顔のシミ取りに効果的な方法は?自分でできる対処と治療法を知って透明感のある美肌に
顔に濃く広がるシミに、肌がちょっぴり汚れているように感じてしまって、強いコンプレックスになっていませんか?
肌にシミがあると、肌色が均一に見えず、メイクやスキンケアにもカバーするための手間暇がかかってしまうため、気持ち的な負担も大きいことでしょう。
顔のシミは、原因と原因に合ったセルフケア、効果的な治療法がいくつもあるので、選択肢を広げながら透明感のある美肌を目指すことができます。
今回は顔のシミを消す効果的な方法について、日常的にしておきたいセルフケアと専門的な治療方法を詳しく解説!
シミの原因や種類も合わせて参考にしながら、本来の透明感を取り戻していきましょうね。
顔にシミができるのはどうして?6つの原因とメカニズムを解説!
メイクやスキンケア時に鏡を見てみたら、これまでにはなかったシミができ、前からあったシミは濃く範囲が広がっているように感じる…。
そんな肌トラブルはもしかすると、シミができてしまう5つの原因が肌に影響しているのかも?
ここでは意外に知られていなかった、顔にシミができる5つの原因とメカニズムを詳しく解説!
顔にシミができる原因や仕組みを理解しておくと、大切な肌をシミの原因から守ろうと意識が高まるきっかけにもなるため、ぜひ参考にしてくださいね。
顔にシミができる6つの原因とは?
顔にシミができる原因というと、圧倒的に「紫外線の影響」をイメージする方が多いことでしょう。
もちろん紫外線の影響は顔にシミができる根本的な原因ですが、実は意外に知られていなかった原因がいくつもあるんです。
ここでは顔にシミができる4つの原因と、それぞれの関係性をわかりやすくお伝えしてみたいと思います。
原因その①紫外線ダメージによるもの
顔にシミができる根本的で大きな原因が、「紫外線ダメージ」のよるもの。
紫外線を浴び続けると、シミのもととなるメラニン色素を作る工場「メラノサイト」の働きが活発になります。
すると、メラニン色素がどんどんと作られて皮膚表面に浮かび上がり、濃く範囲の大きなシミにつながってしまうのです。
原因その②乾燥によるバリア機能の低下によるもの
お肌の乾燥というと、たるみやシワ、敏感肌の肌トラブルにつながるイメージが強いですが、実はシミやくすみの原因にもなり得るんです。
この理由は、誰の肌にも備わるバリア機能に、紫外線ダメージを跳ね返してシミを予防する役割があるため。
バリア機能はそもそも、以下3つの要素から成り立ち肌の水分を守ってバリア機能を高め、皮膚に紫外線ダメージが当たらないようガードする役割があるのですが、
①皮脂腺 |
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②NMF(天然保湿因子) |
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③細胞間脂質(セラミド) |
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ストレスや加齢、肌の乾燥、紫外線ダメージなどの影響を受けると上記3つから構成されるバリア機能が低下し、皮膚は紫外線ダメージをダイレクトに受けて、メラノサイトの活性化・メラニン色素生成が過度になって濃く広がったシミができてしまうのです。
原因その③顔への刺激・摩擦によるもの
忙しい毎日を過ごしていたり、肌トラブルを何とかしたいと気持ちが焦ると、日々のスキンケアやメイクアップにチカラが入り、力んでしまってゴシゴシ刺激・摩擦を与えてしまった経験がありませんか?
シミやくすみは実は、上記のような顔への刺激・摩擦も大きな原因と考えられているんです。
この理由は、顔に刺激や摩擦が加わると肌をこのダメージから守ろうとメラニン色素が大量に作られてしまうため。
顔に刺激や摩擦が加わるほどに、シミの原因となるメラニン色素がメラノサイトで作られ、シミやもちろんたるみやシワ、くすみなどのあらゆる肌トラブルにつながることがあるのです。
原因その④ターンオーバーが不安定になっているから
顔のシミがなかなか薄くならない、または見るたびに濃くなってサイズ感も大きくなっている…。
そんあ肌トラブルはもしかすると、ターンオーバーの乱れが関係しているのかもしれません。
肌のターンオーバーはそもそも、
役割 |
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週期、サイクル |
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という役割や性質があります。
ですが、加齢や肌の乾燥、外的な刺激を受けて皮膚の栄養やうるおいが不足してしまうと、上記のような安定したターンオーバーが機能しなくなり、メラニン色素が肌に残って濃く大きいシミをいくつも作ってしまいます。
肌のうるおいや栄養、油分のバランスが整っていると、ターンオーバーが正常になってメラニン色素があっても垢となり排出されます。
ですがターンオーバーの不安定さは、肌内に余分なものが溜め込まれた状態のため、シミはもちろん角質詰まり、肌荒れ、ニキビなどの原因になることがあるのです。
原因その⑤活性酸素の影響によるもの
肌にシミができ、知らず知らずのうちに濃くなって大きくなっていると気づいた場合は、活性酸素のダメージが影響しているのかもしれません。
活性酸素は美容の大敵と呼ばれるほど肌に良くない影響を与え、肌細胞を傷つけてしまう性質があります。
- ストレス
- 紫外線ダメージ
- 極度の疲労
- ウイルスや細菌
- 大気中に存在する排気ガス
- 喫煙
- 激しい運動
- 食後の消化吸収時
などなど、活性酸素は日常生活を送る上でほんのささいなきっかけで大量に発生し、肌細胞や血管を傷つけてしまいます。
活性酸素とシミの関係性は、メラノサイトに作用しメラニン色素を大量に作ってしまうため。
上記のような理由からも、活性酸素の影響を受けない健康的な生活や紫外線対策がシミを増やさない・作らせない基本となるのです。
原因その⑥女性ホルモンのバランスが崩れているから
顔にシミができ、濃くなって広がってしまうのは、女性ホルモンの「エストロゲン」「プロゲステロン」のバランスが関係しています。
妊娠や出産、生理前、更年期など女性のライフステージをはじめ、ストレスや睡眠不足、不規則な生活習慣などで女性ホルモンのバランスが崩れると、以下のような美容にかかわりのある女性ホルモンそれぞれの役割が失われてしまいます。
エストロゲンと肌の関係性 |
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プロゲステロンと肌の関係性 |
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エストロゲンは皮膚の水分を保持しターンオーバーを促す役割があるため、バランスが崩れると肌が乾燥してバリア機能が低下、ターンオーバーも不安定になりシミができやすく、濃くなりやすい肌質に変わってしまいます。
そしてプロゲステロンは水分と油分のバランスを整える役割がありますが、バランスが崩れると皮脂が過剰に分泌し、毛穴詰まり・古い角質が蓄積されて、メラニン色素が排出されずにシミができやすくなってしまうのです。
シミはどうやってできる?メカニズムをチェック!
いつの間にかでき、増えてしまうことができるシミ…。
そのメカニズムは、以下のような過程が関係し、肌にシミを作ってしまうと言われています。
- 肌が長時間紫外線を浴び、ダメージを受ける
- 肌表皮に存在するメラノサイトがシミの原因となる「黒色メラニン」を作り出す
- 紫外線ダメージによってターンオーバーが乱れ、黒色メラニンが肌内部に蓄積する
- 加齢や活性酸素、ターンオーバーの乱れなどの影響を受けて、皮膚表面にシミができる
年齢を重ねて急激にシミやくすみが目立つようになったと悩む方が多いのは、10~20代の若いうちに浴びた紫外線によるメラニン色素が、加齢によって一気に皮膚表面に浮かび上がることが原因のひとつと考えられていますよ。
シミには種類がある?状態と原因をチェックしてみよう!
ひとことにシミと言っても、見た目や原因が異なる複数の種類があること、ご存じでしたか?
今悩んでいるシミを消すためには、自身のシミがどの種類にあるのか、原因とその内容に合わせたケアを理解しておくことが重要。
ここでは今できているシミがどの種類なのかを見極め、正しいケアや治療法を判断するために、シミの種類と見た目、原因を詳しくチェックしてみましょう。
老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)
「老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)」は年代にかかわらず、紫外線ダメージや皮膚への摩擦・刺激などが原因でできるシミのことを言い、茶色から黒っぽい色で形状は丸みがあり、比較的輪郭が濃いという特徴があります。
紫外線の影響をダイレクトに受けやすい顔、手の甲、首などにできやすく、加齢や活性酸素の影響、お手入れ不足などで時間の経過とともに濃くなる傾向があります。
脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)
「脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)」は高齢、老人の方に見られるシミで、色は茶色から黒色、イボやほくろのように丸みとふくらみがある形状が特徴です。
前項でご紹介した老人性色素斑と同時にできることがあり、高齢者特有の肌質の老化が主な原因と考えられています。
肝斑(かんぱん)
「肝斑」はセルフケアでは予防ができてもできてしまった肝斑をケアし目立たなくするのは難しいと考えられています。
肝斑は頬骨の位置に左右対称にできやすい、色味は薄茶色のシミです。
30~50代と、肌の老化現象が見られてくる年代にできやすく、輪郭や色味がぼやけている見た目が特徴です。
雀卵斑(じゃくらんはん)
「雀卵斑(じゃくらんはん)」は、顔や首、肩の一部分または全体に、小さなシミが散りばめられたような見た目の「そばかす」のことを言います。
そばかすは米粒半分程度の小さなシミですが、顔から首、肩とさまざまな部位に広がるため、比較的目立ちやすいシミの種類。
肌質、体質、遺伝が原因のひとつで、夏になると濃く冬になると薄く目立たなくなる特徴があります。
炎症性色素沈着(PIH)
PIHと呼ばれるシミの種類、「炎症性色素沈着」は、ニキビや肌荒れ、傷、やけど、かぶれなどの肌トラブルの炎症が収まった際に、皮膚に赤みや茶色っぽい色味を残してしまうシミのことを言います。
本来の肌色に対して、炎症性色素沈着は茶色・黒っぽい色が目立ちやすく、ダメージのある皮膚の再生・修復に働きかけるターンオーバーの乱れによるものも原因のひとつと考えられています。
自分でできるシミ消し方法!効果的なやり方、おすすめの成分まとめ
今あるシミをこれ以上濃くせず、薄く目立たなくさせていくためには、日々のスキンケアの見直し・改善が重要なポイント。
スキンケアでのシミの消し方は、肌にダイレクトに有効成分を届けたり、ターンオーバーの安定化、バリア機能強化と外側からのアプローチでシミ予防・改善に効果が期待できます。
ここではスキンケアでできるシミの消し方について、効果的な方法や美白・バリア機能強化・ターンオーバー安定に役立つ成分とそれぞれの仕組みをわかりやすくご紹介します。
シーズンを通して紫外線対策を行う
シミを徹底して防ぐためには、シーズンを通した紫外線対策が必須のセルフケアとなります。
紫外線には、以下のような種類があり、シミばかりではなくシワやたるみの原因になるため要注意。
紫外線のUV-A |
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紫外線のUV-B |
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紫外線UV- AとBは、季節や天候にかかわらずに降り注ぎ、肌や肌細胞にダメージを与えてしまうため、日焼け止めやサプリメントなどを使って肌を紫外線ダメージから守るようにしましょう。
また、日焼け止めを塗っていても効果は1~2時間程度と言われているため、こまめに塗り直すことがポイントです。
シミを消す成分配合の化粧品を使う
シミやくすみのもととなるメラニン色素の発生を防いだり、シミを薄くする効果が期待できる「美白有効成分」は、肌質や悩みに合わせて選べる、複数の種類が展開されています。
シミをスキンケアでケアする際にチェックしておきたい、美白有効成分の種類とそれぞれの役割、効果の仕組みを詳しく見ていきましょう。
ビタミンC誘導体
代表的な美白有効成分でもある「ビタミンC誘導体」は、通常のビタミンCよりも皮膚への親和性・馴染みに優れ、メラニン色素の働きを阻害、シミの予防に働きかけます。
さらにビタミンC誘導体は、肌のバリア機能を強化する要・保湿成分のコラーゲンを生成する役割が。
そのため、シミ以外にも乾燥やバリア機能の低下、シワやたるみなどの肌悩みがある際におすすめの成分となっています。
コウジ酸
発酵食品に含まれるコウジから採取される「コウジ酸」は、臨床試験においてシミやニキビを予防・改善する効果が90%になるとの興味深い報告があるほど、期待の高い美白有効成分です。
コウジ酸配合の化粧品を使うと、シミやくすみの原因となるメラニンを作る酵素「チロシナーゼ」の無効化・消失に働きかけます。
そのため、メラニンが作られなくなり、肌の透明感・うるおい・栄養を守りながら健やかな肌質に導く成分となっています。
プラセンタエキス
サプリメントや美容ドリンクなどにも使用されることが多い「プラセンタ」は、豊富な栄養を含む馬や豚の胎盤から抽出できる成分のことを言います。
シミを消し、予防する代表的な美白有効成分でもあるプラセンタは、シミやくすみのもととなるメラニン色素作らせない抑制作用に優れています。
また、栄養やうるおいに満ちた肌を持続させるため、シミ以外のエイジングサインに悩む方にも効果的な成分となっています。
ハイドロキノン
数多く展開されている美白有効成分の中でも、「ハイドロキノン」は顔のシミを消す効果にもっともすぐれています。
これまでにお伝えしたきた美白有効成分は、メラニン色素の生成や増殖を抑え、シミを薄くしたり予防する効果が基本。
ハイドロキノンは、シミのある肌をもとの肌色に戻し透明感を与える「還元作用」があるため、治療レベルでのシミ消しに効果が期待できます。
アルブチン
美肌づくりに役立つ、「ウワウルシ」という生薬の中から抽出される「アルブチン」は、シミやくすみの原因となるメラニン色素の合成を阻害したり、今できているシミを薄く目立たなくする改善と予防効果が期待できます。
アルブチンはさらに、前項でお伝えした強力なシミ還元作用を持つハイドロキノンの誘導体で、ハイドロキノンよりも使用感がマイルドなため、敏感な肌質の方にでも安心安全に使用できます。
抗酸化作用成分を補う
自分でできるシミやくすみの治し方・消し方には、抗酸化作用成分を積極的に摂ることが効果的です。
お伝えしたようにシミは、ストレスや大気汚染、疲労などで発生する活性酸素がメラノサイトの機能を活性して作られてしまいます。
活性酸素の影響をなくす、抗酸化作用成分は身近な食品に含まれ、サプリメントにもリリースが豊富なため比較的取り入れやすいと言えます。
さらに細胞の老化進行を食い止める、アンチエイジング的な役割も兼ね備えているため、以下の表を参考に食べ物やサプリメントから積極的に補うようにしましょう。
リコピン |
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ポリフェノール |
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βカロテン |
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ビタミンエース(ビタミンA・C・E) |
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レスベラトロール |
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シミの種類に応じたケアを行う
肌に目立つシミを薄くして目立たなくするためには、自身のシミがどの種類に当てはまるのかをチェックし、原因や状態に合わせたケアが解決の一歩になります。
ここでは老人性色素斑や炎症性色素沈着などシミの種類別に見る効果的な方法を集めてみました。
老人性色素斑のケア
老人性色素斑のシミは主に紫外線ダメージが原因のため、徹底した紫外線対策とバリア機能を高める保湿を心がけましょう。
シーズンを通して日焼け止めを使うことや、肌に摩擦・刺激を与えないスキンケアも心がけておきたいポイントです。
脂漏性角化症のケア
脂漏性角化症は、残念ながら自身でできる対処法がなく、皮膚科や美容医療での治療が基本となります。
ただ、紫外線ダメージや肌老化が大きな原因となるため、日焼け止めのシーズン通しての使用、抗酸化作用成分を補うなどのセルフケアを心がけることによって、悪化や新しく脂漏性角化症ができることの予防につながります。
肝斑のケア
肝斑も基本的には皮膚科や美容医療での治療となりますが、ホルモンバランスを整えるケアが悪化予防・肝斑が新しくできることの予防になります。
肝斑は、肌質を左右する女性ホルモンのバランスが崩れることでできるため、規則正しい生活や適度な運動、質の良い睡眠など健康に良い習慣をいくつも持ってみましょう。
雀卵斑のケア方法
雀卵斑・そばかすを目立たなくしていくためには、そばかすの原因となるメラニン色素の発生を抑える、ビタミンCを積極的に補うことが効果的です。
サプリメントやドリンクなどでは、1日に必要なビタミンCを効率的に補える製品が多数となっているため、継続的に補うよう心がけましょう。
炎症性色素沈着のケア方法
炎症性色素沈着は、肌に刺激や摩擦がかかることで炎症を起こしてできるシミ。
そのため、皮膚に刺激や摩擦を与えないよう、スキンケアやメイク時のやり方を見直し・改善してみましょう。
また、合わない化粧品に気付けず使い続けたり、かぶれや傷をそのままにしておくなども、炎症性色素沈着の原因になるため要注意。
保湿を意識的に行うこともターンオーバーの安定化によって生まれ持った健康的な肌を取り戻すコツになりますよ。
メイクの工夫
日々のメイクで今気になっているシミを隠す、とっておきのテクニックがいくつもあります。
シミをカバーしなかったことにできる、メイクアップのテクニックを以下にまとめてみました。
メイクアップベース |
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ファンデーション |
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コンシーラー |
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シミ消しに効果的な上記のメイクアップアイテムは、種類にかかわらずに、
- 保湿成分
- 美白有効成分
- トーンアップ効果
- 色ムラ補正効果
- 水や汗、皮脂に強く落ちにくいウォータープルーフ
など、成分や機能に注目して選ぶと、より効果的・時短でのシミ消しにアプローチできおすすめですよ。
シミを消す効果的な美容医療!治療内容や相場をチェック
セルフケアではなかなかカバーできない、濃く大きなシミに悩んでしまった場合は、シミを消し予防にもアプローチできる美容医療を検討してみてはいかがでしょうか?
美容医療のシミに特化した治療内容は、ダウンタイムが少なく数十分程度で施術が終わる方法も数多く展開されています。
豪華有名人もこぞってシミ消しに役立てている美容医療について、主な種類とそれぞれの内容、相場をわかりやすくまとめてみました。
炭酸ガスレーザー
シミ消しに効果的な美容医療「炭酸ガスレーザー」は、皮膚内にある水分に反応し熱のエネルギーを発生させてシミを取り除く施術です。
脂漏性角化症などイボのように盛り上がったシミの除去に効果的で、ピンポイント的にシミに当てて除去でき、リーズナブルなクリニックだと1回あたり5,000円程度で受けられるケースがあります。
フラルスキン治療
「フラルスキン治療」は、シミ消しに強力な成分となる「トレチノイン」「レアセラム」をシミのあるパーツに塗布する、塗るだけ手軽なシミ治療として注目を集めています。
フラルスキン治療を受けると、一時的に肌のターンオーバーが活発になることでできているシミ、皮膚の奥に隠れたメラニン色素を追い出し、透明感のある肌に導きます。
フラルスキン治療の相場は1ポイント2,400円程度、30,000円程度でシミやほくろの摂り放題といったコースを提供しているクリニックもあります。
フォトRF
「フォトRF」は、シミやそばかすの原因となるメラニン色素に反応する「IPL」と、コラーゲンやエラスチンを生成して肌のバリア機能を高める、「RF(ラジオ波)」がドッキングしたシミ治療です。
IPLの働きによってシミ・メラニンが無効化され、RFの作用がエラスチン・コラーゲンを作る線維芽細胞を活性化するため、シミやくすみ、たるみ、シワに悩む方にもおすすめの美容医療となっています。
1回あたり10,000~30,000円程度が相場で、3~4週間に1回の頻度が目安となっていますよ。
おわりに
顔に目立ってしまい、メイクではカバーしきれない悩めるシミでも、意外に効果的な消し方がいくつもあります。
特にセルフでできるシミの消し方は、いつものスキンケア・メイクにちょっとの工夫とアイディアをプラスするだけ、誰でも手軽にできる方法ばかり!
美白有効成分メインのスキンケアの習慣、美容医療などの専門的な治療、抗酸化作用成分のインナーケア、規則正しい生活習慣などなど、多角的なアプローチを心がけながらシミの予防、改善にアプローチしてくださいね。