育毛剤に書いてある「有効成分」や「薬用」とは?弊社おすすめの成分を紹介!
発毛の有効成分について知りたい方もいることでしょう。
発毛対策として使われている商品には、さまざまな効果を持つ成分が使用されています。
本記事では、発毛の有効成分とは何なのか?また、有効だといわれている成分の特徴などについて解説しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
育毛剤に書いてある「有効成分」や「薬用」とは?
結論から書くと「有効成分=薬用=医薬部外品」となります。
国から医薬部外品認定をされた製品の中の、医薬部外品成分を有効成分や薬用としています。
その為、話題の注目度の高い化粧品成分でも有効成分とは書けず、書いてしまうと景品表示法や薬機法違反違反となります。
育毛剤では下記の様な例で記載してある事が多いです。
有効成分の表示例①
【有効成分】○○○○
【その他の成分】 △△△、□□□□、◇◇◇◇
上記の様に段落で有効成分とその他の成分を分けている表示方法です。
今の育毛剤はこの様な表示の仕方が一般的となっています。
有効成分の表示例②
○○○○*、△△△、□□□□、◇◇◇◇
*は「有効成分」無表示は「その他の成分」
老舗の育毛メーカーがこの様な表示方法をとっているイメージがありますので、歴史のあるメーカーの製品を使いたい場合は、一つ参考にしてもよいでしょう。
育毛でおすすめの成分を紹介!
発毛促進 |
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脱毛防止 |
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頭皮環境の改善 |
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育毛の有効成分に関連して、下記の3つの効果が挙げられます。
- 発毛促進
- 脱毛防止
- 頭皮環境の改善
それぞれ、おすすめの成分をお伝えします。
発毛促進
毛髪は、毛母細胞が活性化し、細胞分裂が活発に行われることで成長します。
毛母細胞を活性化させ、発毛を促進する方法として、「細胞そのものを活性化させる」「血流をよくして細胞活性に必要となる栄養を増やす」という方法があります。
- ミノキシジル
- 塩化カルプロニウム
- アデノシン
- イチョウ葉エキス
- Ⅼ‐アルギニン
- ショウブ根エキス
- センブリエキス
- ヒトオリゴペプチド-21 (IGF)
発毛対策としておすすめの有効成分が、上記のとおりです。
脱毛防止
脱毛とは、毛が抜け落ちること。この脱毛は、異常なことではなく、健康な人でも1日に平均約90本抜け落ちています。
しかし、食生活や環境が原因となり、脱毛量が増えると薄毛や禿げへと繋がってしまいます。
これらに起因する脱毛防止におすすめの有効成分が、下記のとおりです。
- デュタステリド
- フィナステリド
- アセチルテトラペプチド-3
- エチニルエストラジオール
- 冬虫夏草エキス
- ノコギリヤシ
- ヒオウギエキス
脱毛防止に繋がれば、発毛対策が可能です。
頭皮環境の改善
頭皮環境も、発毛には大きく関係しています。
頭皮環境は、年齢とともに発毛に適さない状態へと変化していきます。
これらが原因で発毛に悪影響が出る理由としては、皮脂の増加や雑菌の繁殖による炎症や毛穴の詰まりが起きるため。
抗炎症効果や抗菌効果、皮脂量を調整する効果などは、頭皮環境の改善には欠かせません。
次に、頭皮環境を改善する有効成分を、下記にまとめました。
- 亜鉛
- イオウ
- シナノキエキス
- トウニンエキス
- モモ葉エキス
- ユーカリエキス
- リシン
- ローズマリーエキス
有効成分を摂取しながら、頭皮環境を改善し、発毛対策へと繋げましょう。
発毛効果の高い特におすすめ成分3選
発毛の有効成分には、それぞれに効果や特徴が異なります。
例えば、発毛剤と育毛剤で含まれる有効成分が異なるため、アプローチしたい理由や特徴などを明確にしておく必要があります。
ここでは、発毛促進効果のある成分のなかでも、特に高い効果が期待できる有効成分の特徴を紹介します。
発毛効果が期待できる有効成分といえば、下記のとおりです。
- ミノキシジル
- センブリエキス
- アデノシン
それでは、詳しくみていきましょう。
ミノキシジル
「インスリン様成長因子1(IGF-1)」「血管内皮細胞増殖因子(VEGF)」という、2つの発毛因子の産生を促す効果がみられる有効成分がミノキシジルです。
また、毛細血管を広げ、血液の流れをスムーズにする効果もみられます。
つまり、下記の2つの作用が期待できるということ。
- 細胞そのものを活性化させる
- 血流をよくして細胞活性に必要となる栄養を増やす
前述した効果が期待できる反面、下記のような副作用のリスクがあるため、注意しなければなりません。
内服 |
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外用 |
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センブリエキス
センブリエキスも、「細胞そのものを活性化させる」「血流をよくして細胞活性に必要となる栄養を増やす」の両方が期待できる発毛促進成分です。
センブリエキスには、発毛におすすめの下記の有効成分が含まれています。
- スウェルチアマリン
- アマロゲンチン
- アマロスウェリン
- キサントン
スウェルチアマリンには、毛細血管の血流を促す作用があり、アマロゲンチンやアマロスウェリンには毛乳頭の細胞分裂を促す効果がみられます。
また、キサントンは抗炎症作用があるため、結果的にセンブリエキスは頭皮環境の改善もしてくれます。
ミノキシジルのような副作用のリスクはありませんが、発毛効果が出るまでに時間がかかるといわれています。
アデノシン
毛乳頭に直接作用し、発毛促進因子であるFGF-7の産生量を高める有効成分が、アデノシンです。
また、アデノシンには、頭皮の血行を促進させる働きもあるとのこと。以前は、育毛効果はあっても、発毛効果はないといわれていましたが、現在は一定の発毛効果が認められています。
発毛剤に使用されることもありますが、下記のような副作用のリスクがあることに留意しておく必要があります。
- 心停止
- 心室頻拍・心室細動
- 心筋梗塞
- 過度の血圧低下
- 洞房ブロック・完全房室ブロック
- 呼吸障害
- 肺浮腫
- 脳血管障害
発毛の有効成分には、副作用のリスクがあることについて、よく理解しておきましょう。
さいごに|有効成分で効率よく発毛対策をしよう!
有効成分や薬用とは何なのか、理解できたことでしょう。
本記事では、「発毛促進」「脱毛防止」「頭皮環境の改善」を例に挙げましたが、発毛の有効成分によって薄毛や抜け毛が改善できます。
しかし、より自分の目的にあった対策をしなければならず、どの成分を含んでいるかによって得られる効果が変わってくるため、慎重に選ぶことが重要。
ぜひ、自身の目的にあった有効成分の含んだ商品を選び、発毛対策に取り組んでください。