その薄毛は姿勢の悪さが原因かも!?正しい姿勢で育毛を促すコツ!
自分自身の頭皮環境や髪質に合ったヘアケアアイテムを使い、継続的に丁寧なお手入れをしているつもりなのに、なかなか薄毛が改善・予防できない…。
その原因はもしかすると、頭皮や髪へ栄養や酸素を運ぶ血液やリンパ液のめぐりに関係が深い、姿勢の悪さが考えられるかもしれません。
乱れた姿勢というと、首や肩こり、腰痛などカラダに生じるトラブルとのイメージが一般的ですが、実は薄毛につながるいくつものウィークポイントがあるんです。
ここでは姿勢の悪さが薄毛につながる理由や関係性、正しい姿勢で育毛を促す大切なポイントを解説していきたいと思います。
姿勢の悪さが薄毛につながる…!?その理由と関係性をチェック!
カラダの面での悪影響ばかりではなく、姿勢の悪さは頭皮と髪に栄養や酸素が送り込まれずに薄毛になるリスクがあるんです。
では、姿勢の悪さが薄毛につながるのはどうしてなのでしょうか?
ここでは姿勢と髪、頭皮環境の関係性をじっくりと見ていきましょう。
姿勢が悪いと血行やリンパの流れが悪くなるため
頭からつま先までのラインがまっすぐに整った正しい姿勢は、血液やリンパ管の位置が通常にあることでめぐりがスムーズになり、頭皮と髪に酸素や栄養が送り込まれやすくなります。
逆に間違った姿勢は、
- 頭が前に出ている
- 肩が丸まっている
- 腰が丸まり、前方に傾いている
- 左右どちらかの足に重心が傾いている
といういくつものウィークポイントが見られるようになります。
間違った姿勢がクセになっていると、血管やリンパ管が通常とは違うズレた位置になったり、神経に圧迫された状態となって流れが悪くなります。
血管やリンパ管は、外側から補ったヘアケアアイテムの栄養成分、日々の食事やサプリメント摂取で内側から補った栄養成分を摂り込み、本来持つ流れによって頭皮と髪に行き渡らせる役割を持ちます。
姿勢が乱れると、カラダの重力が血管やリンパ管を圧迫してしまうことで流れが悪くなり、頭皮と髪に栄養や酸素が送り届けられなくなって栄養不足となり、薄毛や抜け毛につながってしまうのです。
姿勢が悪いと見た目にも良くない影響が…
上体が前かがみになり、不自然なカーブのある間違った姿勢は、薄毛のダメージもプラスされて見た目の若々しさが失われた状態にあります。
姿勢の悪さにおいては、ある研究によると実際の年齢よりも+10歳も老けて見えるという外見上での悪影響が報告されているほど。
姿勢の悪さと薄毛のトラブルが重なっていると、本当は若いと言われる年代でも+10歳は年が上に見られるため、外見的な悩みやコンプレックスを抱きやすくなる心配があります。
頭皮の筋肉や頭蓋骨のゆがみにつながる
頭が不自然に前に出た、肩や腰が丸まった悪い姿勢は、育毛に深い関係性のある頭皮の筋肉や頭蓋骨にも悪影響を与えてしまいます。
姿勢がゆがむと、頭皮の筋肉も通常の位置からずれた状態になり、筋肉が圧迫されて血液を運ぶ循環作用が妨げられてしまいます。
また頭皮の筋肉は頭皮を正しい位置に保持して支える役割を持つため、悪い姿勢にとって頭皮がゆがむと、ひとつながりになっている毛穴もゆがんでうねりのあるくせ毛に変わる心配が。
さらに姿勢の悪さは、頭が不自然な方向に固まってそれが長い時間固定されるため、血管や神経、リンパ管が圧迫されて老廃物・毒素を溜め込みやすくなったり、頭部が膨張してヘアスタイリングに時間がかかるといった悪影響も出やすくなるのです。
頭皮トラブルが起こりやすくなる
炎症やかゆみ、赤みや毛穴詰まりなどなど、姿勢の悪さはこのような頭皮トラブルにつながるリスクがあります。
姿勢が悪いと、血管やリンパ管が圧迫されることをお伝えしましたが、これらのふたつは頭皮と髪の内部に溜まり、蓄積したままの老廃物や毒素を流す働きがあります。
姿勢が悪いと血管・リンパ管が締め付けられたような状態になるため、老廃物・毒素が流されずに溜め込まれ、頭皮環境の悪化からかゆみや炎症、毛穴詰まりなどのトラブルが出て薄毛に進行してしまうのです。
姿勢を正して育毛を促進!シーン別に見る正しい姿勢への整え方
疲れやストレス、カラダ全体の重だるさを感じると、ついついラクになりたくてゆがんだ姿勢がクセになることもあるでしょう。
ですが、頭からつま先までのラインに不自然なカーブが見られる悪い姿勢がクセになると、常に血管・リンパ管が締め付けられてめぐりが悪くなり、健やかな髪を育てるための栄養が送り込まれなくなってしまいます。
ここでは姿勢の悪さを正して育毛を促すために、シーン別に見る正しい姿勢の整え方を一緒に見ていきましょう。
育毛につながる正しい姿勢【立ち姿勢編】
立つ、歩くといった日常的な動作でも、左右どちらかの足に重心が傾いたり、どちらか一方の手で重い荷物を持つなど、ささいなきっかけで姿勢はゆがみやすくなります。
頭皮と髪に栄養が行き届く、血行が促される立ち姿勢のポイントは、
- 目線、頭の位置がまっすぐ正面にあること
- 左右の足に均等に重心がかかっていること
- 横からチェックした時、頭、肩、足までの全体ラインが一直線であること
の3つが重要になります。
育毛を促す3ポイントをクリアした立ち姿勢に整えるために、鏡をみながらチェックしたり、壁に背を当ててカラダのラインがまっすぐになるよう、練習する習慣を持ってみましょう。
薄毛予防と改善にアプローチできる正しい姿勢【座り姿勢編】
長時間の座り姿勢やスマートフォン、テレビ、パソコンの使用は、頭皮の筋肉をはじめカラダ全体の筋肉がこり固まって血行不良が起こりやすくなります。
薄毛改善や予防にアプローチできる、座り姿勢の正しいポイントは、
- 骨盤を立てるイメージで背筋をピンと伸ばす
- 腹筋を意識して軽くお腹をへこます
- 肩甲骨を寄せるイメージを持ちながら軽く胸を張る
- 目線をまっすぐに頭が下がらないよう前を向く
- 頭のてっぺんから天井が糸でつながっているようなイメージを持つ
の5ポイントが重要に。
座り姿勢は特に長時間になりやすい分頭皮からカラダの筋肉が疲労しやすいため、正しい姿勢を保ちながらも長時間にならないよう、適宜休憩を入れて作業をするようにしましょう。
また、スマホやパソコン、テレビを使用する際は姿勢が前かがみになりやすいため、
- 画面を目線からまっすぐの位置に持ってくる
- 目線と画面がまっすぐになるよう、パソコンやテレビの角度を調整する
- イスや机の高さを調整して画面と顔が一直線になるように調整する
ことがおすすめですよ。
姿勢を正して薄毛を予防するコツ【寝姿勢編】
眠っている時は頭皮が寝具や枕に圧迫されやすい分、髪と頭皮に摩擦が起こって髪質が弱く抜けやすくなり、薄毛につながる心配があります。
ただ、寝姿勢を正しく整えることで髪と頭皮にかかる刺激や摩擦が軽減でき、薄毛の予防につながる方法があります。
姿勢を正して薄毛のリスクを少なくする寝姿勢は、
- 横向き、うつ伏せのように余分な重力が頭皮にかからない仰向け
- 睡眠中の重力を分散する役割のある、寝返りしやすい硬さの寝具を使う
- 頭から首が支えられ、スムーズに寝返りできる枕を使い、高さに気を付ける
という3つがポイントになります。
眠っている時の姿勢が正しいと、良質な睡眠リズムが保持できて髪と頭皮のダメージを修復・再生する成長ホルモンの分泌も安定・正常化していくことでしょう。
おわりに
年齢を重ねると正しい姿勢を保持したり頭皮を支える役割を持つ、筋肉や骨がもろくなる傾向にあります。
今回お伝えした姿勢のポイントを押さえながらも、筋肉や骨を強化する運動・栄養をしっかりと補うように心がけてみましょう。
正しい姿勢と筋肉・骨を強化するインナーケアで頭皮と髪に栄養が届きやすいコンディションを取り戻し、薄毛の悩みを早期に解決してくださいね。
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担当ライター「kana」
アパレルショップ勤務を経て、以前から興味を持っていたフリーライターに転身。
マイブームは朝活と3ヶ月に一度のサロン通いで全身のボディメンテナンスを受けること!
ドライヘッドスパの体験や日頃のリサーチから得たコンテンツを、ユーモアを交えてわかりやすくお伝えしていきたいと思います。
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