髪と頭皮環境のケアに良いと謳われている成分配合のヘアケアアイテムを使っていても、

「薄毛・抜け毛が改善できない…」と悩んでいませんか？

そのトラブルはもしかすると、シャンプーの洗浄力の強さで育毛に必要なうるおいや栄養が失われた状態なのかもしれません…。

今回ご紹介する塩を使ったシャンプーは、頭皮環境の健やかさを守りながら余分な汚れだけを洗浄する話題の育毛メソッド。

塩シャンプーが育毛に役立つ理由、正しいやり方、実践時の塩の選び方までを詳しく解説してみたいと思います。

塩を使ったシャンプーが育毛に良い？理由と仕組みを詳しく解説！

塩シャンプーとも呼ばれている今回ご紹介の育毛メソッドは、いつものシャンプーを塩に変えて頭皮と髪を洗い流すナチュラルなのに画期的な方法として注目を集めています。

ではなぜ塩をシャンプーの代わりに使うと育毛に効果的なアプローチができるのでしょうか…！？

塩シャンプーの驚くべき育毛効果、メリットについて詳しくまとめてみました。

シャンプーのダメージを根本的になくせる

育毛成分配合、髪と頭皮にやさしい処方、などなどシャンプーには数えきれないほどのタイプがありますが、どのタイプにも界面活性剤というときに頭皮と髪の刺激・ダメージになる成分が使用されているんです。

髪と頭皮にやさしい仕様のシャンプーを使ったとしても、配合されている界面活性剤は強力な洗浄作用で頭皮と髪のうるおいをねこそぎ洗い流してしまいます。

すると栄養やうるおいを失った頭皮と髪はからからの状態になって本来の成長サイクルが失われ薄毛や抜け毛につながってしまいます。

いつものシャンプーに塩を代用した塩シャンプーは、界面活性剤による頭皮と髪へのダメージを根本的になくして必要なうるおいを守り、不要な汚れのみを落とすことができます。

するとシャンプーの強力な洗浄作用によって常に不足・減少してしまったうるおいや栄養が保持されることで、頭皮環境・毛周期のサイクルが整い、抜け毛や薄毛のない健康的なコンディションが維持できるようになるのです。

塩をもみこむことで頭皮の血行が促進する

いつものシャンプーの代わりに塩を使って髪と頭皮の汚れを洗い流すことは、頭皮の血行促進にもアプローチできるんです。

塩を使ったシャンプーのやり方はのちほどにも詳しくご紹介するのですが、頭皮全体にまんべんなく塩を馴染ませて指の腹でマッサージするやり方が基本。

頭皮に指の腹を使って塩をもみ込むと、凝り固まっていた頭皮がやわらかくなって本来の柔軟性を取り戻します。

すると頭皮の筋肉が持つ血液や酸素を運ぶ循環作用が活性化して血行が良くなるため、食べ物・サプリメント・ヘアケアから補った成分が毛髪と頭皮に行き渡り、抜け毛や薄毛の改善・予防にアプローチできます。

頭皮と髪のリフレッシュ、ストレス解消

塩をもみ込む頭皮マッサージは、塩特有のシャリシャリとした質感が心地よく、頭皮と髪をさっぱりクリアに整えてくれます。

またハンドのみの頭皮マッサージを行うよりも、塩を使ったシャンプーは塩のスクラブのような質感がクセになり心地よく感じるため、気持ちのリフレッシュ、ストレス解消にもつながります。

イライラや憂鬱感、ムカムカなどのネガティブな感情は頭皮の筋肉を緊張させて血行を悪くし、酸素や栄養の供給バランスが崩れ抜け毛や薄毛のもとになってしまいます。

塩を使ったシャンプーはこれまでの一般的なシャンプーとは違い心地よくほのかな刺激がメリットでもあるため、メンタルの健康もサポートして頭皮と髪のコンディションを整えてくれます。

頭皮の殺菌・浄化

塩を使ったシャンプーが薄毛や抜け毛の予防になり、強く太く密度の濃い育毛にアプローチできると言われているのは、頭皮環境を健やかに浄化・殺菌するため。

そもそも塩には優れた殺菌作用があり、雑菌が繁殖して毛穴詰まりが起こりやすい頭皮を清潔に、健やかな状態に整えてくれます。

雑菌の繁殖がなく清潔でクリアな状態に整った頭皮は、たっぷりの酸素や栄養をしっかり受け取って髪を育て増やしていくため、塩を使ったシャンプーは、育毛の基本となる頭皮の健康にアプローチできるのです。

塩のミネラル成分が毛髪にコシを与える

塩に含まれているミネラル成分は、ほぼすべての種類が育毛に効果的なアプローチをすると考えられています。

また塩そのものにも髪を太く丈夫にしてコシを与える効果が期待できます。

塩のベースとなるミネラル成分について、育毛との関係性をまとめてみました。

塩シャンプーを行うことは、塩に含有された豊富なミネラルの恩恵を髪と頭皮に与えてナチュラルな育毛にアプローチできると言えます。

塩を使ったシャンプーのデメリット・注意点とは？

髪と頭皮に余分なものを与えず、塩というナチュラルな素材を使ってヘアケアをする塩シャンプー。

髪と頭皮への恩恵がたくさんの塩を使ったシャンプーですが、注意しておきたいデメリットがあります。

自身に塩を使ったシャンプーがマッチしているかどうかを判断するため、塩シャンプーのデメリットと注意点を一緒に見ていきましょう。

一時的にニオイや皮脂が強く出ることがある

塩を使ったシャンプーは、頭皮と髪の断食のように塩のみで余計なものを与えないシンプルなヘアケア。

一般的なシャンプーに比べて老廃物や皮脂汚れを洗い流す作用がゆるやかなだけに、塩シャンプーをし始めた頃はニオイや皮脂が強くなることがあります。

頭皮と髪の新陳代謝や不足していた皮脂を補おうと好転反応的な変化となっているため、一時的にニオイや皮脂分泌が増えると言われています。

そのため人に会う予定がある場合などは頻度やタイミングを調整して塩シャンプーをする必要があると言えるでしょう。

敏感肌にはピリピリとした刺激になる

塩シャンプーは一切のまじりっけのない天然の塩をいつものシャンプー代わりに使うため、敏感すぎる頭皮環境にはピリピリとした刺激になることが少なくはありません。

塩シャンプーの刺激は継続が難しくなり、心理的なストレスにもつながるため結果的に育毛に良くない影響を与えることも。

基本的に塩シャンプーは頭皮環境にかかわらず行うことができるものの、敏感すぎる頭皮は事前のパッチテストをしておく必要があるでしょう。

塩を使ったシャンプーの正しいやり方・塩を選ぶポイントまとめ！

塩を使ったシャンプーはビギナーの方でもすぐに慣れるシンプルな方法。

ですが塩を選ぶ際にはどれでも良いわけではなくいくつかの条件をチェックしておく必要があります。

塩を使ったシャンプーの基本的なやり方と、使う塩選びのポイントをまとめてみました。

おわりに

塩だけを使ったナチュラルなヘアケアは、頭皮と髪に余分な刺激やダメージを与えないところも安心に感じますね。

髪と頭皮環境本来の健やかさを取り戻す塩シャンプーをさっそく試しながら、規則正しい生活習慣・栄養バランスの取れた食事にも気を配った育毛を心がけていきましょう。

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