スキンケアしない方が肌が綺麗になるって本当?美肌になる理由を解説!
今はアイクリーム、導入美容液、ナイトパックなどたくさんのスキンケア商品が並んでいますね。
様々なスキンケアで自分を磨くことは女性にとっては特別な時間。
しかし過剰なスキンケアは綺麗な肌から遠ざかってしまう原因になります。
そこで今回は以下について解説していきます。
1.綺麗な肌とは
2.スキンケアしない方が肌が綺麗になる理由
3.スキンケアで肌を綺麗にする秘訣
4.スキンケアだけではない肌を綺麗にする習慣
この記事を読むことで、綺麗な肌に必要な知識を身につけることができます。
綺麗な肌とは?
そもそも綺麗な肌とはどのような肌でしょうか。
「赤ちゃんのような真っ白な肌」「憧れの女優さんのようなハリのある肌」人によってイメージする綺麗な肌は様々です。
一般的に綺麗な肌と言われる欠かせない要素をいくつかご紹介します。
みずみずしい肌
肌がうるおいに満ち、乾燥していない状態。
みずみずしい肌は、しっとりと滑らかで健康的に見えます。
透明感がある肌
肌に程よい血色があり、色むらがない状態。
透明感がある肌は内側から透き通る明るさがあります。
ハリがある肌
肌にしっかりとした弾力があり、シワたるみが少ない状態。
ハリのある肌は触れると弾むような質感で年齢を重ねても生き生きとした印象を与えます。
スキンケアしない方が肌が綺麗になる理由
だれもが綺麗な肌を手に入れるために行っているスキンケア。
ですがスキンケアしない方が肌が綺麗になることもあります。
過剰なスキンケアによるバリア機能の低下
スキンケアをしない方が肌が綺麗な理由は、過剰なケアが肌のバリア機能を低下させてしまうからです。
私たちの肌には、自らを守る機能「バリア機能」が備わっています。
このバリア機能は、肌の水分を保ち、外部からの刺激から肌を守る役割を果たしています。
綺麗な肌は、このバリア機能が正常に働いている状態です。
しかし、過剰なスキンケアはバリア機能を低下させ、肌を外的刺激に対して無防備にしてしまいます。
その結果、様々な肌トラブルが引き起こされるのです。
バリア機能が低下が引き起こすリスク
バリア機能が低下することで下の様々な肌トラブルの原因を引き起こす可能性があります。
赤みやかゆみ
外部からの刺激に対して敏感になり、少しの摩擦でも赤みやかゆみを感じ、洗顔やスキンケア商品がしみることもあります。
乾燥やひりつき
肌の水分保持力が低下することで肌が乾燥し、洗顔後や入浴後に肌がつっぱる感じます。
また肌の皮むけが引き起こされることも。
ニキビや吹き出物
ターンオーバーの乱れによって古い角質が残り毛穴が詰まりやすくなり、ニキビができやすくなります。
シミや色素沈着
肌が正常にメラニンを排出できなくなると、メラニンが蓄積されやすくなります。
さらに、この状態では紫外線のダメージを受けやすくなり、メラニンの生成が促進されます。
その結果、シミとなって肌に現れやすくなります。
肌が綺麗にならないスキンケア
綺麗な肌をつくるのに大切な肌のバリア機能。
このバリア機能を低下させてしまう原因となるスキンケアを解説します。
複数のスキンケアアイテムを使用
肌には保つことのできる水分量が決まっています。
複数のスキンケアアイテムを使用し過剰に水分を与えてしまうと本来持っている肌の水分保持力を弱めてしまう原因に。
また肌に触れる回数も増え摩擦による刺激が加わり肌のバリア機能を低下させる要因となるのです。
誤ったスキンケアアイテムの使用
「レチノール」「高濃度ビタミンC」など特定の悩みにアプローチするスキンケアが増えてきました。
正しく使用すれば十分に効果を実感できますが、使用量や使用期間を守らず使用することにより肌のバリア機能が低下し肌トラブルを引き起こす原因になります。
スキンケア頻繁に変える
スキンケア業界では常に新しいトレンドが生まれ、魅力的な製品が次々と登場します。
しかし、肌には「恒常性」という、内部環境を一定に保つ機能があり、頻繁にスキンケアを変えると肌はこの急激な環境変化に適応できず、過剰に反応することも。
その結果、赤みやかゆみなどのトラブルが発生するリスクが高まります。
スキンケアで肌を綺麗にする秘訣
スキンケアは正しく行えば綺麗な肌のサポート役になります。
そのために必要なことは「今の肌質を知る」「肌質に合わせたスキンケアを選ぶ」です。
今の肌質を知る
肌質は環境や年齢によって常に変化していきます。
そのため自分の肌と向き合うことは綺麗な肌に欠かせない習慣となります。
簡単に始められる今の肌質を知る方法をご紹介します。
起床後の肌を観察
起床後の肌は、睡眠中の水分や油分のバランスの変化を観察できます。
具体的には肌全体的にカサつきやつっぱり感があるのか、それともベタついているのか確認してみましょう。
さらに寝不足時の肌がくすむ、飲みすぎた翌日に肌がむくむように肌に影響を与えている環境要因や生活習慣を起床後の肌を観察することで把握することもできます。
洗顔後の肌を観察
洗顔後の肌は今使用しているスキンケアが肌に合っているかどうかを確認できます。
洗顔後5〜10分放置し、その後の肌は全体的につっぱりが酷いのか、赤みが出ているのか確認してみましょう。
自分の肌に合っているスキンケアは洗顔後しっとりとした感触で、つっぱりや乾燥がないことが理想的です。
肌質に合わせたスキンケアを選ぶ
肌質は大きく4タイプ(乾燥肌、脂性肌、混合肌、普通肌)に分類されます。
しかし、これらは固定的なものではなく、年齢や季節、生活環境などによって変化します。
今の肌質を知り、その時々の肌状態に適したスキンケア製品を選び、使用することが大切です。
普通肌
水分と皮脂のバランスが取れた理想的な状態。
肌トラブルは少ないものの季節の変化に敏感なため、基本的な保湿ケアをし、季節や肌の状態に応じて柔軟にスキンケアを調整しましょう。
脂性肌
常に肌のベタつきが気になる状態。
過剰な皮脂によるニキビや毛穴の黒ずみ肌トラブルを引き起こしやすいため丁寧な洗顔で余分な皮脂を落とし、オイル系の油分は極力さけるのが安心。
また皮脂分泌を抑制してくれるビタミンCなどの配合されたスキンケア商品を取り入れましょう。
乾燥肌
常にカサつきやつっぱり感が気になる状態。
洗浄力の優しい洗顔料を選び、必要以上に肌の水分を逃がさないことが大切です。
さらに、保湿力が高いと言われるヒアルロン酸やグリセリンなどを含むスキンケア商品を取り入れ、ハンドプレスでしっかりと肌に馴染ませましょう。
混合肌
肌の箇所により乾燥やベタつきがある様々な肌質が混在している状態。
洗顔はベタつきが気になるところを中心にしっかりと洗い、クリームなどの油分を使用する際は肌の箇所に合わせた細かいスキンケアを心がけましょう。
スキンケアだけではない肌が綺麗になる習慣
今の肌質を知り、肌質に合わせたスキンケアを選ぶことは肌を綺麗に保ちます。
ですが肌の綺麗さはそれだけでなく日々の生活習慣が大切です。
綺麗な肌は日常から生まれる
綺麗な肌は日々の生活習慣から生まれます。
それは、バランスの取れた食事、十分な水分補給、質の良い睡眠、適度な運動、そして紫外線対策です。
これらは互いに影響し合うため、どれか一つだけでなく、全ての習慣を整えることが重要。健康的な生活習慣を維持することで、肌のバリア機能が正常に保たれ、綺麗な肌をつくる基盤となります。
綺麗な肌は心の幸せも影響する
心の幸福感は肌の綺麗さに大きく影響します。
なぜなら、幸せを感じる際に分泌されるホルモンが肌に良い効果をもたらすためです。
特に「オキシトシン」は、肌のバリア機能を強化し、表皮再生を促進する働きがあると言われています。
心地よい環境づくりや幸福感を高める活動も、綺麗な肌を作る習慣のひとつです。
まとめ
スキンケアをしない方が肌が美しくなる理由は、過剰なスキンケアによって肌のバリア機能が低下するからです。
美しい肌を保つためには、自分の肌質を理解し、それに合ったスキンケアを選ぶこと。
また、日々の生活習慣も重要です。
これには、バランスの取れた食事、十分な水分補給、質の良い睡眠、適度な運動、心地よい環境づくりなどが含まれます。
これらは日々の積み重ねによって綺麗な肌を手に入れることができるでしょう。
ぜひご紹介した内容を参考にして、少しずつ取り入れてみてくださいね。