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育毛剤と養毛剤との違いは?薬機法から見る分類分け

  • 育毛剤・発毛剤
育毛剤と養毛剤との違いは?薬機法から見る分類分け

育毛と養毛の違いについて知りたい方は必見。具体的な位置づけとしては、薬機法に基づいて運用されています。

 

本記事では、育毛と養毛の特徴からアプローチ方法の違いについて解説しています。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

 

育毛剤と養毛剤との違いついて解説!

 

髪の成長へのアプローチには違いありませんが、育毛と養毛はそれぞれに意味が異なります。

 

そもそも育毛と養毛でそれぞれの違いについて理解することが、結果的に髪の毛の悩み解決に繋がりますが、その具体的な内容について知りたい方もいることでしょう。

 

ここでは、どのようにアプローチ方法に対して違いがあるのか詳しく解説しています。

 

 

育毛剤とは?

育毛剤は、髪の毛を発育させる製品の事。主な特徴としては、下記の内容が挙げられます。

 

■髪の毛がより成長するように血行を促進させる
太く・強くするために髪の毛と頭皮に栄養を与える
今生えている髪の毛の成長の邪魔をする男性ホルモンや皮脂分泌を抑制する
髪の毛の成長に関係している細胞を活性化させる

 

つまり今、生えている髪の毛をより成長させ、それがヘアサイクルに基づいて継続するようにアプローチすることが育毛の本質だということ。

 

これには頭皮の乾燥を防いだり肌荒れを予防したりするなど、さまざまな内外的要因が関係します。

 

ヘアケアとしては「医薬部外品の育毛剤」となります。

 

 

養毛剤とは?

養毛剤は、健康な髪の毛の成長を助ける製品の事。生えている髪の毛に対して、下記のようなサポート要素を持つアプローチを行います。

 

運ばれる栄養が少なくなって髪を育てる力が弱まらないよう頭皮の血行を促進させる
不足する頭皮の栄養を補う
頭皮のフケやかゆみを抑える

 

育毛と違い、頭皮や髪の毛に対するケアサポートを行えるよう環境を整えることが養毛の本質です。

 

ヘアケアとしては「化粧品の養毛剤」となります。 

 

 

薬機法に基づいた育毛と養毛への働きかけの違いとは?3つのポイントで解説!

 

それぞれのアプローチに使用されるのが、育毛剤と養毛剤など髪の毛にアプローチする促進剤です。

 

そもそも育毛と養毛のアプローチ方法に違いがある理由には、発毛促進剤における薬機法での取り扱いに違いがあることも挙げられます。

 

日本の医療関係品(医療機器や薬品)は薬機法によってクラス分けがなされており、その内容は人体に与える影響の度合いによって区分されていることが特徴。

 

例えば、発毛促進剤の場合は下記のように分類されています。

 

●医薬品
医薬部外品
化粧品

     

    それでは育毛と養毛との違いという観点から、これらの分類について詳しくみていきましょう。

     

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    医薬品

    医薬品は、医薬的効果のある成分が配合された治療や予防に対して効果が保証されています。

     

    つまり、医薬品に属する発毛促進剤も厚生労働省によって発毛効果が期待できるということ。

     

    なかには、副作用が報告されている成分も存在するため、医薬品に属する発毛促進剤を入手するには専門医の診察を受け、処方してもらう必要があります。

     

    発毛促進剤は薬機法によって医薬品としてのみ位置づけられており、一般的には発毛剤として取り扱われています。

     

    そのため、医薬品の育毛剤は存在しないことに注意が必要。また、養毛剤も医薬品にカテゴライズされていません。

     

    育毛剤や養毛剤は、一般的に医薬部外品と化粧品のどちらかに分類されていることが特徴として挙げられます。

     

     

    医薬部外品

    育毛剤は、医薬部外品に分類されます。

     

    薬機法に基づき厚生労働省が定めた一定の濃度で配合されており、その濃度が低い・副作用が報告されていない成分のみ含まれ、一般小売店で購入できるのが医薬部外品の特徴であり医薬品との違いです。

     

    そのため医薬部外品の発毛促進剤は、医師の処方箋なしに薬局やドラッグストアでの購入が可能。

     

    そして育毛剤には今、生えている髪の毛をより成長させ、それが継続的にアプローチする成分が配合されています。

     

    そうした成分は基本的に、医薬品と比べると人体に対する作用は強くはありませんが、厚生労働省が効果・効能を許可した有効成分です。

     

     

    化粧品

    美化や清潔を目的に使用する化粧品ですが、医薬品や医薬部外品との違いも明確にされています。

     

    そして養毛剤は、化粧品に分類されています。

     

    発毛促進剤の場合、目的が髪を健やかに保つために使用され配合されている成分が厚生労働省から認可されていない、もしくは認められてはいても使用濃度の低い場合は化粧品に分類されます。

     

    頭皮環境を良好に保つことを目的としている養毛剤に配合されているのは、主に栄養補給を目的とした成分やフケ・かゆみを抑える成分、不足しがちな水分・油分などを補う成分です。

     

     

    さいごに|育毛と養毛の違いを理解しよう!

     

    今回は、薬機法に基づいた育毛と養毛の位置づけやその違いについて解説してきました。

     

    育毛剤や養毛剤としてリリースされていますが、用途と目的に応じて使い分けることが重要。また、効果についても個人差があることについてはご留意ください。

     

    正しい方法で髪の毛や頭皮に働きかけることで、さまざまな悩みを解決できることでしょう。

     

    ぜひ育毛、養毛対策に取り組んでください。