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髪の毛を乾かさない場合のメリット・デメリットは?薄毛との関係も紹介!

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髪の毛を乾かさない場合のメリット・デメリットは?薄毛との関係も紹介!

普段、髪の毛を洗った後に、ドライヤーを使って乾燥させる人もいれば、乾かさずに自然乾燥させている人もいます。

 

髪の毛を乾かさずに自然乾燥させることにメリットはありますが、同時にデメリットも存在します。

 

ここでは、髪の毛を乾かさない場合のメリットやデメリットについて解説します。

 

 

髪の毛を乾かさずに自然乾燥させるメリット

 

髪の毛を洗った後に、ドライヤーなどで乾かさずに自然乾燥させることには、いくつかのメリットがあります。

 

ここでは、このメリットについて解説します。

 

 

 

ドライヤーの熱の影響を防ぐことができる

髪の毛を自然乾燥させることのメリットとして、ドライヤーの熱の影響を防げるというものがあります。

 

髪の毛を乾燥させるのにドライヤーを使っている人は多いと思いますが、ドライヤーは高熱の風を髪の毛に当てて乾燥させるため、どうしても髪の毛が熱によるダメージを受けてしまいます。

 

髪の毛はタンパク質でできていますが、このタンパク質は熱に弱いという性質があることから、ドライヤーをすることで髪の毛がパサパサになったり、潤いがなくなる場合があります。

 

また、頭皮についてもドライヤーで熱を加えすぎてしまうと、頭皮が乾燥してしまい、髪の毛に悪影響が出る場合があります。

 

自然乾燥の場合はこのようなリスクはありません。

 

 

 

ドライヤーを使わないため時間がかからない

髪の毛を洗った後に自然乾燥させる場合は、ドライヤーを使わないため、どの分の時間がかかりません。

 

ドライヤーを使う場合には、どうしても一定の時間が必要です。特に、髪の毛が長い場合はドライヤーにかかる時間も長くなるでしょう。

 

自然乾燥はその分の時間が不要になるという点がメリットです。

 

 

髪の毛を乾かさずに自然乾燥させるデメリット

 

先程はメリットについて紹介しましたが、当然ながら自然乾燥させることにはデメリットも存在します。

 

ここでは、このデメリットについて解説します。

 

 

 

キューティクルが剥がれやすい

髪の毛を乾かさずに自然乾燥させてしまうと、髪の毛のキューティクルが剥がれやすくなるというデメリットがあります。

 

髪の毛は、水に濡れることでキューティクルが開いた状態になります。

 

自然乾燥の場合は髪の毛が濡れている時間が長くなるため、キューティクルが開いた状態も長くなります。その間に髪の毛に摩擦などがあれば、キューティクルが剥がれてしまうことがあります。

 

キューティクルは、髪の毛の内部の水分などを流出させない役割がありますが、キューティクルが開いた状態やキューティクルが剥がれてしまうと、髪の毛の内部の水分が流出してしまい、髪の毛の潤いがなくなりパサパサになってしまいます。

 

その結果、髪の毛が弱くなるだけでなく、見た目も悪くなってしまいます。

 

 

 

寝癖がつきやすい

髪の毛を自然乾燥させていると、寝癖がつきやすくなることもデメリットのひとつです。

 

朝起きたときに寝癖がついていることがありますが、これは髪の毛が乾燥していない状態で寝てしまったことが原因であることが多くなっています。

 

髪の毛の形は、髪の毛が乾燥する際に発生する水素結合によって影響されます。

 

そのため、寝ているときに髪の毛の水素結合が起こってしまうと、意図しない場所に寝癖ができてしまいます。

 

 

 

頭皮で雑菌が繁殖しやすい

髪の毛を自然乾燥させると、頭皮に雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。

 

頭皮には常在菌が生息していて、頭皮を外部の刺激などから守る働きがあります。

 

ただ、頭皮が濡れた状態が長時間続くと、常在菌が繁殖しやすくなってしまいます。

 

特に、常在菌のひとつであるマラセチア菌が繁殖しすぎてしまうと、脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)という疾患になる可能性があります。

 

頭皮に雑菌が繁殖すると頭皮のかゆみや赤みの原因になり、さらに臭いを発生してしまいます。

 

 

 

頭皮の血行不良の原因になる

髪の毛を乾かさずに自然乾燥させると、頭皮が濡れた状態が長くなり、頭皮を冷やしてしまいます。

 

その結果、頭皮の血行不良の原因になる場合があります。

 

これは、髪の毛が乾燥する際に気化熱で頭皮の熱を奪ってしまうためです。

 

頭皮には多くの毛細血管があり、髪の毛に栄養を運んでいます。毛細血管は冷えることで血行不良になりやすく、頭皮の血行不良の原因となってしまいます。

 

 

髪の毛の自然乾燥と薄毛の関係

 

男性は髪の毛が短い人も多いことから、髪の毛を洗った後にドライヤーを使わずに自然乾燥させるケースは多いようです。

 

ただ、髪の毛を自然乾燥させることを続けていると、薄毛の原因になる可能性があります。

 

ここでは、髪の毛を自然乾燥させることと薄毛の関係について解説します。

 

 

 

頭皮の雑菌が繁殖することで炎症の原因になる

髪の毛を自然乾燥させていると、頭皮で雑菌が繁殖しやすい環境になります。

 

その結果として、フケが増えてしまったり、炎症が起きてしまう場合があります。

 

頭皮のフケが増加してしまうと、フケが頭皮の皮脂や汚れなどと混ざってしまい、毛穴に詰まって角栓ができてしまうリスクがあります。

 

毛穴が角栓で詰まってしまうと、髪の毛にとって悪影響となるため、結果として薄毛につながってしまいます。

 

また、雑菌が繁殖することで頭皮に炎症が出た場合は、頭皮を掻きむしってしまうことで、頭皮に傷ができてしまい、炎症がさらに悪化することがあります。

 

 

 

頭皮が血行不良になり髪の毛の成長に影響が出る

髪の毛を自然乾燥させると、髪の毛が乾燥する際の気化熱によって頭皮の熱が奪われます。

 

その結果、頭皮が冷えることで血行不良につながります。

 

頭皮には多くの毛細血管があり、髪の毛を成長させるための栄養分を血液とともに運んでいます。

 

頭皮が血行不良になれば、髪の毛に運ばれる血液の量が減少し、髪の毛を成長させるための栄養分も不足してしまいます。その結果として、薄毛になってしまう場合があります。

 

 

 

頭皮の体温が下がることでターンオーバーが乱れてしまう

髪の毛を自然乾燥させると、乾燥の際の気化熱によって頭皮の体温が下がってしまいます。

 

その結果として、頭皮の血行不良につながり、ターンオーバーが乱れてしまう場合があります。

 

ターンオーバーとは皮膚の新陳代謝のことで、一定の周期で皮膚が再生されています。

 

通常、皮膚は下層にある基底層で表面の角層が作られています。基底層で皮膚細胞が生成され、それが少しずつ押し上げられることで複数の層からなる角層でできています。古くなった角層は剥がれ落ち、新しい角層が表面に押し出されます。

 

もしターンオーバーが乱れてしまうと、古くなった角層が剥がれ落ちずに残ってしまい、皮脂や老廃物が排出されなくなってしまいます。

 

皮脂や老廃物が排出されずに毛穴に詰まってしまうと、頭皮環境が悪化してしまい、薄毛になるリスクが高まります。

 

 

 

頭皮が乾燥することで皮脂が多くなる

髪の毛を自然乾燥させていると、頭皮の乾燥につながる可能性があります。

 

頭皮にある皮脂は頭皮の乾燥を防ぐために分泌されますが、頭皮が乾燥してしまうと皮脂の分泌が活性化して増えてしまいます。

 

頭皮の皮脂が増えてしまうと、脂漏性皮膚炎などが発症しやすくなり、薄毛になるリスクも高くなってしまいます。

 

また、髪の毛を洗いすぎて頭皮の皮脂が不足した場合も、頭皮の乾燥につながるため注意しましょう。

 

 

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