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スカルプコラム

植毛後にどれくらい待てば自毛が生えてくる?2か月~3ヵ月は待て!

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植毛後にどれくらい待てば自毛が生えてくる? 2か月~3ヵ月は待て!

植毛出術を受ける人にとって気になるのが、術後どれくらい待てば毛が生えてくるのかということでしょう。

 

薄毛が解消してふさふさになるまでの期間を知りたいはずです。

 

そこで今回は、植毛後毛が生えるまでの期間を考えてみます。これから植毛手術を受ける人、すでに受けて髪の毛が生えるのを待っている人はぜひ参考にしてください。

 

 

植毛後には髪が抜ける?

 

植毛後に髪がふさふさになるのを待っている人にはショックかもしれませんが、植毛後にはいったん髪が抜けます。

 

一時的脱落やショックロスという現象です。それぞれどういう現象なのか解説しましょう。

 

 

  

一時的脱落

自毛植毛すると、術後1か月程度で多くの髪が抜けます。一時的脱落と呼ばれる現象です。

 

せっかく植毛したのに髪が抜けると、「生着がうまくいかなかったのか?」「副作用か?」「植毛の失敗か?」などと不安にもなるでしょうが、これはあくまでも一時的な現象です。また髪は生えてきます。

 

一時的脱落の原因ですが、ヘアサイクルと関係があるとされています。

 

ヘアサイクルは「休止期→成長期→退行期」の順で進んでいきますが、移植後は髪が休止期に入るので、一時的に抜けるのです。そのあとは、成長期に戻ります。

 

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ショックロス

ショックロスとは、移植した部分の周囲の髪が植毛後に抜けることです。もともと元気な周囲の髪が抜けます。

 

ショックロスでは、通常の抜け毛とは異なり、5本とか10本まとまって抜けるので、びっくりするでしょう。しかも、植毛部分ではありませんから、「どうして?」と不安にもなります。

 

ショックロスの原因については解明されていませんが、これも必ず回復する現象です。ショックロスで抜けた髪がそのままになるという例はないので、気長に髪が生えるのを待ってください。

 

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植毛後髪が生えるまでどのくらい待てばいい?

 

一時的脱落やショックロスなどの現象が起きることもありますが、植毛後は順調に髪が生えてくるのが普通です。

 

ただし、かなり時間がかかります。そこで、髪が生えるまでどのくらい待てばいいのか、見てみましょう。

 

 

 

新しい髪が生え始めるのは2~3か月後

自毛植毛後、新し髪が生え始めるのは2~3か月後です。術後1か月で髪が抜け、休止期を過ぎた2~3か月後ころから髪が生えてきます。

 

といっても、この時期は生え始めるといった程度、ふさふさには程遠いです。

 

4か月目ころには実感できる場合もありますが、満足できる毛量になるまではまだ待たなければいけません。

 

 

 

薄毛の感じがなくなるのは8か月~1年後

自毛植毛後、薄毛の感じがなくなってくるのは8か月~1年後くらいです。この時期なると、だいぶ毛量も出てきて、自毛植毛手術がうまくいったのだなと感じられるようになるでしょう。

 

ここで生えそろい、ふさふさ感が出る人もいますが、すべての人ではありません。実際にはさらに半年から1年くらいかかるか、1年半後、2年後にふさふさになる人もいます。

 

「ずいぶん待つのだな」と思うかもしれませんが、慌てずに気長に構えてください。

 

 

 

十分に生えてこない人もいる

自毛植毛の手術の生着率はよく95%だともいわれますが、十分生着せず、髪があまり生えてこない人もいます。植毛が失敗したケースになりますが、このような場合、原因いろいろ考えられます。

 

患者の体質、クリニック側の管理体制の不手際などです。体質の場合は致し方ありませんが、多くの場合、クリニック側の不手際が原因になっています。

 

ドナー株の虚血時間(血が通わずに栄養分が届かない時間)を長くしてしまい、ドナーを死なせてしまうのです。そのようなドナーを移植しても、髪はあまり生えてきません。

 

せっかく受けた自毛植毛手術もこれでは意味がなくなりますから、クリニック選びには注意したいところです。

 

 

 

人工毛植毛の場合

人工毛植毛では、ポリエステルやナイロン製の人工毛をそのまま移植するので、すぐにふさふさ状態になります。髪が生えるまで待つ必要はありません。

 

ただ、人工毛植毛では拒絶反応が起こりやすいこと、人工毛は成長しないこと、抜けやすく、人工毛植毛を繰り返す必要がある場合があることなどのデメリットもあります。

 

 

手術はどれくらい待てば終わる?

 

植毛手術はどれくらい待てば終わるのかを確認しておきましょう。

 

これは植毛する株数によっても変わってきますが、1000~1500株数で3~6時間くらいかかるとされています。

 

また、麻酔が利きにくい場合、長時間同じ姿勢をとるのがつらい場合など、クリニック側でも配慮するので、その分余計に時間がかかることもあります。

 

手術自体は日帰りででき、入院も必要ありません。術後の通院は、数回ないしは0回で済みます。

 

大量植毛となると、丸1日がかりになったり、数日に分けて行ったりする場合もあります。1回の植毛手術で移植するのはふつう1600株くらいですが、大量植毛では4000~5000株も移植することもあります。

 

 

植毛後の経過について

 

植毛後、髪がふさふさになるまで待つのは大変でしょうが、それまでどのような経過をたどり、どう生活すればいいのかをまとめてみました。

 

 

 

術後翌日には洗髪できる場合も

クリニックにもよりますが、植毛手術翌日には髪を洗える場合があります。

 

植毛部分の生着率を高めるために術後翌日の洗髪を勧めているクリニックもあります。その場合は、傷に触らずに洗髪する方法を教えてくれるでしょう。

 

 

 

術後翌日から2週間後

このころには手術跡の赤みも引き、かさぶたも乾きます。

 

移植した株がしっかり生着し始めるころでもあり、指の腹で洗髪しても構いません。乾いたかさぶたは少しずつ取れてきます。

 

 

 

術後1か月から3か月後

術後の赤みは完全になくなり、普通の皮膚と同じ色になります。

 

術後1か月目以降は、パーマをしたり髪を染めたりしてもいいですよ。移植部分にも大きな影響は出ません。

 

なお、ここで前半部分で解説した一時的脱落が起きることがあります。

 

ヘアサイクルの休止期に入ったためですが、また成長期に入れば生えてきます。移植した組織の生着がしっかり行われていれば、全く問題ない現象ですから、心配しすぎる必要はありません。

 

ただ、どうしても気になるようなら、遠慮なくクリニックの医師に相談してみましょう。

 

 

 

術後4か月から6か月

術後4か月から6か月になると、髪が黒い点状ではなく、少し伸びた感じになります。ここでようやく植毛の効果を実感できるようになるでしょう。

 

傷跡も見えなくなっていますから、植毛をした感じもなくなります。これで普段通りの生活が営めるようになります。

 

早い人なら、この時期に髪が生えそろうことも。そうなれば、おしゃれを考えてもいい時期です。ヘアスタイルなども好みのものにしてください。パーマやカラーも全く問題ありません。

 

 

 

術後6か月から12か月

術後6か月から12か月になると、髪もふさふさになるころ。個人差があるので、実際には1年半から2年くらいかることもありますが、ここで植毛手術の術後の完了です。

 

長さも十分になっていますから、きっと満足できるでしょう。

 

 

アフターサポートを利用しよう

 

植毛手術後髪が生えるまで待っている期間は不安なものです。「手術がうまくいったか?」「生着できたか?」「髪がしっかり生えてくるか?」など、非常に気になるでしょう。

 

そのようなときに利用したいのがクリニックのアフターサポートです。術後に、電話や診察で不安点、疑問点を訴えることができます。

 

植毛のクリニック選びをするときは、アフターサポートが充実しているところにしたいですね。

 

 

植毛後は焦らずに待とう!

 

植毛をしてから、髪が生えるまでどのくらい待てばいいのか、手術を受ける場合は気になるものです。自毛植毛後すぐに髪がふさふさになるわけではないからです。

 

では、どのくらい待てばいいのかというと、早ければ半年、実際には1年半から2年くらいかかる人もいます。かなり長丁場になりますが、この期間は焦らずにじっと待ちましょう。

 

そうすれば、希望通りの生活ができる可能性も高まります。

 

 

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