ヒルドイドは美白効果がある?もたらすシミを消す効果や使用時の注意点について解説

ヒルドイドには美白効果があるのか、他にもどんな美容効果があるのかと疑問に感じていませんか?
今回は、ヒルドイドで得られる美容効果やヒルドイドの使い方など、使用時の注意点についてと合わせて解説!
ヒルドイドで美白効果を得たい方や美容効果を得たい方、疑問・不安を解消したい方はぜひ参考にしてくださいね。
ヒルドイドは美白効果があるの?

結論、ヒルドイドにシミを消すような美白効果はありませんが、薄くする効果は期待できるようです。
ヒルドイドの保湿作用や血行促進作用により、肌の乾燥状態を改善する効果があるため、古くなった角質が剥がれ落ちて、シミが薄くなる可能性があると言えるでしょう。
しかし、ヒルドイドとは、あくまでも医療用医薬品なので美容目的単体での使用はおすすめできません。
ヒルドイドの美容効果

ヒルドイドによる美容効果は以下の3つになります。
- シミの予防
- ニキビ跡の改善
- 小ジワの改善
ここでは、ヒルドイドを使用することによって、もたらされる美容効果について詳しく解説します。
シミの予防
ヒルドイドの保湿作用や水分をキープする作用によって、肌のバリア機能が強化されてシミの予防効果に繋がっていると言われています。
また、ヒルドイドの保湿成分によって肌の乾燥状態が改善される効果も持ち合わせています。
シミは、角質層が乾燥することによって肌のバリア機能が低下し、紫外線などの肌へのダメージを受けて浸透しやすくなります。
そのため、保湿成分があるヒルドイドはシミの予防効果が期待できます。
肌の乾燥が気になる方やシミを予防したい方には最適な塗り薬かもしれませんね!
ニキビ跡の改善
ニキビは、男女関係なく肌荒れの悩みの一つですよね。
治るのにも時間がかかったり、目立つニキビ跡が残ったり、悩む方が多いでしょう。
ヒルドイドにはニキビへの直接的な効果はありませんが、ニキビの発生を予防したり、ニキビ跡の改善が期待できます。
ヒルドイドを使用することで、肌の乾燥状態が改善されて皮脂の過剰分泌が抑えられるからです。
皮脂の多さで悩んでいる方やニキビに関して悩みがある方に最適な塗り薬です!
小ジワの改善
小ジワやほうれい線が目立ってしまい悩んでいる方が多いでしょう。
ヒルドイドは、深いシワやたるみへの直接的な効果はありませんが、乾燥による小ジワの改善が期待できます。
なぜなら、ヒルドイドには、保湿作用や血流改善効果があるためです。
小ジワが気になる方や血流を改善したい方には、最適な塗り薬と言えるでしょう!
ヒルドイドの使い方

ヒルドイドの美容効果について解説しましたが、ここでは正しいヒルドイドの使い方についてご紹介します。
ヒルドイドは1日1〜数回、患部に塗ることができます。
ただし、傷口や皮膚が炎症している箇所には塗らないでください。
使い方 | 内容 |
指示に従って使用する |
ヒルドイドを処方してもらった医師や薬剤師の指示に従ってください |
水分を多く含んでいるとき |
ヒルドイドを塗るタイミングは、洗顔や入浴後など皮膚が水分を多く含んでいるときになります |
ヒルドイドの適量 |
ヒルドイドがクリームや軟膏の場合は、指先から第一関節くらいまでの長さを手に取りましょう |
塗り方 |
ヒルドイドは厚めに塗ると効果的になります *ヒルドイドにはいろいろなタイプが存在しているので、塗りたい部位や季節によって使い分けましょう! |
ヒルドイドの作用や効果を最大限に発揮するためにも、正しい使い方を知ってこれから使用してくださいね。
ヒルドイドの使用が向いている人

ヒルドイドには、使用が向いている人、向かない人がいます。
ここでは、ヒルドイドが向いている人をご紹介します。
- 乾燥肌の人
- 手荒れや霜焼けがある人
- 打撲や捻挫などの外傷をして患部の腫れや血腫がある人
ヒルドイドは新陳代謝が良くなる血行促進の効果があります。
手荒れや霜焼けがある人、打撲や捻挫の外傷をしている人などの血行障害を原因とする痛みを緩和したり、腫れや血腫の痛みを和らげるのにも効果があります!
ヒルドイドの使用が向いていない人

ヒルドイドは、持病やすでに服用している薬によっては使用できない可能性があります。
また、ヒルドイドには血行促進の効果があるため、血液凝固抑制剤を服用している人は使用できません。
ヒルドイドの使用が向いていない人は以下になります。
- 出血リスクがある持病を持っている人
- 血液の凝固機能に問題がある出血性血液疾患を持っている人
- 少しの出血でも、健康に害を及ぼす可能性がある人
出血するリスクがある持病を抱えている人や血液の凝固機能に問題がある人は、必ず使用しないように注意してくださいね!
ヒルドイドは顔に塗らない方が良いのか

結論、ヒルドイドは副作用が出る可能性があるので、顔に塗るのはあまりおすすめできません。
ヒルドイドは刺激の少ない塗り薬であるため、基本的には副作用のリスクも低い傾向にあります。
しかし、あくまでも医療用医薬品なので副作用のリスクが多少なりともあります。
たとえば、顔の赤みやかゆみが起こったり、発疹や皮膚炎などの副作用が出ることがあります。
副作用かもと少しでも感じた際は、ヒルドイドの使用を中止して医師へ相談しましょう!
また、初めて使用する際は手の甲に少しだけつけて皮膚に異常が出ないか確認してくださいね。
ヒルドイド使用時の注意点

ヒルドイドを実際に使用する際に注意して欲しいことは以下の3つになります。
- アレルギー反応に注意する
- 肌のかゆみ・かぶれの恐れがある
- 傷口・目に塗らない
注意点に気をつけながら、安全に使用しましょう!
アレルギー反応に注意する
ヒルドイドを使用する際は、皮膚のかゆみや腫れなどの「アレルギー反応」に注意しましょう。
もし使用時にアレルギー症状が発症した場合は、すぐに使用を中止して、医師に受診・相談してください。
ヒルドイドの主なアレルギー反応・副作用は以下になります。
- 皮膚炎の副作用
- 肌などかゆみの発症
- 肌の赤みがおきる
- 発疹がおきる
- 皮膚の刺激感を感じる
- 皮下出血によるあざ
少しでもおかしいなと感じた際には、使用をやめて必ず病院を受診しましょう!
また、副作用のリスクも把握したうえで使用してくださいね。
肌のかゆみ・かぶれの恐れがある
ヒルドイドの副作用で、皮膚のかゆみやかぶれなどが発生する恐れがあります。
発生率は、約0.1〜5%と非常に低い数値ですが、絶対副作用が起こらないとは言えません。
ヒルドイドの使用を開始してから、肌に異常を感じた際には、すぐに使用を中止して、病院を受診してくださいね。
傷口・目に塗らない
顔にも塗れるヒルドイドですが、目や鼻・口など粘膜のあるところ、傷口には塗らないように注意してください。
ヒルドイドが目に入るとしみたり、時には炎症が起きてしまう可能性もあります。
傷口にヒルドイドを塗ると、血が止まらなくなってしまう恐れがあるため、傷口には塗らないように注意しましょう!
おわりに

ヒルドイドにはどんな美容効果があるのか、また使用する際の注意点について理解できたのではないでしょうか?
ヒルドイドは、美容効果目的のみの使用はあまりおすすめできない点と副作用を引き起こすリスクがあります。
しかし、ヒルドイドには保湿作用や血行促進作用があり、肌の乾燥状態を改善する効果をもたらします。
ヒルドイドの使用が向いているか確認して、事項に当てはまる方は今回のコラムを参考にヒルドイド使用の検討をしてくださいね。