薄毛を隠すのはウィッグがおすすめ?かつらとの違いは?
育毛対策の過程でウィッグを使用することはおすすめ。薄毛が気になる方にとっては、有効な手段といえます。
本記事では、育毛対策でウィッグをおすすめする理由や取扱時の注意点について解説しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
ウィッグとは?育毛対策の過程でおすすめする理由を解説!
育毛対策に時間がかかったり薄毛を一時的に隠したい方におすすめのアイテムがウィッグです。
ここでは、育毛対策の過程でウィッグを使用するメリットやデメリット、正しい使い方について紹介しています。
ウィッグのメリットとデメリットは?
ウィッグとは、頭に装着する人工の髪の毛のこと。薄毛隠しのために使用するケースだけでなく、ヘアスタイルやヘアカラーを変えるアイテムとして使っている方も少なくありません。
ちなみに、ウィッグとかつらとは製品としては同じものですが、育毛対策には時間がかかります。
育毛対策におけるウィッグのメリットとデメリットを下表にまとめました。
メリット | ・隠したい箇所を隠せる ・ヘアスタイルが自由自在 ・カラーが自由 |
デメリット
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・メンテナンスやアフターケアが必要 ・安い場合、見た目に違和感がある ・自然に見えるウィッグは高額 ・頭皮や髪の毛を傷める ・蒸れで頭皮環境が悪化する |
最大のメリットは手軽に薄毛を隠せるところ
一部前述しましたが、育毛対策の過程でウィッグを利用するメリットの1つに、手軽に薄毛を隠せることが挙げられます。
育毛対策には少なくとも半年の期間が必要。長期間対策をしても育毛の兆しが現れないことも珍しくありません。
その点、ウィッグは被るだけで薄毛部分が隠せるため手軽で簡単。すぐに薄毛が隠せるというところはウィッグ最大のメリットといえます。
ウィッグの正しい使い方は?
被るだけで、簡単に薄毛隠しができるウィッグ。
しかし、正しい使い方をしなければ見た目に違和感があるだけでなく、頭皮や髪の毛を傷めてしまうことで育毛対策に悪影響を与えてしまいます。
ウィッグには、下記の3種類が存在し装着の仕方がそれぞれに異なります。
【貼り付け式】接着剤やテープで頭皮に貼り付けるタイプ
【編み込み式】地毛に特殊な糸で台座を編み込んで、それに取り付けるタイプ
育毛対策の過程で、一時的な薄毛隠しで使われることが多いタイプは金具式。ここでは、金具式の正しい使い方を参考例としてまとめました。
1.着用する前に上下に数回ウィッグを振る
2.ブラッシングして整える
3.1度被った状態でアジャスターを調整しサイズを合わせる(サイズ調整済みの場合は不要)
4.左右と前後のバランスをみる
5.位置を確認したら固定ピンで固定
6.なじませたら最後、くしで自然に見えるように整える
違和感なく、ファッションの一部として自然に見えるよう取りつけることが重要です。
ウィッグを使ってもばれない!ウィッグとカツラの違いは?
基本的にはバレません。
先ほどウィッグとかつらは同じようなものと書きましたが、日本での意味は少し違います。具体的には下記の様な特徴があります。
ウィッグ
ウィッグはどちらかといえば部分的に髪の毛を薄いところを隠すものです。
その為、あくまでも一部分に過ぎないところしか使わないので、バレる確率はほぼありません。
アマゾンや楽天等でも部分ウィッグが売っており、ボリュームアップやファッションを目的として使われるケースも多いです。
かつら
かつらは、髪の毛がほとんどない頭皮に使うケースが多く、こちらの場合は確実にバレるとまではいきませんが、傍から見て違和感の出る髪の毛になりがちです。
ただ、それは数万円前後の安いかつらの場合です。
自然なかつらにしたい場合は、人工皮膚や毛髪の調整等が必要で20万以上の高額な品となってしまいます。
育毛対策でウィッグを取り扱う際の注意点を解説!
ウィッグを使用することによるデメリットのなかには、育毛に悪影響を与えてしまうことがあります。
育毛対策の過程で一時的な薄毛隠しとして使用したとしても、育毛に悪影響を与えては意味がありません。
ここでは、育毛対策でウィッグを取り扱う際の注意点を紹介しています。
通気性
ウィッグは、地毛・頭皮のうえに被せるアイテム。そのため、通気性が悪いです。
なかには通気性のよいウィッグも登場していますが、その特性上、暑い日は汗が流れて落ちてきます。
また、かいた汗によって頭皮が蒸れるだけでなく過剰分泌された皮脂をエサに雑菌が繁殖。
その結果、頭皮が炎症を起こして、育毛に悪影響を及ぼす可能性があるため注意しなければなりません。
常に清潔を保つ
育毛のためには、常に髪と頭皮を清潔にすることが重要。
そのため洗髪は毎日すべきですが、どんなに毎日洗髪して清潔を保っていても、汚れて不衛生なウィッグを被っていては育毛に悪影響を及ぼします。
1日使用したウィッグは、汚れや汗が付着するため定期的なケアが必要。種類にもよりますが、ウィッグは自分でお手入れができます。
ぬるま湯にシャンプーを溶かし、ブラシでゆっくりとほぐします。泡をすすいだらトリートメントでケアしてください。
使用する際は、よく乾かしましょう
常時かぶり続けない
出かけるたびにウィッグを装着することが面倒などの理由で、継続的に被り続けるのも育毛にはよくありません。
前述したように、被っていると頭皮が蒸れるため、必要のない場合は頭皮の通気をよくしておきましょう。
また、被ったまま寝ると、ウイッグとの摩擦で頭皮や髪の毛を傷めてしまうため注意が必要。
さらに固定ピンやテープで髪や頭皮が引っ張られることで、髪が抜けたり頭皮に血行不良が起こったりする可能性もあるため、必要のないときは外しておきましょう。
さいごに|正しい方法でウィッグを活用して育毛対策に取り組もう!
今回は、育毛対策の過程でウィッグをおすすめする理由として、手軽に薄毛を隠せるという内容で詳しく解説してきました。
しかしウィッグを誤った方法で取り扱うことで、育毛抑制に繋がってしまうため注意が必要。通気性や清潔感など、ウィッグを選ぶ際は十分配慮してください。
育毛対策における取り組みのなかで薄毛が気になる方は、ぜひウィッグを活用されてみてはいかがでしょうか。