マンバンヘアはハゲの原因になる?薄毛の予防法についても解説!
ヘアスタイルにはさまざまな種類がありますが、長い髪を後ろでまとめて縛る「マンバンヘア」というものが人気です。
このマンバンヘアですが、ヘアスタイルを維持するために一定の力を働かせる必要があるため、薄毛の原因になる可能性があります。
この記事では、マンバンヘアが薄毛になる原因や薄毛にならないための方法について解説します。
普段からマンバンヘアをしている方は、ぜひ参考にしてみてください。
マンバンヘアとは?
「マンバンヘア」のマンバンは、「おだんご」という意味で、マンバンヘアは男性のおだんごヘアスタイルのことを指しています。
マンバンヘアは、サムライヘアとも呼ばれていて、長髪の男性に人気があるヘアスタイルです。
また、おでこが広い場合でも似合うヘアスタイルであるため、髪のボリュームを気にしなくてもいいという特徴があります。
職種によってはサラリーマンでも許容されているため、できるサラリーマン風のイメージとして、ファッション誌などでも取り上げられることがあります。
マンバンヘアで薄毛になる人の特徴
マンバンヘアは、髪の毛を引っ張る必要があるため、髪にダメージが蓄積されることがあります。
髪が健康的であれば、ヘアスタイルだけが原因で問題が発生することはほとんどありませんが、薄毛の症状が出始めている場合は、ヘアスタイルとの相性が悪くなります。
すでに髪の毛が抜けやすくなっているのに、髪の毛に力をかけてしまうと、抜け毛が多くなってしまう可能性があります。
ここでは、マンバンヘアで薄毛になる人の特徴を紹介します。
ゴムできつく縛っている
マンバンヘアで髪の毛を強く引っ張ると、頭皮にも同様の刺激が発生します。
このような頭皮は、ストレスがかかっていない状態と比べると、血行不良が起きやすくなっています。
頭皮の血流が悪いと髪のダメージをうまく修復できなくなり、髪の毛が抜けやすくなってしまいます。
エクステをつけている
エクステをつけていることが薄毛の原因になるわけではありません。
ただ、注意が必要なのが、エクステを外す際に地毛ごと抜けてしまうことです。
もし強引に多くの髪を引き抜いてしまうと、頭皮に炎症が発生してしまいます。
頭皮の炎症は、周囲の髪の毛の成長をストップさせてしまい、抜け毛を引き起こすリスクがあります。
スタイリング剤を使っている
スタイリング剤を使っていると、毛穴をつまらせてしまい、残留成分が原因え炎症を引き起こしてしまう可能性があります。
そのため、スタイリング剤はしっかりと洗い流して、髪の修復時間(夜10時〜夜中2時)にはストレスがかからないようにしましょう。
特に、洗髪せずにスタイリング剤を残したまま就寝する、といった生活をよくしている場合は注意が必要です。
マンバンヘアが薄毛になる原因
マンバンヘアが薄毛になる原因には、牽引性脱毛症があります。
牽引性脱毛症は、髪の毛が引っ張られることで頭皮が血行不良になり、髪の毛の成長が阻害されることで発生します。
すでに成長した髪の毛への影響はほとんどありませんが、新しく生成される髪の毛が血行不良の影響を受けてしまうため、抜け落ちやすい毛となってしまいます。
牽引性脱毛症では、髪の毛が引っ張られることが原因で髪の毛が抜けると思われがちですが、実際には頭皮が牽引されることで髪の毛の生育障害が発生し、髪の毛が抜けやすくなることが原因です。
牽引性脱毛症が原因の抜け毛の場合は、髪の毛が栄養不良などによって十分に育毛ができていないため、抜け毛の毛根が小さかったり、なくなっていたりします。
マンバンヘアで薄毛にならないための対処法
マンバンヘアにしているからといって、すぐに薄毛になるわけではありません。
マンバンヘアで薄毛になるのは、牽引することで頭皮へのダメージが蓄積された結果です。
そのため、定期的に頭皮のダメージを軽減させる必要があります。
ここでは、マンバンヘアで薄毛にならないための対処法について解説します。
頭皮を休ませる時間を作る
マンバンヘアをする場合は、頭皮に負担をかけない時間を作るために、24時間マンバンヘアにするのは避けましょう。
例えば、マンバンヘアをしない日や時間帯を設定するなど、対応を組み合わせて髪や頭皮を定期的に休ませるようにしましょう。
また、マンバンヘアは長髪であるため短髪よりも汚れが残りやすくなっています。そのため、しっかりと洗髪してよく乾かしてから就寝するようにしましょう。
結ぶ位置を変える
マンバンヘアの髪の毛を結ぶ位置を変えることで、牽引される頭皮の位置が変わるため、特定の部位が血行不良になることはなくなります。
その際、引っ張られていた頭皮の部分は、髪を解いた後に軽くマッサージするといいでしょう。
ヘアケアを行う
もし牽引性脱毛症を発症している場合は、髪の毛がよりダメージを受けないようにヘアケアを行いましょう。
洗浄力が強いシャンプーで洗髪していると、髪の毛や頭皮を守るために必要な皮脂も洗い流されてしまうため、髪の毛のダメージが大きくなってしまいます。
例えば、育毛剤シャンプーを使うことで頭皮への刺激を減らすことができるため、シャンプーを見直すことは有効です。
頭皮ケアを行う
頭皮ケアを行うことでも、薄毛の予防につなげることができます。
薄毛の原因のひとつに、頭皮の血行不良があります。頭皮が血行不良になると、髪の毛や毛根に栄養分が届きにくくなり、健康な髪の毛が育ちにくくなります。
そのため、頭皮ケアを行うことで頭皮の血行を改善することが重要です。
頭皮の血行が良くなれば、髪の毛に栄養分が行き届き、健康な髪の毛が育ちやすくなります。
頭皮ケアとしては、頭皮マッサージがおすすめです。
頭皮マッサージの方法は、以下の通りです。
・指の腹を使って頭全体をゆっくりもみほぐす
・耳の上から頭頂部に向けてゆっくり円を描くように揉む
・頭頂部から後頭部までゆっくり頭皮を揉む
・最後に頭頂部を指の肌で優しく押す
頭皮マッサージは、お風呂に入るタイミングに行うといいでしょう。
マンバンヘア以外におすすめのヘアスタイル
常にマンバンヘアにしていると、頭皮にダメージが蓄積されてしまいます。
そのため、定期的に別のヘアスタイルに変更するのがおすすめです。
ここでは、マンバンヘア以外におすすめのヘアスタイルを紹介します。
センターパート
センターパートは、長めに残した前髪を真ん中で分けるヘアスタイルです。
髪の毛の長さで、おでこの広さや輪郭を隠す事ができます。
ソフトモヒカン
ソフトモヒカンは、左右の髪を短くして中心部の髪を長く残したヘアスタイルです。
ソフトモヒカンは短髪のヘアスタイルであるため、薄毛が目立たないというメリットがあります。
刈り上げサイドパート
刈り上げサイドパートは、サイドを刈り上げた上に、髪の分け目を左右どちらかに寄せるヘアスタイルです。
短髪であることや、ボリュームのある部位に分け目を作ることができるため、薄毛を目立ちにくくすることができます。
ショートマッシュ
ショートマッシュは、前髪にウェイトを置いたヘアスタイルです。
おでこに向かって髪を集めるヘアスタイルのため、薄毛の方に有効なヘアスタイルです。
ベリーショート
ベリーショートは、短い髪の毛が特徴のヘアスタイルです。
短髪であるため、薄毛やハゲが目立ちにくい特徴があります。
また、ヒゲを生やすことで視線が頭部からそれるため、おすすめのヘアスタイルとなっています。