購入された商品の送料は全商品無料です。

コラム

  • ホーム
  • コラム
  • ビオチン(ビタミンH)の育毛効果とは?摂取量に注意すべき3つの理由など解説!

ビオチン(ビタミンH)の育毛効果とは?摂取量に注意すべき3つの理由など解説!

  • 成分
ビオチンの育毛効果とは?摂取量に注意すべき3つの理由など解説!

育毛対策としてビオチンを摂取することはおすすめですが、その理由や摂取量の目安などについて知りたい方もいることでしょう。

 

本記事では、ビオチンの育毛効果とおすすめの摂取量について解説しています。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

 

ビオチンとは?育毛のメカニズムについて解説!

 

ビオチンを適量摂取することで、育毛に作用するといわれています。

 

まずは、ビオチンの特徴から詳しくみていきましょう。

 

 

 

ビオチンの特徴は?

ビオチンは水溶性の特性を持つビタミンの1種で、ビタミンB群に属します。

 

過去には、ビタミンB7もしくはビタミンHとも呼ばれていた時期がありましたが、その主な特徴は下記のとおりです。

 

  • 粘膜や皮膚の構造維持
  • 髪質の保持
  • 体内エネルギーの代謝

 

ちなみに、現在はビタミンB7もしくはビタミンHという呼び方は、一般的ではありません。

 

また、このような特徴から主に体内における代謝に関連した働きが期待できることについては理解できたでしょう。

 

他にも、髪の毛や爪の健康維持にも関係しています。

 

関連記事

 

 

 

育毛に作用するメカニズムは?

ビオチンが育毛に効果的な理由の1つに、頭皮の抗炎症作用が挙げられます。

 

新潟薬科大学とライナスポーリング研究所が行った共同研究によると、ビオチンの接種不足によってビオチン欠乏になっても薄毛や抜けとの関連性は薄いです。

 

しかし、カルボキシラーゼの活性化は、ビオチンが必要になりますので、育毛に対して間接的なアプローチが可能とされています。

 

生体内ピルビン酸から炭酸脱離する反応促進する酵素

引用:カルボキシラーゼ

 

例えば、ビオチンがカルボキシラーゼの結合に不可欠とされるなかで、タンパク質など他の栄養素と合成するビオチニル化を誘発するきっかけとなり得るということ。

 

結果として、分解生産物としてカルボキシラーゼやDNAを核内に保持する役割を持つヒストン(タンパク質の一種)が生成され、ビオチンを遊離します。

 

つまり、ビオチンに起因するカルボキシラーゼが育毛対策だけでなく、生命維持に必要な体内エネルギーの代謝にも深く関係しているということ。

 

健康維持が頭皮環境を良好に保ち、育毛にも作用するということが伺えます。

 

 

育毛に効果的なビオチンの摂取量はどのくらい?3つの注意点を解説!

 

ビオチンは、キノコ類だけでなく小麦や鶏卵、レバーなどの肉類にも含まれています。

 

食物におけるビオチンの含有量を下表にまとめました。

 

レバー(加熱調理)1人前 27μg~35μg
鶏卵(加熱調理)1個 13μg~25μg
キノコ類(生)1人前 0.5μg~24μg
パン(全粒小麦)1枚 0.02μg~6μg

 

日常生活のなかで摂取しやすい栄養素ですが、育毛対策として体内に取り入れる方法としては食物やサプリメントがおすすめ。

 

一方で、ビオチン配合の育毛剤を活用して対策してもよいでしょう。

 

成人の男女で、30µg/日がビオチン摂取量の目安とされていますが、いくつかの注意点があります。

 

持病や薬の観点から新潟薬科大学とライナスポーリング研究所による共同研究を参考に、副作用など注意すべきポイントについて、詳しくみていきましょう。

 

 

 

長期治療が必要な持病

ビオチンの摂取が育毛対策として有効だということは、前述したカルボキシラーゼの観点から理解したとおりです。

 

しかし、糖尿病による持病でビオチンの体内吸収量が低下することが報告されています。

 

育毛対策とはいえ、長期治療が必要な持病を持っている方は注意が必要です。

 

 

 

服用している薬

持病で悩んでいる方の多くは、服薬による影響を受けやすいことが懸念されていますが、薬の種類によってはビオチンと相性がよくないケースがあるため注意が必要。

 

一方で、ビオチンが糖尿病の血糖値低下に関係していることも分かっています。

 

また、ビオチンの特徴ともいえるエネルギーの代謝を阻害する薬としては抗けいれん薬が挙げられますが、併用して摂取しながら育毛対策することはおすすめできません。

 

 

 

副作用の懸念

ビオチンの直接的な副作用は、報告されていません。

 

水溶性という特性から摂取しすぎても、汗や排尿などで体外に排出されることが理由として挙げられますが、ビオチンの摂取を意識しすぎた食生活には注意が必要。

 

栄養が偏った食生活を続けていると、栄養不足から体調不良をきたす恐れがあるため注意しましょう。

 

栄養が偏らない食生活を心掛けることが重要です。

 

 

さいごに|適量のビオチンを摂取して育毛対策に取り組もう!

 

今回は、ビオチンの育毛効果と作用するメカニズムについて解説してきました。

 

摂取目安は成人の男女で30µg/日とされていますが、摂取量を意識した食生活は栄養の偏りを促してしまうため注意が必要。

 

適量の摂取をおすすめしますが、日常生活において、それもなかなか難しいと考える方もいることでしょう。

 

この機会にビオチンを含む育毛剤やサプリメントを日常生活のなかに取り入れ、育毛対策にチャレンジしてみましょう。

 

 

Lixのインスタグラム