いちご鼻はクレンジングで治る?治らないと言われる原因や頻度をご紹介!

いちご鼻を改善するには、どんなクレンジング方法があるのか知りたいですよね。
今回は、いちご鼻を解消するクレンジング方法や美容医療治療によって得られる効果、いちご鼻が悪化する行動について合わせて解説!
クレンジング、美容医療でいちご鼻を解消したい方や美容医療の治療法について知りたい方はぜひ参考にしてくださいね。
いちご鼻になる原因

鼻にある黒いプツプツに悩んでいる方はいませんか?
それは、古い角質である角栓の「いちご鼻」と呼ばれるものです。
いちご鼻になる主な原因は、次のようなものがあります。
- 角栓が原因
- メラニン色素の色素沈着が原因
悩みを解消するために、いちご鼻になる原因を知っておきましょう!
メラニン色素の色素沈着が原因
いちご鼻になる原因は、メラニン色素の沈着と言われています。
メラニン色素の沈着は、紫外線や擦れなどによる肌への刺激によって「メラニン」が過剰に生成されて、毛穴が黒ずみ「いちご鼻」になります。
スキンケアの際に強く肌を擦ったりするなどで、毛穴の出口で摩擦が繰り返し起こってしまい、メラニンが沈着して黒ずむ恐れもあります。
いちご鼻を解消したい方は、メラニン対策をしましょう。
いちご鼻の予防方法

いちご鼻になる原因は知ることができたけど、予防する方法が分からない方もいらっしゃるでしょう。
いちご鼻の予防方法は、次のようなものがあります。
- メイクを落とす
- 肌の保湿を行う
- 紫外線対策を行う
ここでは上記の3つの予防方法について、詳しく解説します。
メイクを落とす
いちご鼻にならないための予防方法は、「メイクは帰宅後すぐに落とす」ことが重要になります。
メイクを落とす際に、メイク落としシートはなるべく使わず、洗顔するときはゴシゴシ強い力で擦らないように泡立てた洗顔料で優しく洗うように心がけましょう。
また、クレンジングオイルやバームクレンジングを使用するときは、毛穴に詰まっている皮脂、メイク汚れを落とすために最適なものを選びましょう。
さらに、メイク落としの洗顔後は、必ず化粧水や乳液でしっかり保湿してください。
肌の乾燥は、いちご鼻や肌荒れ、シワ、たるみなどの原因に繋がるため、忘れないようにしましょう。
肌の保湿を行う
いちご鼻にならないようにするには、肌の保湿をしっかり行いましょう。
肌が乾燥していると、水分の蒸発を防ぐために皮脂が過剰分泌されてしまいます。
そして、肌の新陳代謝の際に生成される肌細胞も未熟な状態となってしまい、正しい効果が発揮されません。
いちご鼻の原因である毛穴の詰まりは、肌を守ろうとして余分な皮脂を分泌して、毛穴が押し広げられることによって皮脂自体が詰まってしまうからです。
いちご鼻の悩みを解消したい方は、肌の保湿をしっかり行いましょう。
紫外線対策を行う
いちご鼻を解消するには、日焼け対策をしっかり行うことが大切です。
色素沈着によってできたいちご鼻の原因は、炎症性ニキビや日焼けなどが原因でおこる「色素沈着」に関係しています。
また、紫外線はメラニン色素を増加させる働きがあるため、黒色メラニンの過剰な生成を抑えるためにも、日焼け止めや日傘を使用して肌を保護することが大切です。
いちご鼻の悩みを解消したい方は、日焼け止めクリームをこまめに塗りなおしするなど、暑い夏の季節だけではなく年中にわたって、紫外線対策を徹底してくださいね。
いちご鼻を改善するクレンジングの選び方

いちご鼻を改善する方法のなかで、クレンジングという手段がありますが、そのクレンジングを選ぶ際のポイントについてみなさんご存知でしょうか?
正しいクレンジングの選び方のポイントは、次のようなものがあります。
- 肌質に合うものを選ぶ
- 成分を確認する
いちご鼻を改善するクレンジングを選ぶ際は、自分の肌タイプに合ったものや肌の悩みなどに適した成分を選ぶとよいでしょう。
ここでは、上記のポイントを踏まえて、詳しく解説します。
肌質に合うものを使う
クレンジングを選ぶときのポイントは、自分の肌質に合うものです。
肌質や肌の悩みは人によって異なり、個人差があります。
肌の状況や肌の悩みに適した成分のクレンジングを選ぶことで、肌をよりきれいに維持できます。
各肌質の方に向いているクレンジングは、以下のとおりです。
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クリームタイプのクレンジングが向いています |
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ジェルタイプ、もしくはミルクタイプのクレンジングが向いています |
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どのようなタイプでも基本対応可能になります |
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オイルタイプ、もしくはバームタイプのクレンジングが向いています |
それぞれ自分に合った肌質と成分について知って、実際に使ってみましょう。
成分を確認する
クレンジングを選ぶときのポイントは、成分を確認することです。
含まれる成分によって、肌への負荷や洗浄力の強度が変わるため、黒ずみが気になる場合などは、有効成分が配合されたクレンジングを選びましょう。
たとえば、リンゴ酸やチャ葉エキスといった「角質柔軟成分」は、肌の引き締め効果と毛穴の汚れを落とす効果を持ち合わせながら、しっかり肌のケアができます。
いちご鼻が悩みの方やニキビもできやすい方には、「抗炎症成分」が配合されているクレンジングを使用するようにしましょう。
いちご鼻を改善するクレンジング方法

いちご鼻を改善したい方は、肌に擦れを与えないように優しくクレンジングをすることが大切です。
また、クレンジングは毛穴の汚れや角栓を落とす効果があるため、悩みを解消できます。
ここでは、いちご鼻を改善するクレンジング方法について解説します。
正しいクレンジング方法を知りたい方は、ぜひご参考にしてくださいね。
その①|クレンジング前に顔を温める
クレンジングを行う前に、顔を温めると毛穴が開いて、毛穴の汚れも落としやすくなります。
顔を温めるだけでなく、クレンジング自体を手で温めておくと、さらに効果が得られるでしょう。
その②|クレンジングの量は適量
クレンジング前に顔を温めたら、適量を手に取りましょう。
1回に使用するクレンジングの量は商品によって異なるため、購入したクレンジング商品に書かれている説明書や裏面を確認して使用しましょう。
その③|肌をこすらないように優しく洗う
適量のクレンジングを手にのせて、肌に優しく円を描くように洗いましょう。
部位によっておすすめの洗う順番があります。
まずは、「顔のTゾーン」その次は「Uゾーン」、「頬」、「目の周り」、「口の周り」です。
皮脂の多い傾向にある部位から、少しずつ皮膚の薄い部位へ洗っていくことで、肌への負担を最小限に抑えながら毛穴の汚れを落とします。
ただし、長時間のクレンジングは肌の負担になるため約1分を目安にしましょう。
その④|ぬるま湯で流す
クレンジングを全体に塗り終えたあとは、ぬるま湯で優しく洗い流しましょう。
温度は、熱すぎしてしまうと肌が乾燥する原因になるため、約32度を目安に流しましょう。
洗い流したら、清潔なタオルできれいに優しく拭き取ります。
肌への負荷がかからないように、優しく丁寧に水分を拭って、保湿しましょう。
いちご鼻が悪化する行動

いちご鼻が悪化してしまう行動には、次のようなものがあります。
- 過度なクレンジングをする
- 不規則な生活習慣
- 毛穴用パックの使用
- 角栓を押し出す
- ティッシュや拭き取りシートによる擦れ
- メイク時のファンデーションの厚塗り
- 紫外線予防しない
上記の行動は、肌への刺激や皮脂の分泌量が増えるなど、いちご鼻を悪化させる原因となります。
いちご鼻を改善したい方は、正しいクレンジング方法を身に付けて、日頃の生活習慣を見つめ直しましょう!
いちご鼻が改善されないと悩む方には美容医療がおすすめ!

「クレンジング方法を試しているけど、なかなか改善が見られない」そんな不安がある方もいるでしょう。
いちご鼻を完全に改善、解消するには、美容医療の「ケミカルピーリング」や「レーザー治療」「ダーマペン」などの施術方法になります。
ここでは、美容医療の施術方法や特徴について解説します。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、酸性の薬剤を顔全体に塗るタイプの薬剤であり、古い角質や皮脂を取り除く治療法です。
薬剤によって皮膚の角質層〜表皮上層部を剥がれやすくして、肌の新陳代謝を正常化させます。
角栓の詰まりが原因であるいちご鼻や肌のシミ、そばかす、くすみ、ニキビを改善する効果があります。
ケミカルピーリングは、グリコール酸やサリチル酸、乳酸などいろいろな薬剤があるため、自分の気になる部分の症状や肌質に合わせて選択できます。
レーザー治療
レーザー治療は、ピコレーザーやQスイッチレーザーなどがあり、メラニン色素を目的として肌の色素沈着を改善する効果があります。
肌が黒ずんで見える原因は、紫外線によって生成されたメラニン色素が毛穴を囲むようにリング状に沈着しているためです。
そのような症状の場合は、レーザー治療が有効です。
また、紫外線や皮膚の擦れによる色素沈着が原因となる可能性があるため、日々のスキンケアにも気をつけましょう!
ダーマペン
ダーマペンは、非常に細かな針で美白有効成分を肌の奥に浸透させて肌の色素沈着を改善させます。
いちご鼻や毛穴の詰まり、黒ずみ改善の効果が期待できる美容医療の施術法です。
ただし、効果の感じ方は症状や肌の状態などによって変わるため、1回で効果を感じる方や3〜5回程度の施術で効果を感じる方がいます。
再度ダーマペンの施術を受ける場合は、約6〜8週間の間隔が目安となります。
気になっている症状や現状の肌の状態などによって、施術回数は変わるため通っているクリニックの医師としっかり相談しましょう!
いちご鼻の施術の流れについて

いちご鼻を改善するために受ける施術の流れについて解説します。
【主ないちご鼻治療の流れ】
- クリニックに出向いて、カウンセリングを受ける
- メイクを落としてクレンジングする
- 自分に最適な施術を行う
- 帰宅する
【ケミカルピーリングの場合、施術の流れ】
- クリニックに出向いて、カウンセリングによる肌の症状を確認
- メイクを落としてクレンジングする
- 薬剤を顔全体に塗る
- 数分間置いておく
- 薬剤を拭き取る
- クーリングする
- ローションを塗る
【ダーマペンの場合、施術の流れ】
- クリニックに出向いて、カウンセリングを行い、医師が肌の状態を確認する
- メイクや皮脂を落とすために洗顔する
- 麻酔クリームを塗って、約20~30分待つ
- 非常に細い針で肌に穴を開けて、その傷ついた肌が回復するまでの間に「コラーゲン」や「エラスチン」を生成する
- 皮膚に浸透させる
- その後、薬液を拭き取ってパックで肌を鎮静させる
【レーザー治療の場合、施術の流れ】
- クリニックに出向いて、カウンセリングを行い症状を確認する
- メイクや皮脂を落とすために洗顔する
- レーザー治療を行う(皮膚の真皮層に細かな穴を開けて、コラーゲンの生成を促進させる)
- 帰宅する
いちご鼻の施術で気をつけること

美容医療でいちご鼻の改善施術を受けると、綺麗に改善される可能性が高いですが、気をつけてほしいことが何点かあります。
施術後に、後悔しないためにも必ず確認してください。
いちご鼻の改善施術には、次のような注意点があります。
- 施術前後は色素沈着が起こる可能性があるため、日焼け対策を必ず行う
- 施術後の肌はダメージを負いやすいため、紫外線対策を行う
- 施術後の肌は乾燥しているため、日焼け止めを使用する際は医師に相談する
- 施術後の肌はダメージを受けているため、肌に刺激を与えないようにする
- ダウンタイム中の期間に、他の美容施術は受けない
上記の注意点を把握して、施術後のトラブルに発展しないように心がけましょう。
いちご鼻についてのよくある質問

いちご鼻について疑問や不安に思うことはありませんか?
ここでは、いちご鼻についてのよくある質問とそれに対しての回答をご紹介します。
ぜひ、ご参考にしてくださいね。
Q:いちご鼻を治す方法は?
いちご鼻を治す方法は、正しい洗顔や保湿を行う、生活習慣の見直しなどがあります。
改善効果をさらに高めるためには、セルフケアと美容医療の治療を組み合わせて行うことが大切です。
いちご鼻を治すための主なセルフケアは次のとおりです。
- 正しい洗顔を行い、毛穴の汚れや皮脂を落とす
- 洗顔後などに肌の保湿をしっかり行う
- 季節関係なく紫外線対策をする
- 栄養バランスの良い食事や生活習慣を改善する
- 質の高い睡眠をとる
- 適度に運動する
- ストレスを溜め込まない
美容医療での主な治療は、次のとおりです。
- ピーリング剤などの薬剤やビタミン剤の処方
- ケミカルピーリングを行う
- レーザー治療を行う
- マイクロニードル治療を行う
- ダーマペンなどの施術を行う
いちご鼻は主に、肌の(皮脂)油分と水分量のバランスが崩れることでできやすくなります。
また、肌が乾燥すると皮脂の分泌量が活発になるため、汚れが毛穴に詰まっていちご鼻の原因となります。
自分に合ういちご鼻の改善方法を検討しましょう!
Q:いちご鼻は市販の商品で治りますか?
いちご鼻は、市販の商品でも改善させることはできますが、状況によっては綺麗にするための適切なケアが必要になることもあります。
しかし、最近はいちご鼻の改善効果が期待できる市販商品が多く取り揃えられています。
いちご鼻を早く治したい方や綺麗に改善したい方には、美容医療の施術がおすすめです。
Q:冬場のいちご鼻の対策法はありますか?
冬場は、乾燥しやすいため肌の毛穴が開きやすく、いちご鼻が目立ってしまいます。
冬場のいちご鼻を目立たせないために、冬は特に保湿をしっかり行い肌の乾燥を防ぎましょう。
また、加湿器などを使用して部屋の湿度を保つことで、肌の乾燥を防ぎます。
もし、乾燥がひどい場合は使っている洗顔化粧品をソフトなものに変えて、肌に優しいケアをしましょう。
おわりに

クレンジング方法や美容医療の治療法にはどんな効果があるのか、また自分に最適な施術について理解できたのではないでしょうか?
セルフで行うクレンジングでも、いちご鼻を予防する効果は得られますが、美容医療の施術を受ける方が、確実に改善する効果が期待できます。
理想の肌質、鼻へ近づけるべく、今回のコラムを参考にいちご鼻や肌のシミ、そばかす、くすみ、ニキビを改善する施術方の検討をしてくださいね。