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レチノールの「a反応」とは?どのタイミングで出るかや対処法を解説!

レチノールの「a反応」とは?どのタイミングで出るかや対処法を解説!

実際の年齢よりも老けた印象に見られてしまうシワやたるみ、肌の凹凸やくすみが目立つ毛穴トラブルに、「レチノール」は効果的・代表的な美容成分です。

 

エイジングケア専用の数多くのコスメに使用されているレチノールですが、使用後の「a反応」において、さまざまな肌トラブルが出やすく、原因や対処法が気になるところ。

 

また、実際にレチノールコスメを使ってa反応が生じ、成分が合わないのかとショックを受けた方も少なくはないでしょう。

 

今回はレチノールコスメを使用後によくあるa反応について、症状や状態、安心の対処法をわかりやす解説!

 

レチノール本来の美容効果を実感して安心・安全に使うために、a反応に関するお役立ち情報をぜひ参考にしてくださいね。

 

 

レチノールってどんな美容成分?特徴や効果をおさらい!

 

シワや毛穴、くすみトラブルなどの肌悩みに、他の美容成分よりも強力な効果が期待できると言われているレチノール。

 

「ビタミンA」や「レチノイン酸」と呼ばれることもあるレチノインについて、そもそもどんな特徴・効果があるのか、基礎知識をおさらいしてみましょう。

 

 

 

レチノールの特徴

レチノールは、身近な食べ物やサプリメントに含まれるビタミンAの別称で、2017年に大手化粧品ブランド・資生堂がシワを改善する美容液にレチノールを使用し、そのコスメの効果や使用感の良さが話題になったことで広く注目を集めるようになっています。

 

厚生労働省によって、レチノールは悩める年齢肌のサイン、シワやたるみの改善・予防効果が承認されたことでいろいろなコスメに使用されるようになり、以下肌質や悩みに合わせて選べる、6つの種類が展開されています。

 

①安定型ビタミンA 成分や効果の安定性と低刺激性の両方を兼ね備えている
②純粋(ピュア)レチノール レチノールそのものの純度をキープしている
③酢酸レチノール 皮膚への浸透性、保持力に優れている
④リノール酸レチノール シワ、シミ、くすみのマルチな美容効果が期待できる
⑤レチノイン酸トコフェリル 皮膚への浸透、保持力、保湿性に優れている
⑥レチナール 安定性が低いことで日本製のコスメには使用されないことが多い

 

 

 

レチノールに期待できる効果

エイジングケアコスメの代表的な美容成分だけあって、レチノールには以下のような美容効果が期待できます。

 

 

 

シワやたるみの改善・予防

レチノールコスメを使うと、肌細胞のひとつとなる線維芽細胞の活性化をサポートします。

 

線維芽細胞は、肌のハリやツヤを助けるコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を作り出す組織で、加齢とともに機能が衰え、シワやたるみが目立ってしまいます。

 

レチノールは、加齢とともに衰えやすい線維芽細胞の作用を活発にすることで、コラーゲンやエラスチン・ヒアルロン酸の生成が促進し、ハリとツヤ、年齢を感じさせない美肌にアプローチするのです。

 

 

 

ターンオーバーを活発にする

肌のターンオーバーとは、ダメージを受けた皮膚・古い角質が、新しく健康的な肌に生まれ変わるサイクルのことを言い、およそ28日のサイクルが一般的です。

 

ただ、

 

  1. 加齢
  2. 肌の乾燥
  3. 生活習慣の乱れ
  4. 冷え
  5. 血行不良
  6. 栄養バランスの乱れ
  7. 睡眠不調

 

など、日常生活におけるささいなきっかけが影響すると、ターンオーバーが乱れ28日以上のサイクルで皮膚の入れ替わりに時間がかかってしまいます。

 

レチノールは、肌のターンオーバーを促すことでダメージ肌の修復や再生、古い角質詰まりを防ぎ、なめらかで健康的な肌をキープする働きがあります。

 

 

 

シミの改善や予防

シワやたるみ専用の美容成分、というイメージが定着しているレチノールですが、実は紫外線ダメージや肌への摩擦、刺激が原因のシミやくすみの改善・予防にも効果を発揮します。

 

レチノールがシワやくすみのケアに効果的なのは、ターンオーバーの促進によってシワやくすみの原因・皮膚に隠れたメラニン色素を押し出し、排出する作用があるため。

 

メラニン色素を押し出す作用で肌の透明感をキープでき、さらには将来的なシミ・くすみ予防にもアプローチします。

 

 

 

ニキビ肌の改善・予防

エイジングサイン専用のコスメに使用されることが多いレチノールですが、実はニキビ肌の改善や予防にも効果を発揮します。

 

その理由は、レチノールのターンオーバー促進作用によって、ニキビ肌の原因となる古い角質・アクネ菌が押し出されるため。

 

なめらかな角質とアクネ菌のない健康的な肌に整うことから、繰り返しやすいニキビの予防・改善にアプローチできるのです。

 

 

レチノールの「a反応」ってどんなトラブル?詳しい状態をチェック!

 

レチノールは前項までにお伝えしたように、あらゆるお肌悩みに万能な効果を発揮する成分ですが、使用後の「a反応」に悩む方が少なくはないよう。

 

レチノールとセットで注意喚起されることが多いa反応とは、いったいどんな状態を指すのでしょうか?

 

ここではレチノールコスメを使う際に知っておきたいa反応について、詳しい状態をまとめてみました。

 

 

 

ターンオーバー促進による肌への影響

レチノールコスメを使ったことがない方にとっては、あまり見聞きしないa反応ですが、この反応はターンオーバーが活発になることによる、「一時的な肌の過剰な変化」のことを言います。

 

レチノールを使うと、ダメージ肌や古い角質が蓄積した肌が、新しく健康的な肌に生まれ変わるターンオーバーが活発になります。

 

そして、レチノールのビタミンAが皮膚にどんどん吸収されることで肌が一時的に驚いた状態になり、赤みやヒリヒリ感、炎症などが起こってしまいます。

 

ターンオーバーとこれまで受け入れたことのなかったビタミンAという成分が肌に入り込むことで肌がびっくりした状態になり、一時的に赤みや痛み、かゆみなどのトラブルが出やすくなるのです。

 

 

 

皮脂分泌を抑える影響がa反応の一因

食べたもののない物を食べておいしさやまずさに驚き、びっくりしてしまうのと同じように、レチノール化粧品を使った後のa反応は、皮膚がこれまで知らなかったビタミンAを受け入れて過剰な反応をしている状態。

 

前項でお伝えしたように、レチノールのa反応が出てしまうのは、ターンオーバーの活性化とビタミンAへの過剰反応以外にも、レチノールに皮脂分泌を抑える作用があるためです。

 

皮脂というと、ニキビや顔のテカリ、べたつきの原因というマイナスなイメージがありますが、皮膚の水分を包み込んで保湿し、乾燥を防いだり、肌に自然なツヤ感を与えるプラスのメリットがあります。

 

そのため、レチノールを使うことで皮脂分泌が抑制されてしまうと、水分が油分に守られず蒸発し、水分と油分のバランスが崩れて乾燥、ヒリヒリ、痛み、赤みなどのトラブルが出やすくなってしまうのです。

 

 

 

レチノールの「a反応」、出やすい症状とは?

レチノールコスメを使うと出やすい「a反応」ですが、具体的にどんな症状が出るのか、気になるところではないでしょうか?

 

ここではあらかじめ知っておくと安心、レチノールのa反応における具体的な肌トラブルと原因をまとめてみました。

 

 

 

肌の赤み

レチノールのa反応の代表的な肌トラブルが、皮膚の赤み。

 

この理由は、レチノールの成分が血管に強く作用して血流が過度になることで皮膚に赤みが生じてしまいます。

 

敏感な肌質の方の場合は、やけどをした際のような目立つ赤みが出るケースが少なくはありません。

 

レチノールのa反応による赤みはさらに、表皮細胞の増進が活発になることも原因のひとつと考えられています。

 

 

 

ヒリヒリとした痛み

レチノール配合のコスメを使った後に出やすいa反応には、ヒリヒリとしら肌の痛みがあります。

 

この原因は、レチノールが一時的に皮膚に刺激を与えることで起こり、好転反応的なa反応とは気づけずに、肌に合わないと判断して使用をやめてしまうケースが少なくはありません。

 

レチノールのa反応によるヒリヒリとした痛みは、決して肌質にレチノールが合っていないわけではなく、一時的な肌の過敏な反応のため、肌状態をしっかりと観察しておくことが、いろいろな美容効果を実感するポイントになります。

 

 

 

かぶれや皮むけ

レチノール配合の化粧品を使った後に出やすいa反応には、かぶれや皮膚の皮むけなどもめずらしくはありません。

 

このa反応が出てしまう原因には、レチノールに古い皮膚から新しい皮膚に入れ替える、ターンオーバー促進作用があるため。

 

ターンオーバーがレチノールによって活発になると、皮膚が生まれ変わるサイクルが早くなるため、かぶれや皮むけが出やすくなるのです。

 

 

 

かゆみ

レチノールを使った後に出やすいa反応には、ストレスにも感じやすいかゆみがあります。

 

この原因は、レチノールが皮膚の血行・ターンオーバーを促進させることで肌温度が上がり、炎症を起こすことでかゆみや痛痒さにつながってしまいます。

 

場合によっては皮膚をかきむしるようなかゆみが出るケースもありますが、あくまでa反応のため、肌質に合わない・使用を避けるなどの自己判断に注意しましょう。

 

 

 

レチノールのa反応は「一時的な好転反応」

レチノールを使った後に、赤みやかゆみ、ヒリヒリ感のa反応が出ると、成分が肌に合わずトラブルになっているというショック・不安を感じてしまうかもしれません。

 

ですがレチノールのa反応は、「一時的な好転反応」と考えられているんです。

 

好転反応とはそもそも、マッサージなどを受けた際に一時的に血流・代謝が活発になってカラダのダルさや頭痛を感じる不調のこと。

 

そして、レチノールが皮膚に入り込み、シワやたるみのケア、ターンオーバーの促進、ニキビケアなどの効果を発揮しているサインでもあります。

 

レチノールのa反応も上記の変化によく似ていて、これまで受け入れてこなかったビタミンAに皮膚が過度に反応して起こる変化のため、あくまで一時的で長期化することはほぼありません。

 

レチノールコスメを使い続けるうち、肌が受け入れ慣れていく状態になるため、シワやシミ、ニキビ肌改善の効果が実感できるようになるでしょう。

 

 

レチノールのa反応はどのタイミングで出る?いつまで続く?

 

レチノールのa反応が、シワやたるみのケア、ターンオーバーの活性、メラニン色素排出などいろいろな美容効果を発揮しているサインと理解しても、赤みやかゆみはどのタイミングで出ていつまで続くのか、不安に感じる影響ではないでしょうか?

 

レチノールコスメの効果が活きているサインのa反応でも、肌に赤みやかゆみ、ヒリヒリとした痛みが出てしまっては、日常生活やメンタル面に良くない影響が出てしまうことでしょう。

 

ここではレチノールのa反応について、出やすいタイミングと持続する期間の目安をご紹介します。

 

 

 

レチノールのa反応は「使い始め」に出る

レチノールのa反応がどのタイミングで出るのか、その答えは「使い始め」がもっともと考えられています。

 

これまでレチノールを知らなかった肌が、新しくレチノールを受け入れることで過度に反応し、使い初めに赤みやかゆみ、ヒリヒリなどのトラブルが出やすくなります。

 

 

 

乾燥肌、敏感肌は特にa反応が出やすい

レチノールのa反応は、肌質にかかわらずに出やすい傾向にありますが、特に「乾燥肌」「敏感肌」の方が著しく出ると言われています。

 

この理由は、乾燥肌や敏感肌は他の肌質に比べて水分・油分のバランスが不安定で肌機能が低下しているためです。

 

 

 

レチノールのa反応は数日~2週間続く

肌質にもよるものの、レチノールのさまざまな症状・a反応は、数日~2週間程度続くと考えられています。

 

ただ、レチノールを使うたびに目立つかゆみ・赤みが出るわけではなく、使用を重ねるとともにa反応の出方は和らぎ、皮膚がレチノールの成分に慣れて肌質が落ち着いたり、シワやたるみ、ターンオーバー活性化の効果が実感できるようになるでしょう。

 

 

 

水分量が多い肌ほど回復が早い

レチノールのa反応は、水分量が多い肌ほどヒリヒリや赤み、かゆみなどからの回復が早い傾向にあります。

 

この理由は、皮膚の水分が外的な刺激を跳ね返すバリア機能の役割を担っているため。

 

肌の水分が多いと、レチノールの一時的なa反応のダメージを受けても、跳ね返しうるおいを守るパワーが備わっていることで、短期間で健康的な肌質に戻ることがあります。

 

 

 

長期的な肌トラブルはa反応ではない可能性が?

レチノールを使い、ヒリヒリや赤みが長く続いて緩和する傾向にない場合は、a反応ではなく肌質に合わない・刺激がかかっているサインと言えます。

 

a反応の場合は、レチノールを繰り返し使うたびに肌が鎮静化するため、トラブルが長期化している場合は他の成分でのエイジングケアを検討する必要があるかもしれません。

 

 

レチノールのa反応が出たら…?健やか肌を取り戻す対処法!

 

レチノールのa反応が出て余計に不安・ストレスを感じてしまった、そんなトラブルにも安心の、健康的な肌を取り戻す対処をまとめてみました。

 

 

 

頻度、使用量を調整

a反応によるダメージに不安になってしまったら、

 

  • 使用頻度を週1~2回に調整
  • 目安量よりも少なく使用

 

する対処を取って様子を見ながら、少しずつレチノールを肌に慣らしていくよう工夫しましょう。

 

 

 

一時的に冷やす

赤みやヒリヒリ、炎症などが出てしまった場合は、患部を一時的に冷やすと過度な血流が収まり症状の鎮静化に役立ちますよ。

 

冷やし過ぎてしまうと肌への負担が強く出るため、5分程度と時間を決めておくことがポイントです。

 

 

 

抗炎症作用のある塗り薬を使う

レチノールのa反応を早めに治したい際には、抗炎症作用のある塗り薬を使うことがおすすめです。

 

この時、ステロイド配合の塗り薬を使ってしまうと余計に皮膚にダメージが加わるため、ステロイドが配合されていない塗り薬を選ぶようにしましょう。

 

抗炎症作用のある塗り薬には、以下のような効果のある成分が使用されています。

 

トラネキサム酸 炎症を抑え皮膚の透明感を引き出す
グリチルリチン酸ジカリウム 抗炎症、鎮静、肌荒れ改善・予防に効果がある

 

上記のような抗炎症成分は、美白や肌荒れ、低刺激性、敏感肌専用のコスメにも使われることが多く、炎症の原因となるプロスタグランジンという物質の作用を抑制し、健やかな肌に導く効果が期待できます。

 

 

 

レチノール化粧品の管理を徹底する

レチノールは紫外線や熱、湿気や高温、冷えた室内など環境や温度、湿度によって成分が変化しやすいデリケートな成分です。

 

レチノールが上記のような影響を受けて酸化し、その変化に気付けず使用を続けてしまうとa反応とはまた違ったダメージの原因になるため高温多湿、直射日光を避けた場所で、密封した状態で保管するよう心がけましょう。

 

 

おわりに

 

話題の美容成分・レチノールですが、使用後のa反応に驚いてしまうケースが少なくはありません。

 

繰り返しお伝えしたように、レチノールのa反応は「一時的な肌の反応、美容効果が期待できるサイン」でもあるので、肌を観察しながら正しく継続使用していきましょう。

 

レチノールのa反応に対するセルフケアを繰り返しチェックして、レチノール本来の効果で理想の美肌を目指してくださいね。

 

 

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