あいうえお体操の小顔効果とは?やり方ややりすぎは逆効果って本当?
顔がやや大きめで悩んでいる方の場合、どのようにすれば小顔になれるだろうかといろいろと考えることもあるでしょう。
かといって、<あまり面倒なことはしたくないわね>とも思っているはず。
<かんたんに気軽に試せる方法はないかしら>ということですね。
ダイジョウブです!あります。
今回はそんな方法の1つである『あいうえお体操』をご紹介します。
小顔になれない原因
<どうして小顔になれないのかしら>と悩んでいる方がいますが、その原因を考えてみましょう。
筋肉がゆるんでいるため
顔の筋肉がゆるんでいるために小顔になれない人がいます。
顔の筋肉は咀嚼したり表情形成したりするときに主に使いますが、柔らかいものばかり食べている、普段からあまり喜怒哀楽の表情をしないなどの場合、筋肉の発達が抑えられます。
その結果、締まりもなくなり、ゆるんでしまい、顔が大きく見えやすくなるのです。
脂肪がついているため
顔に脂肪がついているために小顔になれないこともあります。
これも筋肉と関係があることです。
顔の筋肉を鍛える活動が少ないと、余分な脂肪がつきやすくなることがあります。
脂肪太りという言葉もあますが、顔にも言えることです。
筋肉が張っているため
筋肉がゆるんでいるために小顔になれない人がいる一方で、筋肉が張りすぎて、小顔になれないという場合もあります。
歯を食いしばったり、固いものを噛んだりしすぎると、顔周りの筋肉が発達しすぎて、張るようになり、大きく見えてしまうこともあります。
むくみによるため
むくんでいるために小顔に見えないということもあります。
むくみは余分な水分が細胞内に溜まることで発生しますが、その水分の排出がうまくいっていないときは、顔も大きく見えてしまうことがあるのです。
持って生まれた骨格によるため
顔の骨格自体が原因で小顔になれない人もいます。
骨格というものは持って生まれたものであり、後天的な努力では変えられるものではありません。
そのために、修正は非常に難しいです。
小顔効果を期待できる『あいうえお体操』
小顔になれない原因を取り上げてみましたが、その原因の中のいくつかに働きかけられる『あいうえお体操』というものがあります。
この『あいうえお体操』について説明しましょう。
『あいうえお体操』の効果のほどはいかばかり?
まず、『あいうえお体操』の効果をご紹介しましょう。
次のような効果があります。
- 口周りの筋肉や舌の筋肉を鍛えられる
- 口呼吸×鼻呼吸○
- 脳の血流改善
- 顔のたるみ・シワの改善が得られる
- 歯や歯茎を鍛えられる
- ドライマウスや口臭を抑えられる
- 見た目の印象がスッキリする
- 表情が朗らかになる
- いびき改善など
いろいろな効果があるようですが、小顔と関連した効果も多くなっています。
それだけに、顔が大きめで悩んでいる方にぜひ実行していただきたいです。
事前準備はしなくてOK!
『あいうえお体操』をするにあたって、事前準備は必要ありません。
ただ、保湿ケアをしてから行うと効果がアップしやすいです。
保湿ケアにより肌が柔らかくなり、顔も動きやすくなって、筋肉や脂肪に働きかけやすくなるからです。
やり方はこちら!
『あいうえお体操』のやり方を説明しましょう。
基本的に<あいうえお>と発声するのが『あいうえお体操』。
いかにもかんたんそうに思えるでしょうが、コツがあるのでその説明もします。
- <あ>:目や口を外側に持って行くようなイメージで、大きく口を開けながら発声する
- <い>:口を思いっきり横に広げながら発声する
- <う>:口をとがらせ、顔のパーツを真ん中に集めるイメージで発声する
- <え>:口角を上に引き上げる感じで、顔のパーツを外側に持って行くようなイメージで発声する
- <お>:口を縦に開き、顔を上下に伸ばすように発声する
これを10セット行ってみてください。
行う場所によっては声を出しにくいこともあるでしょうから、その場合は息を吐き出しながらイメージするだけでもOKです。
さらに小顔効果を上げたければ、上を向きながら行うのがおすすめです。
上を向きながら『あいうえお体操』をすると、一段と顔周りの筋肉が鍛えられるほか、首元の筋肉にまで作用が及びます。
これで首周りからフェイスラインまでスッキリするようになるでしょう。
いつ行うのがいいの?
『あいうえお体操』をいつ行うべきかですが、いつでも◎。
好きなときにできます。ちょっとした空き時間にやれば、ストレス解消、リラックス効果も得られるでしょう。
勉強しながらでも◎、スマホをいじっているときでも◎、お休み前でも◎です。
朝やれば目覚めもスッキリ、寝起きのむくみも取れます。
昼にやると、血流促進にくすみ解消。夜にやると、疲れた表情筋が回復します。
『あいうえお体操』は特に難しい体操ではありませんから、思い立ったときにやってみてください。
注意点は?
『あいうえお体操』をするときは、次のようなことに注意してください。
- 注意点①早くやる必要はない
- 注意点②筋肉痛があるときは休む
- 注意点③顎の調子が悪いときは無理をしない
- 注意点④唇が乾燥しているときはリップクリームを塗る
『あいうえお体操』を勢いを付けて早くやる必要はありません。
早くやろうとして、顎や関節を痛めてはいけませんから、ゆっくりと行えばいいです。
筋肉痛(顔も含めて)があるときは、『あいうえお体操』をすることで悪化する恐れもあるので、休んでみることも考えましょう。
顎の調子が悪い、例えば顎関節症などの症状があるときは、無理はNG。
症状の回復を待ってから、再度行ってください。
唇が乾燥しているときに大きな口を開けようとすると、ひび割れてしまうかもしれないので、リップクリームを塗っておくのがおすすめです。
『あいうべ体操』もおすすめ
『あいうえお体操』に似たものに『あいうべ体操』というものもあります。
名称がそっくりなのでどんなものか想像もできそうですが、この『あいうべ体操』もおすすめです。
やってみてはいかがでしょうか。
『あいうべ体操』のやり方はこちら!
『あいうべ体操』のやり方は基本的に『あいうえお体操』と同じです。
違うのは<えお>と<べ>のところくらい。
『あいうべ体操』では、<あ~><い~><う~><べ~>と口を大きく開けて、ゆっくり発声。
声を出さずに息を吐き出すだけでも◎で、これでも効果が得られます。
もう少し詳しくやり方を解説すると、以下のようになります。
- <あ~>と口を大きく開けるように発声する⇒1秒維持
- <い~>と思い切り横に口を広げるように発声する⇒1秒維持
- <う~>と唇をとがらせて、大きく前に突き出すように発声する⇒1秒維持
- <べ~>と舌を出す(前に出すのではなく、顎先に向かって伸ばすような感じ)ように発声する⇒これも1秒維持
これを10回繰り返し⇒10回を1セットで1日3回くらい行う
『あいうべ体操』の効果のほどはいかばかり?
『あいうべ体操』の効果は次のようなものです。
- 口呼吸の改善
- 脳の活性化
- 小顔効果
『あいうべ体操』も『あいうえお体操』と同じような効果が得られます。
効果のほどを確認してみましょう。
まず、口呼吸の改善。舌の筋肉が衰えると、位置が下がりやすくなり、下顎も下がって口がぽかんと開いた状態になりやすくなります。
そうなると、口呼吸になってしまうのですが、『あいうべ体操』をすることで、舌の筋肉が鍛えられるので、口もしっかり閉まるようになります。
これで口呼吸ではなく、鼻呼吸ができるようになるでしょう。
舌には舌下神経というものが走っていますが、脳と直結する神経です。
『あいうべ体操』をすると、舌とこの舌下神経が鍛えられ、脳にもいい影響があり、活性化します。
『あいうべ体操』のうれしい効果は小顔効果。
『あいうえお体操』と同じです。
口周りの筋肉が鍛えられるので、引き締め効果やリフトアップ効果を狙えます。
また、顔や首の血行が促進され、むくみ解消による小顔効果もあります。