを選ぶ
シャンプー後に髪がきしむということなら、保湿成分とともにオイル成分が配合されているかも見ておきたいところ。
オイル成分は髪の表面をコーティングしてくれて、艶のある髪、きしみのない髪を作り出すお手伝いをしてくれます。
おすすめのオイル成分はアルガンオイル、ツバキ油、ヒマワリオイル、アボカドオイルなど。
これらは植物由来のオイルで、軽くてべたつきが少ないのが特徴。髪や頭皮の負担にもなりにくいです。
刺激成分が入っていないものを選ぶ
シャンプーによるきしみを防ぐためには、刺激成分が入っていないものを選びたいところです、刺激成分が入っていないシャンプーとしては、無添加、フリー処方などがあります。
ただ、そのような記載があっても、香料や着色料が使われていることがあるので、注意しましょう。やはり成分表を良くチェックしてください。
ノンシリコンシャンプーは髪や頭皮にいいとされていますが、シリコンのコーティング効果がありません。
そのため、かえって髪が絡みやすくなったりきしみやすくなったりすることもあるので、どちらを選ぶかよく考えてください。
髪がきしまないおすすめシャンプー4選!
髪がきしまないシャンプーの選び方を見てみましたが、具体的にどのようなシャンプーを選んだらいいのか、まだ迷うかもしれません。
そこでここからは、おすすめの髪がきしまないシャンプーをいくつか紹介します。購入の際の参考情報にしていただければ幸いです。
Lixスカルプシャンプー
商品名 | Lixスカルプシャンプー |
香り | 無臭 |
容量 | 350ml |
価格 | 3,980円 |
Lixスカルプシャンプーは、弊社のオリジナルブランドのシャンプーです。
アミノ酸系やその上のランクにあたる「PPT洗浄剤」を配合しており、頭皮と髪の毛に優しい成分で構成しております。
haru kurokamiスカルプ
商品名 | harukurokamiスカルプ |
香り | 柑橘系 |
容量 | 400ml |
価格 | 3,960円(税込) |
haru kurokamiスカルプは、100%天然由来、10の無添加処方の自然派シャンプー。
髪や頭皮を健やかに保つ栄養成分をたっぷり配合し、髪や頭皮の負担になる刺激物は一切含んでいません。髪のハリ・コシ・ボリュームをもたらす成分も贅沢に配合。
使用することで、頭皮環境も整い、髪の悩みが改善します。もちろん、きしみ予防にも有効なシャンプー。髪が本来持っている自然な色、質感を保ち、美しくつややかに状態に導きます。
これ1本でダメージケアも、汚れ落としも万全。きしまない健全な髪を望む人にはぴったりのシャンプーです。
リル ラグジュアリーシャンプー
商品名 | リル ラグジュアリーシャンプー |
香り | 7種の精油をブレンドした香り |
容量 | 450ml |
価格 | 3,970円(税込) |
リル ラグジュアリーシャンプーは、黄金海藻エキスやボタニカルエキスなど自然由来の美容成分をたっぷり含んだシャンプーです。
髪に必要な潤いを残しながら髪と頭皮のコンディションを整え、美しい艶髪に導きます。
これ1本だけで、髪と頭皮は健やかな状態になり、指通りもよく、さらりと潤う髪に。きしみなんて生じさせません。
7種の精油も含まれ、心地いい安らぐ香りにもなっています。髪と頭皮への優しさも追求し11の無添加に。合成着色料も合成香料も使っていません。
髪のボリュームアップからダメージ補修まで効果も多岐に及びます。きしんだ髪の修復にもピッタリのシャンプーです。
NILE スキャルプシャンプー
商品名 | NILE スキャルプシャンプー |
香り | 豊潤なラフランス |
容量 | 300ml |
価格 | 2,680円(税込) |
NILE スキャルプシャンプーは、濃密泡を作り出すシャンプー。頭皮に優しいアミノ酸活性剤を使用し、濃密泡でマイルドに洗い上げます。
頭皮の活力サポート成分3種類、頭皮を整える栄養成分4種類も配合。乾燥やベタつき、ニオイなどの頭皮トラブルにも有効で、髪にもハリやコシをもたらします。
髪のコンディションを整えるリンス成分も配合しているのであ、シャンプー後に髪がきしみません。
シャンプー後に髪がきしむのなら、シャンプーを変えてみよう
シャンプーをしたら、髪がきしんでしまったという経験をする人はいます。
そのようなときは、理由を確認し、正しい対処法を行う必要があります。その対処法の一つにシャンプーを変えることが含まれます。
シャンプーの選び方ひとつで、髪がきしんだりきしまなかったりすることがあるのです。今回は、そんなシャンプーの選び方も紹介しました。
ぜひ参考にしてただけ、健やかで美しくきしみのない髪を実現してください。