髪を触る癖に隠された心理9選!不安やストレスからくるのは本当?
髪の毛を触る(いじる)癖を持った人がいます。ついつい触ってしまう人ですが、その行動に隠された心理がどのようなものか読み解いてみましょう。
合わせて、髪の毛を触る癖をやめられるのかも考えてみます。
髪を触る人のパターン
髪を触る(いじる)といっても、いくつかのパターンがあります。次のようなパターンです。
- 髪をなでる
- 髪をかき上げる
- 髪をぐしゃぐしゃにする
- 毛先を指に巻き付ける
- 髪を引き抜く
- 前髪に触る
- 髪を耳にかける
- 髪を触り続ける
いずれにしろ、特有の心理が隠されているようです。次項でその心理を分析してみましょう。
髪の毛を触る人の心理とは?
髪の毛を触る(いじる)人はどうしてそのようなことをするのでしょうか。その心理を深掘りしてみましょう。
ストレスがたまっている
髪の毛を触る(いじる)、特に引っ張ったりかきむしったりする癖がある人は、なにがしかのストレスがたまっている可能性があります。ストレスの発散口として、髪の毛をいじり回すのでしょう。
しかし、そんなことをしても、ストレスが解消されることはありません。髪を傷めるだけです。
無駄なことはやめて、別のストレス発散方法を見つけましょう。
緊張している
緊張しているときに、髪を触る(いじる)癖が出てしまう人がいます。
緊張すると、爪をかじったりどこかをかいたり腕を組んだりなど様々な体の動作をすることがありますが、髪を触るのもその1つです。
髪を触ることで、緊張感をほどこうとしているのでしょう。
しかし、これはあまり効果的な方法とはいえません。髪を触ったくらいでは、緊張感が取れることはないでしょう。
緊張したときは、ストレスを感じたときと同じように独自の解消法を見つける必要があります。
寂しい
寂しがり屋の人の中に髪の毛を触る(いじる)癖がある人がいます。子供の頃から愛情不足で育っていると、髪を触ってしまう人もいます。
大人になってもその癖が抜けきれずに、寂しさを紛らわすために髪を触るのでしょう。しかし、それだけで寂しさが消えることはありません。
周りからよく見られたい
周りからよく見られたいと思っている人の中にも、髪を触る(いじる)癖を持った人がいます。
ヘアスタイルを少しでも決めて、見栄えを良くしたいということなのでしょう。
それなら、うちでスタイリングしているときにキレイに整えればいいのですが、まだ満足できないのか、ついつい触ってしまうようです。
自分に自信がない
自分に自信がない人の中にも、髪を触りたがる(いじりたがる)人がいます。
人前で意見を言うときなどに自信を持って発表ができないと、知らず知らずのうちに髪を触ってしまうことがあるようです。恥ずかしさを隠すためでもあるのでしょう。
女性だけでなく、男性でも自信がないときに髪を触る人がいます。
髪にコンプレックスを抱えている
髪にコンプレックスがあり、髪に触って(いじって)しまう人もいます。
髪が薄い、髪の色が他の人と違う、髪質が悪いなどの場合です。髪に触ることで、コンプレックスが解消できるわけではありませんが、どうしても気になってしまうのでしょう。
髪に触るという行為はあまりやり過ぎると、髪を傷める原因にもなります。
元々髪のコンプレックスを持っているのに、さらに髪が傷めば、いいことはありません。
髪のコンプレックスは触ることよりも、別な方法で解消するようにしてください。
退屈である
退屈しのぎに、髪を触る(いじる)という人もいます。退屈なときは何もすることがないので、髪を触りながら時間を潰すのです。
つまらない会話を聞いている、面白くない会議に出席しているなどの場合、髪を触る癖が出てしまうことがあります。
ただ、見た目があまり良くないので、できればこの癖は改善したいところです。
考えごとをしている
男性でも女性でも、考え事をしているときに髪を触って(いじって)しまうことがあります。
何かいいアイデアは出ないかな、この問題はどう解決したらいいのだろうと言ったときに、脳に刺激を与えるためでしょうか、髪を触ることがあるようです。
それで答えが見つかればいいですが、無駄に髪を触ったりかきむしったりして、髪を傷めないようにしたいところです。
なんとなく
特に理由もなく、ついつい髪を触って(いじって)しまう人もいます。手持ち無沙汰なのか、髪を触ることで気が散るのでしょう。
髪を触っても、特にいいことはありませんから、なんとなく触るのもやめたいところです。
髪を触るデメリット
髪を触る癖にはいくつかのデメリットがあります。次のようなデメリットは望ましいことではないので、解消しなければいけません。
周囲からよく思われないことがある
盛んに髪を触っていると、周囲の人からの心証が悪くなることがあります。「気が散るよ」「もう少し落ち着いたらどうだ」「うざい」などと言われないようにしたいですね。
ヘアスタイルが乱れる
せっかく朝出かける前にヘアスタイルを整えたのに、髪を触ってばかりいると、乱れてしまいます。朝決めたヘアスタイルはその日1日中維持したいところ。
それが髪を触る癖で乱れると、どこかでまた整え直す必要が出てきます。そのまま整えないと、格好が悪いでしょう。
整髪料が手につく
髪に整髪料を使っている人は、触ることで手に整髪料がついてしまいます。そうなれば、手を洗わなければいけません。
髪を触る癖は望ましいことではありませんが、特に整髪料を使っている人は注意が必要です。
髪や頭皮にダメージを与える
少し髪を触るくらいなら大丈夫ですが、引っ張ったり絡ませたりなど、同じ触るでも度を超えていれば、髪や頭皮を傷めてしまいます。
髪や頭皮を傷めれば、髪質も悪くなり最悪の場合、はげる原因にもなります。髪を盛んに触る癖がある人は、直すようにしないといけません。
髪を触る癖を直す方法はある?
髪を触る癖にはデメリットも多いので、直す必要がありますが、その方法を見てみましょう。
周りの人に注意してもらう
髪を触る癖がある人は無意識に行っていることが多いです。自分では気がつかないうちに髪を触ってしまうのです。
そこでそのようなときには、周囲の人に注意してもらうようにしましょう。
家族でも友人でも、「もし私が髪を触ってしまったら、注意してね」とあらかじめ伝えておけば、すぐに気がついてやめられるようになるでしょう。
ストレスを発散する
ストレスがたまって、髪を触ってしまう場合は、それ以外の発散方法を見つけることが大事です。
ストレスの発散方法はいろいろあります。
- 体を動かしてみる
- 好きな音楽を聴いたり映画を見たりする
- 趣味に没頭する
- 湯船にゆったりつかる
- 美味しいものを食べる
- よく眠る
など様々なことが考えられます。他にもあるでしょう。
自分に合ったストレス発散方法を探して実践し、髪の毛を触る癖を直しましょう。
ヘアスタイルにこだわってみる
ヘアスタイルにこだわると、髪を触る癖を直すことができるかもしれません。
入念に決めたヘアスタイルに対して、崩したくないという心理が働きます。触って崩れたらガッカリですから、触らないように自分でも意識するようになるでしょう。
そうなれば、髪も大事にするようになるはずです。
カウンセリングを受ける
髪を触る癖がどんな原因で起きているのか、わからないことがあります。秘められた欲求のようなものがあるのかもしれません。
そこでおすすめの方法として、カウンセリングを受けることがあります。
カウンセラーに相談して、髪を触ってしまう原因を一緒に追求してみるのです。
うまくいけば、カウンセラーがあなたに合った解消法を提案してくれるでしょう。
自分でも髪を触らないように意識してみる
基本的な髪を触る癖の癖の直し方になりますが、自分でも意識してみましょう。
思わず髪を触ってしまったら、すぐにやめるようにするのです。
簡単ではないかもしれませんが、常に意識しておけば、徐々に髪を触る頻度も減って、やがてやめられる可能性があります。