お風呂(湯船)が育毛に効果的?3つの理由と髪に良い入浴法を紹介!
まだまだ厳しい寒さが続くこの季節、毎日のお風呂(湯船)に浸かる時間は心身の疲れを癒す楽しみな時間ではないでしょうか?
日常生活の自然なルーティンとなるお風呂(湯船)には、抜け毛や薄毛の予防・改善にアプローチできる育毛効果があると考えられているんです。
心身の疲労のリフレッシュというイメージが主なお風呂(湯船)ですが、なぜ育毛に効果的なのか、とても興味を惹かれることでしょう。
今回はお風呂(湯船)に入ることが育毛に効果的な3つの理由と、トラブルのない美しい髪・頭皮環境を取り戻すための正しい入北法についてご紹介してみたいと思います。
お風呂(湯船)に浸かることが育毛に効果的な3つの理由!
ではお風呂に(湯船)に入るとどうして育毛にアプローチできるのか、ここでは効果的な3つの理由をわかりやすくお伝えしてみたいと思います。
理由その1|温熱作用によって頭皮と髪が温まるため
お風呂(湯船)に浸かることが育毛に効果的なのは、バスルームの温まった空間・湯船に浸かって体温が上昇し、頭皮の血行が促進されていくため。
丈夫で美しい髪を育んでいくためには、髪を生やす土台となる頭皮の血行を促進しておく必要があります。
お風呂(湯船)に浸かると、頭部をはじめ全身がポカポカと温まって保温された状態になるため、頭皮の血行が促進し、髪に育毛のための栄養が届きやすくなっていくのです。
また、ふくらはぎや心臓は血液を運ぶ役割があるのですが、頭部はここから遠い場所にあるため、血行のめぐりが悪くなりやすいと考えられています。
お風呂(湯船)に入る習慣は、温熱作用によって頭部が温まるため、血行不良の根本的な改善・予防となって育毛にアプローチできるんですよ。
科学的なエビデンスとして「ヒートショックプロテイン(HSP)」が毛母細胞を活性化される事が分かっています。
理由その2|リラックス作用によってストレスが癒されるため
抜け毛や薄毛の原因は、ストレスによるものが大きいと考えられています。
この理由は、ストレスを感じていると、
- 血管を収縮してめぐりを妨げてしまう交感神経ばかりが優位に立つ
- 大量に活性酸素が発生して血管にダメージを与えてしまう
などなど、育毛の妨げになる現象が起こるからなんです。
お風呂(湯船)に浸かると、カラダ全体が温まってふわふわとした軽やかさを感じることができます。
するとストレスでいっぱいになっていたメンタルが少しずつ癒されていき、血管を拡張して血行を促進する働きのある副交感神経が優位に立ち育毛に効果を発揮します。
またお風呂(湯船)に入る時間は、湯船で作用される浮力の作用によってこわばっていた神経や筋肉がほぐれていき、自然なストレス解消で髪と頭皮に良い影響をもたらしてくれるのです。
理由その3|睡眠の質を高めて育毛にアプローチする
抜け毛や薄毛がなかなか改善されないのは、睡眠の質に問題がある可能性が考えられます。
この理由は、スッと寝つけてぐっすり眠り、翌朝はシャキッと軽やかに目覚められるという良質な睡眠リズムが、頭皮と髪の健康に良いと言われているため。
安定した睡眠リズムはダメージを受けた髪と頭皮を修復する作用があり、お風呂(湯船)に入る習慣は温熱や浮力の作用で自然な眠りをもたらしてくれます。
お風呂に(湯船)に浸かってカラダが温まると、筋肉のこわばりやメンタル面の不調が温かみによって癒されていき、スッと眠りにつくことができます。
すると髪と頭皮の健康に役立つ成長ホルモンが分泌されて、眠りながらの自然な育毛が可能になっていくのです。
お風呂(湯船)に入りながら育毛!効果的な方法をチェック
リラクゼーションや癒し、冷えのケアに効果的というイメージが強かったお風呂時間ですが、意外にも育毛に効果的なポイントがいくつもあったんですね。
では、お風呂(湯船)に入る育毛効果を感じ取っていくためには、どんな入浴方法が適しているのでしょうか?
ここでは今日からのお風呂(湯船)時間からさっそくルーティンにしておきたい、育毛に効果的な入浴方法をわかりやすくご紹介してみたいと思います。
38~41℃程度の湯温に調整する
育毛に効果的なお風呂(湯船)の入り方は、湯温にも気をつけておくことがポイントになります。
38~41℃くらいのやわらかい温かみを感じる湯温は、リラクゼーション作用のある副交感神経を優位に立たせ、頭皮や神経のこわばりをほぐしていくため、血行促進作用が活きるようになります。
暑さが厳しい季節は38℃、寒さが気になる時期は41℃程度と、季節や気候に合わせて湯温を調整することも、リラクゼーション効果が発揮されて髪と頭皮の健康に効果的ですよ。
10~15分お風呂(湯船)に浸かって3回繰り返す
髪と頭皮の健康に良いお風呂(湯船)の入り方は、時間や回数にも育毛にアプローチできる要素があるんです。
10~15分くらいの入浴時間は、頭部をはじめカラダ全体を温めて保温するため、湯船に浸かる時間にも意識を向けてみるようにしましょう。
また10~15分くらいの湯船に浸かるのを3回程度繰り返していくと、この季節によくある湯冷めを防いで頭部とカラダの保温状態を持続でき、睡眠の質も向上して効果的な育毛にアプローチできるでしょう。
ぬるめのシャワーを浴びてリフレッシュ
10~15分湯船に浸かったら、頭部からカラダ全体に水に近い温度のぬるま湯をかけると、血管に刺激がかかって血流が活性されていきます。
お風呂(湯船)で温まることと、水に近い湯温のシャワーを浴びてクールダウンさせるこの方法は、血流が乱れがちな頭部の刺激になり、血行促進からの育毛に効果的ですよ。
水分を摂りながら入浴する
水分摂取はお風呂(湯船)に入るのと同じように血液循環をスムーズにする働きがあります。
お風呂(湯船)に浸かっていると体温が上昇して汗をかきやすくなり、めぐりをスムーズにするための水分が減少・不足した状態になるため、入浴前後はもちろんお風呂に入っている時もこまめに水分を摂っておくようにしましょう。
またこまめな水分補給は、老廃物や毒素の影響によってドロドロになった血液をサラサラにする働きがあります。
質の良いサラサラの血液は血行促進からの育毛に必要不可欠な要素になるため、入浴前後とお風呂(湯船)に入っている時は欠かさずに水分補給をするようにしましょう。
育毛に良くないお風呂(湯船)の入り方とは?
育毛に効果的なお風呂(湯船)の入り方は、シンプルで手軽に続けられる方法だからこそ、間違った入浴法に気づけないケースもあるんです。
毎日のお風呂(湯船)で効果的な育毛ケアを習慣づけていけるよう、ここでは意外に見落としやすい間違った入り方をお伝えしてみたいと思います。
シャワーのみの入浴
家事や育児、仕事やプライベートの予定などで忙しい毎日を過ごしていると、ついお風呂(湯船)ではなくシャワーのみで済ませてしまうことがありませんか?
シャワーのみの入浴は、
- お風呂(湯船)に浸かるメリットの温熱や浮力作用が発揮されない
- カラダや頭部が深部まで温まっていないため、湯冷めしやすい
といったデメリットがあり、睡眠の質にも影響を与えてしまうのです。
お風呂上がりから眠りにつくまでの時間が長い
育毛に効果的なお風呂(湯船)の方法は、頭部が保温されたままの状態で眠りにつくことも育毛に重要なポイントです。
お風呂から上がってダラダラと時間を消費してしまうと、いつのまにか頭部が冷えてスッとした眠りにつけなくなり、髪と頭皮に良くない影響を与えてしまうことが。
お風呂(湯船)から上がったら、頭皮や髪の刺激になることは避け、保温・リラックス状態をキープしたまま早めに眠りにつくようにしましょう。
さいごに
髪のコンディションを整えるヘアケアや日常生活のポイントはいくつも存在していますが、お風呂(湯船)に浸かることは毎日のルーティンでもあるため、手軽でカンタンに続けられそうだと感じるのではないでしょうか?
お風呂(湯船)の育毛に良いポイントを見直しながら、髪と頭皮に良い入浴時間を過ごしていってくださいね。
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担当ライター「kana」
アパレルショップ勤務を経て、以前から興味を持っていたフリーライターに転身。
マイブームは朝活と3ヶ月に一度のサロン通いで全身のボディメンテナンスを受けること!
ドライヘッドスパの体験や日頃のリサーチから得たコンテンツを、ユーモアを交えてわかりやすくお伝えしていきたいと思います。
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