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自毛植毛に失敗はある?費用やメリット・デメリットを紹介!

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自毛植毛に失敗はある?費用やメリット・デメリットを紹介!

薄毛で悩んでいる人の中には、自毛植毛治療を受けてみたいと思っている人もいるでしょう。自毛植毛は少しでも早く薄毛を解消するために有効な手段です。

 

ただ、自毛植毛にリスクあるのではと思い、治療を受けるのを躊躇している方もいるかもしれません。また、費用はどのくらいかかるのか、メリット・デメリットはどうなっているかなども気になる点でしょう。

 

そこで今回は、自毛植毛について徹底解説します

 

これから自毛植毛を受けてみようという方にとってとても重要な情報になりますから、良くチェックしてください。

 

 

自毛植毛とは?

 

まずは、自毛植毛とはどんな薄毛治療なのかから解説しましょう。

 

自毛植毛とは、自分の毛を薄毛部分に埋め込む治療です。もう少し詳しく説明すると、後頭部や側頭部の髪を皮膚組織ごと採取して、髪が薄くなっている箇所に植え替える治療法です

 

髪の生えている皮膚組織は「毛包」といいます。毛包の数や毛包そのものは「グラフト」「株」と呼び、グラフトを採取して、はめるホールを作成し、移植するという流れで自毛植毛は進みます。

 

自毛植毛の手法は2種類。「FUE法」と「FUSS法」です。それぞれグラフトの採取方法が違いますが、詳細を見てみましょう。

 

 

 

FUE法

FUE法は、メスで切らない植毛法で1mm程度のパンチを使い、頭皮からドナーを1毛穴単位でくり抜く手法です

 

1mm程度のパンチを使うということから、傷跡も直径1mm以下で目立ちにくく、数日で自然治癒します。術後の痛みも軽減されています。

 

FUE法は頭皮へのダメージが最小限で済むことから、日本のクリニックで最も採用されている手法です。

 

FUE法は体への負担も少ないので、社会復帰も早くできます。それほど体を使わない仕事なら、手術の翌日からできる場合もあります。

 

ただ、FUE法は高度な技術が必要な手術法。確かの腕のドクターを選ぶ必要があります。

 

 

 

FUSS法

FUSS法は、メスで切る植毛法で、切り分けした後に髪を移植する方法です

 

現在のFUSS法は以前よりも体への負担は少なくなっています、それでも、FUE法に比べると、傷跡も残りやすいです。術後に痛みも出やすくなっています。

 

また、移植できる株数に限界があるので、複数回の手術が必要になるケースもあります、ただ、広い範囲を移植したい場合は、FUSS法のほうがおすすめです。

 

FUSS法はメスを入れるということもあり、傷跡も残りやすいので、社会復帰まで時間がかかります。

 

 

自毛植毛のメリット

 

薄毛の治療を自毛植毛で行うことにはどんなメリットがあるでしょうか。他の治療法にはないメリットがあるので、以下で解説しましょう。

 

 

 

薄毛を根本から改善できる

自毛植毛のメリットの第一は、薄毛を根本から改善できることです

 

育毛シャンプーや育毛剤による治療でも効果が出る場合がありますが、やめてしまうと元に戻る場合があります。根本的な治療にならないケースもあるのです、

 

その点、自毛植毛では、生着した毛髪は半永久的に生え変わります。一度手術を受けると、それ以上薄毛治療をする必要がなくなります。

 

移植する髪も、脱毛症の影響を受けにくい側頭部や後頭部のものになるので、治療後新たに脱毛が進むこともありません。

 

薄毛で悩んでいる方が元のふさふさ状態にしようと思って、納得の治療を受けたければ、自毛植毛は有効な手段です。

 

 

 

拒絶反応が起こりにくい

自毛植毛では、拒絶反応が起こりにくいです。自分の毛組織を移植するので、身体が別物だと認識することはなく、素直に受け入れてくれます。

 

自毛植毛に対して、人工毛植毛がありますが、こちらはポリエステルやナイロンで作られた人工毛を移植。そのため、身体がうまく反応せず、拒絶反応を起こすことが良くあります。感染症リスクもあります。

 

安全面を考えると、自毛植毛のほうが人工毛植毛よりもおすすめであり、実際に現在、推奨されています。

 

 

 

仕上がりがナチュラル

自毛植毛の仕上がりはナチュラルです。自分の毛組織を移植する自毛植毛では、他の部分の髪ともよく馴染み、違和感が生じません。見た目はもちろん、手で触ったときの感触もしっくりきます。

 

自毛植毛後は移植した髪が生着してさえくれれば、他の部分の髪と同じよう成長するので、時間の経過による差も生じません。

 

自分の髪として自然に扱うことができ、見た目にも全く問題はないです。

 

 

 

自由なヘアスタイルを楽しめる

自毛植毛して生着した髪はもともと生えている髪と全く同じように扱えます。

 

そのため、パーマをかけたり、ヘアカラーや白髪染めを施したりするのも自由。理容室や美容院でお好きなヘアスタイルに変えることもできます。

 

ヘアスタイル変更に何の条件もなく、希望の型にできるのが自毛植毛のメリットです。

 

 

 

通院やメンテナンスをする必要はない

自毛植毛の手術が成功すれば、後は通院やメンテナンスをする必要はありません

 

ここは、内服薬や外用薬と違う点。内服薬や外用薬は使用をやめると症状が進行してしまう場合があり、長くお世話にならなければいけないのが難点。

 

一方、自毛植毛は手術後にすることがなく、楽です。

 

自毛植毛の手術費自体は安くはないのですが、一度の治療で済むので、長い目で見ると、総コストは抑えられます。

 

 

 

髪が全く生えていない部分にも生えてくる

自毛植毛の大きなメリットとして、髪が全く生えていない部分にも生えてきます

 

たとえば、けがややけどで髪が生えてこなくなった箇所、毛髪が完全に抜け落ちてしまった箇所にも有効です。

 

また、生まれつき髪が生えていない箇所にも移植して、髪を生やすこともできます。

 

おでこが広くて、もともと生え際が後退気味の人でも、自毛植毛で毛組織を移植すれば、額を狭くすることも可能です。

 

ここは人工毛植毛と大きく異なる点です。人工毛植毛は、生えている髪に人工毛を巻き付ける治療なので、髪が生えていない箇所には治療を施せないのです。

 

 

自毛植毛のデメリット

 

続いて、自毛植毛のデメリットです。メリットを見ると、薄毛の人はすぐに自毛植毛をしてみようかなと思うかもしれませんが、デメリットについても確認の上、実行してください。

 

 

 

費用が高い

自毛植毛の治療には保険の適用はなく、自由診療となっています。そのため、治療費はかなり高いです。

 

自毛植毛の費用を決める要素は、移植するグラフト数や施術法。仮にFUE法で約500グラフト(髪の毛1000本分)を移植するとすると、費用は50~100万円くらい。かなりの金額です。

 

このほかに、診察代や薬代も加わりますから、さらに費用が高くなります。

 

内服薬や外用薬による薄毛治療よりも治療代は非常に高いです。

 

ただ、すでに説明したように一度治療を受ければ、通院やメンテナンスは不要なので、長期的な視点に立つと、損とばかりは言えません。

 

また、クリックによっては、メディカルローンやモニター制度を用意し、患者の負担をできるだけ抑えるようにしている場合もあります。

 

 

 

効果を実感するまで時間がかかる

自毛植毛の手術を受けたら、すぐに髪の状態が復活するというわけではありません。様々な経過をへたのちに、効果を実感できるようになります。

 

まず、自毛植毛をした髪はいったん抜け落ちます。その後しばらくして、新しい髪が生えてきます。

 

自毛植毛した髪は、ヘアサイクルを繰り返すのです。

 

成長期→退行期→休止期→脱毛期へと進み、繰り返され、やがて定着します。

 

それまでは少し期間がかかるので、待たされたような感じにもなるでしょう。

 

 

 

移植できる髪の本数に限りがある

自毛植毛で移植できる髪の本数には制限があります

 

基本的に自毛植毛では、脱毛しにくい側頭部や後頭部の髪を使いますが、ここから採取できる髪の本数はいくらでもというわけにはいきません。

 

前頭葉や頭頂部の髪は脱毛の恐れがあるので、自毛植毛には使えないので、限りがある側頭葉と後頭部の髪だけになります。

 

それだけに、治療に失敗があったら取り返しがつきません。自毛植毛の手術を受けるクリニックを選ぶ際は、高い技術と知識、豊富な経験と実績を持つところを探してください

 

 

 

施術する人によって仕上がりが変わってくる

自毛植毛は外科手術です。外科手術は施術するドクターの腕がものを言う治療法。自毛植毛でもドクターの技術によって、生着率、効果などが大きく左右されます

 

特に、FUE法では細かいグラフトの採取が必要になるので、ドクターの技術が高くないと、結果が良くなりません。

 

それだけに、自毛植毛クリニックやドクター選びでは、慎重になる必要があります。

 

 

自毛植毛の失敗例

 

自毛植毛が成功すれば、薄毛になった部分もふさふさになり、これまでとは違う生活もできるようになるのですが、残念ながら失敗例もあります。

 

次のような例が報告されています。

 

  • 髪の毛が生着しない
  • 傷跡が目立つ
  • 仕上がりに満足できない

 

それぞれの項目について詳しく見てみるとともに、かなり重大な外国での失敗例も取り上げてみます。

 

 

 

髪の毛が生着しない

自毛植毛で移植した髪の毛は拒絶反応もなく生着しやすいのですが、すべてが生着するわけではありません。

 

10%くらいのグラフトは抜け落ちるといわれています。

 

この程度なら成功例と見ていいのですが。中には50%も抜け落ちてしまう場合があります。これは失敗例になりますね。

 

 

 

傷跡が目立つ

自毛植毛で傷跡が目立つのは、FUSS法を採用した場合です。FUSS法ではメスで横長に頭皮を切り取るので、どうしても傷跡が目立ちやすくなります

 

その結果、凸凹している、突っ張るなどの症状を訴える人もいます。それが、しばらく続くこともあるようです。

 

FUE法でもロボットによる毛組織採取だと、傷跡が目立つ場合があります。

 

通常、FUE法では1mm以下のパンチを使うのですが、ロボットの場合はパンチの口径が1mm以上になっています。そのため、採取跡が目立ちやすくなるのです。

 

 

 

仕上がりに満足できない

自毛植毛が成功したか失敗したかを見る基準の1つが仕上がり。不自然になったり、違和感が生じたりすれば、失敗でしょう

 

髪の毛の生え方は人それぞれ。生え際や頭頂部・つむじなどの特徴も違い、ふさわしい髪の移植量、密度、向きも異なってきます。

 

この点は、ドクターがカウンセリング時に患者の要望をよく聞き、ヘアスタイルチェックもしっかりしなければいけません。

 

特に頭頂部への自毛植毛は難しい技術を要するもの。仕上がりが患者の希望通りにならないこともあります。

 

仕上がりが良くなければ、失敗ですね。

 

 

 

自毛植毛の副作用

 

自毛植毛の失敗例というほどではありませんが、術後に副作用が出ることがあります。どのような副作用かチェックしてみましょう。

 

 

 

瞼の腫れ

頭皮の移植をするのに、どうして瞼が腫れるのかと思う人もいるでしょうが、前頭部部分の自毛植毛の場合に起きることがあります。麻酔による副作用だといわれています。

ただ、一過性のものなので、通常は2~3日で引きます。

 

 

 

施術部分の痛み

自毛植毛は外科手術なので、施術部分に痛みや赤み、腫れなどが生じることがあります。次第に収まる症状ですが、気になるようならクリニックに相談し、外用薬の処方なども受けてください。

 

 

 

感染症

自毛植毛の術後に感染症が起きることがあります

軽い症状の場合は、抗生物質や内服治療で改善することもありますが、重い症状では大がかりな洗浄や外科手術が必要になるケースもあります。

 

 

 

植毛に敗血症のリスクはある?

 

日本で自毛植毛で敗血症になった人がいるのかどうか、『自毛植毛 敗血症』というワードで検索してみたのですが、出てきませんでした。

 

しかし、外国では報告例があります。インド・ニューデリーのケースです。

 

【12月18日 AFP】頭がはげていたインドのテレビ局幹部アタル・ラシードさん(30)は、格好良くなって、結婚したいだけだった。しかし、無害に思えた植毛手術が失敗に終わり、敗血症になり死亡した。

引用:植毛手術後に死亡、YouTubeで独学の素人施術が横行 インド

 

2022年12月18日付のAFP電によると、頭が剥げているインドのテレビ局幹部の方が、格好良くなって結婚したいと思い植毛手術を受けたそうです。

 

ところが、手術は失敗し敗血症になって死亡したとのこと。症状としては、頭部から全身に腫れが広がり、ひどく苦しんでいたようです。

 

この方の母親の話では、「肝臓が機能しなくなり、他の臓器もダメになった」とのことでした。亡くなる数時間前には全身から出血していたそうです。

 

その後、施術をした2人を含む、4人が逮捕されました。

 

なぜこのようなことが起こったかですが、インドは植毛手術の規制が厳しくないかららしいです。

 

植毛の術後の副作用としては非常に深刻なもので、死亡事件にも至った例ですが、怖いことですね。

 

 

 

日本の植毛は安全?

日本では、自毛植毛によって敗血症で死亡したという症例は報告されていないようです

 

すべてのデータを参照したわけではありませんが、もしそのような報告例があれば、話題にもなりますから気が付くはずです。

 

ということは、日本の自毛植毛は安全だと考えていいということになるでしょう。ただ、上述したように、失敗例ヤ副作用の報告はありますから、完璧なものではありません。

 

何度も言っているように、自毛植毛は外科手術。外科手術はどんな簡単なものであっても、リスクがついて回ります

 

 

自毛植毛の料金は?

 

これから、自毛植毛の手術を受けたいと思っている人が気にしていることの1つが料金でしょう。

 

どのくらいの料金になっているか、以下で解説します。

 

基本的に自毛植毛の料金は、基本料金と1株当たりの費用×株数の合計で決まります

 

このほか、診察代や薬代が加わりますが、日本と海外の相場を見てみましょう。

 

 

 

日本の相場

湘南美容クリニックが同クリニックと他のクリニックの自毛植毛の料金を比較した表を公表しています。参照してみましょう。

 

クリニック名  湘南美容クリニック Aクリニック Bクリニック
 品目 基本治療費 施術費用 基本治療費 グラフト費用 施術費用 基本治療費 グラフト費用 施術費用
500グラフト 0 360,000 220,000 495,000 715,000 220,000 660,000 880,000
750グラフト 0 540,000 220,000 742,500 962,500 220,000 990,000 1,210,000
1000グラフト 0 720,000 220,000 990,000 1,210,000 220,000 1,320,000 1,540,000

 

参照元:自毛植毛料金比較

 

湘南美容クリニックの場合、基本治療費が0円と特に安いですが、普通は20万円以上かかります。

 

全体の料金としては、1000グラフトで100万円以上になることも多いです。

 

 

 

海外の相場

薄毛の相談窓口というサイトに、海外の自毛植毛の料金相場が掲載されています。そのグラフを参照してみましょう。

 

日本 320万円
トルコ 65万円
韓国 150万円
中国  90万円
マレーシア 80万円

 

 

参照元:安心・安全に楽しく海外植毛しませんか?

 

ここで紹介した海外の国々では、自毛植毛の料金相場が日本よりもかなり安くなっています。特に、トルコの低価格ぶりが目立ちます

 

トルコは植毛大国です。世界中から植毛を希望する人が集まってきます。

 

そのため、クリニック同士で顧客獲得競争を行い、料金を引き下げています。人件費や家賃が安いのも料金が抑えられている理由です。

 

 

日本人に人気のある植毛ができる国

 

上段の説明でも分かるように、

 

  • トルコ(特に人気)
  • 韓国
  • 中国
  • マレーシア

 

などは、植毛料金が安いので、日本人の間でも人気があります。

 

また、料金が安いというだけでなく技術力も高いクリニックが多いです。

 

クリニックの数も豊富なので、予約待ち時間も短い傾向にあります。この辺が、上記の国々での自毛植毛が日本人にも好まれている理由のようです。

 

 

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