育毛シャンプーを使ったら頭皮が痒い!原因の4パターンを解説!
頭皮・髪を清潔することと、頭皮環境を整える目的で使用される育毛シャンプー。使用時に、かゆみを生じる方がみられます。
シャンプーで頭皮を洗えば、本来であればかゆみが治まるはずなのですがなぜ、かゆみを生じてしまうのでしょうか。
本記事では、育毛シャンプーの使用で起こるかゆみの原因として考えられることや起きた場合の対処法について解説しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
育毛シャンプーのかゆみの原因を解説!
頭皮環境を改善してくれる育毛シャンプーで洗髪すれば、頭皮のかゆみは治まるはずです。
考えられる原因として、下記の4つが挙げられます。
- 頭皮環境の悪化(不潔)
- 成分が残っている
- 疾患
- アレルギー反応
それぞれの原因について、詳しくみていきましょう。
頭皮環境の悪化(不潔)
不潔な環境が続いていて、頭皮に細菌が繁殖していると強いかゆみが断続的に起こります。
そうした場合、ある程度の期間、対策し続けなければ頭皮環境は改善しません。
一般的には、使用して環境が改善するまで3ヶ月から半年程度かかるといわれています。
不潔にするよって、頭皮環境が悪化していた場合、ある程度改善するまではかゆみが続く可能性があるため注意。
また、育毛シャンプーは髪や頭皮への負担を少なくするために、刺激が弱めなのも特徴として挙げられます。
成分や汚れが残っている
すすぎが不十分で成分や汚れが残っていると、かゆみが起こる可能性があります。
もともと育毛シャンプーは頭皮環境を整えるために、必要な油分まで洗浄しないよう刺激だけでなく洗浄力も抑えめ。
きちんと洗って、しっかりすすがなければ、頭皮が汚れたままの状態になっていることも珍しくありません。
成分や汚れが残ったままの場合、それがかゆみの原因となります。
また、その成分や汚れが毛穴に詰まってしまったら、髪の成長が妨げられてしまうかもしれません。
配合されている成分によって、すすぎに必要な時間は変わります。
溶剤を直接頭皮につけて洗うと、成分が毛穴に入り込みやすくなり、すすぎに必要な時間が長くなってしまうので注意しましょう。
疾患
かゆみの原因が疾患であるなら、育毛シャンプーを使っても治まりません。
また、どんなにきちんと洗い続けてもかゆみが起きます。
かゆみを伴う頭皮の疾患を下表にまとめました。
接触性皮膚炎 | 皮膚に何らかの物質が触れ、その刺激によって起こる炎症 |
脂漏性皮膚炎 | 皮脂分泌が盛んな部位に生じる湿疹 |
アトピー性皮膚炎 | アレルギー反応と関連があるもののうち皮膚の炎症を伴う |
あせも | 発汗時に小水疱や小丘疹が出現する皮膚疾患 |
頭ジラミ症 | アタマジラミによる頭髪や頭皮の感染症 |
白癬(はくせん) | 皮膚糸状菌によって生じる皮膚感染症 |
乾癬(かんせん) | 慢性の皮膚角化症状をはじめとする全身炎症性の自己免疫疾患 |
アレルギー反応
かゆみの原因が、アレルギー反応である可能性も考えられます。
育毛シャンプーに含まれている成分のなかには、アレルギー症状を引き起こす原因にもなる成分が含まれています。
特に天然由来の成分を使っている育毛シャンプーは、その成分がアレルギーの原因となることがあるため注意しましょう。
育毛シャンプーでかゆみを感じた時の対処法は?
育毛シャンプーを使用していてかゆみが起きた場合、どうすればよいのでしょうか。
ここでは、かゆみが起きた場合の対処法について紹介しています。
頭皮環境に合った育毛シャンプーを選ぶ
かゆみが起きた場合は、使っている育毛シャンプーの使用をやめましょう。
それで、かゆみが治まれば使用していた育毛シャンプーに含まれていた成分が、自分の頭皮環境に合っていなかったことで生じたかゆみの原因です。
アレルギー反応が出ていた場合は、治まるまでなるべくお湯だけで洗髪するようにし、治まれば自分の頭皮環境に合った育毛シャンプーを選んで使用すれば改善するでしょう。
発毛サロンに相談する
どういった成分が自分の頭皮環境に合っているか分からないという方は、発毛サロンに相談してみるとよいでしょう。
発毛サロンに相談することで、どの育毛シャンプーが自分に合っていないのかが分かります。
さいごに|育毛シャンプーでかゆみを感じたら使用を中止!
育毛シャンプーでかゆみを感じたら、まず使用を中止してください。
そして、かゆみが治まるのか続くのか見極め、本記事で紹介した対処法を参考に育毛シャンプーの取扱いについて再検討しましょう。
かゆみというのは異常を知らせるサインです。
「少しぐらいかゆくても大丈夫」と、放置しないことが重要です。