小顔を目指すなら「背筋」が重要?関係性や効果的な鍛え方をご紹介
8~10等身小顔の存在がめずらしくはない中、少しでも小顔に近づきたいと願う人が多いことでしょう。
小顔に近づくにはいくつもの方法がありますが、特に重要視しておきたい効果的な方法が、「背筋を鍛える」ということ!
今回は背筋を鍛えるのがなぜ小顔に効果的なのか、気になる関係性やおすすめの鍛え方を詳しく解説します。
引き締まった小顔で8等身に近づく、とっておきの背筋メソッドをぜひ参考にしてくださいね。
背筋を鍛えて小顔を目指そう!効果的な理由とは?
小顔を目指すのなら、多くの方が顔や表情筋にフォーカスを当てたケアが必要というイメージを持っているでしょう。
ですが小顔やバランスの取れたボディライン・スタイルは、背筋を鍛えることが必要不可決。
背筋はそもそも、顔をはじめ上体・下半身を支えてボディバランスや引き締まったフェイスラインをキープする重要な役割があります。
ここでは背筋を鍛えることが小顔につながる、効果や関係性を詳しく見ていきましょう。
姿勢が整うから
背筋を鍛えると小顔につながるのは、姿勢が整うことが大きく関係しています。
猫背や巻き肩、左右どちらか一方に傾いた間違った姿勢は、部分的に重力・負荷がかかることで皮膚が垂れ下がったり、血流が悪くなって老廃物・毒素が溜まり顔のむくみ、大きさや膨張につながってしまいます。
背筋を鍛えると、上体がしっかり支えられることでバランスよく筋肉がつき、猫背や巻き肩の間違った姿勢が改善・予防できるようになります。
すると、悪い姿勢のゆがみによる重力・負荷がかからなくなり、血流も安定することで老廃物・毒素が流れやすくなってシュッとシャープな小顔を維持できるようになるのです。
背筋は顔とひとつながりになったパーツでもあるため、トレーニングや姿勢を正して鍛える意識を持つと、小顔はもちろん皮膚にハリが出てシワやたるみの緩和・予防にもアプローチできるでしょう。
基礎代謝がアップするから
背筋を鍛えるのが小顔につながる理由は、基礎代謝がアップすることも大きく関係しています。
基礎代謝はそもそも、ハードに食事制限やトレーニングをせずとも普段の生活を過ごす上で消費できるカロリー・エネルギー量のことを言い、高いほどにカロリー消費が増えて痩せやすく太りにくい体質を目指すことができます。
そして基礎代謝は、筋肉量が多く質が高いほどに高まるため背筋をすると背中の筋肉が鍛えられ基礎代謝がアップ、小顔につながります。
顔が大きく見えるのはそもそも、顔に余分なお肉がついていることが一因。
背筋を鍛えることを習慣にしていると、大きな筋肉でもあるため効率的に筋肉が鍛えられて基礎代謝が上がり、消費カロリー・エネルギーが増えて脂肪燃焼、小顔につながっていくのです。
首が長く見えて小顔につながるから
古い時代から小顔で美人、整った顔立ちの女性ほど首が長い特徴があると言い伝えられてきたほど、首の長さは小顔に見える重要な要素。
背筋を鍛えるようにすると、姿勢が整って骨格・内臓・筋肉のゆがみがリセットされ、首が細く長く見えるようになります。
そして背筋は首周りの筋肉にもつながっているため、背筋を鍛えると首周辺の筋肉も鍛えられて細く長いネックラインに整います。
首が細く長いと、首の長さによって顔の大きさが目立たなくなり、背筋・首の筋肉がしっかりしていることで顔まわりもホールドされます。
すると、顔の大きさの原因となるたるみや血行不良、骨格のゆがみが解消されて小顔を長くキープできるようになるのです。
背筋の種類別にチェック!小顔との関係性とは?
ひとことに背筋と言っても、3つの種類がありそれぞれに役割や小顔との関係性が異なっていること、ご存じでしたか?
背筋の種類別の役割を知っておくと、バランスの良いトレーニングができ、小顔にかかわりの深いパーツをくまなく鍛えられるため、小顔・キレイな姿勢・基礎代謝の向上と嬉しい恩恵を実感できるようになります。
ここでは背筋の種類と小顔との関係性を詳しく見ていきましょう。
僧帽筋(そうぼうきん)と小顔の関係性
僧帽筋は背中の上部にあり首下から肩の中央、肩甲骨の間を挟むように逆三角形のカタチで存在しています。
僧帽筋は小顔にもっともかかわりの深い背筋で、このパーツを鍛えておくと肩甲骨がしなやかに動き、血流が良くなって顔まわりのデトックス、基礎代謝向上につながります。
- 肩こりが常態化している
- 腕を回そうとしてもスムーズにできない、痛みがある
- 肩甲骨を押されると痛みがある
などのトラブルが出ている場合は、僧帽筋が凝り固まりしなやかさを失っているため、顔まわりのむくみたるみが出やすくなるサイン。
小顔にもっともかかわりの深い筋肉でもあるので、僧帽筋は常に鍛えておきたい背筋となっています。
広背筋(こうはいきん)と小顔の関係性
広背筋は脇に近い背中の端からウエスト部分まで右側は「つ」、左側は「く」の字を描くようにカーブのある背筋のことを言います。
広背筋は、
- 肩関節、腕のしなやかな動きを助ける
- 背中の広範囲を支える役割がある
- 上半身の中でもっとも大きな筋肉
という特徴や役割があり、筋肉の範囲が広いことで鍛えると効率的に基礎代謝が上がり、フェイスラインの余分なお肉を燃焼する、基礎代謝UPにつながります。
肩こりや上半身の重だるさを感じやすい方は特に、広背筋がしなやかさを失いめぐりが悪くなった状態。
顔のお肉を燃焼する、基礎代謝にかかわりの深い背筋でもあるため、広背筋のトレーニングは欠かせない習慣と言えます。
脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)と小顔の関係性
脊柱起立筋は、背中の中央・肩甲骨の間からお尻の上までまっすぐに伸びる背筋群を指します。
姿勢を整え、保持する重要な役割を持つため、脊柱起立筋が鍛えられていないと上半身を支えるパワーが低下し、猫背や傾きがちな体勢、巻き肩などになって顔まわりに老廃物が溜まり、顔の大きさにつながってしまいます。
脊柱起立筋は背中にある筋肉の中でも大きく広範囲に伸びているため、姿勢に気をつけたりトレーニングで鍛えていると、顔痩せのもととなる基礎代謝がアップし、首の細さや長さもキープできるようになるでしょう。
背筋を鍛えて小顔にする効果的なやり方は?
背筋を鍛えてシャープな小顔に近づくためには、正しい姿勢を身につけて維持することや、背筋にフォーカスしたトレーニングを日常的に行うことが重要。
ここでは背筋を鍛えて小顔に近づく、姿勢の整え方と効果的なトレーニング法をまとめてご紹介します。
小顔に近づく姿勢の整え方
デスクワークなど姿勢が乱れやすいシチュエーションでも、以下のような小顔に近づく正しい姿勢を心がけてみましょう。
- 椅子に深く座り、クッションなどで背中を支える
- 骨盤を立て、肩甲骨を軽く閉じながら背筋を伸ばし、胸を張ってアゴを軽く引く
- 頭のてっぺんが1本の糸でつられているようなイメージでまっすぐに姿勢を整える
上記のポイントを押さえた姿勢は、内臓・筋肉・骨格が正しい位置に固定されることでめぐりが良くなり、老廃物の排出・酸素の取りこみがスムーズになって小顔に近づくことができます。
小顔に近づく背筋の鍛え方
- 壁に両手をつき、両後ろ脚をやや斜めについて全身を支える
- 右側の手を壁から離し、後ろ側にスイングしながら肩甲骨、ウエストをひねるようにする
- 反対側も同じように、30回ずつ繰り返す
背筋壁トレは自宅でもオフィスでも壁を使って手軽にでき、小顔にかかわる3つの背筋をまんべんなく鍛えて基礎代謝、燃焼にアプローチできます。
最後に
小顔ケアは単純に顔だけではなく、顔まわりを支える背筋を鍛えることが重要なんですね。
姿勢を正しく整え背筋を鍛える意識を高めながら、理想的な小顔に近づいていきましょう。