体温が低いと薄毛になる?理由と育毛に効果的な温活法を解説!
薄毛対策に良いと言われている食べ物・飲み物の栄養バランスを考えたり、シャンプーや育毛剤でのヘアケアをしていても、思うように薄毛が改善できないと悩んでいませんか?
もしかするとこの原因は、体温の低さが薄毛に関係している可能性が考えられます。
今回は体温が低いと薄毛になるのはなぜなのか、理由や関係性、育毛に効果的な温活法を詳しくお伝えしてみたいと思います。
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体温が低いと薄毛になる理由とは?
カラダの体温が低いと、健康や美容の面に良くない影響があるというイメージが一般的ですので、薄毛との関係性がいまいちピンと来ないと疑問に感じることがあるでしょう。
ですがカラダの体温は、髪と頭皮のコンディションを左右するいくつもの要素があるんです。
ここでは体温の低さと薄毛の関係性について、さまざまな理由をわかりやすくお伝えしてみたいと思います。
頭皮の血行、リンパ液のめぐりが悪くなる
カラダの温度は、血液やリンパ液の循環を助ける重要な要素があります。
そして気になる薄毛は、低体温によって頭部の血行・リンパ管のめぐりが悪くなり、毛根が栄養を摂りこめなくなることが原因のひとつ。
体温が低いと、頭皮の血管・リンパ管が持つめぐりを活性化するための要素が活きなくなるため、血管内に老廃物が毒素が溜まって毛穴を刺激し、丈夫な髪が生えにくくなり薄毛につながってしまうのです。
デトックス作用が不安定になる
薄毛を根本的に改善・予防するためには、頭皮の環境を清潔に・健やかに整えることが重要なポイントになります。
そして体温の高さは、適度な皮脂や汗を分泌させて頭皮の汚れを洗い流しデトックスする作用があります。
そのため体温が低いと、頭皮にとっての天然のクレンジング剤・洗顔料とも呼ばれることがある皮脂や汗が不足して汚れが流されず、頭皮環境の悪化からの薄毛につながりやすくなります。
体温の低さで頭皮の汚れがデトックスできないと、毛穴が詰まって毛根にダメージを与え、新しい髪が生えにくくなったり、生えてもすぐに切れる髪質に変わる心配があるんですよ。
免疫が弱くなる
カラダの体温は、頭皮や髪の大敵となる汚れやウイルスから守るための免疫機能を左右しています。
免疫機能は36.5℃以上の体温で働きが向上すると言われていますが、低体温の基準となる35℃程度では、免疫機能が36.5℃の体温よりも30%も弱くなることが明らかになっています。
免疫力というと健康なカラダを守るためのイメージが強いですが、髪と頭皮の健康にも密接なかかわりがあります。
体温の低さによって免疫力が低下すると、薄毛を改善するための栄養が摂りこめなくなったり、雑菌が入り込みやすい頭皮環境・髪質に変わって、薄毛が治りにくくなるリスクもあるのです。
体温が低くなる原因・きっかけとは?
体温が髪と頭皮の状態を左右することを理解できると、体温が低くなる原因についても早めに知っておきたいと思うではないでしょうか?
ここでは薄毛の原因になりやすい、体温が低くなる理由やきっかけについて解説してみたいと思います。
栄養バランスの乱れ、活動量の不足
カラダの体温は普段食べているもの、活動量で上がったり下がったり影響を受けることがわかっています。
食生活でカラダを冷やす食べ物ばかりを摂っていたり、運動不足など活動する量が少ないと、全身の血液・リンパ管のめぐりが滞って頭皮と髪が栄養不足状態となり、薄毛の進行や慢性につながってしまうのです。
エアコンの長時間使用
ここ最近は真夏のように気温が急上昇する日もあり、自宅やオフィスでエアコンを使うことが増えているのではないでしょうか?
髪と頭皮は、カラダの一番上に存在していることで、エアコンを短時間使用するだけでも冷えの栄養を受けやすいと言えます。
エアコンの冷風は、湿気を含まずに乾燥した性質があるため、長時間使用していると体温の冷えばかりではなく頭皮・髪の乾燥につながって薄毛に変わる心配があります。
体温を上げて薄毛を改善・予防!食べ物・飲み物でできる温活方法
体温が低い状態でも、36.5の一般的な体温を目指すと、低体温時よりも代謝や免疫機能が30%高まることがわかっています。
体温を上げて髪と頭皮に栄養が届きやすい状態に整えるために、ここでは育毛にも効果的な食べ物・飲み物でできる温活メソッドを一緒に見ていきましょう。
土からなる食べ物を摂る
ごぼうやカボチャなど、土からなる食べ物は、木になる食べ物に比べるとカラダを温め、冷えを予防する働きがあると言われています。
特に根菜は、
- 腸の働きを整えて薄毛の改善に効果的な栄養を吸収する「繊維質」
- 新陳代謝を促して薄毛を健やかな髪質に変えていく「ビタミンB群」
- 薄毛の原因となる活性酸素のダメージを無効化、抑制する「ポリフェノール」
が豊富で、体温を上げるばかりではなく髪と頭皮の栄養になる成分を豊富に含んでいるため、日々の食事にたっぷりと補うようにしましょう。
辛味成分を摂る
山椒やトウガラシなどの辛味成分は、少量の摂取でも体温を上げて頭皮の血行を促す手軽な種類です。
特に、トウガラシに含まれているカプサイシンは、
- 発毛スピードが速まるというエビデンスがある
- 薄毛改善に必要なビタミンA・C・Eを補える
- 水分と油分のバランスを整えて頭皮環境を健やかに保つ
という薄毛対策に役立つ多彩なメリットがあり、1日6㎎程度の摂取が特に効果的と言われています。
ごぼうよりも温活作用の高いココアを飲む
カラダを温める飲み物は特にココアがおすすめです。
ごぼうよりも深部の体温を高めるエビデンスがあるココアは、
- 頭皮の血行を助けるポリフェノールが豊富
- 毛母細胞の分裂を助けて薄毛を改善する亜鉛の含有がある
という薄毛対策に役立つ要素があり、1日1~2杯を目安に摂り入れることが推奨されていますよ。
体温の低さを改善して薄毛予防!日常生活でできる温活法
体温の低さを改善して薄毛の進行をブロックするために、ここでは日常生活でできる手軽な温活メソッドをご紹介してみたいと思います。
有酸素運動、筋トレで活動量を増やす
体温の低さは全身を動かし、活動量を増やすことで改善しやすくなり、髪質も変わることがあります。
有酸素運動の場合は、全身の血液循環を助けるふくらはぎに負荷をかけることで頭部の血行促進に働きかけます。
また筋トレの場合は、熱を産生してカラダを温めたり血液を運ぶ役割のある筋肉を育成し、短時間でも体温上昇の変化が期待できます。
シャワーのみの入浴を避けること
低い体温を改善して薄毛を予防するためには、カラダを深部までじっくりと温めることが重要です。
シャワーのみの入浴は、一見カラダが温まったように感じても表面にしか熱が届いていないため、湯冷めによって体温が下がってしまう心配も。
低体温が原因の薄毛は、38℃程度のバスタブに15分程度浸かることが専門家からも推奨されているため、湯冷めによって体温が低くなりやすいシャワーのみの入浴を避けるようにしましょう。
おわりに
体温の低さを改善して36.5℃程度の安定した体温をキープできるようになると、髪と頭皮の栄養の摂りこみが安定して薄毛の改善効果が見られるようになります。
体温は髪と頭皮、全身の健康を担う重要な要素となっているため、薄毛進行を食い止める温活と丁寧なヘアケアを並行していってくださいね。
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担当ライター「kana」
アパレルショップ勤務を経て、以前から興味を持っていたフリーライターに転身。
マイブームは朝活と3ヶ月に一度のサロン通いで全身のボディメンテナンスを受けること!
ドライヘッドスパの体験や日頃のリサーチから得たコンテンツを、ユーモアを交えてわかりやすくお伝えしていきたいと思います。
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