刺さない針「梅花鍼」の育毛効果は?のメリット・デメリットを紹介
梅花鍼とは鍼治療です。
刺さない特殊な鍼を用いて患部を刺激し血流促進を促すことで、薄毛症状の回復および発毛効果が期待できます。
刺さない鍼を用いるので、鍼を刺すことによる痛みに弱い人にも最適。また、治療薬を使用しないので育毛剤や発毛剤で患部がかぶれることもありません。
本記事では、梅花鍼を使った治療法から治療の原理、治療に向いている人などを詳しく解説します。
それでは、最後までご覧ください。
梅花鍼ってなに?発毛の原理を解説!
梅花鍼とは、どのようなものなのでしょうか。ここでは、梅花鍼を利用した発毛の原理を解説します。
梅花鍼とは?
梅花鍼は、中国で昔から行われてきた治療法です。
鍼治療には興味はあるが、実際に皮膚に鍼を指すのは怖くて躊躇してしまうという人もいるでしょう。
梅花鍼は、名称に「鍼」と付いていますが、実際に皮膚に鍼は刺しません。
刺さない特殊な鍼で患部に刺激を与えることで、よどんでいた患部の血流がよくなります。
鍼治療をしたいけど鍼を皮膚に指すのは怖いと感じている方でも、梅花鍼であれば鍼を刺す怖さを感じず治療ができるでしょう。
梅花鍼を使ったもので代表的なのは、円形脱毛症治療。
円形脱毛症の治療に西洋医療を利用する場合、円形脱毛の治療と発毛促進のために治療薬を患部に塗布します。
治療薬が皮膚に合わない場合には、発疹ができたり皮膚がただれるなどのトラブルが起きることもあるのです。
せっかく発毛のために薬剤を用いたのに、患部にトラブルが起きると治療効果は感じられなくなってしまうでしょう。
梅花鍼を使用する治療では、皮膚かぶれを起こす可能性のある薬剤を塗布することがなく、皮膚を刺激するだけなので皮膚トラブルが起きることがありません。
患部を傷つけて活性化を促進
なぜ、梅花鍼を使用することで発毛できるのか、その原理を解説します。
簡単に説明すると、梅花鍼で患部を傷つけて細胞の活性化を促進することで薄毛症状の回復を図るのです。
梅花鍼治療では、刺さない特殊な鍼を用いて治療を実施。特殊な鍼で、患部をトントンと叩いて刺激を与えるのです。
トントンと叩かれて刺激を与えられた患部は、血の巡りがよくなります。
刺激を与えられ血流がよくなることによって、西洋医学と同じように治療薬を塗布したような効果を感じられ、患部の薄毛症状の回復が見込めるのです。
梅花鍼で発毛したい!治療に適した人とは?
ここからは、梅花鍼の治療に適しているのはどのような人なのかみてみましょう。梅花鍼の発毛治療に適しているのは、以下のような人です。
- 妊娠・授乳中の女性
- 薬剤で皮膚がかぶれやすい人
それでは上記の人たちがどうして梅花鍼が適しているのか、詳しく説明します。
妊娠・授乳中の女性
梅花鍼は、妊娠・授乳中の女性の発毛対策に向いています。
妊娠・授乳中の女性はホルモンの影響によって、抜け毛が増えやすい状態。
出産後、授乳も終えたころにはホルモンバランスも整うため徐々に薄毛が改善されますが、中には抜け毛が増えすぎて薄毛になってしまう人もいます。
女性は髪の毛を非常に重要視していますよね。
髪の毛が薄くなると実年齢よりも年老いて見えることもあり、薄毛になってしまうと何とか治療できないものかと考えるでしょう。
しかし、妊娠中や授乳中は赤ちゃんへの影響を考えて、育毛剤や発毛治療に使う薬など使えないものも多いです。
その点、梅花鍼なら心配はいりません。
鍼治療であることから、赤ちゃんに悪影響を与える心配もないため、妊娠・授乳中の女性でも安心して治療できます。
薬剤で皮膚がかぶれやすい人
西洋医学では治療薬を使って発毛対策を行います。
治療薬はその人の症状に合わせて医師が処方するので、指示されたとおりに治療薬を使用すれば徐々に症状は改善できるでしょう。
ただし、肌が弱い人など治療薬によって皮膚がかぶれてしまうことがあります。
薄毛の治療をしているのに患部の皮膚がかぶれてしまうと、思うように発毛効果は得られないでしょう。
その点、梅花鍼なら使用するのは皮膚を刺さない特殊な鍼のみ。薬剤のように患部がかぶれたり、ただれることもありません。
薬剤を使用しての治療で、皮膚かぶれを起こしやすい人などは梅花鍼での発毛対策が適しています。
さいごに|梅花鍼の発毛効果は期待できます!適応の方は試す価値あり!
発毛ができないのは頭皮の血行不良が大きく関係しています。
梅花鍼は、刺さない鍼を使って患部に刺激を与え、血の巡りを良くすることで発毛促進を図ります。
薄毛が気になっている妊娠中や授乳中の女性の人、薬剤で皮膚がかぶれやすい人など、梅花鍼であれば利用制限もありません。
鍼治療とはいえ、皮膚に鍼を刺さない治療なので、鍼を刺す行為が苦手な人にもおすすめできます。
梅花鍼は、発毛対策で悩んでいる人は試す価値があるので利用を検討してみてはいかがでしょうか。