首のシワ・たるみが出来る原因は?改善方法や治療できる美容医療を解説!

首のシワを改善できる美容医療の治療法はどんな効果があるのかと疑問に感じていませんか?
今回は、首にシワができる原因やセルフケアで首のシワが改善する効果、美容医療のシワ治療についてと合わせて解説!
美容医療でシワ改善効果を得たい人や現状の疑問を解消したい人はぜひ参考にしてくださいね。
首のシワができる原因

首のシワができる原因は「加齢」「紫外線」「姿勢の悪さ」などがあります。
なぜ、シワができるのかその原因について知りたい方は、ここで解説する内容をご参考に確認しましょう。
加齢により皮膚がたるむ
首のシワができる原因のひとつは、加齢により皮膚がたるんでシワが発生しているからです。
年齢を重ねるごとに肌のハリや弾力は低下していくため、首の皮下脂肪の下垂が起きたからです。
また、シワは顔まわりに発生したたるみが下がってきて、首下に皮膚が集まることで発生しています。
その他にも、急に体重が落ちた場合は体重が減るスピードに体の組織が追いつけず、余分な顔の皮膚や皮下組織がたるんで首にたまり、「縦ジワ」になります。
紫外線により肌が老化するため
原因は肌の乾燥によって、首の小シワやちりめんジワができやすい点があります。
特に気温・湿度が低い状態が続いている季節は、紫外線が強まるにしたがって肌表面の水分が失われます。
首にできるシワは、首への保湿をしないと肌が乾燥したり、日焼けしやすくなるため肌のキメやハリが乱れることで発生します。
首は皮膚が薄いので乾燥の影響を受けやすいです。
また、紫外線を浴びると肌のコラーゲンやエラスチンが減少し、肌の弾力が衰えることで、シワができやすくなります。
姿勢によりシワができやすくなるため
首の横シワができる原因は、姿勢の悪さにあります。
首に横一直線にできるシワを「ネックレスライン」とも言いますが、年齢を問わずだれでもできやすい点があります。
主に、生活習慣が原因といわれておりスマホを見る際にうつむきがちになることや、寝るときに枕の位置が高すぎるため、顎を引くような姿勢になってしまいます。
そうして、首の横シワができやすくなります。
日頃の生活習慣や姿勢が、シワの原因の一部であることを把握していきましょう。
首のシワができやすい人

首にできたシワは隠すことが難しく目立ってしまうため、悩みですよね。
そんな首のシワは、できやすい人の特徴があります!
そこでここでは、首のシワができやすい人の共通点3つを詳しく解説します。
保湿不足
首のシワができやすい共通点は、肌の保湿が不足している人です。
肌が乾燥している場合は、皮脂が少ないという特徴があります。
皮脂が少ないと、肌の乾燥と外からの刺激を抑えるバリア機能が低下するため、その結果首にシワができやすくなります。
乾燥は、シワの直接的な原因となり得るので顔や手、首なども全体的に保湿剤や保湿クリームでケアしましょう。
首の汗の放置
首の汗は、肌にある水分を奪って乾燥をさらに悪化させるため、それを放置してしまうと首のシワができる原因になります。
また、汗に含まれている塩分は皮膚を刺激して乾燥させるため、肌のかぶれを引き起こす可能性があります。
首のシワを予防したい人は、首の汗をこまめに拭き取る対策が必要になります。
姿勢
首のシワができやすい共通点は、姿勢が悪い人です。
スマホやパソコンを使う人は、前かがみの姿勢になったり斜め下を向いた姿勢になっていることが多いです。
その状態のまま何時間も時間がたってしまうと、首の前側にシワができやすく跡が残ってしまう可能性も考えられます。
また、姿勢が悪いと血流が悪くなって体がむくんでしまい、結果的に首のシワの原因になります。
スマホやパソコンを日常的に利用する人は、途中体を起こして、ストレッチなどしてみてくださいね。
首のシワは消えるのか

首のシワを消したい人が多いでしょう。
でも、完全に消すことは可能なのか、疑問に感じていますよね。
そこで、首のシワを消せる・改善するセルフケアや美容医療の治療について解説します。
【セルフケア】
- 肌の保湿や紫外線対策を行うことで、シワの進行を予防できる
- マッサージやストレッチをすることで、体の血流やリンパの流れを改善できて、老廃物を排出できる
- 体の姿勢を正して上向きを意識したり、寝る際の枕の位置(高さ)を見直すことでシワが目立たなくなる可能性がある
【美容医療の治療】
- ヒアルロン酸注射や超音波治療、照射治療などの肌の引き締めやコラーゲンの生成を促す効果的な治療がある
- 注入療法である「ジュベルック」などの使用によって、肌にハリを出してシワを改善できる
結論、首のシワはセルフケアで消すのは限度がありますが、美容医療は確実にシワを消す効果が期待できるでしょう。
首のシワを改善する方法
首にできたシワを少しでも改善する方法が知りたいですよね。
首のシワを改善するには、肌の保湿やマッサージ、美容医療での治療があります。
ここでは、その3つの改善方法を解説します!
保湿する
首にできたシワを改善するには、毎日の保湿は顔だけではなく、首からデコルテにかけての保湿も大切です。
特に、入浴後は肌の水分が蒸発しやすいため、すぐに保湿するのが重要です。
首の乾燥が気になるときは、ヒアルロン酸やセラミド、アミノ酸などの保湿成分を配合した化粧品、保湿クリームを使うのが好ましいです。
保湿は、シワやたるみなど肌の全てにおいて大切なことなので、必ず忘れずにケアしましょう。
マッサージする
首のシワを改善、防ぐにはマッサージして体の血流を良くするのが効果的です。
デコルテラインを保湿するためのネッククリームを、適量に手に取って首の下から上へ向かって丁寧に、撫でるようにマッサージしましょう。
ただし、マッサージは力を入れ過ぎると肌に負担がかかってしまい、逆にシワやシミの原因になることがあります。
首を洗うときや汗を拭き取るときも、強くこすらずやさしく肌に触れましょう。
美容医療を受ける
セルフケアで首のシワを改善するには、限界があります。
首のシワがセルフケアで効果が期待できない場合は、美容医療のシワ改善治療が実際にききます。
美容医療の治療方法は、主にボトックス注射やヒアルロン酸注射、照射治療、切開治療などの施術があります。
特にヒアルロン酸注射は、シワやたるみ改善の治療で効果的な施術方法です。
美容医療の治療を検討している人は、次に解説する「首のシワを改善する美容医療施術4選」をご参考にしてくださいね。
首のシワを改善する美容医療施術4つ

首のシワを改善する美容医療は、「ボトックス注射」「ヒアルロン酸注射」「照射治療」「切開治療」である4つの治療方法があります。
それぞれの特徴や利点について解説します。
自分に最適な方法で、理想の首、顔の肌を手に入れましょう!
ボトックス注射
ボトックス注射は、筋肉と神経の働きを緩める治療であり、施術時間が短くダウンタイムが軽い特徴があります。
シワ改善治療として、気軽に施術を受けやすいため非常に高い人気を誇っています。
また、ボトックス注射は筋肉に働きかけるので、筋状の縦シワ改善治療にも効果が期待できます。
首の小シワが悩みの人には、肌の浅い層に幅広く注射することが可能である「マイクロボトックスリフト」がおすすめです。
ボトックス注射が向いているのは、首のシワを目立たないようにしたい、気軽に施術を受けたい、首の縦シワが気になるなどの悩みがある人です。
自分が悩んでいるシワの部位や上記の向いている人に当てはまる場合は、ボトックス注射を検討しよう。
ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸注射は、首のシワを改善する美容医療として知られています。
ヒアルロン酸は、肌の保湿やハリを維持する成分であるため、肌に注入することでボリュームを与えてシワを目立ちにくくする効果があります。
施術後から、効果を感じれるのがはやくシワを埋めて、すべすべな肌の希望を叶えることができます。
ただし、ヒアルロン酸注射の注意点として腫れや内出血などの副作用を生じる可能性があります。
ヒアルロン酸の注意点や特徴を事前に把握してから、自分に最適な治療法を選択しましょう。
照射治療
照射治療は、シワを改善する効果があるレーザーや超音波、高周波などの治療方法があります。
照射治療は、熱エネルギーで肌を刺激することで、コラーゲンやエラスチンの生成を促して肌のハリや潤いを回復させ、シワが改善されます。
主な照射治療は「ハイフ」であり、メスを使う施術と比較しても気軽に行うことができますが、その効果は約数ヶ月〜半年前後になります。
効果を持続させるためには、定期的に照射治療を行う必要があるでしょう。
切開治療
切開治療は、耳の後ろや襟足などの目立ちにくい場所の皮膚を切開して、シワの部分を物理的に引き上げ余った皮膚を切除します。
そうして、首や顔のシワを目立たなくする治療方法です。
また、施術時にたるみも改善することができるため、シワとたるみが深い人は切開治療がいちばん効果的です。
切開治療は、1回の施術で希望の効果が期待できますが、ダウンタイムが長い傾向にある点や施術跡が残るリスクの点、コストがかかる点がデメリットになります。
美容医療の施術を受ける際の注意点

美容医療の施術を受ける際は、必ず注意してほしい点が3つあります。
施術後のトラブルや受けた人が後悔しないために、注意点を確認しておきましょう!
施術前後は紫外線対策を行う
施術前の約2週間は日焼けするのを避けて、肌が落ち着いてからシワ改善施術を受けましょう。
施術後の場合は、美容医療の施術後に日焼けしてしまうと、色素沈着が起こる可能性が非常に高い傾向にあります。
特に、夏の季節は紫外線がとても強いため、外出するときに日焼け止めクリームや日傘などの紫外線対策を徹底する心がけが大切です。
施術後は刺激を与えない
治療の施術後は、施術した箇所を強くこすったり、かきむしる行動をして直接刺激を与えないようにしましょう。
施術後は肌がデリケートな状態であるため、肌に優しい成分が配合された洗顔料やクレンジング、スキンケア商品を使用してくださいね。
長時間の入浴や飲酒、激しい運動、サウナなど、施術後は控えましょう。
保湿ケアを行う
美容医療の施術前後は、肌の保湿ケアを念入りに行うことが重要になります。
それぞれの施術によっては、肌がダメージを受けてしまい一時的に肌の水分量やバリア機能が低下するため、保湿ケアは欠かさず行いましょう。
さらに、施術前後の保湿ケアのポイントは、肌への刺激が少ない化粧水や乳液、クリームを使用することや紫外線にできるだけ当たらないように注意することです。
化粧水や乳液、クリームを使用する場合は、使用方法に記載された適量に注意してくださいね。
注意点やポイントをおさえて施術後のトラブルに発展しないように、気をつけましょう。
シワ改善する美容医療施術の相場や持続期間

「シワを無くしたいけど、美容医療にかかる費用はどれくらいだろうか」
「持続効果が長い施術を選びたい」とそんな人はいらっしゃいませんか?
シワを改善する美容医療施術の相場は、病院やクリニック、シワの状況によって変わってきます。
また、持続期間も施術内容によって違いがあるため、しっかりと把握しておくことが大切です。
そこでここでは、シワを改善する美容医療施術の相場や持続期間について詳しく解説します。
ボトックス注射
ボトックス注射の1回あたりの費用は、およそ15,000〜40,000円になります。
なぜ、そんなに費用に差があるのか。
それは、「施術部位」「医師の技量」「使用する薬剤」「薬剤を投与する量」「自己負担額」によって左右されるからです。
ボトックス注射の持続期間は、およそ4〜6ヶ月であるが、個人差や施術部位などによってシワ改善効果の現れ方、効果の持続期間は変わります。
効果の持続期間を長くするために、数回の継続治療が必要となります。
もし、効果が薄れてきたと感じた場合は、再度ボトックス注射の施術を受けるのが良いでしょう。
ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸注射施術の費用相場は、およそ1本あたり55,000円〜150,000円になります。
ヒアルロン酸は、シワやたるみなどの改善したい箇所への注入量が少ないほど費用も安くなります。
ヒアルロン酸注射によるシワ改善効果の持続期間は、およそ2〜3ヶ月になります。
ただし、ヒアルロン酸を注入する部位や個人差、施術で使用するヒアルロン酸の種類によって変わります。
ヒアルロン酸注射の効果を長く維持するためには、定期的な再注入が必要になります。
もし、効果が薄れてきたと感じた場合は、次の再注入を受けると良いでしょう。
照射治療
照射治療は主に、」「医療ハイフ」「糸リフト」があります。
医療ハイフの場合は、顔全体への照射がおよそ60,000円になり、顔全体プラス顎下を照射は、顔の大きさや性別によって費用が変わります。
糸リフトの場合は、シルエットソフトが1本あたりおよそ38,500円とされており、テスリフトソフトが1本あたり約66,000円になります。
糸リフトは、施術で使われる本数によって費用が変わる特徴があります。
照射治療による持続期間は、種類や施術部位、個人差によって変わりますが、レーザー治療の場合は、施術後から効果が期待でき、およそ半年ほど持続します。
切開治療
切開治療である切開フェイスリフトは、皮膚を切開することでたるみを除去する施術方法です。
糸リフトと比較すると効果の持続性が長い特徴があります。
切開リフトの費用相場は、およそ30万〜40万円になります。
切開治療は、切る範囲が広いほど引き上げられる範囲も広くなるため、頬や額、あごなどのたるみを一度の施術で効果が出ます。
切開フェイスリフトによるシワ取りの持続期間は、およそ5〜10年と言われています。
切開フェイスリフトの術後は、腫れや赤み、内出血などを引き起こす可能性があります。
腫れは施術後から約1ヶ月で目立たなくなり、赤みは約3〜6ヶ月かけて落ち着いていきます。
おわりに

美容医療のシワ改善治療にはどんな効果があるのか、また相場の費用、持続期間について理解できたのではないでしょうか?
セルフケアでも、首のシワやたるみを予防、改善する効果を得られますが、完全に消すことは困難になります。
美容医療の治療は、即効果を感じるものが多く、シワの悩みを解消できます。
理想の首、肌へ近づけるべく、今回のコラムを参考に美容医療施術の検討をしてくださいね。